姉キャラは好きですか? その7

586 :忘れられた頃に陽子姉さんSS :2006/04/10(月) 00:28:30 ID:LIS4jOoL0

(>>540のつづき)


────冷や水をかけられたように背筋が冷たい。
眼前には上体を起こした弟。自分は全裸の彼の腰に、ほぼ半裸の状態で圧し掛かったまま。
言い逃れとか、言い訳を考える余裕も無い。
彼女に残されたものは、ただただ混乱した思考のみだった。

陽子「…あ、あのね! これは…、これは違うの!」
弟「───何が、違うって言うのさ──」
陽子「……!!」

何が違うというのだろうか。弟に欲情し、弟で快感を貪った自分。
だが認めたくなかった。それを認めてしまうことは自分の理性を、
そして彼が陽子へ寄せる信頼を裏切ってしまうことを恐れているからだ。

陽子「……め……、ごめ…ん……。」

────嫌われた──。
陽子の心中は後悔と謝罪と、弟に軽蔑されることへの恐怖心で一杯だった。



弟「────────ずるいよ…。」
陽子「──ぇ?」

自責の念に押しつぶされかけ俯いていた陽子の面を、弟から発せられる言葉が上げさせた。

弟「陽子姉さんばっかり…、僕の見たり…してたんでしょ?」
陽子「…………?」
弟「僕だって…恥ずかしいよ…。…だから───」

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