【最狂の 寝取 られとは?第6夜】

21 :名無しさん@初回限定 :2006/09/22(金) 10:12:37 ID:E4o4uRsU0

一人で育てるという事だろうか、それとも僕と?
だが、いくらなんでも僕は違う男の子供を育てるという、情けない真似はしたくなかった。
僕が思い悩んでいるのを見て彼女は微笑んだ。
「安心して、結婚するのは他の人よ。まとめて責任を取ってくれるって」
その言葉は更に僕を驚かせた。
という事は彼女は二人でなく、三人と付き合っていたというのか。
しかも、その男は他の男と付き合っていたのを知りながら、責任を取ろうとしている。
その男に比べ、自分の度量の狭さを実感する。
そもそも今回の件で一番悪いのは彼女だろうが、僕は変な罪悪感を抱く。
「正直、貴方には、罵られても殴られても仕方が無いと思ったわ」
ただじっとしているだけ? この根性無し。
そう侮られている様な気分になる。
下唇を強く噛み締め、何とか言葉を発した。
「……結婚おめでとう」
顔も見たくなかった。急いで席を立ち、背を向ける。
「ちょっと待って」
背中に声が掛けられる。
笑っている様にも聞こえる。
「あなたとはまだ一度もしてないでしょ?
 お詫びというには申し訳ないけど……今からホテルに行かない?」
その時の僕の顔はどんなだったろう。
怒りに顔が歪んでいた?
悲しみに打ちひしがれていた?
それとも嬉しさのあまり、口が大きく開いていた?
どうでもいい。
結局僕はその場を逃げる様に去ったのだ。

25 KB