ここは「処女はお姉さまに恋してる」のSSスレです。
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Q&Aテンプレは>>3-4
ある晴れた日のお昼休み
瑞穂ちゃん、紫苑さま、圭さん、美智子さんが屋上でお弁当を広げています
ふと、圭さんが空を見上げ一言
「さてみなさん、あそこの雲を消してみせましょう」
三人が「?」な表情で圭さんの視線を追い一つの雲を見つけました
圭さんが腕を伸ばし手のひらを広げくるくる回します
するとどうでしょう、雲がすっかり消えてしまいました
紫苑さまと美智子さんは目をぱちくり、でも瑞穂ちゃんは
「ふふふふふ、今回はタネを見破りましたよ、圭さん」
瑞穂「かっ・・・」
紫苑「かっ・・・?」
瑞穂(言えない…「ゆかり神社復興計画、略して『かっ』」なんて言えない・・・)
めぐひら体験版をいまさらやってみました。
「え?今のはタネがあったんですか?」
紫苑さまが聞き返します
「はい、簡単な気象知識です。
今、消えた雲は積雲といって、発生してから2〜3分で消えてしまうんです。
圭さんは消えるタイミングを見計らっていた、そうでしょう?」
「はい、正解、良くぞ見破った。では、今度はどうかしら?」
圭さんはそういって、美智子さんのお弁当を包んでいた水色のハンカチを手に取りました
「さて、向こうに積乱雲が発生しているわね、お次はあれを消しましょう」
圭さんはみんなの視界と積乱雲をハンカチでさえぎり、少しハンカチを揺らします
「3・2・1・はいっ」
カウントダウンとともにハンカチをはずすと積乱雲は跡形もなく消えていました
「「「???」」」
「あの…瑞穂さん?…今のは……」
「なんていうか…ありえません」
瑞穂ちゃんと紫苑さまは驚くばかり
「まあ、圭さんのマジックですからねえ」
美智子さんだけは、「圭さんならなんでもあり」という感じです
「はい、ハンカチ返すわね」
美智子さんのハンカチには入道雲の絵が追加されていましたとさ