【姉しよ】きゃんでぃそふとSSAAスレ15【つよきす】

1 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:10:36 ID:W2juhzRB0

きゃんでぃそふと作品「姉、ちゃんとしようよっ!」「つよきす」のSS&AAネタ投稿スレッドです。
作者が同じタカヒロ&白猫参謀ということで、みなとそふとの「君が主で執事が俺で」に関するものも
暫定的に扱いますが、みなと作品専用スレが立ったらそちらへ投稿してください。

★保管庫
きゃんでぃそふと SS&AA保管庫 (過去ログも保管)
ttp://yellow.ribbon.to/~nechan2/

★前スレ
【姉しよ】きゃんでぃそふとSSAAスレ14【つよきす】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1156764604/

★メーカースレ
きゃんでぃそふとスレ105
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1164769555/
みなとそふと その12
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame/1165720963/

★作品スレ
姉、ちゃんとしようよっ!Part31
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1165932498/
つよきす(きゃんでぃそふと)part220
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1165826241/

★ネタスレ
こんな柊姉妹は嫌だ!4【つよきすも可?】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1146873896/
姉、ちゃんとしようよ海お姉ちゃんハアハアスレ1
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1128968802/

2 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:11:16 ID:W2juhzRB0


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ きゃんでぃそふとSSAAスレの星5つの誓い
┃1つ、スレはむやみに上げない
┃2つ、作者への感謝を忘れずに。読者への感謝を忘れずに。
┃3つ、SS投下とのリアルタイム遭遇では支援を推奨
┃4つ、気にいらなくても荒らさない、荒らされても反応しない
┃5つ、いつも笑顔でいること

┗━━━   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ━━
     _ < ここはテンプレの村です      、,
   '´,  `ヽ\_________     '´ '`´ ゙ヾ
   !爪リリ从)ゞ                   { ソ从从シ}
  ノwリ゚ ヮ゚ノル   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\    メ(リ;-__-ノリ
   ⊂)个iつ  既にセリフが     \  ノ,'くj `i´lヽ
  .  く/_|j〉  パターン化しちまったな>((  ll_ハ_iJ
      し'ノ    ________/  ゙  i_7、」

3 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:11:55 ID:W2juhzRB0

        _)___
      '´  ヽ_ヽ
      l、lノノ八l )  <柊家の長女、皆のお姉さん
   ´\ リl|.゚ ヮ゚ノ<⌒> 柊雛乃である。
  ( ● ⊂[ .ヽソ/ ]⊃  .疑問にずばり答えてやろう
.   ヽ/ .└|--|┘
.      . ノl__」
Q、職人さんのSS投下最中に張ってある支援とか、C、私怨etcってなんですか?荒らし?
A、うむ。あれは総じてしえんと呼ばれるものである。
世の中には荒らし対策用の連投規制なるものがあってな。時間によるのだが、
だいたい3回くらい連投すると、規制がかかってしまうのじゃ。これにかかると職人さんが、
続きを書き込めなくなってしまうのでな。すれ住人による手助けが必要になってくるわけじゃ。
お主がりあるたいむでSSが投下される瞬間に出会った時には、是非支援をして差し上げるが良い。
Q、スレにあるSS、AAだけじゃもの足りないです。
A、で、あるか。お主も欲張りな奴よのう。そういう奴のために>>1に書いてあるように、
過去すれのSS、AAを集めた保管庫というものがある。
保管庫の中の人に感謝を忘れずに読みふけるが良い。それでも物足りなければ、
いっそ自分で書いてみるのも我的には面白いと思うがのう。
Q、お嬢ちゃん賢いねー。ほら、キャラメルをあげよう。
おぉ・・・これがまた美味でな・・・って違うわ!我をあなどるでないぞ
         __
           | |  ̄ `ヽ
         ||_    ` 、 粛清……淘汰……
        __)_∩ `ヽ    l
      〃 ,^i^ ヾ  l   i
     i ,ノノ八)〉  i   i ガッ
 .    ゙ヾl#"-ノゝ  l .人_∧∩
      /ヽソ _ン. ノ<  >Д´)/
       l_/r==l l ´-‐'∨   /
       く/l_ゝ

4 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:12:31 ID:W2juhzRB0

  【投稿ガイドライン】
1.テキストエディタ等でSSを書く。
2.書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
 投下の際は2分以上間隔をあけないと連投規制にあって書き込めなくなるので注意。
 名前の欄にタイトルを入れておくとスマート。
 なお、一回の投稿の最大行数は32行、最大バイト数2048バイトです
3.SSの書き込みが終わったら、名前の欄に作者名を書きタイトルを記入して、
 自分がアップしたところをリダイレクトする。>>1-3みたいな感じ。
4.基本的にsage進行でお願いします。また、長文uzeeeeeeと言われる
 恐れがあるため、ageる場合はなるべく長文を回した後お願いします。
5.スレッド容量が470KBを超えた時点で、
 ただちに書き込みを中止し、次スレに移行して下さい。

6.書き手の方々へ。
 心構えとして「叩かれても反応が無くても泣かない」位の気概で。
 何を書こうが作者の自由。どんな反応を返そうが読者の自由。
 的確な感想・アドバイスレスをしてくれた人の意見を取り入れ、更なる作品を目指しましょう。

5 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:28:50 ID:W2juhzRB0

前スレのみなとそふと作品受け入れ議論のまとめ

【受け入れ賛成派】
・同じタカヒロ作品なので、スレタイを変えれば受け入れられる
・どうせ投稿が減っているので受け入れていい

【受け入れ反対派】
・いずれメーカー別に専用スレが立つ

【様子見派】
・とりあえず、専用スレが立つまでは受け入れておくか
・専用スレが立つかどうか様子見をしながら、このスレの終盤で議論しよう

6 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:37:28 ID:wp6WN0qc0

7 :名無しさん@初回限定 :2006/12/14(木) 20:38:46 ID:19C9BYA10

>>1

8 :名無しさん@初回限定 :2006/12/15(金) 01:10:47 ID:g0LkVs4m0

>>1
乙です

9 :名無しさん@初回限定 :2006/12/15(金) 01:30:51 ID:aWg3QrME0

つよきす(きゃんでぃそふと)part221
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/hgame2/1166102376/

10 :名無しさん@初回限定 :2006/12/15(金) 18:13:33 ID:m6/zvAoWO

11 :名無しさん@初回限定 :2006/12/15(金) 20:59:31 ID:BkXrRcie0

>>9
30レスいかないうちに
次スレになるに50ドラクマ

12 :名無しさん@初回限定 :2006/12/16(土) 23:35:38 ID:oJw2M+Bz0

この板では、スレの保守は出だし30レスが何時間以内でつかないと、とかは関係ないのか?

13 :名無しさん@初回限定 :2006/12/17(日) 00:03:21 ID:XI9QcauR0

20分以内にレスがつかなかったらカニは俺の妹でスバルは俺の兄で乙女さんが姉

14 :名無しさん@初回限定 :2006/12/17(日) 00:15:29 ID:xsTS9Uqe0

レオ乙

15 :名無しさん@初回限定 :2006/12/17(日) 00:33:46 ID:SZKHVV+G0

20分以内にレスがつかなかったら、フカヒレは>16のもの

16 :名無しさん@初回限定 :2006/12/17(日) 00:35:37 ID:V7UEHmoO0

ここでそういうことはやめなさい

17 :名無しさん@初回限定 :2006/12/17(日) 22:56:45 ID:jjmtzxQp0

333 :名無しさん@ピンキー:2006/12/17(日) 22:53:20 ID:dqVkhRqd0
 断る。姫を諦めきれない
 受け入れる
→断る。誠実たれ

佐藤さんの気持ちは凄く嬉しいが姫の事を諦めきれていないまま付き合うのも気が引ける。
俺は佐藤さんの申し出を断った。

翌日
yp「ねぇエリー、私対馬君にフラれちゃった・・・
   エリーの事諦めきれてないんだって。もっと対馬君を突き放してよ、
   だって振ったんでしょ?良いよね?裏切らないもんね?」

yp(エリーが対馬君をもっと傷つけて、他の親しい子を排除すれば・・・)

yp分がもっと欲しかったせいで夢膨らむ膨らむ、黒yp強いよ強いよ。

18 :名無しさん@初回限定 :2006/12/17(日) 23:51:35 ID:FY72zja00

これ以上レオをドロドロ愛憎劇に巻き込むのはやめてくれ
カニが可哀そうで見てらんねぇよ。

19 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 14:57:41 ID:eGZo2sNhO

つよきすより姉しよの愛憎劇の方がえげつない件について

ヒロインが主人公を殺すエンディングがあるんだぜ

20 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 16:30:28 ID:2w0ZRduF0

酷い事は出来ても、悪い事は出来ないのがypの限界。

21 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 16:39:16 ID:kaTdwxuTO

だれかMighty Heartを耳コピした人いる?

22 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 16:42:40 ID:eGZo2sNhO

>>21
ゲームちゃんと買え
もしくは体験版やるよろし
書いてるから

23 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 16:45:52 ID:kaTdwxuTO

>>22
どゆこと?ゲームなら持ってるが

24 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 17:00:03 ID:kaTdwxuTO

スマンここはPCのほうだった
友人に借りてくる!
ホントスマン

25 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 17:00:45 ID:eGZo2sNhO

ゲーム持ってるのに何故意味が分からない?
君のは箱も説明書もCDもないつよきすなのか?

26 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 17:04:59 ID:kaTdwxuTO

自分のミスなのにごめんなさい
以後注意します
もう一つ質問をおねがいします
どこに載ってるかを教えてもらえませんか?

27 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 17:09:26 ID:xCSZKh1E0

話がかみ合ってない希ガス
耳コピって歌詞じゃなくてメロディだよな?

28 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 17:12:20 ID:kaTdwxuTO

はい。そうです

29 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 20:46:18 ID:MN/h9BGJ0

ようするにこれが欲しいのか
ttp://www.geocities.jp/whim_tribe/tuyo/syu2.html#code

30 :名無しさん@初回限定 :2006/12/18(月) 23:14:23 ID:OXDpzwImO

つよきすキャラでエースコンバットは面白そうだな

31 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 00:10:04 ID:pTk2mQNIO

>>29
本当にありがとうございます

32 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 00:12:50 ID:pTk2mQNIO

>>31すまんテンションMAXでsage忘れた

33 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 00:42:07 ID:5itCOvhq0

>>30
つよきすキャラでドッグファイトさせるのか?
<<ああっ、フカヒレがやられた!>>
<<落ち着けカニ!お前が指揮を引き継ぐんだ>>

俺はアーマード・コアの方が面白そうな気がするようなしないような…

34 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 00:43:09 ID:5itCOvhq0

スマン!俺もテンションに身を任せてたらageちまった…

35 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 17:21:10 ID:kjuxNlnc0

上げてわざわざ謝る奴、久々に見たな

36 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 18:35:58 ID:o9zCeJf2O

やっぱり乙女さんって某キャラに似てる…………
アニメ見てたら重なって見えて萌えてしまった俺はどうするべき?

37 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 21:03:41 ID:ZBTUNl0F0

素奈緒ルートやったけど素奈緒かっこいいな…
ひょっとしたら心は乙女さんより強いかもしれん。

しかしこんな偉大な人物レオにはもったいねぇ。
ナイトくんは姫とでもよろしくやってればいいよ ( ゚д゚)、ペッ
こんないい女見捨てて逃げといて何が騎士だ。氏ね。

38 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 21:06:17 ID:ZBTUNl0F0

本スレと間違えて盛大に誤爆したw
しかしレオにはマジでガッカリだよ…
良い友達に恵まれてラッキーなだけじゃんこいつ。
あれぐらいの気合なら誰でも持ってるっつーの。

39 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 21:22:46 ID:L7WejxFA0

素奈緒マンセールートみたいで嫌いだけどな。
素奈緒を上げるとどうしてもレオが下がる形になったから本編は没だったんだと思う。
PS2版決定したからしょうがなく出馬させたんだろうな。

40 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 21:48:45 ID:StWUwVle0

素奈緒ってつよきすで唯一「いらない子」だからボツになったんでしょ?

41 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 22:18:50 ID:qRAs1Prx0

>>40
「いらない子」というよりは
「あると邪魔なルート」って感じかな

タイプ的にも乙女さんとかぶる部分があっていらないっていえばいらないんだが

42 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 22:20:31 ID:t+AtrCIG0

そろそろやめよーぜ
本スレじゃないんだし
SSこないかなー

43 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 22:24:22 ID:ReicLFIt0

まぁまぁ二人とも、要らないとか言ったら素奈緒ファンの人が可哀想でしょ

44 :名無しさん@初回限定 :2006/12/19(火) 23:13:47 ID:HbFYLcES0

クリスマスネタ妄想

45 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 00:58:34 ID:qCN7tMh50

>>43
いや全然。

46 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 01:27:07 ID:oc+bKPaM0

んじゃ俺が素奈緒を頂いていくよ

47 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 01:32:42 ID:NQA6piVD0

>>46
どうぞ〜

48 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 02:39:08 ID:twyWdZgL0

>>46
おまえには姫をやろう

49 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 03:41:20 ID:t/UbkY8W0

> あれぐらいの気合なら誰でも持ってるっつーの。

そもそも熱血モードとかいうの自体陳腐だよなw

50 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 05:12:24 ID:LAqHEGEt0

ここはいつから雑談スレになったんだ?

51 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 08:19:33 ID:ohFLjqfs0

SSも投下されないことだし、このくらいいいんでない?

52 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 10:28:59 ID:r+4XzzB80

雑談が続いてるだけで、雑談スレにはなってない。スレタイ見ろ

53 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 10:36:27 ID:LAqHEGEt0

>スレタイ見ろ

   俺 の セ リ フ だ

54 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 10:39:19 ID:7VGrWXrh0

SSが投下されないのは保管庫見れば、物凄い量あるのでネタ切れが原因でないかと思ってしまう。
みなとでもいいからSSかもん

55 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 13:06:54 ID:E5NbqH4u0

また議論でもすれば?

56 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 17:19:08 ID:lvTsypRE0

>>50>>53
自分だってここで雑談をしてる一人だってことを自覚しろよ

57 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 17:45:26 ID:gpMCpyNh0

まぁ気長にSS投下待とうぜ。これも雑談になっちまうが

58 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 18:06:26 ID:IjjGCfdb0

じゃーこの際雑談スレでいいじゃない

59 :名無しさん@初回限定 :2006/12/20(水) 23:35:50 ID:P9RNLWB70

じゃあ生産的に、シチュ妄想の雑談しようぜ!

60 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 00:14:05 ID:67cv7OJt0

俺個人としては、カニと子作りできるのはいいんだが
肝心の孕ませる過程がスキップされてるのがどうしても納得いかんのだよ。

61 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 00:17:20 ID:oF22qII20

俺はそこら辺をFDに期待してたよ


エリカBADルートでypとエリカ、どちらかを選べて物凄い修羅場を見れるとか

62 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 00:33:51 ID:RmsCh9BIO

>>61
さぁ、飴に入社するんだ!

63 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 00:57:43 ID:67cv7OJt0

>>62
何年かかるんだw

しかしカニはレオ次第で婚期が凄い変わるなぁ…
カニルートだと絶対本編終了後に音速で妊娠してるw

64 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 02:36:49 ID:Mp0L3I9+O

>>61
PS2版つよきすで追加されてるよ>姫バッドルートで姫とよっぴーを選択
姫がマジ泣きするシーンはオススメ

つよきす2は数十年後の話でレオやカニや乙女さんの孫がヒロインになります
ただし館長は今だ現役という怪

65 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 04:15:38 ID:oTZRPXA0O

>>64
2はあるかね?タカヒロ氏はいないからできても、別物じゃないか・・

66 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 14:45:02 ID:LzH2Ogz6O

レオ入院のSS希望するぜー

67 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 14:46:46 ID:67cv7OJt0

もうシナリオはryoでいいよ
だからこれで終わりなんて言わないでくれ…

68 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 15:03:26 ID:04gg7AiL0

>>63
>音速で妊娠

「……やべ、ゴム切れてる」
「ん……ボク、確か今日安全日?ってやつだから」
「疑問型なのかよ」

数日後

「レオー……あれ、安全日?じゃなくって、危険日?だったかも」
「逆かよ!?」

69 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 15:26:57 ID:67cv7OJt0

すんげぇサラブレッドだよ!

70 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 16:07:27 ID:zX2Beb390

>>66
「レオー、具合はどうだー?」
「おー、毎日悪いなきぬ。もう大分いいぞー」
「ふーん……な、レオ……溜まってない?」
「それはお前のほうじゃないのか」
「だってさー……もう1週間だぜ?」
「まあ、な……で、どうしてくれるんだ?」
「ん……レオは、じっとしてて、いいよ……」

中略

ガチャ
「レオ、見舞いに来て……やってる!?」
「ひぎぃっ!?」「うわ、お、乙女さぐわ!?イデデデデデデデッ!?」
「ア、イタ、イタッ!ぬ、抜いて抜いてレオ!」
「ちょ、締めイデデ、痛ぇっつーの!締めるなきぬ!抜けないっつーの!」
「……何をやっとるんだお前らは……」
「おと、乙女さん呆れてないで医者!医者!」

「 こ こ は 病 院 だ 」

71 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 18:19:32 ID:wbAYKYoz0

ワロスwwwww

72 :名無しさん@初回限定 :2006/12/21(木) 23:07:37 ID:tMepUrGN0

膣痙攣ktkrw

73 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 01:42:49 ID:9mSHYjZO0

「レオ、お前、私に隠し事をしてないか?」

「何言ってんのさ、乙女さん。隠し事なんかしてないよ」

「最近、学校の帰りが遅いし、たまに外泊するじゃないか」

「俺が浮気してるとでも?」

「それだけじゃない。…その…なんだ……私の体を求める回数が減ったじゃないか。
 破廉恥な雑誌やビデオなんかも、この前の掃除で全部捨ててしまったし、
 まるで獣のように旺盛な、お前の性欲はどう発散してるんだ?」

「ああ、それなら大丈夫だよ乙女さん。
 新しい発散相手として、なごみが………あっ、言っちゃった………
 今の発言、なかったことにならないかな。弱ったね」

「なるかっ!!この不埒者が!!!
 ぬああ、あたたたたたた!!あたぁっ!!

「ほげえ!!ひ、ひぃ、たたずげべば!!」

「………浮気者に…墓標はいらん」

74 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 01:58:20 ID:Jp4+hb7JO

お前は犬サポの俺を怒らせた(´・ω・`)

75 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 02:52:32 ID:mck8hhf/0

>>73
ぬるぽ

>>70
実はこの時、すでにきぬのお腹には新しい命が宿って(ry

76 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 16:56:48 ID:5LEwb/la0

犬サポって何?
犬専というか、犬フェチのことか?
何の略や

77 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 18:26:04 ID:tNAs77nq0

犬サポはJリーグジェフユナイテッドの市原サポーターのこと。
チームのマスコットが犬であることから犬サポと呼ばれる。

怒った(?)のは

>………あっ、言っちゃった………
>今の発言、なかったことにならないかな。弱ったね

この台詞が日本代表の監督にオシムを内定していたとき
川渕キャプテンがうっかり漏らしてしまった失言のパロディだから?かな?
(オシムはそのときジェフの監督)

78 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 18:27:19 ID:mck8hhf/0

サッカー?
って書き込もうとしたら先に言われたw

79 :名無しさん@初回限定 :2006/12/22(金) 22:11:14 ID:cUaK0jw/O

>>77
すんげー回りくどいけどたしかにって感じだ
じゃ俺も

「アイデアのないねらーはねらーになることは出来ても職人になることは出来ない」

80 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 00:50:58 ID:AgERI+f90

>>77

81 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 05:23:49 ID:DnM2yga+0

>>77
今年J1に復帰した某Jリーグクラブサポからひとつ訂正だ
今はジェフユナイテッド市原ではなく、ジェフユナイテッド千葉だ

82 :ツインを愛して :2006/12/23(土) 20:06:37 ID:XLDhJG0L0

近衛の、夢を見ていた。
格好は見慣れた竜鳴館の制服ではなく、中学のときのそれだった。
近衛の顔は険しく、それ以上に悲しかった。
(これは……あのときの)
レオは夢の中にあるにも関わらず、はっきりとそれを夢だと自覚していた。
「どうして、アタシを助けてくれた対馬君がそういう事を言うの?」
近衛は声を震わせて訴えていた。それまで味方だと信じていた俺に、思いも寄らぬことを言われて、
よほどショックだったのだろう。
正しいことでも、貫けないことがある。あのころの俺はそう思って、近衛を止めようとした。
誰も喜ばないことをして近衛が傷つくのを観たくなかったから。
「出張る……って。そもそも誰も矢面に立たないからアタシがここまでやってるのよ!」
でも、あれは本当に近衛のことを気遣っていただけだったのか? レオは夢の中で自問していた。
すでにカニ、スバル、フカヒレという親友はいたが、それ以外のクラスメイトとも仲良くしたかった。
互いに干渉しすぎることもなく、日常という名のぬるま湯に浸かるためには、近衛という存在が邪魔だったのではないか?
ほかの奴が『ウザイ』という理由で近衛の正論に耳を貸さなかったのと同じように、俺もまた近衛のことを……。
「早くアンタの正体が分かっただけでも良かった。危うく騙される所だったわ!」
違う、それは誤解だ。なんでもかんでも正論を通そうとするのが無理なんだよ。もっと上手く立ち回れよ。
ついていけねえ。当時の俺はそう思って、近衛に背を向けた。叫び続ける近衛を、ボーダーラインの
向こう側に独り置き去りにしたんだ。
中坊の俺はそれこそ本気の殴り合いをした後のような形相で、近衛から離れていった。
……おい、本当にそれでいいのかよ。
レオはかつての自分に問いかけた。
……振り返ってみろよ。近衛のやつ、今にも泣きそうな顔してるじゃねえか。
するとレオは、ゆっくりと俺のほうに振り返って、こう言いやがった。
「泣かせとけばいいのさ。いつか自分の間違いに気づいて、むこうから謝ってくる」
気づけば、俺はそいつの顔面にキツイ一撃を見舞っていた。

83 :ツインを愛して :2006/12/23(土) 20:11:30 ID:XLDhJG0L0

「……しま。ねえ、対馬ったら」
「ん…大丈夫。もう起きた」
悲しい夢が終わり、甘やかな現実が目を覚ます。
自分の部屋のベッドにすっくと上体を起き上がらす。横ではちょっとびっくりしたような顔の近衛がいた。
「な、なによ。うなされてたみたいだから心配してたのに、やたら引き締まった顔つきで」
近衛はレオと同じく一糸まとわぬ格好だったが、やはり少々気恥ずかしいのか、腕を組むようにして可憐な乳房を隠している。
「夢、見てた」
「夢? なんの?」
「中学のときの。データタイトルには『史上最大の喧嘩』となっていた」
「タイトルってなによそれ……ああ、あのときの喧嘩ね」
近衛は「な〜に言ってんだか」と、やさしい苦笑を浮かべながらレオにしなだれかかった。
真剣な顔をしているレオと違って、こちらはいたって楽しげである。
「ごめんな…本当にすまんかった」
「もう、やめてよ。……アタシ、あれはあれで良い鍛錬になったと思ってるから」
「鍛錬?」
「そりゃ心の中でヒーローだった男の子に裏切られたと思ったんだもん。
これからは全部独りでがんばんなきゃって。心に誓ったのよ」
困ったように笑いながら、目だけを悲しげに伏せた近衛を見て、レオは顔面にキツイの一発では足りなかったことを悟った。
「ん? 難しい顔でなに考えてるの」
「……いや、バッティングセンターでひたすらデッドボールを受けまくったあと松笠公園の噴水にダイブしてこようかなと思って」
「なっ! そんな恥ずかしいことしてみなさい! 二度と口きかないんだから!」
指でビシィとポーズを決めながら言う。
「そっか…なら別の方法で償わせてもらうしかないな」
「へえ、どんな?」
近衛はいたずらっぽく目を輝かせた。
「近衛のことをずっと守り続ける」
「これはまた大きくでたわね」
「かつてちっぽけと言われたレオ君も今ではこんな大きくなりましたから」
近衛の指をそっと自分の一物に導いた。

84 :ツインを愛して :2006/12/23(土) 20:22:56 ID:XLDhJG0L0

「そ、そんなところばっかり成長させてどうすんの!?」
「こうすんの」
レオは近衛の華奢な体を抱きしめ、そっとベッドに押し倒した。すでにいきり立っていた男の象徴を、
近衛の柔らかな太ももにこすりつけた。途端に近衛の頬が赤くなり、瞳が潤んでいく。
「……なにが守るよ。アンタが一番危険じゃない」
「乙女さんが拳法部の合宿から戻るまで、ずっと愛し合いたい。だめかな?」
「そ、そんな風にいうなんて卑怯よ…あぅ」
つき合い始めたころより幾分大きくなったような乳房を優しく揉み包むと、近衛は言葉が続かなくなった。
それでもレオの愛撫に負けてなるかと、男のたくましい首に抱きつき、耳元でそっとつぶやいた。
「……もう夢なんて見る余裕もなくなるくらい、愛してもらうんだからね」
レオはその言葉に、ありったけのキスで返した。



そのころ一階では
「うぅ、またギシギシ鳴り始めたか……」
自分の部屋で独り寂しく、乙女はひざを抱えていた。
「私としては予定より早く帰ってレオを喜ばせるつもりだったのだが…これも小姑の悲哀というやつか」
乙女はがっくりとうなだれ、愛の巣となった二階が静まるのを待った。


85 :豆鉄砲 :2006/12/23(土) 20:30:54 ID:XLDhJG0L0

ツインを愛して>>82-84
近衛がなかなかツボにはまるキャラだったので書いてみました。
これからもこのスレが長く続くよう願っています。

86 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 20:33:55 ID:aGZXfPqE0

なんつーか、ときめいた
>>83のラストあたりで大笑いして家族に不審に思われましたw

とっても乙です

87 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 20:41:25 ID:rmJlSyxB0

>>85
乙です
アナザー姫での乙女さんの名言
「私はこんな役ばっかりだな」

88 :37 :2006/12/23(土) 20:47:57 ID:kUZCbC+D0

>>85
心からGJ!
怒りのあまりここに誤爆(>>37)するほど厨レオにキレてた俺だけど
このレオなら応援できるぜ。 一生かけて償うがいいさ!(*´ω`)

89 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 21:18:08 ID:AuNbVuoaO

やっぱ素奈緒いいわ〜
保管庫見ててもまだ少ないし、もっと素奈緒書いてくれる職人さん増えないかなー

90 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 23:05:01 ID:YRaOGaye0

長めの投下します

91 :願いを込めて・1 :2006/12/23(土) 23:07:21 ID:YRaOGaye0

「それじゃ、後はお願いします」「悪いね、姫、乙女さん」

一通り仕事を片づけた後
俺と良美はまだオフィスに残っている姫と乙女さんに軽く頭を下げた。

「あ〜あ、よっぴーも年貢の納め時かぁ〜」

姫がデスクにだー、と突っ伏して
わざとらしくハァ〜、とため息をつく。
ていうか、それって男の方が言われるもんじゃないんか?

「そう言うな、姫。足かけ10年も交際を続けたのだ。
 レオだってそろそろ『ケジメ』というものをつけなければな」

乙女さんが重そうなファイルをいくつも重ねて持ち上げると
手際よくキャビネットに収納していく。
秘書兼ボディガードとしてキリヤにスカウトされたばかりの頃の乙女さんは
正直見ていて不安になることもあったが
今はすっかりオフィスワークにも慣れてきていた。

「ま、特に重要なプロジェクトもないから
 休暇ぐらいはいいんだけど……それにしても急な話よねー」

すでにキリヤカンパニーの全てを手中にし
後は世界のトップを目指すだけという段になって
このところ姫は少し慎重だ。小さな失敗も許されないレベルになったということか。
まあ、おかげで少し仕事に余裕ができて休暇も取りやすくなったわけで。

「いや、前々から考えてはいたんだよ。
 ただなんて言うか……踏ん切りがつかなくてさ」

踏ん切りがつかなかったのは、俺ではなく良美のほうだけどね。

92 :願いを込めて・2 :2006/12/23(土) 23:11:36 ID:YRaOGaye0

ガタタン……ガタタン……

車内には他にあまり乗客もいない。
ゆっくりした列車のリズムだけが響く。
ボックスシートの隣に座った良美は
ずっと窓の外の風景を眺めていた。
ときおり、目線を通り過ぎたものに送っているのは
何か見覚えのあるものを見つけたのだろうか。

不意に良美が振り向き、ぽつりと告げる。

「もうじき、だよ」

「そうだな。駅から何分ぐらいだっけ?」

「歩いて30分ぐらい、かな。バスの時間があえばいいんだけど」

「なに、それぐらいなら歩くさ。
 良美だっていろいろ見て回りたいところあるんじゃないの?」

「……そんなところ、ないよ」

10年以上帰っていない、良美の実家へ
今、二人で彼女の両親に会いに向かう。

結婚の許しを得るために。

黙って結婚してしまうことだってできる。
それでも、やはり知らせるだけは知らせておくべきだと思ったし
できることなら、祝福してやってほしかった。
渋る良美を何とか説得し、休暇を取り、実家に電話をさせて
今……駅についた。

93 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 23:13:14 ID:EGn69Ry20

しえん

94 :願いを込めて・3 :2006/12/23(土) 23:15:49 ID:YRaOGaye0

駅を出て、途中すれ違う人たちが
皆一様に目を見張り、そして良美に会釈をする。
そして一様に俺に目をくれて
『何かしらこの馬の骨は』みたいなオーラを出している。気がする。

「良美ってこの辺じゃすごいお嬢様?」

「そんなことないよぅ」

「……ずっとこっち側が塀になってるけど、公園か何か?」

「あ、ううん、もう塀の向こう側がウチ」

「……そうですか」

こともなげに良美が答える。
お屋敷じゃん。お嬢様じゃん。
5分ほど、佐藤邸の塀ぎわを歩く。まだ門は見えない。

「ずいぶん広いお屋敷なんだね」

「そんなことないよぅ」

「いや広いって!竜鳴のグラウンドより広いぞこれ」

「……広くても、中は空っぽだよ」

そんなはずないだろ、これだけのお屋敷だったら
さぞかし色んなものが詰まって、と言いかけて見返した良美の顔は
まるで能面のように表情がなくなっていた。
空っぽなのだ、この家は。少なくとも良美にとっては。
俺たちはその後は黙って門まで歩いていった。

95 :願いを込めて・4 :2006/12/23(土) 23:19:55 ID:YRaOGaye0

馬鹿でかい門をくぐり長い小道を歩いてようやっとたどりついた玄関では
しわくちゃのお婆さんが俺たちを出迎えてくれた。

「お帰りなさいませ、お嬢様。
 旦那様は書斎でお待ちでいらっしゃいます」

「わかりました」

出迎え、といってもなんか事務的だった。
婆やさんがチラ、と俺を見る。

「……対馬様、でいらっしゃいますね?」

「え?……ああ、はい、対馬レオ、です……ども、えと……」

「対馬様はこちらへ。お荷物は下男がお持ちいたします」

いつの間にか近づいていた男性に
良美はそれが当然であるように荷物を預ける。

「ああ、その、俺の荷物はいいです。自分で持ちますから」

「左様でございますか。では、こちらへどうぞ」

こちらへ、って……俺も良美のお父さんに挨拶するつもりだったんだが
なんか予想してた手順と違ってきた。
とまどう俺に、良美が

「……お父様にご挨拶をすませたら、部屋に行くから」

と、この場は指示に従うようなことを言う。
逆らっても仕方がない。成り行きに任せることにした。

96 :願いを込めて・5 :2006/12/23(土) 23:24:08 ID:YRaOGaye0

静かな部屋の中で待つことしばし。
やがてノックされるドア。

『レオくん、良美です』

飛びつくようにして開けたドアの向こうで
良美は静かに笑いを浮かべていた。
人形のように。

「ど……どうだった?」

「お父様に紹介するから、ついてきて」

「あ……はい」

部屋を出て、先を歩く良美の後をついて長い廊下を進む。
その間、良美は一言もしゃべらない。
この家に戻ってきてからの良美は
まるで……人形だった。
実家に戻ったことで条件反射のように
良美は自ら作り上げた仮面をかぶる。
そうしなければ、この家では壊れてしまうから。

両開きの、重そうな木製のドアの前で良美が立ち止まる。

「お父様、対馬さんをお連れいたしました」

『入りなさい』

ガチャリと音を立ててドアが開く。
広い書斎の奥
開け放たれた窓のそばに、その人はいた。

97 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 23:25:00 ID:vjlHvYuf0

 

98 :願いを込めて・6 :2006/12/23(土) 23:28:14 ID:YRaOGaye0

もっと尊大な人物を想像していた。
もっと横柄で、強引そうな人物だと思っていた。

だが、窓辺にたたずんで俺を待っていたのは
ただのくたびれたオッサンだった。
そう、この人は……疲れている……

「どうぞ、おかけなさい」

「あ、はい」

いかにも高価そうなソファに浅く座り
俺は良美の父親に頭を下げる。

「初めまして、対馬レオと申します。
 お嬢さんの良美さんとは竜鳴館の同級生で
 現在は同じ職場の……」

カチンコチンになりながら始めた自己紹介が
柔らかな声に遮られる。

「あー、対馬くん。そう畏まらなくてもいい。
 君のことは……まあ、だいたいわかっとるつもりだ」

はて?
良美が俺のことをそう詳しく伝えていたとも思えないが。

「いや、失礼だとは思ったが……
 娘の交際相手ということで、人を使って君のことを調べさせた。
 これも娘を思う親心ということで、勘弁してくれたまえ」

隣に座った良美の肩が、ピクン、と震えた。

99 :願いを込めて・7 :2006/12/23(土) 23:32:18 ID:YRaOGaye0

俺はといえば、調べられていたことには
さして驚きもしなかったし腹も立たなかった。
まあ、ありそうな話だよな。

「なかなか、将来有望ですな。
 何より……良美を、大事にしてくれている。感謝しています。
 これからも、娘のことをよろしくお願いします」

「は……はいっ!ありがとうございます!」

……やった。
拍子抜けするほどあっけなく
あちらの方から良美との交際を認めてくれた。
喜びで、顔面が紅潮するのがわかる。

「ありがとうございます、お父様」

そして良美も微笑みながら頭を垂れる。
仮面のような笑みで。

「対馬くんのご両親は、まだ海外かな?
 一度、ご挨拶させていただきたいものだが」

そこまで調べられてたか。いいけど。

「あー、いやスイマセン。
 なかなか帰国の都合がつかないらしくて、連絡もままならないんですよ。
 そのうち帰るみたいなことは聞いてるんですが」

和やかな雰囲気で会話が進む。
その間、良美は相づちを打つ程度でほとんど喋らず
ただ、ずっと人形のように微笑んでいた。

100 :願いを込めて・8 :2006/12/23(土) 23:35:36 ID:YRaOGaye0

とりとめもない話をしばらく続け
一段落付いたところで
不意にお父さんが身を乗り出してきた。

「さて……対馬くん。
 妻にも、会ってやってくれるかね?」

それまでの温和な表情が
一転して真剣なものに変わった。

「は?……はい。よろしければ、是非」

そういえばお母さんはまだ一度も顔を見せない。
出かけているのかと思っていたが、屋敷内にいるのだろうか。

「良美も。いいね?」

良美の心の傷を作った張本人。
立ち直りつつあるとはいえ
良美にはまだ母親の存在はプレッシャーを与えているのだろう。
仮面から、作った笑顔さえ消して
良美がゆっくりと頭を垂れる。

「はい、お父様。
 お母様はどちらにいらっしゃるのですか?」

良美が拒絶しなかったことにホッとしたのか
それとも覚悟を決めでもしたのか
大きく一つ息を吐き出すと
絞り出すように俺たちに居場所を告げた。

「新しく作った離れにいる。私も、行こう」

101 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 23:38:00 ID:AgERI+f90

 

102 :願いを込めて・9 :2006/12/23(土) 23:38:55 ID:YRaOGaye0

「あらかじめ、伝えておくことがある」

長い廊下を俺たちを先導するように歩きながら
振り返ることなく話し出す。

「今、あれは病気なのだ」

「ご病気、ですか?」

それで顔を出さなかったのか。

「3年ほど前になる。
 ……事故で頭を打ってね。
 体の方はもういいようなんだが……記憶に、混乱があってね」

「記憶?」

「私と結婚したすぐ後、同じように頭に怪我をしたんだが
 そのときの記憶に戻ってしまっているんだ。
 ……良美、お前を産む、ちょっと前の頃の記憶にな」

「私が……産まれる、前……?」

「うむ。だから、お前を見ても誰だかわからない。
 二人のことは、私の方の遠い親戚と、その婚約者、ということにしておく。
 そのつもりでいてくれ」

「わかりました」

わかりました、と言いながらも
こんな再会に意味があるのか
疑問を感じずにはいられなかった。

103 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 23:42:53 ID:AgERI+f90

104 :願いを込めて・10 :2006/12/23(土) 23:43:01 ID:YRaOGaye0

良美のお母さんは、静かな、日当たりのいい和室にいた。
俺たちが入ってきたことにもしばらくは気づかず
中央に布かれた布団の上で
上体を起こしてガラス窓の外をぼんやりと眺めている。
やがて、ゆっくりと首をこちらに向けた。
優しい、それは優しい……笑顔だった。

「あ……おかえりなさい、あなた」

「ただいま。具合はどうだい?」

「ええ、もうほとんど頭も痛まないのよ。
 あの……そちらはお客様?」

「親戚の良美ちゃんじゃないか。忘れたのかな?」

「あらやだ……ごめんなさいね、ちょっと頭がまだ混乱してて。
 んー、良美さん良美さん……いやだ、全然思い出せないわ。
 ホント、こんなんじゃ困っちゃうわねぇ」

「今度ね、こちらの対馬くんと結婚するんだそうだ。
 それで、挨拶がてらに見舞いに来てくれたんだよ」

「まあ!おめでとう!そぉ〜、いいわねぇ。
 予定はいつ?私、結婚式までには治せるかしら?」

「だいじょうぶ、すぐに良くなるよ。
 結婚式だって……出られるさ……」

お父さんの言葉が、かすかに震えていることでわかった。
治らないのだ。
たぶん、この先、ずっと。

105 :願いを込めて・11 :2006/12/23(土) 23:46:36 ID:YRaOGaye0

この人は、おそらく一番幸せだった記憶の中にとどまって
この先の人生を過ごすのだろう。
この先起こるはずだった嫌なことも
今のこの人にはまだ起きていないことなのだ。

「でも、ちょっと困ったわねぇ」

「何がだい?」

「お腹の赤ちゃん。
 私、女の子だったら『良美』ってつけるつもりだったのよ。
 ねえ、良美さん、同じ名前をいただいてもいいかしら?」

「え……あ、あの……はい……」

「よかった、ずっとどんな名前にしようか考えてたの。
 きっと、貴女のご両親も……」

「……あのっ!……ちょ、ちょっと……
 しっ……失礼しますっ!」

耐えきれずに
抑えきれずに
良美が部屋を飛び出す。
きょとんとしているお母さんを残して
俺もその後を追った。

良美はすぐに見つかった。
部屋を出てすぐの廊下で
うずくまって何かブツブツとつぶやいていた。

「……どうして……どうして……どうして……」

106 :名無しさん@初回限定 :2006/12/23(土) 23:48:16 ID:AgERI+f90

107 :願いを込めて・12 :2006/12/23(土) 23:49:43 ID:YRaOGaye0

声を、かけなければ。
引き戻して、またお母さんと話をさせなければ。

「……良美?」

声をかけたとたん、爆発した。

「どうしてぇっ!?なんでよ、なんでこんなあぁっ!?
 どうすればいいの、どうすればいいのよぉっ!?」

「ちょ、声デカイ!落ち着けって!」

喚き始めた良美を慌てて廊下の端まで引きずっていくが
爆発した感情は収まらない。

「あんまりよ、あんまりじゃないの!
 あんな……あんなヒドイことして、ずっと忘れられないようなヒドイことして
 どうして覚えてないのよぉっ!なんでなかったことになってるのよぉっ!」

「だから、それは頭を打って……!」

「ズルイよ、ズルイよ!
 なんで!?なんで私だけ!?ずっと恨んできたんだよ、ずっと憎んできたんだよ!?
 なのになんで覚えてないの!?私、バカみたいじゃない!
 後悔も反省もなしで、なかったことにするなんてズルイじゃないのよぉっ!」

もう俺の言うことも耳に入っていないのか
良美は積もり積もったものを吐き出し続ける。
この家に来て、ずっとかぶっていた仮面も
今は全部脱ぎ捨てていた。

「私どうすればいいのよぉっ!?」

108 :願いを込めて・13 :2006/12/23(土) 23:53:02 ID:YRaOGaye0

どうすればいいのか
どうすることが正しいのか
正直、俺にはわからない。
だから
そうしてほしい、そうあってほしい、と思うことを言ってみる。

「許せば、いいんじゃないかな」

「ゆる…許す!?許せって言うの!?
 あんな……あんなことされたのに、許せって!?」

「うん。
 このまま、憎みながら、恨みながら生きていくよりは
 ずっとその方が楽なんじゃないかな」

「で……できない、よ……そんなの、無理だよ……」

「できるさ。良美は、本当に優しい、いい子なんだから」

「でも……それ、私だけ酷い目にあって損してる気がする……
 反省とか、後悔とかしてほしかったのに……」

「それなら、私がする」

「えっ?」

不意に後ろからかけられた声。

「お、お父様……」

いつの間にか、お父さんも部屋を出て
俺たちのすぐ後ろに立っていた。

109 :願いを込めて・14 :2006/12/23(土) 23:56:29 ID:YRaOGaye0

「お前があれに……虐待を受けていたことは
 薄々は、気づいていた……だが、確かめようとはしなかった。
 怖かったんだ。見かけだけでも幸せそうな家庭の
 その見かけさえも壊れてしまうのが……」

うつむき加減のその顔が青ざめて見える。

「お前がこの家を出てしばらくして
 婆やが、何が起きていたのか教えてくれた。
 私が家庭だと思っていたところで
 何が起きていたのか、そこがお前にとって何だったのかを」

良美は喚き散らすのをやめ
今は凍り付いたように動かない。
告白は続く。

「だが、私にはあれを責める資格がなかった。
 私の……浮気が、あれをそう追いやったのだから。
 お前を呼び戻すこともできなかった。
 お前が……怖かったんだ」

「罪は私にある。今更遅いかもしれないが
 後悔も、反省も私が二人分しよう、だから……
 あれを、許してやってはくれないか」

良美は黙っていた。
黙ったまま、表情を変えずに立っていた。
やがて、くるりと向きを変え
飛び出した和室にまた足を向けた。

許してほしいという父親の願いに
答えないまま。

110 :願いを込めて・15 :2006/12/23(土) 23:59:38 ID:YRaOGaye0

襖をあけ、つかつかと部屋に入っていく良美に続き
俺たちも部屋に戻る。
お母さんは明らかに困惑していた。
無理もない、いきなり部屋を飛び出したんだから。

「あの……ごめんなさいね?
 お名前のこと、何か気に障っちゃったみたいで」

いかにも申し訳なさそうなお母さんに

良美が、微笑んだ。

本当の、笑顔で。

「いいえ、私こそ急に取り乱してしまってすいませんでした。
 私の……母のことを、思い出したものですから」

「お母様の?……そう……」

「どうぞ、こんな私と同じ名前でよかったら
 つけてあげてください。良美という、名前を」

「そう……ありがとう、私ね、この名前ずっと考えてたのよ。
 貴女みたいに きれいな いい子に なりますように、って
 そうしたら、きっと、幸せになれるから」

「!」

「……貴女のお母様も
 そう願いながらお名前をつけたんでしょうね」

「はい……きっと……そうだと、思います」

111 :願いを込めて・16 :2006/12/24(日) 00:03:07 ID:HoqeyIaM0

許して
許されて

今、ここに一組の家族がいる。
それは記憶が失われたことで生まれた
儚い、仮初めのものかもしれない。

だけど、偽りではないと感じた。

だから、俺は提案する。
残しておきたかったから。何か形にして残しておきたかったから。

「あの、良かったら……写真撮りませんか?」

「え、写真?だ、ダメよ、こんな……
 ろくにお化粧もしてないし」

「大丈夫だよ、そのままでお前は十分、綺麗だから」

「じゃ、お二人で並んで……良美はその前、そうそう……」

取り出したケータイのカメラ機能を起動する。

「?最近のカメラは、変わってるのねぇ」

「お前はそういうの弱いからなぁ」

「はい、撮りますよー」

液晶画面の中の家族の肖像は
はい、チーズ、なんて言う必要がないほどに
楽しげで、幸せそうだった。

112 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 00:05:59 ID:AgERI+f90

113 :願いを込めて・17 :2006/12/24(日) 00:06:03 ID:YRaOGaye0

「赤ちゃん、欲しいね」

帰りの電車の中で、唐突に良美が話し出す。

「ま、そのうち、かな。
 それより前に結婚、ちゃんとしないと」

「うん。レオくんのご両親にもまだご挨拶してないしねー」

「あれはもう放っておいてもいい気がする」

「そんなわけいかないよぅ。
 ちゃんとご挨拶して、ウチのお父さんお母さんにも会ってもらって
 祝福されて式あげるんだもん」

「なんとか連絡とらないとなー」

「スッゴイ豪華な結婚式あげてもいいよねー。
 エリーに言えばなんとかしてくれそうだよね」

良美は帰省の結果ちょっぴり……欲張りになったかもしれない。

「それでー、子供はいーっっっぱい欲しいなー。
 ほら、私一人っ子だったじゃない?
 あ、レオくんもそうだよね?やっぱり子供はさ……」

まあ頑張ってみるか。大好きな、この笑顔のために。

「……そしたらスッゴイ幸せな家族になれるよ!」

 (Fin)

114 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 00:08:17 ID:HoqeyIaM0

家族を大切にしていますか?メリークリスマス。

115 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 00:11:26 ID:tmfQkk9E0

>>114GJ PC2台使ってるのか。支援が遅れてすまない。

>>85GJ すなお作品が少ないのはまだすなおルートやった人が少ないからだろ
俺もみにきすの評判がもひとつなんで躊躇してるんだ
PSはもともと持ってないしな

116 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 00:12:52 ID:mZ9mjNrg0

>>114
 。・゚・(ノ∀`)・゚・。
なんつーか…色々考えさせられた。GJ。

117 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 00:12:56 ID:flo3A3KO0

>>114
長編乙!
家族って大事だよ…
みんな親孝行してるかい?

>>115
PS3買っちゃえよ

118 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 00:48:13 ID:4JlfVNI50

>>114
GJ
つよきすは友情がメインなせいか
家族愛ってあまり書かれないけど
こういうのもいいなと思った。てかちょっと泣いた。

119 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 03:08:59 ID:XdVbJkNE0

>>114
GJなんだけどよっぴーのふるさとがまんま大正時代で吹いたw

120 :シャーク :2006/12/24(日) 15:28:49 ID:8fPg+/lT0

('A`)「お前ら。メリークルシミマス」

121 :名無しさん@初回限定 :2006/12/24(日) 18:04:52 ID:qsPZjTMi0

晩飯を買いに外に出ても何故か見かけるのはカップルばかり………クリスマスだとか言って浮かれやがって……
いや、いいんだ。別に寂しくなんか、寂しくなんか…………(´っω;)

>>114
GJ! クリスマスの寒い心にじーんときたぜ。おいらも独り者だけど親孝行しなきゃな

122 :名無しさん@初回限定 :2006/12/25(月) 14:01:15 ID:npA6jkFLO

>>114乙! ウルウルしてしまった ありがとう

123 :Iwahara :2006/12/26(火) 22:37:01 ID:euBYIUBO0

Fate×つよきすのSS描いてみた。
誤字脱字はスマソ。

124 :Iwahara :2006/12/26(火) 22:47:44 ID:euBYIUBO0

「つようん」注意Fate×つよきすなのでだめな方は注意してください
男女混同ドッチボールにて。
(スバル)「乙女さんが来たな……警戒しなけりゃなぁ」
(姫)「対馬クン、大きくリードしていても貴方が当てられたら負けなんだから。外野へ戻りなさい」
確かにその通りだ、しかし。
(弓レオ)「ふむ、しかしな姫。別に倒してしまっても構わんのだろうアレは?」
(一同)「なっ!!!!」
(よっぴー)「津島君が壊れたよ〜〜!」
(カニ)「おいおい、ドーしたんだよレオ!。何で熱血モード入ってるんだ?」
(なごみ)「先輩何言ってるんですか?、カニの蛆にでも寄生されたんですか」
(カニ)「レオお前がいくら熱血モードだからって、乙女さんは無理だろ!」
(スバル)「レオ、何がスイッチだったのかは知らねぇが、やれるだけやってみな」
(洋平)「はっ!!、対馬ごときが鉄先輩の全力投球を、止められるとでも思ってるのか!!、お前には無理だ」
立ち上がる怒気。仲間からは嘲笑を受け其れでも尚――――
それを前にして赤い獅子はニヒルに笑う。
(弓レオ)「お前には無理だ?、 はっ、笑わせないでくれ村彦。汚れなど成果で洗い流せる、そんな余分なプライドはフカヒレにでも喰わせてしまえ」
(洋平)「村田だ!!」
(乙女)「良いのかレオ?。下手をすると骨折くらいはするかも知れんぞ」
(弓レオ)「構わない。元より何時か越えねば為らぬ壁だ」
その瞬間、空気が熱を帯びる―――。
(乙女)「そうか…、判った。それでは、行くぞ!」
つづく。続きが見たいなら言ってくれ。初SSなんで糞かも知れんけどOTZ

125 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 22:51:36 ID:bey/cSiA0

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 カム!カム!
 ⊂彡

126 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 22:51:44 ID:9lzdLgG+0

>>124
続き云々の前に、文章が読みにくい
改行を挟むだけで大分変わるよ

>続きが見たいなら
これも違うレスにした方が良いと思う


あと津島はねぇだろ…

127 :Iwahara :2006/12/26(火) 22:53:40 ID:euBYIUBO0

この場合どうすれば?

128 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 23:01:36 ID:M859mEOT0

もういいから型月スレへ行ってくれ

129 :Iwahara :2006/12/26(火) 23:09:17 ID:euBYIUBO0

大きく後退する乙女さん。
まるで嵐の前の静けさ。
(姫)「……まずい、本気だわ」
(スバル)「やべぇぞ想像以上だ、レオ止めておけ骨折じゃすまねぇぞ!」
乙女さんが一瞬にして離れた距離は8m、最早ボールを投げる距離ではない。
ギリギリまでラインの近くで、獣のように大地に肢体をつける。
(弓レオ)「―――――――」
誰もが理解した、乙女さんの次の攻撃が、文字通り必殺なのだと。
(乙女)「行くぞレオ!、この一撃が取れるかな!」
青髪の乙女が走る。
残像すら残す、突風の如き速さ。
半分を一息でかけた乙女はそのまま大きく跳躍する。
風に舞う身体。
大きく振りかぶった一撃はまさに投げるのではなく―――投擲!。
魔弾が迫る。
その刹那――。赤き獅子は自己へと埋没する。
(弓レオ)「――――――I am the bone of my bottle ship」
咆哮する光の龍、顎を開き正に喰らい付こうとする刹那、

(弓レオ)「‘熾天覆う七つの円冠’」

つづく。嫌、型月では無いと思うんだが…、それに保管庫にも似た話あるしだめかねぇ?

130 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 23:19:58 ID:M859mEOT0

保管庫を見たことがあるならそれに倣った書き方をしてみな
だめかねぇとか聞くぐらいなら止めとけ
自分で糞とか言う作品なんて読む気無くすのが大多数の意見

あとsageろ
わざとやってんのか?

131 :Iwahara :2006/12/26(火) 23:23:40 ID:euBYIUBO0

その様みたいですね、もう一度練り直してきます

132 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 23:29:01 ID:dKTIUNn10

たとえば

>「ふむ、しかしな姫。別に倒してしまっても構わんのだろうアレは?」

みたいなセリフをパラパラとおりまぜるのは割とアリだと思うんだけど
(というか実際ゲームでもやってる)
元をFateに限定するとちょっと苦しいかな

133 :Iwahara :2006/12/26(火) 23:29:43 ID:euBYIUBO0

なるほど

134 :Iwahara :2006/12/26(火) 23:32:26 ID:euBYIUBO0

アドバイス、ありがとうございます。
もうすこし全体的に織り交ぜてみます

135 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 23:35:44 ID:M859mEOT0

>>2をよく読め
特に1つ目

136 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 23:39:29 ID:zwjsleQ10

「ふむ、しかしな姫。別に倒してしまっても構わんのだろうアレは?」

30秒後


:::::::::::::::::...... ....:::::::゜::::::::::..   (___ )(___ ) ::::。::::::::::::::::: ゜.::::::::::::
:. .:::::。:::........ . .::::::::::::::::: _ i/ = =ヽi :::::::::::::。::::::::::: . . . ..::::
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::::::...゜ . .:::::::::  /ヽ ノ    ヽ__/  ....... . .::::::::::::........ ..::::
:.... .... .. .     く  /     三三三∠⌒>:.... .... .. .:.... .... ..
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. .... . .... . ..... .... .. ..... ............. .. 
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ なんて―――無様―――
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪


なんとなく思いついた

137 :Iwahara :2006/12/26(火) 23:41:13 ID:euBYIUBO0

すみません、次回からは気をつけます

138 :名無しさん@初回限定 :2006/12/26(火) 23:45:40 ID:zwjsleQ10

しまった、自分までageてしまったorz

139 :Iwahara :2006/12/26(火) 23:58:05 ID:euBYIUBO0

では、でなおしてきます。
ご意見どうもありがとうございました。

140 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 00:00:37 ID:gt0/6eCJ0

Fateキャラをつよきすヒロインズで演じる場合

「姫は凛だろうな」「凛だね」「アクマだもんね」
「そこ、何か言った?」
(地獄耳だ)(やっぱりアクマだ)(青いほうのアクマか。金髪だし)

「セイバーは乙女さん?」「やたらよく食うしね」「食いしん坊だしね」
「失礼な!そんなに人より多く食べてはいない!」
(ウソだ)(ウソだよな)(乙女センパイでもウソをつくのね)

「桜はよっぴーよね」「よっぴーだね」「佐藤センパイですね」
「ひ、ひどいよみんな……」

 「 ヒ ド イ の か よ 」

141 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 00:42:41 ID:SwUDOoha0

「じゃあこの俺がシロウだろ」

「フカヒレのクセに調子こくなよ」
「キモッ」
「フカヒレ君はワカメでいいんじゃない?」
「エリー、それはワカメの人に失礼だよ」
「私はわかめのおにぎり好きだぞ?」

142 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 01:28:34 ID:w6/TC7MP0

岩原クン、ここは未成年は来ちゃいけないよ。
そんな阿呆な態度でツラ出しといて、まさか成人年齢達してるなんて言わないよねえ、空気の読めない岩原クン。

143 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 03:48:04 ID:K2YX5RzO0

>>142すでに撤退しとるのに追撃したるなよ。お前もかなり寒いぞ

144 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 05:12:55 ID:8opDmHz90

>>130
>自分で糞とか言う作品なんて読む気無くすのが大多数の意見
これには同意しかねる。勝手に大多数にするな。

他作品うんぬんは別にいいけど、いかんせん読みづらさがある。
作品とコメントは別にして欲しい。
誤字脱字は校正した後なら仕方ないが、誤字脱字スマソと書いてあると校正を行ってないように見える

  (弓レオ)「‘熾天覆う七つの円冠’」  のところで改行入れているので、強調効果を入れたかったのだと思う。
地の文と台詞で1改行、強調のとこで数改行いれるといいかもしれない。あくまで、かもしれないの域。

台詞でキャラがわかるのが多かったので、地の文と台詞にキャラ認識の補助でも入れとけば
(登場人物)は要らなかった。弓レオと判断するのは、絶対フォローがいるけど
工夫の余地はあるということで>>139
124と129で文章の質が異なるように感じる。Fateっぽさは感じた。頑張ってね

と書いた後で同様のレスがあることを知ったorzま、いいよね

>>140GJ

145 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 07:49:03 ID:w6/TC7MP0

キ、キモ!
朝っぱらから気色悪すぎ!!

>>143
な?
こういう擁護月厨が湧きかねないからこそ、あーいうのは早期の駆除が大事なんだよ。

146 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 1/7 :2006/12/27(水) 09:42:52 ID:0CU+T7UX0

 ここは松笠にある私立校・竜鳴館。
 この学校は館長から生徒までいい意味でも悪い意味でも個性的。
 そんな学校ならば、毎日が騒がしいのも必然であるからして。
 今日、私対馬レオが語る話も、その騒がしい日常の1つなのです。
 …………………………………………
 今日も今日とて生徒会。
「ちいーっす」
「えー、カニっち、卓球部の助っ人に行ってくださーい。……あ、レオ。目安箱の中身、取ってきてくれた?」
「うん。取ってきたよ」
 目の前の金髪美人は霧夜エリカ。自慢だが俺の彼女だ。
 付き合い始めた当初は単なるパシリでしかなかったが、今じゃすっかり相思相愛だ。
「それにしても寒くなってきたね」
「もう秋も終わりだからね」
 竜鳴祭も終わると、冬の足音が聞こえ始める。佐藤さんにはつらい季節だろうなぁ。
「そんなわけでレオ、お茶入れてー」
「いいよ、今日は何にしようか」
「んーそうね、ロシアンティーを一杯。もちろん……」
「ジャムではなくマーマレードでもなく蜂蜜で、でしょ」
「ふふ、わかってるじゃない」
「まあ、お約束ですわな」
 カップを温め、お湯を沸かす。ポットにちょっと大目の葉を入れ、沸いたお湯を注ぎ、十分に蒸らす。
 蒸らしたら、スプーンでポットを一混ぜ。茶漉しで茶殻を漉しながら、濃さが均一になるように注ぐ。
 そしてエリカの好みの温度に水で調整して、っと。おっと、蜂蜜を忘れていた。
「お待たせいたしました」
「……うん、おいしい。また腕を上げたわね」
「お褒めに預かり恐縮です、フロイライン(お嬢さん)」
 ……なんか女主人と執事みたいだな。まあ、エリカの笑顔が見れるんならそんなことは細かいことだ。
 ティーブレイクの後は仕事。でもそんなに大変ではなく、15分もあれば終わってしまう。
 もう今学期は大きな行事は無い。言ってしまえば暇をもてあましている。
 今日もこれで帰ろうか、と思ったんだが。

147 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 2/7 :2006/12/27(水) 09:44:14 ID:0CU+T7UX0

「ねえ、レオ。久しぶりに……してくれない?」
「え、今ここで」
「そ。今ここで」
「……いいよ。しようか……」
 …………………………………………
「じゃあ、エリカ……」
「うん、お願い……」
 エリカがソファーに横になる。
 俺はエリカの負担にならないように上に乗り、体に手を伸ばす。
 服の上からでもわかる、弾力のある肌。俺は遠慮なく、その魅力ある肌を撫でていく。
「……あっ、ねえ、レオ。なんかいつもと違わない?」
「うん、マンネリは、よくないからね」
 最初は軽く、だんだん強く。緩急をつけて、刺激を与えていく。
「あっ……、へ、へぇ、なかなかやるじゃないの……」
「ふふん、これからもっと激しく行くよ……」
 そして俺の手がとある一点に進んだとき、エリカの体がピクッとした。
「んっ、あっ、気持ちいい……」
「ここ? ここがいいの?」
 エリカが反応した場所。そこに刺激を集中させる。
「あっ! そこっ! そこいいっ! そこをもっと!」
「よし、じゃあここを重点的に攻めようか……」
 気持ちよさそうに声をあげるエリカ。普段の彼女とはまた違う姿に、軽く興奮を覚える。
「あっ、あっあっ、はぁっ、ああぁっ!!!」
 快感に耐えられないのだろうか、髪を振り乱し、感じるままに声を出している。
 ……どのくらいの時間が経ったのだろう。俺の手も少し疲れてきた。
 エリカもそれを察したのか、まだ続けようとする俺を制し、体を起こした。
「はぁはぁ……。ふふ、すごくよかったわ」
「本当?」
「ええ、ホント、上手くなったわよね」
「エリカを満足させてあげたくてさ、日々勉強したんだよ」

148 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 3/7 :2006/12/27(水) 09:44:59 ID:0CU+T7UX0

「うれしいこと言ってくれるじゃない。じゃあ、そんなレオにご褒美。レオが横になって」
「うん、任せるよ、エリカ……」
 エリカの手が、俺の下半身に伸びる。
「レオは……、ここが弱かったわよね」
「くうっ、そ、それいい……」
 エリカのやわらかい手による断続的な刺激。それはとてつもない快感だった。
「ふふっ、ここ? ここが気持ちいいの?」
「くうっ、うあっ……」
 思わず声が出てしまう。
「レオったらそんな声をあげて……、かーわいいんだー」
「く、エリカが上手すぎるんだよ……」
「ふふっ……。じゃあ、どうしてほしいか言ってみて」
「え……。じゃあ、もっと強く……」
「ええ、いいわよ」
 さっきよりも強い刺激。
「くううっ!!!」
 こそばゆいような、痛いような、気持ちいいような。
 そんな感覚が幾重にも重なり、それがとてつもない快感となって俺の全身を貫いた。
「ぅくっ!」
「レオったら……、結構溜まってるみたいね。やっぱり定期的にしないと駄目よね」
「ハァハァ……、そうだね。お互いに……」
「じゃ、そろそろ仕上げを……」
「ふたりともー!!」
 突然の声。竜宮の入り口に立っていたのは……佐藤さん。
「あ、佐藤さん」
「あら、よっぴー。どう、よっぴーも一緒にしない?」
「え、あ、えと、あのそうじゃなくて」
「気持ちいいわよー、遠慮しないでほら」
「うん、おいでよ佐藤さん」
「え、あ、あのね」

149 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 4/7 :2006/12/27(水) 09:52:33 ID:0CU+T7UX0

「お い ! お 前 達 ! !」
 竜宮に響き渡るその声の主は。そう、鋼鉄の大姉上こと。
「乙女さん」
「乙女センパイ」
「お前達! 何をやってるんだ!!」
 そう問い詰める乙女さんは、明らかに怒っていた。
「何って……、ねえ?」
「見ればわかるじゃないですか。っていうかなんでそんなに怒ってるんです?」
 要領をえない俺たちを見て、乙女さんはあきれたようにため息をついた。
「……お前達は、何をしたのかわかってないようだな」
 ? わけがわからない。
「何をしたのかって……」
「私達はただマッサージをしてただけですよ? 別に怒られるようなことをした覚えはありませんけど?」
 そう、さっきまで俺たちがやっていたのはマッサージ。
 俺が上半身の指圧、エリカが足ツボ。溜まってたのは疲れ。
「別にそれを咎めているわけではない。なんださっきの破廉恥な会話は」
「破廉恥って……」
 まあ、確かに端から聞けばそう聞こえるかもしれないが。
「あ、もしかして乙女センパイ、盗み聞きしてたんですか!?」
「あ、そうだぜ乙女さん! 盗み聞きなんて悪趣味だよ!?」
「誰が盗み聞きなんてするか! お前達が校内に流していたんだろうが!」
「ハァ!? 何言ってるんですか?」
「エリー、それ、それ」
 佐藤さんが指差している先は……竜宮備え付けのマイク?
 ……もしかして!
「あ、スイッチがONだ……」
「…………!! ってことは!?」

150 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 09:52:54 ID:K2YX5RzO0

>な?

俺に同意求めんな
俺はFATEも最近のガンダムも知らんから、元ネタを知らなきゃぜんぜん楽しめないような
作品を肯定するつもりもないが、せっかく作品を書いてみようとしてるやつを叩いて
追い出すのはもっと嫌いなんだ
>>144みたいな作家を育てる姿勢にむしろ共感を覚える

>>139は確かにもっと頑張らなきゃいけない子だが、礼儀正しく引きさがっとるんやから
無下に叩いてやらんでもええがな
このスレは2chにしては紳士的に運営されている良スレだよ
仮にいいことを言ってたとしても、あんまり粗野で乱暴な発言だと他者の共感を得にくい
ということも考慮したほうがええで・・・

151 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 5/7 :2006/12/27(水) 09:53:24 ID:0CU+T7UX0

 …………………………………………
・1年フロア
「…………超絶バカが2人…………」
・校庭
「ま、まったく、なんて人騒がせな……」
「オイ洋平ちゃん、前かがみになってるぜ?」
「な、そんなわけ、ないだろう!」
「くー……」(じーっ)
「そんな純真な目で僕を見るなッ!」
・体育館
「ウヌガァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「なんかカニっちがいろんな意味でキレてどっかに走っていった、みたいな!」
・カフェ
「これが、若さかのう……」
「はあ、やれやれ、ですわね」
「まったくよぅ。くだらなすぎてトサカにもこねえぜ」
「ところで土永さん。さっきの会話、覚えましたか?」
「おうよ祈。我輩はダブル録音もオーケーだ」
・2−C
「な、なんや、えらいことになっとるかと思ってもうたわ。ホンマびっくりしたで」
「マナ、そういう発言すると……」
「フ、フカヒレ……、オイラもう、最高にハイ! ってやつだべ……」
「うろたえるんじゃあない、俺たちはうろたえない。冷静になれ。冷静になって……トイレに行こう」
「マナもあの人たちと同レベルだと思われるヨ」
「カフッ」
・2−A
「……………………バカ」

152 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 6/7 :2006/12/27(水) 09:54:01 ID:0CU+T7UX0

 …………………………………………
「もしかして、校内中にさっきの会話が……!?」
「ぬ、ぬかった!!」
「まったく! 校内が大騒ぎだぞ!」
「ぬかっちゃった、テヘッ☆」
「可愛さをアピールしてごまかそうとするな!」
「ぬかっちゃったぜ!!」
「ちょっとかっこよく言っても駄目だ!」
 うーむマズイ展開だ。お姉ちゃん怒りメーターが78ぐらいに達している。
「今日という今日は反省してもらうぞ!!」
「そー言われましてもねー、私達はただマッサージをしてただけだし……、それで怒られるってのも癪です」
「問答無用!!」
「お嬢様エスケープ!」
 あ、エリカが逃げた! ……こういう時、俺がやることは1つ。エリカが俺を残していったということは。
「ちっ、待て、姫!」
「おっと、行かせないぜ乙女さん!」
「な!? どけ、レオ!」
「どくわけには行かない!」
「だったら実力行使に出るぞ!?」
「男なら、エリカのナイトなら引いてはいけない時ってものがある!!」
 そう、この場面で俺がやるべきことは、エリカの逃走時間を稼ぐこと! たとえ相手が乙女さんでも!
「ほほう……いい目だ。だが、心だけではどうにもならないことがあると知るがいい!!」
 そして、乙女さんの拳が俺の眼前に迫り──。
「…………あれ?」
 当たるかと思われた乙女さんの拳は空を切っていた。
 何故なら──エリカが俺を抱えて横に飛んでいたからだ。
「エリカ……どうして」
「……一緒にやったのに、レオだけ怒られるってのも癪だと思ってね」
「エリカ……」
「まったく、あんな恥ずかしい事を大声で……。顔から火が出るかと思ったわよ」

153 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 09:58:22 ID:K2YX5RzO0

 

154 :薔薇の騎士(ローゼンリッター) 7/7 :2006/12/27(水) 09:58:28 ID:0CU+T7UX0

「……ごめん」
「……ま、いいけど」
 そう言うエリカの声には、わずかなテレと、愛が感じられたような気がした。
「ふふ……姫も成長したな。では、お前達の心意気に免じて……」
 おお!? 説教免除か?
「今までの分も含めてみっちりと説教してやろう」
「……そこは『お前達の心意気に免じて勘弁してやろう』とか言うところじゃないの?」
「それとこれとは別だ。それに誰がそんな一昔前の漫画の悪役みたいな台詞を言うか」
「あ、乙女センパイノリ悪ーい」
 と言ってるものの、お姉ちゃん怒りメーターは50くらいにまで下がっている様子。
 これで意見落着かな……。
「あのー」
 あ、佐藤さんの存在を忘れてた。
「ん? どしたの、よっぴー」
「エリー、対馬君、あのね?」
「どうしたの、佐藤さん」
「言いにくいんだけど……マイク」
 ? マイク……? ……………………!!!!!!!!
「え…………!?」
「あ…………!!」
『ぬかったぁぁぁぁ!!』
 俺たちの叫びは全校中に轟き──
 そして当然のごとく翌日の週刊ドラゴン特別号には、
『熱烈恋愛!! 霧夜エリカと対馬レオの愛の劇場!!』
 として特集が組まれ、全部の会話が掲載され、俺たちはしばらく顔から火の出る思いをすることになったとさ。

155 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 10:02:49 ID:0CU+T7UX0

年始まで来ないとか言ったが……スマンありゃウソだった。
でもまあ即興だが一本書いたんでよしとするって事でさ……こらえてくれ。
それはそれとしてまあ、古典的なネタです。
オチが読めた人もいるでしょうが、何、気にすることはない。では今度こそ年始に。よいお年を。

156 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 10:04:31 ID:K2YX5RzO0

変なタイミングで変なレスを放り込んでしまってすまん GJ

157 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 10:05:12 ID:0CU+T7UX0

ぬかりました……。
>これで意見落着かな……。
一件落着の間違いです。

158 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 14:46:30 ID:lDgpLC8B0

誰かバラライカ姫を や ら な い か ?

159 :名無しさん@初回限定 :2006/12/27(水) 19:05:17 ID:15dPtq7MO

絶望先生…

160 :名無しさん@初回限定 :2006/12/28(木) 01:51:17 ID:B+RESe9n0

アクアタイムズの「千の夜を越えて」を聴いてると
素奈緒ルートのレオがちらつく

161 :名無しさん@初回限定 :2006/12/28(木) 06:35:30 ID:125FEDnbO

銀英伝キター。
作者乙。


>>77
遅レスだが補足サンクス。
あー、本スレのカオスっぷりはどうにかならんものか('A`)

162 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 01:29:55 ID:23kWo15O0

氷もほっときゃ流れるぜ

163 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 10:09:41 ID:OUKcWKOrO

「闘う闘う闘う闘う闘う闘う……闘う!!」
「この一週間、わ、私はレオに何をした!?」



反省という言葉は俺の辞書にはない

164 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 18:35:53 ID:KciAFVZ60

>>162
海へ 海へ

165 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 19:17:24 ID:h9wJxkMxO

>>163
反省はしなくても良い……
だが、死ねよやー!

166 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 21:53:37 ID:OUKcWKOrO

「乳揉む乳揉む乳揉む乳揉む乳揉む乳揉む……乳揉む!!」
「エ、エリー、この一週間鮫氷君と何してたの!?」
「何って姫と俺がシンクロしただけだよ」



触発されてやった
俺は反省する

167 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 21:56:16 ID:OUKcWKOrO

あれ?言葉使いがおかしいな?
今度は反省しているのつもりだったんだが……

168 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 22:01:30 ID:P1lj2Kru0

>>155
gj、良いお年を

169 :名無しさん@初回限定 :2006/12/29(金) 22:02:47 ID:P1lj2Kru0

<<163−6www

170 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 01:05:57 ID:QspiFAqd0

ツンデレでしょでしょ?/近衛素奈緒

答えはいつも態度のウラに
なんでだろう アンタにイラつくアタシです
もうたまらない 情けないのはあきらめたけど
I hate you! ダメすぎてほっとけないの
You like me...? 感じるなら感じることだけをしてよ
ツンデレでしょでしょ キライがスキに変わる途中で
本気でなんて思わないでよ アンタのためじゃない
いっしょについてきなさい いつまでもヘタレなアンタじゃないよね?
明日デレになった今日のツンな気持ち

171 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 02:08:21 ID:mx94Vvm70

はいつまんない次

172 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 03:43:58 ID:InrIw2dZ0

>>171次はお前の番なんだよおお

173 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 10:53:59 ID:Rit0ad6C0

『――事件の現場、松笠の竜鳴館学園の前からお送りします。
本日、二十四日の午後、竜鳴館に銃器で武装した十数人のグループが侵入、
多数の生徒や教員を人質に立て篭もりました。
竜鳴館は既に冬期休暇に入っていますが、
部活や補習のために多くの生徒や教員が登校しており、
当時校舎内にいたほとんどが人質にされてしまったようです。
犯人グループは、警察やマスコミ各社に対し、犯行声明分を発表しています。
その内容を読み上げます。

“我々は、校内にいる竜鳴館関係者を人質として、ここに要求する。
竜鳴館館長・橘平蔵は、本日二十四時までに、竜鳴館グラウンドにて自決せよ。
これが成されない場合、人質は全員、殺害する”

以上が声明の全文です。グループ名などはなく、彼らが何者なのかは未だ判っておりません。
警察の発表によると、人質はいくつかの教室に分けられていて、
それぞれに数人の見張りがいるようです。
そのため、無理な救出作戦では人質が危険に晒される恐れがあり、
また交渉の窓口もない事から、解決の目処は立っておりません。
なお、声明文に出てくる橘平蔵氏の所在については、
冬期休暇開始直後から松笠を離れている、という事以外、何も判っていないそうです。
事件発生から既に数時間、人質の安否が気遣われます。
以上、現場からでした』


携帯電話のディスプレイに映し出された男性アナウンサーを睨み付け、
目出し帽を被った男が舌を打つ。

「チッ…橘のジジィ、来ねーとよ」
「そう焦るなって。時間はまだあるんだ」

174 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 10:56:57 ID:Rit0ad6C0

なだめるのは、マスクとサングラスを着用した男。
二人とも、右手には小型の拳銃を握っている。
ここは竜鳴館の美術室。
コンクールの〆切りに間に合わせるため、五人の女子生徒が顧問の指導の下、
キャンバスや石膏に向かい合っていた。
そこに乱入したのが、二人の男。
たった二人とは言え、銃器を持った屈強な男達に立ち向かえる訳がなく、
六人は教室の隅で震える事しか出来なかった。

「チッ…退屈で仕方ねぇ。暇潰しに女子校生でも犯すか。
おい、そこの巨乳。死にたくなかったらパンツ脱げ。
いいか!脱ぐのはパンツだけだ!間違ってもスカートは脱ぐなよ!!
もう一度言う!パンツを脱ぐのは許可するゥゥゥゥゥ!!
しかしスカートは許可しないィィィィ!!!」

銃口を一人の女子生徒に向け、目出し帽が凄む。

「ヒッ…!?」

青い顔の女子生徒は、突き付けられた凶器と狂気が理解出来ず、呼吸困難に陥ってしまった。
口をパクパクとさせるだけで一向に行動を起こさない女子に、
目出し帽が更なる怒声を上げようとした、その時。

「まって!」

男と女子の間に、美術部顧問が両手を広げて割り込んだ。

「わたしが、かわりに、ぬぎ、ます!」
「西崎、先生…」

息も絶え絶えに、かばわれた女子生徒が顧問の名を呼ぶ。
西崎紀子は肩越しに微笑み返してから、正面に向き直り、目出し帽の男をキッと睨み付けた。

175 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:00:50 ID:Rit0ad6C0

「だから、この子たちには、手を出さないで!」
「へぇ〜、いいねぇ、教師の鑑だねぇ。しかも巨乳でスカート。
しかし、パンストか…脱がすか、自分で破くか…ぬぅ…
すまん、ちょっと考えさせてくれ」

拳銃を向けたまま、目出し帽が唸り声を上げて首を傾げる。
その間も手を下ろさず、睨み続ける紀子の背中へ、女子生徒が涙声を掛けた。

「ごめんね、先生…私の代わりに…」
「だい、じょうぶ。みんなは、わたしがまもる、から。
それに、ね」

言葉はたどたどしいが、その声に怖れはなく。

「せんせいは、しんじてる」

細い体は震えているが、瞳の輝きは揺るがない。

「クリスマスには、きせきが、おこるよ」

葛藤に決着が付いたのか、目出し帽の男が口を開きかけた、刹那。


美術室に、赤い風が吹いた。


開け放たれた窓から、真冬の夜気が流れ込む。
床には、二人の男が伸びている。
その傍らに立つのは…

「さんたく、ろーす?」

176 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:07:57 ID:Rit0ad6C0

赤い帽子。赤い服。赤いズボン。そして、白くて豊かな髭。
恰幅がいいとは言えず、大きな袋も持っていないが、見た目は確かにサンタクロースだ。
音もなく窓から侵入したサンタは、男二人に断末魔を上げる暇すら与えず仕留めてしまった。
人質だった生徒達は、この状況を飲み込めずに目を白黒させるばかり。
サンタは室内を見渡し、他に見張りがいない事、人質に怪我がない事を確認すると、
廊下に繋がるドアへと駆け寄った。

「まって!」

紀子の叫びに、サンタが足を止める。

「よー、へー?」
「…メリークリスマス、西崎」

振り返らずにそう呟いて、サンタは廊下へ飛び出していった。


時は同じく、所は変わり、竜鳴館・道場にて。

「大丈夫か、えーと…久遠寺?」
「その間違い方、ひどくない!?村田だ、村田洋平!
…っと、こんな事をしている場合じゃ…グッ!?」

立ち上がろうとした洋平が、苦悶の表情で蹲った。
白い拳法着に身を包んでいるが、右大腿の部分だけが赤く染まっている。

「無理すんなって。足、撃たれたんだろ?」

心配そうに眺めるのは、やはりサンタクロース…の格好をした、若い男。
白い付け髭は既に外してあるため、洋平はこのサンタの正体を、既に悟っていた。

177 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:11:39 ID:Rit0ad6C0

「…隙を見て取り押さえようとしたんだが、気付かれてこのザマだ。
しかし、弾は抜けているし止血もしてあるから問題ない。後は気合でなんとかなる!」
「流石、竜鳴館で体育教師をやってるだけあるな。
でもさ、そんなに焦らなくていいって。
…ん、もしかして、誰か気になる人が校舎にいるのか?」
「ににっ、西崎は関係ないだろう!?俺が心配なのは生徒達でだな!!」

自ら『西崎』という名を絶叫する洋平に、サンタがニヤリ、と嫌らしく微笑む。

「ああ、西崎さんね。そう言えば、美術教師だったっけ。
相変わらず、不器用な生き方してるんだな…アナスタシア?」
「日本人ですらなくない!?村田だ!村田洋平!
…まったく、お前も相変わらずだな、対馬」
「おぉっと!今の俺は『鉄(くろがね)レオ』だぜ?
それに、あの頃よりは結構成長したと思うけどな」
「そうだったな…うん、そうだ。貴様は、強くなったよ」

洋平が視線を向けた先では、武装した男達が泡を吹いて転がっている。
負傷しながら、なおも隙を狙っていた洋平の目でも、何が起こったのか捉え切れなかった。
どうにか認識出来たのは、赤い何かが道場に入ってきた事だけ。
気が付けば、拳銃を構えていたはずの男達が床に伏せ、
代わりにサンタの格好をした何者かが立っていたのだ。
間もなくサンタが号令を掛け、人質だった拳法部員達は道場の外へと逃げ出した。
当分の間、意識がお花畑から帰って来なさそうな男達はいるものの、
道場内は実質、サンタと洋平の二人きり。
足の負傷と、正体不明のサンタへの警戒で動けない洋平の前で、
「ま、お前なら黙っててくれるだろ」と付け髭を外すまで、
洋平はその人物がかつてのライバル、レオだと気付けなかった。
悪党達の傍らに佇むレオの背中は、かつてリングで拳を交わした男のものではなく、
どう足掻いても勝てそうにない、武道を極めし漢のものに見えたのだから――

178 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:15:29 ID:Rit0ad6C0

「しかし、それとこれとは話が別だ。
俺には竜鳴館教員として、生徒達を救いにいく義務があるんだ」

まだ校舎には、銃器に怯える人質が大勢残されているはずだ。
そして、今日は美術部も、顧問の指導の下で活動を…
痛みを堪え、再び立ち上がろうとする洋平を、レオが苦笑して押し留める。

「だから、もういいっての。校舎はあの人に任せておけば。
…今宵のあの人は怖いぞー?
姫の呼び掛けで、かつての生徒会の面子が集まってクリスマスパーティーを開いてたんだが、
その最中にニュースを見て、飛び出して来たからな。
ケーキがオアズケになって相当気が立ってた。
正直、俺も事が終わるまで近付きたくないのでここに居させて下さいオネガイシマス」
引き攣った笑顔の表面に、見て判るほどの脂汗を浮かべるレオ。
更には、体も震えている。暖房がよく効いている道場内だ、寒さの所為ではないだろう。
「あの人?…まさか、あの人って、あの人?」
「そ。クール…いや、ホットでイナセなあのお人」


竜鳴館を、赤い風が吹き抜けた。
闇を裂き、遍く教室を渡り。
肉を切り、骨を断ち、時には臓物さえも砕きながら。
人質には、聖夜の奇跡を与え。
悪党には、正義の鉄槌を下す。
風の名は、鉄乙女。
歴代最強、古今無双の風紀委員。

179 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:18:55 ID:Rit0ad6C0

人質だった者達が、校門目掛けて我先にと駆けていく。
入れ違いに、紺色の服を着た人々が校舎へと押し寄せる。
その様子を記録しようと、カメラのフラッシュが瞬き続けている。

「…ふぅ」

屋上のフェンスの傍から下界の喧騒を眺め、乙女が軽くため息を吐いた。
それを臨戦態勢の解除だと判断したレオが、背後から恐る恐る声を掛ける。

「乙女さん、お疲れ様」
「来たか。道場の方はどうだった?」
「顧問の村田が名誉の負傷。でもまぁ、大した事はなさそうだったよ。
他に怪我人はいないし、俺も無傷であります!」

事件の解決と、乙女の態度に安堵して、微笑みながら敬礼をするレオ。
それに対する乙女は、同じく微笑んではいるものの、気配に憂いを帯びている。

「私も、美術室で西崎と会ったよ」
「へぇ、やっぱりいたんだ。村田が心配してたから、俺も気になってたんだ」
「なぁ、レオ。私は、男に見えるか?」
「…は?」

突拍子もない質問に、レオが上手く切り返せないでいると、
まとわりつく何かを払うように、乙女が軽く首を振った。

「いや、なんでもない。…全部、この格好が悪いんだ。
正体を悟られないためとはいえ、何故私がこんな格好を…
さっさと帰って、着替えるぞ。返り血も臭くて敵わん」
「か、返り血!?気絶させるだけでいいのに?それって大丈夫なの?」
「心配するな。鮫氷には洗って返すさ。
まったく、怒りで八つ当たりとは、私もまだまだ未熟だな」
「いや、俺が心配なのは…」

180 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:21:44 ID:Rit0ad6C0

犯人達の命だよ、と言い掛けたレオを置いて、乙女がフェンスから距離を取った。
それを助走の準備だと悟ったレオは、慌てて乙女を追い掛ける。

「警察やマスコミに捕まる訳にはいかないからな、跳ぶぞ。
――――付いて来い!」

再び風になろうとする赤い背中に、軽くため息。
それでもすぐに満面の笑みとなり、力強く答える。

「わかった、付いていくよ」

貴女が、背中を任せてくれる限り。
どこまでだって、付いていく。
何とだって、戦える。
…貴女以外となら、ね。
心の中でそう付け加え、レオは脚に力を込めた。




そして、二つの赤い風が、聖夜の松笠を駆け抜けた…

181 :聖夜に駆ける赤い風 :2006/12/30(土) 11:24:44 ID:Rit0ad6C0

『………昨日発生した“松笠・竜鳴館立て篭もり事件”は、
怪我人を出しつつも、謎のサンタクロースの活躍により、解決に至りました。
犯人のほとんどが意識不明の重体ですが、一部軽傷の者もいるため、
容態が落ち着き次第、事情聴取が始められる模様です。
なお、警察は乱入したサンタクロースについても、
立て篭もり犯への傷害、あるいは殺人未遂の容疑で捜査を進める、としていますが、
手掛かりは乏しく、正体解明は難航を極めそうです。
また、竜鳴館周辺の住民から、事件解決前後、
屋根伝いに空を往くサンタクロースを目撃した、
との証言が多数出ていますが、事件との関連性は不明です。
…続いてもう一つ、別のサンタクロースにまつわる話題です。
ここ数年、恒例となっていますが、クリスマスである今朝、
北は北海道から、南は沖縄までの日本全国各地の児童養護施設で、
プレゼントの詰まった大きな袋が相次いで発見されました。
昨年までと同じく、幾つかの施設では、サンタクロースの格好をした大柄の男性が、
袋を残して去っていく姿が目撃されています。
このプレゼントに、施設の子供達は「サンタクロースが来てくれた」と大喜びです。
サンタの正体に関しては、各施設を一晩で行き来するのは物理的に不可能なので、
志を同じくする複数のボランティアが行っているのではないか、との説が有力ですが、
「顔に傷があった」「野太い声で『めるぃぃぃぃぃ』と叫んでいた」等、
目撃証言があまりに似通っており、施設の職員達でさえ、
「実は同一人物の仕業で、本物のサンタクロースではないか」と首を傾げています………』

182 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 11:32:25 ID:Rit0ad6C0

聖夜に駆ける赤い風
>>173-181

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれはクリスマスに投下するつもりで書いていたと
思ったらいつの間にか一週間近くも(ry』
逆に考えるんだ。「年内に間に合っただけマシさ」と考えるんだ

兎に角、乙女さんを活躍させたかったのに、
なんとなくクーを登場させた辺りから、段々妙な方向に…
肝心のバトルシーンが、気が付けば変な詩みたいになってた時は、
リアルに頭がどうにかなりそうだった…
ここは橘館長の声で脳内再生して、某次回予告っぽくしてくれれば助かります
館長といえば、オチ…ちゃんとオチてますかね?

最後になりましたが、読んで頂いた皆様、
貴重なお時間を割いて頂き、ありがとうございました

183 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 11:37:12 ID:gnAc+oJO0

オナニー臭い、臭すぎる。
小学生が書いたドラゴンボールなみに恥ずかしい。
読んでるこっちがこっぱずかしくなった。

184 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 11:54:35 ID:InrIw2dZ0

>>182GJ!

>>183頼むから二度とレスしないでくれ

185 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 12:07:40 ID:gmPfWFF40

>183
小説ってのは盛大なオナニーなんだぜ?

186 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 12:17:02 ID:C0itJimp0

>「野太い声で『めるぃぃぃぃぃ』と叫んでいた」

脳内再生されてここだけちょっとワロタ

187 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 12:41:02 ID:YInXI3UP0

>>182
一部場面がわかりにく箇所もあったけどGJ

188 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 12:57:12 ID:guMojEN/0

>>182

メインが誰なのかハッキリしない
犯人グループの動機が最後までわからないなど
いろいろ消化不良の感じ

189 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 13:08:44 ID:wE4QfKprO

>>182

お願いだから乙女さんとレオを殺人未遂犯にしないでくれ…………

館長のところはワロタ

190 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 23:06:20 ID:Szg0kYWy0

>>181を元にして投下

191 :サンタが空から降ってきた・1 :2006/12/30(土) 23:09:22 ID:Szg0kYWy0

「儂にサンタを?」

「はい、橘さんにこのようなお願いは
 まことに失礼だとは思いますが
 他に頼れる方も思いつけず……いかがでしょうか?」

竜鳴館館長・橘平蔵のもとを
古くからの知り合いである教会のシスターが訪れたのは
12月も半ばを過ぎた頃であった。

教会が運営する孤児院のクリスマス会で
サンタクロース役を務めるはずだった同じ教区の神父が
急な病で倒れてしまったのだという。

「儂のような無骨者でよろしければ、喜んでお引き受けしましょう」

平蔵は躊躇なくサンタ役を引き受けた。
普段頼み事をしてこないこのシスターがわざわざやってきたのは
よほど困った上でのことと承知していたからだった。

「まあ!ありがとうございます!
 ええ、大丈夫、橘さんならとても素敵なサンタさんになれますわ。
 後は衣装の準備ね、橘さんご立派な体格だから
 少しサイズを直さないとお召しになれませんわね」

「ふむ。この際、今からでも
 そちらにお伺いしてもよろしいかな?」

「それは助かりますけど、よろしいのですか?
 学校のお仕事もいろいろお忙しいのでは……」

「何、かまいません。では、参りましょうか」

192 :サンタが空から降ってきた・2 :2006/12/30(土) 23:12:24 ID:Szg0kYWy0

平蔵は恥じた。己の不明を恥じた。
孤児院に着くまで、子供たちの暮らしぶりをなんとなく想像し
どんな遊びをしているか、自分がどんな遊び相手になれるかと
そんなことを考えていた。

実際には、誰一人遊んでなどいなかった。

ある子供は裏庭の菜園で働き
ある子供は鶏の世話をし、ある子供は洗濯をしていて
ほんの5、6歳程度の子供ですら
自分より小さな子供の世話をしていた。

「この孤児院は、みなさんの善意の寄付で運営されていますが
 こうして自給できるところは自給で賄い
 子供たちにも手伝ってもらって運営しています」

自然と厳しい表情になってしまっていた平蔵に
シスターが努めて明るく説明をする。
皆、生きるために働いているのだ。
まるで平蔵が子供だった頃の
いわゆる丁稚奉公のような暮らしぶりだった。

「さあ、橘さんはこちらへ。
 衣装を皆に見られないようにしないといけませんからね」

シスターの私室に通され、採寸をされている時に
平蔵は部屋の片隅に大きな布袋を見つけた。

「あれは、クリスマスのプレゼントですかな?」

「ええ、何とか人数分用意できました。
 当日は、これを橘さんに配っていただきます」

193 :サンタが空から降ってきた・3 :2006/12/30(土) 23:15:28 ID:Szg0kYWy0

「失礼だが、中身を見せてもらってもよろしいですか?」

「は……はい。どうぞ」

ほんの少し躊躇いを見せてからシスターがうなずく。
平蔵はおもむろに袋の中身に手を伸ばした。

小さな体をさらに縮こまらせて
シスターがつぶやく。

「こんなつまらないものを配っていただくのは
 本当にお恥ずかしいやら申し訳ないやら……」

「……決してつまらないものではありませんし
 恥じねばならんのは、儂のほうです」

手編みのセーターやマフラー。厚紙でできた飾りもの。
廃品を再利用した手作りのおもちゃ。

おそらくはほとんど金のかかっていない
そしてその分だけ手間と労力がかかっているプレゼントが
シスターの愛情と一緒に袋に入っていた。

暖かく湿った感情とともに
腹立たしいような何ともいえない気分になって
平蔵は袋の口を閉じた。

何とかしたい。
何とかしなければ。

そして、そう思ったら必ず実際に何とかする。
それが、橘平蔵という人間だった。

194 :サンタが空から降ってきた・4 :2006/12/30(土) 23:19:34 ID:Szg0kYWy0

12月24日。クリスマス・イヴ。
今日も子供たちが働く教会に
若い男女数名の来客があった。

「ごめんください。緑が丘カトリック教会はこちらですね?」

一行の中の輝くようなブロンドの髪の少女がにこやかにシスターに尋ねる。

「はい、そうですけど……どちら様、ですか?」

「私たち、竜鳴館生徒会のものです。
 今日は橘館長の依頼でこちらにお伺いしました」

「まあ、橘さんの教え子の方たち?
 それはどうも……
 あの、橘さんご本人は?ご都合がつかなかったのかしら?」

「いいえ、橘館長は必ず参ります。
 私たちはその準備のために参りました。
 レオ、子供たちを集めて。カニっちとなごみんはロープの設営。
 スバルくんとフカヒレくんはライトの設置よろしく」

てきぱきと指示を出していく少女に
唖然としていたシスターがおずおずと尋ねる。

「……あの、ライトとか何に?」

「準備です。サンタクロースを呼ぶための、ね」

「エリー、予定の時間だよ」

「OK、それじゃ、そろそろ始めましょうか!」

195 :サンタが空から降ってきた・5 :2006/12/30(土) 23:22:48 ID:Szg0kYWy0

「皆さーん、こんにちはー!
 今日が何の日かは、知ってるわねー?」

中庭に集められた子供たちを前に並べ
少女がスピーチを始めた。

「そう、クリスマスイヴ。
 今日はサンタクロースが世界中の子供たちに
 プレゼントを配って回る日なの。
 世界中に配って回らないといけないから、サンタは大忙しね」

「……だから、ここにはこないの?」

一人の幼い子供がポツリとつぶやく。
一瞬、少女の眼が悲しげに曇るが
すぐに元の明るさを取り戻してまた声を上げた。

「さあ、どうかしら?
 ねえ皆、皆はサンタクロースに来てほしい?」

子供たちが顔を見合わせる。
ぼそぼそと何か囁きあう。
そして、一番年長らしい子供が代表するように答えた。

「サンタさんがお忙しいのなら、ボクたちはいいです」

少女の顔が悲しそうにきゅ、と歪んだ。
そしてまたすぐに持ち直す。

「そう……皆、いい子ね。
 でも!今日は特別に、少し早い時間にサンタさんが来てくれることになったの!
 だから、皆で呼んでみましょう!サンタクロースを!」

196 :サンタが空から降ってきた・6 :2006/12/30(土) 23:26:27 ID:Szg0kYWy0

高いビルの屋上。
冷たい風の吹き抜ける中、一人の男が立っていた。
屈強な体を、白いエリのついた真っ赤な衣装で包み
長い髭と髪が風にあおられるのも
全く意に介さない風だった。
腕を組み、目をつぶり
じっと何かを待っている。

やがて、その眼がカッと見開かれた。

聞こえる。
自分を呼ぶ、子供たちの声が
乾いた風に乗って遙か遠く、眼下の町から。
最初はかすかに、やがて強く、ハッキリと。

男は傍らにあった布袋を肩に担ぐ。
自分がすっぽり入ってしまいそうなほどその袋は大きく
そしてぎっしりと何かが詰まっていた。

男が後ずさりを始める。

「誘導灯、確認!風向き、北北西3メートル!追い風です!
 館長……ご武運を!」

「うむ!」

傍らに控えていた少女が告げた声にうなずくと
男は目にも留まらぬスピードでフェンスめがけて走り出し
そしてビルそのものが揺れるほどの力でジャンプすると
フェンスを越え屋上から冬の空へと飛び出した。

「ぅうおおぉぉぉ!」

197 :サンタが空から降ってきた・7 :2006/12/30(土) 23:29:28 ID:Szg0kYWy0

『サンタクロース!』『サンタクロース!』

子供たちは呼び続けていた。
待っていた。本当は、子供たちは待っているのだ。
サンタクロースが来てくれることを。

たとえどんな形であっても
たとえどんなささやかであってもいい。
自分たちが、見捨てられたわけではないと
まだ誰かに愛されていると、教えてほしいのだ。

「OK、乙女センパイ……
 みんな、サンタクロースを呼ぶのはもういいわ!
 それより、そろそろサンタがやってこないか
 耳を澄ませてごらんなさい!」

少女がかかってきた携帯電話で誰かとの通話を終え
子供たちに呼びかけをやめさせる。
キョロキョロとあたりを見回す子供たち。
少女はといえば、残りのメンバーに
慌ただしく指示を出し続けている。

やがて、一人の子供が空を見上げた。

「……なんか聞こえない?」「えー?」「どこからー?」
「ほら……上から、なんか……声が」

子供たちが一斉に空を見上げ、耳を澄ませる。
その見上げた空の彼方から
遠い雷のような声が、確かに聞こえた。

『……んんむぅぅぇぇえええるぃぃぃぃぃいいいいいい!!』

198 :サンタが空から降ってきた・8 :2006/12/30(土) 23:33:34 ID:Szg0kYWy0

ズドォーン!!!

冬の空を突き抜けて
冷たい風を切り裂いて
それは空からやってきた。

着地の衝撃で立木を揺らし
もうもうと土埃を巻き上げて
それは孤児院の中庭に降ってきた。

やがて静まりはじめた土埃の中で
一つの、赤い人影が身を起こす。

「めるぃぃぃぃぃ!
 くりぃすまぁぁぁーーーす!!」

着地の衝撃に勝るとも劣らない大音声で
窓ガラスをビリビリと震わせて
赤い人影がおかしなアクセントで叫ぶ。
呆気にとられていた子供たちの間で
やがてささやき声が漏れ始める。

「……サンタ?」「……サンタだ」「……空から?」

ポカンとしていた表情に、驚きと、興奮と、喜びが混じり始める。

「サンタだ!」「サンタクロースだ!」「降ってきた!サンタが空から降ってきた!」
「スゲー!サンタ、スゲー!」「サンタクロース!サンタクロース!」

子供たちが張られたロープを乗り越えて、サンタクロースに駆け寄っていく。
子供たちの興奮のるつぼの中で
サンタクロースもまた、嬉しそうに笑っていた。

199 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 23:35:33 ID:IZwrydezO

しえん

200 :サンタが空から降ってきた・9 :2006/12/30(土) 23:38:39 ID:Szg0kYWy0

「先日は、本当にありがとうございました。
 子供たち、まだサンタクロースの話ばかりしてるんですよ」

「……ちょっと、登場が派手すぎましたかな」

数日後。
再び平蔵の元を訪れたシスターが
孤児院の状況を教えてくれる。
照れくさそうに、ぽりぽりと頭をかく平蔵に
シスターはにこやかに笑いかける。

「いいえ。貴方は、私があの子たちに与えられなかった
 大事なものを与えてくれました。夢、を」

「はて?生徒たちが各家庭から勝手に集めた
 使わなくなった物などはプレゼントにして袋に入れてありましたが
 そんな素敵なものを儂には送れたものかどうか……」

まだ照れている平蔵にシスターがさらに追い打ちをかける。

「今、子供たちが大きくなったらなりたいもののトップは
 『サンタクロース』なんですよ。
 皆、大きくなったらサンタクロースになりたい、ですって」

「あー、ウホン!これは、お借りしていた衣装です。お返しして……」

「橘さん……よろしければ、それはお持ちになっていてくださいませんか?」

拒む理由はなかった。

この年から、松笠ではサンタは空から降ってくる。いい子にしていれば、きっと貴方のところにも。

201 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 23:40:46 ID:Szg0kYWy0

おしまいです。勝手にネタ元にして>>182さんスイマセン。

202 :名無しさん@初回限定 :2006/12/30(土) 23:59:14 ID:LcwUZWPK0

>>201
ちきしょう、目から汗が出やがるぜ・・・
GJ

203 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 00:12:55 ID:fXW4veLO0

>>201GJ! すばらしい。
一つだけ。パラシュートを使わないほうが断然面白いのは事実だが、
パラシュートを使わないことのうまい説明が一行あったほうが、より自然だと思う

乙女さんが館長にパラシュートを手渡す
→おや、穴が空いているではないか
→館長、もう時間です!
→ええい、こんなものはいらん!

ってかんじかな

204 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 00:20:56 ID:WF3ep9bSO

>>201
館長スゲェwwww
降ってくるのが目に見えるようだ。
爆笑してしまった。GJ!

205 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 00:44:15 ID:6dwQWxYF0

>「……だから、ここにはこないの?」
とか
>「サンタさんがお忙しいのなら、ボクたちはいいです」
とか

実際んなこと言われたら泣けるだろうなぁ・・・

>>201
GJ

206 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 03:34:05 ID:snNU6+Pq0

仕事早い>>201さんGJ

207 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 03:40:12 ID:c/RRh24n0

>>201
おまえ、良い妄想してんナ

208 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 03:41:01 ID:c/RRh24n0

GJ忘れてたGJ

209 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 07:04:36 ID:zzP/WZVv0

>>201
GJ!!!
>『……んんむぅぅぇぇえええるぃぃぃぃぃいいいいいい!!』
に笑いつつ、ポロポロと泣いてしまった

210 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 12:02:45 ID:kdUBNnw8O

>>201
すごくいい GJ

211 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 12:22:50 ID:n2/hmMkG0

>>201
姫はこういう役回りは引き受けたがらなくて
むしろ乙女さんあたりが喜んでやりそうだと思ったが
読み返してみると「レオ」と呼びかけていて
これが姫ルート後の話なのだとすると
レオとの恋愛が姫に影響を与えた結果なのかなと思うと
姫スキーな俺としてはちょっとうれしかった

GJ

212 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 16:07:00 ID:Z3yhxjn5O

実際のところ、館長昔からサンタしてそうな気がしてきたよ!

GJ!

213 :大掃除1/5 :2006/12/31(日) 16:09:40 ID:4NXPCpEt0

 すっかり晴れ渡った空。太陽もさんさんと輝いてるから
新しい空気を入れようと雨戸を開けると、
「あぅ・・・・・・やっぱり寒い」
 そんな年末のある日。
 クリスマスも終り、年越しに向けて皆で大掃除をすることになった。
 居間に集まったみんなの前には雛乃姉さんが自分で作ったという
抽選箱を掲げて立っている。
「では皆の者、これから大掃除の担当決めくじ引きを執り行うぞ。
ではまずかなめからだ」
 要芽姉さん、瀬芦里姉さんが抽選箱から紙を引く
「あら、私は台所ね。フフ、空也と巴が普段から掃除してるから楽ね」
「えー!私庭掃除やだよー。もっとコタツの中とか、暖かいところがいいにゃー」
「馬鹿を申すな!ほれ、次はともえだぞ」
 雛乃姉さんが抽選箱を私の前に差し出した。
 抽選箱に手を突っ込み、ごそごそとかき混ぜてから指先に当たった紙を引く。
 引いた紙に書かれていたのは・・・・・・
「ともねえはどこの担当?」
「わっ、私は仏間だって」
「そうか、ともえよ、母上の事、よろしく頼むぞ」
 仏間にはお母さんの遺影が飾ってある。雛乃姉さんはその事を言ってるんだろう。
「うん。任せておいて」
 空也や妹達も引き終えたらしく、再び雛乃姉さんがみんなの前に出てきた。
「それでは各々、担当の場所に散らばるのだ。我はここで監督をするから、
困った事が有ったらいつでも頼るがよいぞ。では、散れ!」
 号令とともに、皆が散らばっていく。私も仏間に行かなきゃな。

 襖を開けると、仏間の中の線香の匂いが私の鼻を衝いた。
 お母さんが亡くなったのが私が小学校の頃。
 当時は私、寂しくて高嶺と二人でこの仏間にいつづけてたことがある。
 だから今でも線香の匂いを嗅ぐと少し寂しい気持ちになる。

214 :大掃除 2/5 :2006/12/31(日) 16:13:03 ID:4NXPCpEt0

「さて、と。お掃除頑張ろう」
 自分自身にえいえいおーと気合を入れてから、まずはお母さんの遺影を
布巾で丁寧に拭く。
 外の廊下では担当の空也が雑巾がけをしている音が聞こえる。
「こうやって見ると、要芽姉さんはお母さんに似てきたな。
お父さんが姉さんにべ、べったりなのも分かる気がする」
 少しだけ要姉さんに甘える自分の姿を想像すると、顔が赤くなるのがわかった。
 遺影を拭いた後、部屋の窓を開けて窓際に遺影を置く。こうしておくと何だか
お母さんが見てくれてるみたいでなんか嬉しい。
 実際、仏間も定期的に掃除しているから、普段とあまり掃除の仕方も・・・・・・
そうだ。押入れの中も掃除しよう。大掃除だしね。
 押入れの中の物を取り出して床に並べ、ハタキをかける。
 パタパタとやってるうちに目に入ったのが
「うわぁ。アルバムだ」
 一度開いて中を見てしまったら掃除が遅れると思いながらも、ついつい開いてしまう。
「あは、懐かしいな。これ」
 写真は空也がウチに来た当事のもので、皆で近くの海に遊びに行った時のだ。
 水着に麦藁帽子をかぶった私と、手を繋いだ空也が写っている。
「あれー?ともねえ何やってるの?」
 声に振り返ると、空也が廊下から仏間に顔だけ覗かしている。
「アルバムが見つかって、つ、ついつい見ちゃってたんだ」
「へぇー。アルバムなんかずいぶん見てないからね。あれ、写ってるの俺?」
 空也が仏間に入って来て私の後ろからアルバムを覗き込む。
「うん、そうだよ。これは空也がウチに来たばかりの頃の写真だよ」
「ふーん、ともねえ、この頃は特別背が大きいわけじゃなかったんだね」
「あぅ・・・・・・当たり前じゃないか」
「く〜や〜!新しい水バケツに汲んできたよ〜」
 廊下から海の声が聞こえる、と思って振り返ると、
今度は海が仏間に顔を覗かせている。

215 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 16:13:58 ID:uBpkaft80

216 :大掃除 3/5 :2006/12/31(日) 16:16:40 ID:4NXPCpEt0

「二人とも、何してるの〜?あっ、アルバムだ〜」
 海も空也の隣からアルバムを覗き始めた。
「今のくーやはかっこいいけど、この頃のくーやはかわいかったよね〜。
お姉ちゃん、どっちのくーやにしたらいいか迷っちゃうよ〜」
「いや、お姉ちゃん、意味わかんないよそれ」
「ちょっと海!アンタ人に掃除押し付けておいて自分は何してんのよ!」
 今度は高嶺がやってきて、アルバムを目に留めると
「あら、懐かしいもの見てるじゃないの。アタシも混ぜなさいよ」
と言って輪に入ってきた。
 そうこうしている内に、姉さん達もいつの間にか仏間にやってきて、
皆でアルバムを囲んで談笑していた。
「ほらっ、これ見て見て!私とモエが学年対抗リレーでお互いアンカーやった時の
写真!アレは結局私の勝ちだったんだよねー、モエ」
「あはは、瀬芦里姉さんには勝てないよ」
「おお、我の写真もあるぞ。これを撮った時は調子が良かったのだろうなぁ。
我は今でも美しいが、小さい頃から花の妖精のようにかわいらしかったのだな」
「ホラこれを御覧なさい。私が習字で県の金賞を取った時の写真よ」
 皆で集まって一つのアルバムを見て思い出話をする。
 何だかこう言うのもたまにはいいなぁ。
 ふと窓際を見ると、お母さんの遺影が薄らと微笑んでいるように見えた。
「これ、イカが沖縄行く前の日に撮った写真じゃない?」
「あー、多分そうだ。海お姉ちゃん、写真の中で俺にべったりだね」
「当たり前だよ〜。だって愛しのくーやと会えなくなる前の日の写真だよ。
私は今でもこの日の悲しみを忘れないよ〜」
 その写真をよく見ると、皆どことなくしょんぼりとした顔で写っている。
 写真の中の私も、空也も、悲しげな顔でこっちを見ている。
「おっ、これ要芽姉の中学校時の写真じゃない?」
「そうね。生徒会の委員長をやっていた時の写真だわ」
「あは、私と犬のマルが写ってるよ。かわいい犬だったね」
「おおっ!タカのピアノの発表会だ。これ小学校の時の写真だっけ?」
「高校よ!悪かったわね。幼く見えて」

217 :大掃除 4/5 :2006/12/31(日) 16:21:25 ID:4NXPCpEt0


「これは!モエの高校卒業記念で川原でやったバーベキューの写真だ。
なんかモエが川に落ちたよね?この時」
「あぅ、アレは瀬芦里姉さんが突き落としたんだよ」
「そうだっけ?ごめんごめん、アハハハハ!」
 アルバムのページをめくりながら皆で思い出にふけっていると、
空也が、気のせいかもしれないけど、寂しそうに笑ってる。
 どうしたのかな?と思っていると、不意に空也が立ち上がって仏間を出て行った。
 空也があんな表情を見せたのは、写真が空也が柊の家を出ていった後の
時期に撮られたものに移ってからだ。
 もしかすると空也、自分がいなかった時間の事を私達が楽しそうに話してるから、
寂しくなっちゃったのかもしれないな。
 ちょっとだけ心配になって、空也に続いて私も廊下に出る。
「くっ、空也」
 仏間から少し離れたところで空也を呼び止める。
「何?どうしたのともねえ?」
「あの・・・・・・その・・・・・・ごっ、ごめんな」
「えっ?」
「私がアルバムなんかみっ、見始めたから、空也に寂しい思いさ、させちゃって」
「・・・・・・何のこと?」
 空也は私の言っていることがよくわからないという風だ。
「えっ?くっ、空也は、私達が空也が柊家にいない時の思い出を、
たっ、楽しそうに話してるから、寂して居たたまれなくなって仏間を出たのかな?
って思ったんだけど・・・・・・」
 私が言い切ると、空也はフフフと軽く笑って
「なんだ、違うよ。俺はトイレに行こうかと思って仏間を出たんだよ」
「あぅ・・・・・・ごめん。いっ、今のは忘れて」
 勘違いしたと気がついて、耳まで真っ赤になるのが感覚で分かる。
「でも、言われて見れば確かに少し寂しいって感じてたかもしれない。
ありがとうね。ともねえ。心配してくれて。俺、トイレ行ってくるから先に戻っててよ」
「うん」
 トイレに向かう空也を見送って、私は自分の部屋に寄ってから仏間に戻った。

218 :大掃除 5/5 :2006/12/31(日) 16:25:46 ID:4NXPCpEt0

 仏間ではまだ姉さん達や妹達がアルバムを囲んで話していた。
 私が戻ったことに雛乃姉さんが気がついたらしく、
「おお!そういえば我等はまだ大掃除の途中だったな。各々、担当の場所にもどれ!」
「ひっ、雛乃姉さん、ちょっといいかな」
「なんだともえよ?」
「空也も、すぐここに戻ってくるから、そしたら・・・・・・」
 
 少しすると、空也が仏間に戻ってきた。それを待ちかねたかのように瀬芦里姉さんが
「クーヤ遅いよ!ほら早くここに入って!」
「えっ、何が?何でそんな皆並んでるの?」
「写真を撮るに決まってるじゃない。見ればわかるでしょ。ホントグズね」
「何で今写真なんか・・・・・・?」
「わっ、私が言い出したんだ。皆で写真とろうって」
「何でもいいから空也、早くここへいらっしゃいな」
「うん、わかったよ」
 空也もカメラの前に並んだ。並び方は空也出発前日の写真と同じ並び方。
 カメラをセットして、私もならびに入る。
「と、撮るよー。はい、チーズ・・・・・・」
 ・・・

「親父殿、あけましておめでとうございます」
「うむ、雛乃は今年も元気でやれそうだな」
 お正月になって帰ってきたお父さんに、一人ひとり順番に新年の挨拶。
 要芽姉さん、瀬芦里姉さんの番も終わって、次は私だ。
「お父さん、あけましておめでとう」
「うん、めでたいな!巴よ、今年こそいい男捕まえてこないと、そろそろパパ心配だぞ!」
「あは、あはははは」
 思わず苦笑いが出る。
「まぁ、巴はやさしいからな、心配はないがお前のお姉ちゃんや妹達は・・・・・・」
 一瞬、部屋の温度が下がったような気がして、お父さんが慌てて口をつぐんだ。
 去年末に仏間で撮った写真は、あのアルバムの、空也出発前日の写真の隣に入れてある。
 写真の中で、私も空也も、皆笑顔だ。 

219 :SSD :2006/12/31(日) 16:33:59 ID:4NXPCpEt0

年末ネタです。
ねぇやはちゃんと大掃除したんでしょうか?

今年はあまり書けませんでしたが、
来年はもうちょっとペースを上げれたらいいなぁと思います。
それではよいお年を

>>215
支援ありがとうございました

220 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 16:34:14 ID:kjuGwDE90

>>244
実際には2週間ぐらいで仕上げている乙女さん

221 :シンイチ :2006/12/31(日) 16:37:40 ID:FQsOn1wR0

GJです!
アルバムなんて、長いこと見てないですね。
むしろどこにあるかわからない…
良いお年を〜

222 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 16:41:17 ID:uBpkaft80

>>219
GJ!
アルバムの中も外も、人柄が出てて凄い
親父殿は新年も相変わらずですな

223 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 16:45:40 ID:NxJUjFYZ0

>>219
淡々と乙

224 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 17:31:56 ID:jjma7vaC0

>>219
凡々と乙

225 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 17:46:01 ID:c/RRh24n0

>>219GJ
住民の皆さん、良いお年を〜

226 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 20:26:40 ID:ObfNUsT00

>>219GJ

>>244
何を仕上げたんだい? 乙女さん

227 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 21:11:01 ID:fXW4veLO0

>>219GJ

>>244で乙女さんが何を仕上げるのかwktk

228 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 21:43:11 ID:Z3yhxjn5O

禿銅

229 :名無しさん@初回限定 :2006/12/31(日) 21:55:11 ID:Z3yhxjn5O

禿銅

230 :名無しさん@初回限定 :2007/01/01(月) 00:07:29 ID:I3OCP1JfO

乙女さん、あけましておめでとうございます!

231 :名無しさん@初回限定 :2007/01/01(月) 06:53:24 ID:wnTmgqyH0

川に突き落とされるのは高嶺のほうがよかったと思う。
で、そこで海が石を投げまくって追撃。

232 :名無しさん@初回限定 :2007/01/03(水) 22:54:16 ID:rqXtlRYzO

保守

233 :名無しさん@初回限定 :2007/01/03(水) 23:53:22 ID:HRd+21iC0

盛り上がったと思ったらすぐ盛り下がるなぁー

234 :名無しさん@初回限定 :2007/01/04(木) 08:11:04 ID:xbVUDIAk0

きぬママみたいな安定性がほしいよね

235 :名無しさん@初回限定 :2007/01/06(土) 00:51:02 ID:qEYuoKnJ0

236 :名無しさん@初回限定 :2007/01/06(土) 19:49:15 ID:3hDiJ/NT0

盛り下がってるんで明日の5時ごろにでも投下しようかな……。
長いんで支援募集。

237 :名無しさん@初回限定 :2007/01/06(土) 20:12:01 ID:dzo2r6sD0

>>236
頑張れ!期待してる!!

保守保守

238 :名無しさん@初回限定 :2007/01/06(土) 20:37:40 ID:3hDiJ/NT0

あ、午後5時ね。

239 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 04:39:46 ID:GsSmCb3S0

          _,.-‐'"´  ̄  ̄ ̄` 丶、
       _,.-´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     /::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::ヽ
     /::::::::::::::::/:::::::::::i:::::::、:::::::::::\:::::::ト:::::::`、
   /::::/.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.l.:.:.:.:ハ.:.:、::::::::\::|::::::::::::i
.  /.:.:/.:.:..:l:::::::|.:.:.:.:.:.:.l.:.:、.:.:ヽ.:.\.:.:.:弋つ::::::::i
  l.:.:.:|.:.:.:.:.!:::::::|.:.:.:.:.:.:.ト、:ト、::::::\::\_\l::::::::l
.  l:::::::{:::::::::|ト::::{〉、:::::::.├弋i弋:卞、_:.\つr‐、:::|
  l::::::::i:::::::::l K::| {ハ:::ト、:l  ヽ{ \〉_,`ト、.\} !::::l
  {、::::::l::::::::.ハ从`` \::ヾ ‐==='"´ l::::::`Yノ;:::::l
   }ト从 、::::if=='"´  ヾ、 ...::::::::::.. /::::::::::|;;;;;::}::|  なんだ、午前5時ならお姉ちゃんの出番かと思ってたのに…
     \N;ハ..::::::: ,         i::::::::::::|;;;;::ハノ
      |::i、;;ハ.   ヽ       ノ::/:::|::::|/iハ}
      |:i:::;;;;;;;\   r‐=、   /l::i::::::l::Y
      |:l.:::;;;;;;;;;:rfヽ. ` ‐’ / /:/:::::/i::|
      |:ハ:::f从{   `ニi ´   |//::::::ト|/
        }ハ::ハ} }_,.-'"´:_,.}   /ノi:/ヽ::|ヘ
     __ _,.-≦{´::::::::::::/ ノ     l/≦:::::::::::\
   /\  ト、:::::::::::::::{ ヽ  -‐/:::::::::::::::::::::::::::::>、_
    |.   Y |ハ.:::::::::::::i   /:::::::::::::::::::::::::::,.-‐' / ⌒ヽ
   /   } .{ \:::::::::|. /´:::::::::::::::_,.-‐'彡"  /     |
.  /    .レ ヾ=ニ≧:|/_,.-─‐‐'"´ ,‐'´   /      ト、
 /    /     /R.Y‐-----‐‐'´    /    _,.-─ヘ
./    /       ノ⌒/          レ  _,.-‐' -'´⌒\

240 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 04:55:56 ID:doP0igIw0

午後5時の人じゃないからね?大丈夫だからね?
投下

放課後・・
今日は何やら姫が俺に用事があるという事で生徒会に向かっている。。
どうせロクな事にはならないと分かっていても律儀に行く俺って健気だよな。
・・・・・・全く期待していないかと言われれば嘘になるけどさ。

到着。
既に何人かのメンバーが集まっていた。
姫は呼んだのだから当然として佐藤さんとカニで3人だ。
俺が席に着いたのを見て姫が口を開く。
エリカ「揃ったみたいね、一番遅かった罰として対馬君は椅子の上で正座ね」
何だか理不尽な気分になりつつもとりあえず従っておく。
あぁ・・・早速足が痺れてきやがった、この状態は地味に辛いから本題に入ってもらわねば。
レオ「姫、今日は何の集まりなんだ?」
俺に促された姫は怪しげな笑みを浮かべた後こう言った。
エリカ「対馬君改造計画の会議よ」
それを聞いた瞬間、頭部に鈍い痛みと音がして視界がブラックアウトした。

241 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 04:56:32 ID:doP0igIw0

目が覚めると俺は椅子に手錠で繋がれていた。
レオ「・・・・なんで俺、執事になってるの?」
そう、俺は服装が演劇部を手伝った時と同じ、つまり執事さんにされてしまっていた。
まぁ執事なのはともかくして、こうなっているということは服を着せ替えられたわけだ。
カニや乙女さん相手だってそんな事されるのは恥ずかしいのに佐藤さんや姫にされたとなると・・
赤面する俺の思考を見透かしたのかカニから強烈な一言
きぬ「おめーパンツの柄結構派手だな」
『レオは恥ずかしさのあまり混乱した!!』
『レオは混乱している!!レオは不思議な踊りを踊った!!しかし縛られて動けない!!』
『姫はクスクス笑っている、カニAはモジモジしている!!佐藤さんはモジモジしながら出て行った!!』
『レオの周りに戦える味方がいない!!レオは目の前が真っ白になった!!』
最悪だ、もうお婿に行けない。

242 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 04:57:39 ID:doP0igIw0

まぁ、絶望してても仕方ないしせめて理由くらい聞かないと。
レオ「・・で、俺を改造って?それにこの服装は?」
姫「最近私が思うにね、この執行部のエレガントさが低下していると思うのよ。
  基本的には私一人で十分過ぎる程だったんだけど、どうもフカヒレ君で相殺され気味で・・
  やっぱり私が会長をやるからには美しくしたいのよね。
  そこで、対馬君を執事、よっぴーをメイドに教育すればトータルで陽性かなって。」
なるほど、姫の言うことは全然分からないはずが何となく分かるような気がするから不思議だ。
でも腑に落ちない事はある。


(しまった変なところで区切ってしまった、これだからメモ帳でやるのは・・)

243 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 05:04:37 ID:knI0HA8r0

支援

244 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 05:19:03 ID:gdl46Jys0

245 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 05:42:44 ID:doP0igIw0

レオ「フカヒレは執事にしないの?」
スバルや乙女さんは部活で忙しいだろうし椰子は取り付く島もないだろう、
しかしそもそもフカヒレを陽性に出来れば済む話だったのではないだろうか。
そんな俺の問いに姫はこう答えた。
姫「確かに、フカヒレ君が陽性になれば話は早いわ。
  でもフカヒレ君なんかそもそも仕えさせたくないし、
  執事に教育したところで陽性になる気がしないもの。」
・・・・まぁフカヒレだしな。
レオ「じゃあカニは?」
俺と佐藤さんだけが犠牲になるのは気に入らないからカニも巻き添えにしてやる
エリカ「・・あまりエレガントになる気がしないのよね」
レオ「なるほど、物凄く納得」
きぬ「オイてめー・・そこは否定するところダロ?この妖精みたいなボクが陽性にならないって?」
レオ「・・・・・・・」
エリカ「・・・・・・・」
きぬ「・・・・・・」
なんという寒さ・・・思わず場が凍り付いてしまった、これは間違いなく気まずさが続く。

246 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 05:45:58 ID:doP0igIw0

               ガチャ
良美「エリー、着替え終わったけど、やっぱり恥ずかしいよ・・」
そんな殺伐とした竜宮に救世主が!!
ハイ、メイドですメイド、ロングスカート、カチューシャ、紛れも無いメイドです。
思わず心の中でプラカード100点を上げてしまうくらい見事に佐藤さんはメイドしていた。
エリカ「んん〜、やっぱりよっぴーがメイド服着るとますます可愛いわね〜・・えいっ」
良美「あっ・・そんないきなり・・・」
早速姫がセクハラをしていた。
きぬ「で、レオを執事としてしつけるんだったよね?
   そーゆー事はやっぱ言葉使いから入らないとね」
エリカ「そうね、二人とも基本的に色々と尽くしてくれるタイプだから言葉遣いと細かな所だけね。
    とりあえずそれぞれのイメージでやってみて頂戴」
きぬ「って事でオラ!ご主人様と呼べや!」
良美「はい、ご主人様」
なんでこいつはいきなり態度がでかいんだ、怒りのボルテージが上がったので後で泣かしてやる。
が、とりあえずまだ縛られてるし佐藤さんはちゃんと言ってるから俺も合わせておく。
レオ「はい、ご主人様、何か御用でしょうか?何なりとお申し付け下さいませ。」
演劇部のヘルプで扱かれたのは伊達じゃないぜ。

247 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 05:48:18 ID:gdl46Jys0

248 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 05:49:39 ID:doP0igIw0

エリカ「よっぴー、お茶淹れてきて、あとついでに調理室で何か簡単なの作ってきてね」
きぬ「レオ、ボクの靴が汚れてるから綺麗にしろ」
佐藤さんは早速お茶を淹れに行って、姫が悪戯しにその後を追った。
俺はまだ縛られたままなので動けない。
レオ「ご主人様、靴磨きを取りに行くので縄を解いて頂けますか?」
そんな俺の当然の要求に対してカニはとんでもない事を言い出しやがった。
きぬ「綺麗にしろって言われたら舐めるんだよ、全くつかえねーなこのヘタレは」
と言って蹴られた挙句靴にキスさせられた、何この扱い、執事じゃなくて奴隷じゃね?
怒りのボルテージが更に上がった。そろそろキレそうなので思いっきりカニを睨む。
なんだかんだでこうするとカニは大人しくなるのだ。
それからしばらくすると姫と佐藤さんが戻ってきた、姫は何だか満ち足りた表情で、
佐藤さんは目が一本線になっていた、二人に何があったんだろうか。
エリカ「よっぴーはメイドの素質あるわね〜、バッチリかも」
何はともあれそろそろ今日は帰れそうだ、自由って良いよね。
などと考えているとカニがここにきて復讐に転じやがった。

249 :生徒会改造計画 :2007/01/07(日) 06:50:39 ID:doP0igIw0


きぬ「レオは全然ダメ、中学生並みに反抗的なんだぜ?コイツ」
エリカ「え?そうなの?そうは思えないけど・・まぁいっか。
    じゃあ対馬君居残りね、私は予定がビッシリだから・・・よっぴー!教育お願いね」
畜生、なんて効果的且つ卑劣な嫌がらせだ。
当然俺に反論など許されずにあっと言う間に佐藤さんと二人きりになってしまった。
まぁ佐藤さんは優しいから適当に済ませて帰らせてくれるだろう。
           カチャ
入り口の鍵を閉める音が聞こえた気がするけど気のせいだろう。
何故か壁が開いたかと思ったら一階に続く階段、更に地下へ続く通路が現れたけど幻覚だろう。

           そして・・・

本日のニュースです、
行方不明者として捜査されていた対馬レオ(18)の捜索が打ち切りになりました。

                                           BadEnd

途中で面倒になった、反省はしていない。

250 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 09:36:12 ID:Q9bkGH8k0

乙女さん呼べよwwww

251 :ハンチング男 :2007/01/07(日) 09:40:11 ID:doP0igIw0

規制に引っかかったから結構遅れたけども、
>>240-249「生徒会改造計画」
コソーリ投下完了、投下した後って細かなミスに気がついて悶えますね。
他のEnd書く事があったらその時にコッソリ直してやるんだからっ!

252 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 10:10:45 ID:SPsb7Ooq0

>>251


規制については>>3

253 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 12:26:16 ID:6eFuNsxc0

途中で面倒になるぐらいなら投下しないでいいよ

254 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 13:25:43 ID:aolBp0QC0

最後の一行で駄作になったな

255 :それぞれのバレンタイン 1/8 :2007/01/07(日) 16:59:59 ID:JZyvIFqe0

 もう今学年もあと少しという冬の日。
「起きろレオ。朝だぞ」
 いつものように乙女さんに叩き起こされる。
「おはよう、乙女さん……」
「おはよう。レオ、今日は何の日かわかっているか?」
「今日……? ああ、バレンタインでしょ」
 そう、今日は2月14日。とはいっても俺はそれほど意識してはいないが。
 フカヒレあたりは1週間前から張り切っていたし、スバルは逃走ルートの確認とかしていたな。
「そうだ。だからピシッとしろ! 女の子達からチョコを貰えないぞ?」
 そういうフカヒレ的な思考はどうかと思うが……。と、心の中でツッコんでおく。
 それにしても……。
「♪〜」
 乙女さんのご機嫌な態度がなんか怪しいと言うか……。
 まあいい。とにかくカニを叩き起こして登校だ。
「……超ねみー」
「なんかお前昨日夜中に奇声を上げてたようだが……何してたんだ?」
「オイオイ、ボクのような華麗な蝶々の化身が昨日やることと言えば1つだろ?」
「ああ、昨日は新作ゲームの発売日だったな。徹ゲーしてたのか」
「ちげーよボケ! ……ハイッ、レオ!」
 と、カニが俺に差し出してきたのは、一応ラッピングが施された、チョコ?
「なんで疑問系なんだコラァ!!」
「人の心の声を読むな! ……へえ、なんか去年よりでかくなったな」
「それはボクの愛がギュウギュウに詰まってるからさ」
「ま、アリガトな」
「おうよ、ホワイトデーは1000倍返しだかんな」
 ……もしかしてこれ手作り……じゃあないよな?
「よお、坊主、カニ」
 お、スバルだ。オフシーズン中は一緒になることが多い。
「スバル、おはよう、ってどうした? なんか元気無いけど」
「わかってるくせに言うなよ。今日はオレにとっちゃ1年で1番嫌な日だぜ」
 こういう台詞って、言う人が違うと意味も違ってくるよな……。

256 :それぞれのバレンタイン 2/8 :2007/01/07(日) 17:00:33 ID:JZyvIFqe0

「じゃあ、そんなスバルを幸せな気分にしてやっか」
 と、スバルにチョコ? を差し出すカニ。
「ああ、ありがとよ。おお、なんかでかいな」
「それはボクの愛が詰まってるからさ。あ、ホワイトデーは1000倍返しな」
「ああ、わかってるさ」
 笑ってチョコを受け取るスバル。大人だねえ。
「よお、おはようさん!」
「よお、フカヒレ。なんか、臭うな」
「フカヒレ。……ウン、なんか臭うね」
「おはようさん。……やっぱ臭うな」
「なあ、お前ら。なんか今日の俺、いつもと違くね?」
「んー? ……いつもと変わらないな」
「よく見ろ。髪形とかメガネとかおしゃれな風に変わってるだろ? 香水も、高いやつに、変えたしよ!」
 さっきから臭ってたのはそのせいか……。
「あんま気負ってると、ガッツいてんのがばれちまうぞ?」
「へっ、ただ、何もせず、待ってるだけじゃ、得られるものは無いんだぜ?」
「言ってることだけはカッコいいよね」
「へへ、数時間後にはもう、俺の両手はもうチョコでいっぱいになってるぜ!!」
 そう言いつつ、フカヒレは勇んで校門へと駆けていった。
「カニはフカヒレにチョコやんねーのか?」
「一応5円チョコ用意したけど、あの臭いかいでやる気失せた」
 …………………………………………
 教室。
 一部の女子はチョコを配っていた。
「ハイ、対馬君。チョコあげるネ。料理部のみんなで作たヨ」
「対馬! チョコやるでー! ホワイトデー、1000倍返しな!」
 俺も何人かの女子から貰った。素直に嬉しい。
 早くも男どもはうれしそうに微笑んでいるもの、負のオーラを発するものとに分かれていた。
「あ……? あ……? なぜだ? なぜ俺はチョコを貰えない? なぜだ?」
 その原因の一端はお前から放たれている悪臭にあると思うな……。
「いーや、まだまだ1日は始まったばかり! 諦めたらそこで試合終了なんだ!」

257 :それぞれのバレンタイン 3/8 :2007/01/07(日) 17:01:08 ID:JZyvIFqe0

「アイツ、まだ諦めてねーのか。さっさと諦めりゃーいいのにな」
「ま、それでこそフカヒレさ……。カニ、そういやスバルは?」
「オナゴに追い掛け回されて逃げ回ってる」
 モテすぎるのも、考え物、か。
 …………………………………………
「こ、これで、終わり!」
「ハーイ、ごくろうさま。アリガト」
「ありがとう、対馬君。助かったよ」
「ま、なんのこれしきですよ」
 昼休み。
 食後、姫と佐藤さんに頼まれて、俺は竜宮にダンボールを運んでいた。
 中身は、姫宛てのチョコレート。
「これでしばらくお茶菓子には困らないわねー」
 にしても、スッゴイ数……。女子なのに。
「それじゃあ、対馬クンにご褒美をあげましょうか。よっぴー、出して」
「うん」
「ご褒美?」
 佐藤さんがバッグからなにやら取り出した。
「ハイ、コ・レ・あ・げ・る」
「いつもありがとう、対馬君」
 2人から差し出されたのは、チョコ。
「え……、これを、俺に?」
「そ。いつも執行部とか頑張ってるからね。ご褒美」
「私とエリーで作ったんだ」
「あ、ありがとう!」
 2人からの手作り……。マジで嬉しい。
「じゃあ、お茶にしましょうか。美容と健康のためには食後に一杯の紅茶よね。お茶菓子もたっぷりあるし」
「うん、対馬君も座って」
 頑張ってれば、だれかが見てくれるんだな……。これからも頑張るぜ。
 そのころ、スバルは逃走しており、フカヒレはいつのまにか姿を消していた。

258 :それぞれのバレンタイン 4/8 :2007/01/07(日) 17:07:41 ID:JZyvIFqe0

 …………………………………………
「対馬じゃないか」
「よお、ヒャッホウ!」
「もはや名前でもないじゃないか! 村田だ!」
 放課後。廊下を歩いているとコイツと会った。
「対馬。お前は今日チョコを貰ったのか?」
「ああ、いくつかな」
「チッ、0だったら僕の12人の」
「スイマセン、お断りします」
「まだ最後まで言ってないぞ!」
「言わずともわかるわ! どうせならフカヒレに言ってやってくれればよかったものを」
「ああ……。僕がもう少し早く言っていれば止められたのかと思うと、胸が痛む。難儀だ」
 フカヒレは自作自演がばれて、消えぬ汚名を手にしてしまっていた。
 スバルはとうとうつかまり、紙袋6袋分のチョコを手にしてしまっていた。
「ところでお前は貰ったの? 西崎さんから」
「ななななななんでそこで西崎の名前が出る!?」
「どうなんだ? 貰ったのか? ん?」
「い、いや、ま、まあ、も、貰った、が」
「ニヤニヤ」
「お、おっと、僕は部活の時間だ。これから鉄先輩のチョコ争奪戦があるのだからな!」
 まったく初々しいやつだ……。
 …………………………………………
 執行部。
 みんないつものように仕事。
 ただ1つ違うのは、フカヒレがいなかったくらいだが、もはやみんな誰も気に留めなかった。
 仕事も終わり帰る。今日は俺が戸締りの番。鍵を祈先生に返しに行く。
「祈先生、鍵です」
「ハイ、ご苦労様です。……そうですわね、対馬さんにはこれを差し上げましょう」
「これは……、麦チョコですか。ありがとうございます」
「せっかくのバレンタインですから。これからも頑張ってくださいな」

259 :それぞれのバレンタイン 5/8 :2007/01/07(日) 17:08:29 ID:JZyvIFqe0

 役得、ってやつかな。
「ヘ、よかったな小僧。だが、調子に乗るんじゃないぞ。……ところで、乙女は我輩に何か用意してなかったか?」
「いや、まったく」
「貴様、こんなとこで長々と、何をしている? 鼠のように帰るか、我輩に突かれるか、どちらか選べい!!」
 じゃ、帰る。
「……」
「じゃあな、椰子」
 歩いていた椰子に声を掛ける。
「センパイ……。ちょうどいいか。センパイ、待ってください」
「? なんだ?」
「これをあげます」
「これは……板チョコ? お前が、俺に? しかもこんないっぱい……」
「マイマザーが店で配るやつを買い込みすぎまして……。今家がチョコで埋もれてるんです」
「それはそれは」
「誰かに引き取ってもらいたかったんですが……、センパイちょうどいいんで引き取ってください」
「フカヒレにあげたらよかったのに」
「フカヒレ先輩はキモイ勘違いをしそうなんで嫌です」
「俺ならいいのか」
「……やっぱあげません」
「待て待て! くれるんなら貰うよ。ありがとう」
「変な勘違いをしたら潰しますんで。それでは」
「ああ、じゃあな」
 ぶっきらぼうに去っていく椰子。可愛げのないやっちゃ。
 義理とはいえ、あいつが俺にチョコくれるとはね。入ったころと比べると随分進歩したものだな……。
「あ、つしまくん!」
 お、西崎さん。
「こんにちは。今帰り?」
「これ、あげる」
 これは……チョコ。
「あ、ありがとう」

260 :それぞれのバレンタイン 6/8 :2007/01/07(日) 17:09:04 ID:JZyvIFqe0

 ちょっとテレながらニコっと笑う西崎さん。
 うーん……、こういう反応の女の子って可愛いよなあ。村田も幸せ者だ。
「じゃ、また明日」
「あ、ちょっと、ここで、まって、て」
 そう言って西崎さんは、物陰へと入っていった。
「ちょ……りこ。なん……タシが」
「は、や、く!」
「なんでこういう時だけ強引なのよアンタは……」
 あのチラチラ見えるツインテールは……。
「えいっ!」
「うわっ!」
 飛び出してきたのは……。
「あ、つ、対馬……」
「近衛……」
 冬風が、俺たちを撫でた。近衛のツインテールが揺れている。
「え、えと、その……」
「……なんだよ」
 何か、近衛がたどたどしい。下を向いていて、顔も見えない。いつもものをはっきり言う近衛とは、別人みたいだ。
「う……、べ、別に何でも……」
 そう言って踵を返そうとするが。
(ジーッ)
「う、紀子……」
 物陰の西崎さんから物凄い視線を受けて、再びこっちを向く近衛。
「あ、あの、その」
「……なんだよ。何の用だよ」
「えっと、その」
 何なんだ、いったい。
 夕日が、俺たちを照らす。近衛が、顔を上げた。
「……こ、これを、あげるわ」
 差し出されたのは。
「……これはチョコ? お前が、俺に……?」

261 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:12:32 ID:CzchNmBI0

>>4

262 :それぞれのバレンタイン 7/8 :2007/01/07(日) 17:17:25 ID:JZyvIFqe0

 また風が吹く。
「……え? マジ?」
「こ、ここここれは演劇部に配ってたやつで、そ、それが1つ余って、で、そ、そこに偶・然!
アンタが通りかかって、で、捨てるのももったいないから、仕方なく、アンタにあげるのよ! そ、それだけよ!」
 まくし立てる近衛。……近衛の顔は、紅かった。それは、夕日のせいか。
「……」
「な、なんかリアクションしなさいよ!」
「近衛」
「な、何よ」
「ありがとう」
 ジッと目を見て。
「ありがとう、嬉しいよ」
「あ、う……、い、言っとくけど、完璧義理、いや、義理以下よ! お、お情けよ!」
 視線を外さず。
「それでも、嬉しいよ」
「あ、あ、う、あ……、ア、アタシ……」
 ──風が、落ち葉を舞い上げる。木が揺れて、唄を唄う。光が、2人を照らし──
 パシャリ!!
 いきなりフラッシュがたかれた。
「くーっ!(いい顔、ゲットですタイ!)」
「あ、あーっ! 紀子! 何撮ってんのよ!!」
「く!?(しまった、ついシャッターを切ってもうたですバイ!)」
「待ちなさい!!」
 逃げる西崎さんと、追いかける近衛。あ、近衛がこけた。また、追いかけていって、いつしか視界から消えた。
「やれやれ」
 前から思っていたが、近衛はこっちがマジになると弱いんだな。今のではっきりしたぜ。
 今度から、この方法であしらえそうだな。
 さて、帰るか。
 ……それにしても。
「……今日の近衛は、少し可愛かったな……」

263 :それぞれのバレンタイン 8/8 :2007/01/07(日) 17:18:06 ID:JZyvIFqe0

 …………………………………………
「カニめ……、ラッピングだけ立派で中身は安物のちっちゃいチョコじゃねーか」
 昨日ドタバタしてたのはこれのせいかよ。つーかラッピングのほうが金かかってるだろ。
「レオー、降りてこーい」
「はーい」
 乙女さんはテーブルについていた。俺も向かいに座る。
「何、乙女さん」
「レオ、今日は結構チョコを貰ったそうじゃないか」
「うん、まあ……」
「うん。それはいつもお前が頑張っているからだ。いつでも頑張っていれば、今日のようにこういう形で返って来るんだぞ」
「うん、そうだね」
「よし、そんなお前に、お姉ちゃんからもお前にチョコを用意した」
「もしかして、おにぎりにチョコが入ったやつ、なんてことはないよね?」
「はっはっは、そんなわけないじゃないか」
「そ、そうだよね」
「一応作ってはみたが、ひねりが無いからな」
 作ったんですか。
「私のはこれだ!」
 どん、と置かれたそれは。
「おお、大きいね」
 これは、チョコ、つーか、塊。
「さあ、食べてくれ」
 ……大きい以外に変な点は見当たらないな。大丈夫そうか?
 チラッと乙女さんを見る。
 …………食わないと何されるかわからんな。
「じゃ、じゃあ、いただきマース。…………!? こ、これは……!?」
「逆に考えて、おにぎりをチョコでコーティングしてみた。斬新だろう?」
「あ、あ、甘……」
「どうした、照れるな照れるな、よし、食べさせてやろう。遠慮すること無いぞ、まだまだあるのだからな!!」
「うぐがあぁあああぁああああ!!」
 こうして、例年よりも騒がしかったバレンタインは終わった。だが、騒がしい日は、まだ終わらないのである。

264 :獅子の白い1日 1/8 :2007/01/07(日) 17:18:41 ID:JZyvIFqe0

「えーと、カニにはこれ、浦賀さんにはこれ、豆花さんには……」
 これ、これ、これ、と。後は明日調達するか。よし、準備は整ったかな。
 だけど。
「……本当にこれで大丈夫かなぁ」
 ちょっと不安。……ま、何とかなるか。
 そして翌日。今日は3月14日、ホワイトデー。
 いつものように乙女さんに叩き起こされる。
「おはよう、乙女さん……」
「おはよう。昨日はバタバタしていたようだが、ちゃんと準備できたのか?」
「うん、一応ね」
「そうか。ちゃんとお返しするんだぞ。でないと、女の子達に嫌われてしまうからな」
 だからそういう思考はフカヒレっぽい……。と、心の中でツッコむ。
「さーて、レオは何をくれるんだろうな」
 そうわざと俺に聞こえるように言って、乙女さんは1階に下がってしまった。
 軽くプレッシャーをかけてくれるなぁ……。
 ちなみに乙女さんはもう卒業済み。しかしなぜか未だに制服を着て地獄蝶々を持って校門に立っていたりする。
 家を出て、カニと合流。
「……超ねみー」
「ちゃっちゃと歩け、化けカニ」
「ところでレオ、ボクに渡すものとかないか?」
「……ああ、借りてた10円今返しとくか」
「……テメー、その頭ぶん殴って1ヶ月前の出来事思い出させちゃろか? あ、でも10円は返せ」
「わかってるっての。ほれ」
 俺がカニに選んだのは、デッドのストラップ。俺はいつもカニへのお返しはデッドグッズにしている。
「……なんだストラップかよ。確かにこれはちょっと欲しかったけどさ、もっと高いもんよこせよ」
「お前、あのチョコでよくそんなこと言えるな。いらんなら返せ」
「ま、返したらオメーが惨めだろうから受け取ってやるぜ。感謝しな」
 と言いつつも早速ケータイにつけるカニ。ま、満足してくれているようでよかったよかった。
「よお、坊主、カニ」
 お、スバルだ。

265 :獅子の白い1日 2/8 :2007/01/07(日) 17:26:15 ID:JZyvIFqe0

「おはよう」
「よお、スバル。ボクになにか渡すもの、あるよな?」
「お前会って一言目がそれかよ! まったく……。ほらよ」
 スバルはバレンタインで大量に貰うのだが、カニにだけお返しをする。っていうかカニがせがむ。他は無視。
「どれどれ……。お、デッドの新譜じゃん! サンキュー、スバル!」
「どういたしまして」
「お前、あのチョコにCDで返すか」
「値段の問題じゃねーぞ、坊主」
「そうだぜレオ、スバルを見習えや」
 ……カニに言われるとスッゲー腹立つ。
 校門前。見知った顔が続々と集まってくる。
「よ、おはようさん」
「フカヒレ。おはよう」
「よお、フカヒレ。どうした、今日は欝になってる日じゃねーのか?」
「よーく考えたらよ、たかがチョコに3倍返しだなんて理不尽極まりないぜ。金も掛かるしよ。そうだろ、レオ」
「確かに出費はかさんだけどさ」
 この1ヶ月バイトしましたよ、ええ。
「だろー。だから誰にもお返しをしなくてもいい俺は勝ち組なんだよ」
「何言ってんだ、返すやつはちゃんといるだろ。……自分にちゃんと返せよ」
「そうだぜフカヒレ。ちゃんとお返ししなよ。……自分に」
「値段の問題じゃねーぞ。ちゃんと返さねーとな。……自分に」
「ハロハロー、あ、フカヒレ君、バレンタインのお返し用意した? ……自分に」
「お返しはきちんとすべきだよ、鮫氷君。……自分にね」
「きちんと返すのは礼儀ネ。……自分に」
「そやでフカヒレ、ちゃんと返さな。……自分に」
「フカヒレ、3倍に返して、好感度をあげるべ。……自分に」
「フカヒレさん。きちんと返さないと、嫌われてしまいますわよ。……自分に」
「小僧、男なら黙って3倍返しだ。……自分にな」
「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああんんんんんんんんん…………」
「あ、走り去って行っちゃった」

266 :獅子の白い1日 3/8 :2007/01/07(日) 17:26:55 ID:JZyvIFqe0

「よほどつらいことがあったのでしょうね……」
「ってゆーかみんないつの間に?」
 …………………………………………
 教室。
 男子の中には早速お返しをしている者もいる。俺もその1人。
「ワア、可愛いアクセサリネ。アリガト、対馬君」
「お、タオルやんか。ちょうど新しいの欲しかったんや。サンキュー、対馬」
「駄菓子セットですか。なかなかレアなものもありますわね。ありがとうございますわ」
 それぞれの人に合ったお返しって、結構難しいもんなんだけど、喜んでくれてなにより。
「坊主も結構マメだよな」
「ま、礼儀ってヤツさ」
「ところで、オレには返してくれないのかい?」
「だからそういう冗談はやめてくれ!!」
 …………………………………………
「よし、これで今日の分は終わりかな」
「ハーイ、ご苦労様。アリガト」
「いつも対馬君が手伝ってくれて、こっちは楽できるよ」
「ま、一応副会長だからね」
 昼休み。
 生徒会の雑務が溜まってきているので消化。
 1年の終わりと言うことで結構量があり、乙女さんも抜けているので、俺は昼休みも仕事の日々。
「ちょうどいいから2人に。はい、姫にはコレ、佐藤さんにはコレ。バレンタインのお返し」
「わあ、ありがとう対馬君」
「ふーん、開けてみていい?」
「どうぞ」
 2人に合うものを選んだつもりだが……。
「……お、猫のカップじゃない」
「猫好きって聞いたからさ」
「でもコレ私持ってるのよねー」
「グハッ」

267 :獅子の白い1日 4/8 :2007/01/07(日) 17:27:32 ID:JZyvIFqe0

 アイテム選びに失敗した。
「そんな落ち込まないでもいいわよ。この柄お気に入りだし、ここで使うやつにならちょうどいいわ」
「そ、そう? よかった……」
「ええ、対馬クンの心はきちんと受け取ったわ、アリガト。ところでよっぴーは何を貰ったの?」
「ちょっと待って……。あ、ストール……。いいの、対馬君、高くなかった?」
「全然。3000円もしてないから」
「へー、対馬クンの選んだやつねー。つけてみたら?」
「い、いいかな?」
「どうぞ」
 ストールを纏う佐藤さん。……うん、自分で選んどいてなんだが、結構似合うんじゃないかな。
「ど、どうかな?」
「うん、似合ってるよ」
「悪くないんじゃない? よかったわね、よっぴー」
「うん! 本当にありがとう、対馬君」
「いえいえ、たいしたモノを返せなくて恐縮です」
「じゃ、お茶にしましょうか。早速このカップを使おうかしら」
「うん、ちょっと待ってね」
 2人とも喜んでくれたようでよかったよかった。
「ねえ、対馬クン?」
「何?」
「ス、スバル君にはお返しとかしたの?」
「そもそも貰ってもいないって!!」
 …………………………………………
「対馬じゃないか」
「よお、ガラハド!!」
「僕はアイスソードなんか持ってない! っていうか村田だ!」
 放課後。コイツに廊下で会った。ちょうどいい。
「ちょっといいか」
「なんだ、僕はこれから12人の妹にバレンタインのお返しをしないといけないんだが」
「西崎さんと近衛を学食に呼んでくれないか」

268 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:33:14 ID:oKRZ3VOcO

支援

269 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:34:18 ID:Lwel9B470

支援

270 :獅子の白い1日 5/8 :2007/01/07(日) 17:34:37 ID:JZyvIFqe0

「何のようだ?」
「まあ、ホワイトデーなんでな」
「…………何!? どういうことだ?」
「あ、義理だったから心配せんでもいいぞ」
「そ、そうか。って、どういう意味だ!」
「うんにゃ、別になにも。ところで西崎さんにはお返ししたのか」
「あ、ああ。一応な」
「へー、喜んでたろ?」
「ま、まあ、な。って、なんでお前にこんなこと言わなければいけないんだ!!」
「なら答えるなよ……。ま、とにかく頼むぜ」
 …………………………………………
 学食。
「そんなわけなんで好きに頼んでくれ」
 正直この2人の欲しがりそうなものなんてあんまり想像つかなかったもので……。
 そんなときは食べ物が1番無難。
「ぷりん、ぷりん♪」
「西崎さんはプリンね。お前は?」
「……ピーナッツバターパンと豆乳で」
「あいよ」
 学食で頼まれたものを購入。席のほうに移動。
「おいしい♪」
「……まあ、おいしいわ」
「喜んでもらえて何より」
 西崎さんは夢中でプリンを食べている。近衛は……。
「……!」
 目が合ったが、すぐに視線を外された。
 なんかバレンタインの時以来、コイツの態度が少ーし変わった感があるんだが……。
 まあ、悪化したならともかく、良くなったんだから良しとするか。
 トラブルのない日々が一番だ。
「オイ、西崎」

271 :獅子の白い1日 6/8 :2007/01/07(日) 17:35:29 ID:JZyvIFqe0

 村田がやってきた。
「く?」
「広報委員のやつらが呼んでいるぞ」
「くー……、でも、ぷりん……」
「プリンなら後で僕がおごってやる。ほら、行くぞ」
「くー……」
 西崎さんは、名残惜しそうに去っていった。
 後に残されたのは、近衛と、俺。
「……」
「……」
 近衛は無言でピーナッツバターパンを食べている。
 その様子を見ている俺。
「……何よ」
「ん……。相変わらず、そのパン好きなんだな、って思ってさ」
「相変わらずって……。アタシはアタシ。変わらないわよ。……アンタは腑抜けに変わったようだけどね」
 ……この流れは嫌な流れだな。
「そういえば近衛、バレンタインのときに貰ったチョコ、すごく美味かったぜ」
「!! あ、あれは別にアンタのために作ったわけじゃ……」
「え、手作りだったんだ。そうか……だからか」
「!!! な、何がだからなのよ」
「いや……、なんて言うかさ、作り手の愛情がこもってるって言うか、それが伝わってくるって言うか……」
「!!!!」
 真っ赤になってうつむく近衛。
 コイツはストレートな言葉に弱い。照れ屋さんなんだろう。
 弱点がわかると、普段攻撃されていた分、こっちが攻めたくなる。
「近衛──」
 パシャリ!
 いきなりフラッシュがたかれた。
「くーっ!(いい顔、ゲットでごわす!)」
「あ、あーっ! 紀子! 何撮ってんのよ!」

272 :獅子の白い1日 7/8 :2007/01/07(日) 17:36:11 ID:JZyvIFqe0

「馬鹿、西崎、気づかれたじゃないか」
「く!?(しまった、ついシャッターを切ってしまったでごわす!)」
「待ちなさい!」
 逃げる西崎さん&村田と、追いかける近衛。あ、近衛がこけた。また、追いかけていって、いつしか視界から消えた。
「やれやれ」
 ま、お返しはしたし、義理は果たした。これでいいだろう。
 ……にしても。
「近衛はからかうと面白いなぁ」
 今まで散々バカにしてくれた仕返しにこれからもからかってやろう。なんだかちょっかい出したくなるぜ。
 …………………………………………
 帰り。
 俺はまっすぐ帰らずに、とある店に寄っていた。
「いらっしゃいませ、ってセンパイですか」
「よお、椰子。今日も店の手伝い、えらいな」
「……何の用ですか」
「花屋に来る理由なんて1つだけだ」
「センパイが……?」
「ああ、適当な花束を用意して欲しいんだけど」
「適当でいいんですか」
「ああ、花のことはよく知らんし。あ、変なのは却下な」
「わかりました。……母さん、これとこれとこれをラッピングで」
 ……うん、変なのは選んでないな。さすがに客には礼儀正しい。
「ところで椰子」
「ハイ?」
「お前に、これを」
「……なんですか、これ」
「いや、今日ホワイトデーだろ? だから」
「だから、って……。別にいりませんよ」
「いや、まあ、俺の顔を立てると思って受け取ってくれんかね」
「そこまで言うなら貰いますが。……これ、中身はなんですか」
「エプロン。料理、好きなんだろ。あ、変な柄じゃないから安心してくれ」

273 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:37:37 ID:clO070w40

C

274 :獅子の白い1日 8/8 :2007/01/07(日) 17:40:50 ID:JZyvIFqe0

「そ、そうですか……」
 ……ちょっと照れてるか? いや、まさかな。
「なごみちゃん、できたわよ〜」
「あ、うん……。センパイ、どうぞ」
「ありがと」
 会計を済ませ、店を出る。
「じゃあ、またな」
「……センパイ」
「ん?」
「……どうも、ありがとうございます……」
「……ああ」
 …………………………………………
「そんなわけで乙女さんには花束です」
「ほう……うん、いい香りだ。ありがとう、レオ」
「どういたしまして」
「レオも乙女というものがどういうものか、わかってきたな」
「ハハハハハ」(←乾いた笑い)
 ふう、好評でよかった。
「他のみんなにもきちんとお返しはしたのか?」
「うん、みんな喜んでくれたよ」
「そうか、よかったな」
「うん」
「よし、じゃあ、食事にしよう。お姉ちゃん、張り切っておにぎりいっぱい作っちゃったぞ」
「わぁい」
 こうして、何事も無くホワイトデーは終わった。
 そして明日からはまた、変わらぬ、しかし騒がしくも楽しい日常が、また始まる──。
「……ところで、フカヒレはどうしたんだろうな」
 …………………………………………
「へへへ、バレンタインのお返しに、奮発してエロゲを5本も買っちまったぜ。
 これで2次元の女の子達に癒してもらおっと。…………あれ、なんだろう、目から、魂の汗が……
 ちくしょう……。いつか必ず、幸せになってやるからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………………」

275 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:41:25 ID:JZyvIFqe0

年始になったので投下。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年もどんどん投下! と言いたいところですが、仕事やら何やらが多くて……。
まあ、それはそれとしてバレンタインネタです。本当はホワイトデーネタって無くね?
ってなことでそっちを先に思いついたんですが、それだけってのはやっぱ不自然。
去年書いたバレンタインネタの続編にしようかと思ったんだけど、それには近衛いないし、くーはスルーしたしで、
それならいっそ新しいのを、ってなことでこんな感じに。新年1発目から長いですが楽しんでいただけると恐縮。
最近武装錬金が面白い。パピヨンが原作超えてますね。蝶・サイコーです。

276 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:41:35 ID:CzchNmBI0

2分あけないので支援しても意味がないと思われ

277 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:43:21 ID:CzchNmBI0

>>275
あ、終わってたのね

278 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:44:31 ID:JZyvIFqe0

支援ありがとうございました。3連投でも規制はかかるので支援はありがたいです。

279 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 17:55:46 ID:oKRZ3VOcO

乙 面白かったですよ
携帯から失礼しましたー

280 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 18:07:46 ID:s2VQKDtW0

>>275

テンプレぐらいは読もうぜ

281 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 19:42:13 ID:gqFQp1YU0

>>275
乙!
面白かったよ

282 :名無しさん@初回限定 :2007/01/07(日) 23:59:26 ID:F86OLIzP0

>>275

セリフの比率が中途半端に高すぎる

いっそセリフだけの構成にしたほうがいいかも

283 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 00:22:48 ID:sQGqbFGWO

保管庫って見れないのか?

284 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 00:49:41 ID:MU9YumBl0

>>283
保管庫はフレームページなのでケータイの人は
下のリストページから読みたい作品に飛んでください


http://yellow.ribbon.to/~nechan2/listcan.html

285 :チャーハン1/6 :2007/01/08(月) 01:32:11 ID:8GVGpKXN0

「さてと、炒飯を作ろうと思う」
そう言いながら、乙女さんはエプロンの紐を、後ろ手で器用に蝶々結びする。
結び目はちょうど真ん中。余った紐の長さもこれでもかというほどに等しい。
こういうところを見ると、あながち不器用では無いように思えるんだけどなあ。
「美味しく出来るといいな」

珍しくおにぎりで無いのには理由がある。
昨日の晩、いつもの通り二人で向かい合って寝ていた。
この時間が一番好きなのかもしれない。
「明日のおにぎりの具は何にしよう…。
 うどんが残っていたな」
「炭水化物+炭水化物ぅ!?」
「わがままを言うんじゃない。それに結構美味いぞ」
実証済みですか…。
「たまには、素かな」
それだけはイヤだ!!

286 :チャーハン2/6 :2007/01/08(月) 01:36:33 ID:8GVGpKXN0

「お、乙女さん!最近料理の腕が上がって参りましたよね!!」
「うん?そうかな」
「だって最近、お姉ちゃんの作ったおにぎり美味しいもん」
乙女さんの目がわずかに細くなる。
「そうか。私もひょっとしてと思っていたが…、とても嬉しい事だな」
頬を優しくさすってくれる。
あ、ちょっと罪悪感。
ええい!怯むな!!
「そろそろ違う料理にもチャレンジしては如何でございましょう?」
よし、言い切った!
「そうか…、たまにはいいかもしれない」
よし!もう一押し!!
「でも、レオはいいのか?おにぎり美味し」
「きっと今の乙女さんなら色々作れちゃうんだろなー!!」
「ふふっ、仕方の無いやつだ。ではレオは何が食べたいんだ?」
正直おにぎり以外なら…、というところだが、ここで本音を漏らしてはいけない。
「うーん突然に言われると、なんだろ?」
「よし、ちょっと待ってるんだぞ」
乙女さんが布団から出る。
どうする気なのかな。
タッタッタッタッ…。
タッタッタッタッ…。
「お待たせ、二人で決めよう」
手には『猪でも出来る料理教室 中級編』。
やったあお姉ちゃん!レベルアップしたんだね!!

287 :チャーハン3/6 :2007/01/08(月) 01:39:55 ID:8GVGpKXN0

二人でページをめくりながら物色をする。
「どうだ、食べたいものは見つかったか?
 私はやはりおにぎりが…」
「炒飯がいいな!!」
「そうか、それなら簡単だ。やはり日本人は米だしな」
やはり米狙いは正解だったようだ。
「まったく、わがままな弟を持つと苦労するものだ」
とか言いながら、嬉しそうな顔をして頭を撫でて来る。
結局頼まれると弱いんだよね。
「そろそろ私は眠たくなってきた」
「おやすみ、乙女さん」
「おやすみ、レオ」
乙女さんが目を閉じる。
「zzz」
もう寝てる。
大好きな人が素直ないい人っていうことは幸せだな。

288 :チャーハン4/6 :2007/01/08(月) 01:42:55 ID:8GVGpKXN0

「まずは、鍋を熱する」
「鍋を熱するー!」
やべ、軽くテンションが上がってきたせいか、自然と復唱してしまう。
「次に卵を溶く」
「卵を溶くー!」
「レシピでは2個となっているが、多いほうが美味いと決まっている。
 8個にしよう」
卵を溶くためだけに、既に2本の菜ばしがお亡くなりになっている。

「乙女さん、まだ卵入れないの?」
中華鍋の底が、ほんのり紅に変色している。
「やはりレオは男の子だな。まだ油も入れて無いじゃないか
 それに家庭用コンロは業務用と比べて火力が弱い。
 だから良く熱しておかないといけないのだぞ」(←本の受け売り)

段々紅から鮮やかなオレンジに…。
「さて、そろそろかな」
とくとくとくとく。
……。
グラグラグラ…。
「油って、沸騰するんだ!」
「しまった、少々入れすぎた。
 だがなレオ、美味しさの秘訣は油を多めに入れることだ」
そのままたっぷりの溶き卵を投入する。
「卵がそのまま飛び跳ねた!」
「少しは静かに見ていられないのか。
 私も見るのは初めてだが、書いてある通りにやっている。
 卵はそのまま飛び跳ねるものなのだろう」

289 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 01:44:28 ID:Ntr1zbfE0

支援

290 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 01:44:37 ID:5MEJ28FrO

支援

291 :チャーハン5/6 :2007/01/08(月) 01:46:11 ID:8GVGpKXN0

その後も野菜、叉焼、ご飯と、投入されたものが全て飛び跳ねるという異様な光景を
目の当たりにしたものの、見た目は意外と普通な炒飯が中華鍋の中に出来上がっていた。
…軽く5人前はあるようだけど。
「やったね乙女さん!大成功だ」
「まだ完成では無いぞ」
得意げな顔で、乙女さんはさらさらと手に塩を降っている。
まさかっ!
「出来た!お姉ちゃん特製、炒飯乙女おにぎり!!」
「炒飯乙女ってどんな乙女?」
「名前だ!!」
「うっ」
炒飯乙女おにぎりを手にしながら、的確に筋肉の薄い膝上にローキックが放たれる。
「レオに炒飯を食べさせたいし、おにぎりも食べさせたい。悩んだ末の結果だ」
にぎったのは軽い意地悪かと思ったけど、俺のことを気遣ってくれる気持ちが嬉しい。
「俺のためにありがとう乙女さん」
「なあに、惚れた男に料理をするのは、うら若き乙女として当然のことだ」
「じゃあ早速頂くね」
「うむ、冷めないうちにどうぞ」
ぱくっ。
少々油っぽいものの、ご飯はしゃきっと、卵はふんわりとしている。
さすが大火力。
しかし…。
「あ、甘い…」
「馬鹿なっ!甘い訳など…」
ぱく。
「甘い!!」
いや、俺に凄んでも。
「乙女さん、さっきの塩ってもしかして…」
容器を確認する乙女さん。
「Sugarだそうだ…」
時既に遅し、砂糖でにぎられたおにぎりが並んでいる。

292 :チャーハン6/6 :2007/01/08(月) 01:50:42 ID:8GVGpKXN0

「はあ、折角美味しそうに出来たのにな」
残された炒飯砂糖おにぎりを全て平らげた乙女さんが、ため息をついている。
おれは用意周到な乙女さんがあらかじめ作っていた、うどん入りのおにぎりを食べていた。
「そんなに気にすること無いって。失敗してこそ上手になるんだよ。
 大体乙女さんのキャラなら…」
「何ィ、砂糖だったか。ちょうど良い、おにぎりの限界を探ってくれるわ!
 ガッハッハッハッ!」
「___って感じじゃん」
「お前は勘違いをしている」
あれ、怒らない。
「失敗自体残念なことだが、それよりレオをぬか喜びさせてしまったことが辛い」
「そう?乙女さんが料理上手くなっているってことで、今も十分嬉しいよ」
「レオ…」
椅子に座っている俺の頭を、乙女さんの両腕が優しく包んだ。
「お前は優しいな。私は本当に幸せものだと、心から思う」
両腕の締め付けが段々強くなる。
軽く振りほどき、立ち上がった。
乙女さんの腰に手を回し、頬に軽くキスをした。
「乙女さん、大好きだ」
「レオ」
優しく口付けを交わす。
乙女さん、幸せなのはここまで思ってもらえる俺のほうだよ。
でも、今は譲っておこう。

293 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 01:59:36 ID:8GVGpKXN0

>>285
>>286
>>287
>>288
>>291
>>292

支援ありがとうございました。
久しぶりのエロゲ。
それも前々から買おう買おうと思っていた下級生2のついでに
買ったにもかかわらず、気づけばつよきすの虜に…。

エロを入れるはずが…、おかしい。

294 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 02:15:21 ID:51vKKqNa0

GJ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

295 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 04:54:43 ID:+mnuM0LK0

>>251乙。あと二回見直してから投下するんだ!

>>275GJ 近衛ルート前夜? 俺としてはなごみフラグが気になるのだが。

>>293GJ なかなかいい味わいだ。砂糖チャーハンって食いたくないな・・・。

296 :SSD :2007/01/08(月) 09:53:43 ID:0FJMaazU0

>>251
オイラはメモ帳で32行書く毎に一回、完成した後一回、
時間を置いて、投下する前に一回、送信ボタン押す直前に一回チェックを入れます

>>293
乙女さん好きなおいらにはハァハァです
GJ

297 :名無しさん@初回限定 :2007/01/08(月) 11:17:25 ID:sQGqbFGWO

>>284 感謝

298 :名無しさん@初回限定 :2007/01/09(火) 22:15:06 ID:hLoiZ8D50

やっと素奈緒シナリオをプレイしたわけだが、最高だな
ツンデレのイデアって感じで
さんざん既出の感想だろうが
最初から祈先生のシナリオを削除して素奈緒シナリオに
しておけばよかったのに>PC版

以上非処女否定派の感想でした

299 :名無しさん@初回限定 :2007/01/10(水) 04:29:35 ID:d9s8yfKT0

>>298
何故ここでそれを言う?

300 :名無しさん@初回限定 :2007/01/10(水) 05:09:58 ID:/bGq1eSy0

浦賀さんだから。

301 :名無しさん@初回限定 :2007/01/11(木) 14:46:32 ID:yoxOW7pV0

空気読めないネ。

302 :名無しさん@初回限定 :2007/01/11(木) 21:20:49 ID:BSDaCm6z0

sageないお前もな。

303 :名無しさん@初回限定 :2007/01/11(木) 22:23:12 ID:UH9sIHzB0

空気なんか読まなくていいから、作品どんどん投下してくれ
今はみなともOKなんだよ、

姉しよ、つよきす、がでがでクロス来いや〜〜

304 :名無しさん@初回限定 :2007/01/11(木) 23:34:13 ID:gvOvxqjB0

>>303
どうせ追い出されちゃうのにがでがでSSなんか投下しないだろ

305 :名無しさん@初回限定 :2007/01/12(金) 00:38:51 ID:/zmVj/yA0

>>304お前浦賀j認定

306 :フカヒレ救出作戦(1) :2007/01/12(金) 22:57:28 ID:RXp2aBcX0

ある晴れた日の朝。 俺とカニはいつもの道をいつも通り登校していた。
「ふあ〜あ…」
「道のど真ん中で大あくびするなよ、カニ」
「だってねみーんだもん。 ふあ〜あ…」
2度目のあくびをするカニ。 せめて口を手で隠すとか、それぐらいのことはしてもらいたいもんだ。
「だから昨日は早く寝ろって言ったんだ」
「バカ言ってんじゃねーよ。 大体、オメーだって…あ、フカヒレだ」
道のど真ん中を歩いているフカヒレを発見した。
なんだか背筋がピシっとしているというか、なんか機嫌が良さそうだが…
「おーい、フカヒレー」
「うおーっす、レオ! カニ! 今日はいい天気だよなぁ!
 今までこんなにハレバレとした気分はなかったぜ!」
「な、なんですかコイツ。 頭でも打ちましたか?」
さすがのカニも、フカヒレのテンションの高さにひいていた。
「き、今日はえらく機嫌がいいな」
「ああ! 最高ォォォォォにハイッ! てヤツだァァァァ〜〜〜〜ハハハハハ!
 おっはよーございます、乙女さん!」
気がつくといつの間にか正門まで到着していた。
なんか時間すら忘れてしまいそうなフカヒレの勢いに、俺もカニも完全に飲み込まれてしまったようだ。
「ああ、おはよう。 なんだ、今日はえらく機嫌がいいんだな、鮫氷」
「ええ、そりゃあもう! そんじゃーっす!」
…そういや昨日は日曜日、アイツの姿を見なかったな。
何かあったんだろうか?
「おい、ちょっと待てレオ」
「へ?」
「だらしのないやつだ、またシャツがはみ出てるぞ」
いつもの注意を受け、偶然現れた近衛から嫌な視線を向けられ、俺達は教室へと向かっていった。

307 :フカヒレ救出作戦(2) :2007/01/12(金) 22:59:55 ID:RXp2aBcX0

「おっはよー!」
教室に着いてもフカヒレの勢いは止まらなかった。
そのハイテンションぶりに、全員が言葉を失ってしまっている。
「ねぇ対馬君、鮫氷君どうしたの?」
「いや、全然わからん」
佐藤さんですらどうしていいかわからない状態だった。
そしてフカヒレは、椅子に座ってうつらうつらしているスバルに声をかけた。
「ようスバル!」
「ん…おお、おはよーさん。 どうした、なんかいい事でもあったか?」
「それがよう、聞いてくれよ。 とうとう…とうとう……」
全員がフカヒレのほうを注目している。
本当のところどうでもいいことなんだろうが、何故かフカヒレを見ずにはおけない、そんな空気が漂っていた。
そしてフカヒレは右の拳を高々と突き上げて叫んだ。
「とうとう俺にも彼女ができたんだ〜〜〜〜〜!!!!」

……シーーーン……

『そして時は動き出す』

「ハッ! つーか、今のセリフは誰が言ったんだ?」
「う、うーん…」
「アカン、イガグリがひきつけを起こしよった! 誰か保健室に連れて行き!」
教室はいきなり騒然となったが、しかしここで動じていない人間が一人。
「ハイハイハイハイ、みんな落ち着いて。 冷静になりましょ」
手をパンパンと叩きながら、姫が全員に聞こえるように声を出した。
「よく考えなさいよ。 フカヒレ君を好きなる女の子っていると思う?
 もしくはそんな人間、想像できる?」
確かに、それもそうだ。 カニ曰く、黙ってればそんなでもないが、しゃべりだすとダメなのがフカヒレ。
コイツの事を好きになる女の子なんて、もはや二次元しかありえない。
「ということで、今回の事件はめでたく解決しましたっと」
「ちょっと待てって! 今回ばかりはマジだぞ!」

308 :名無しさん@初回限定 :2007/01/12(金) 23:01:35 ID:hJoCjTd60

支援

309 :フカヒレ救出作戦(3) :2007/01/12(金) 23:03:11 ID:RXp2aBcX0

そして放課後…
竜宮でもフカヒレはこのことを話していた。
まぁ、話していたというよりはコイツが勝手にしゃべってるだけで、ほとんど誰も信じていないんだけど。
「あ〜〜もう! どうして誰も信じてくれねぇんだよ!
 よっぴーは信じてくれるよね? ね?」
「え? えっと…その……ちょっと真実味がないかなって…」
「ガーン…よっぴーにすら……」
佐藤さんの言うことももっともだ。
そんなボランティア精神をはるかに越えるような心の持ち主なんているものか?
例え佐藤さんでも、さすがにそこまでの心は持ち合わせていないと思う。
それはともかく、よろよろと椅子に腰掛け、がっくりとうなだれるフカヒレ。
土永さんはそんなフカヒレの肩を叩いて話した。
「嘘をつくならもっとマシな嘘をつくんだなー。 そんな嘘、ばれるのに1秒もかからねーぜー」
「うっせーよ、このインコ!」
「インコではない、我輩はオウムだ!」
土永さんも呆れ顔だった。 祈先生はもはや相手にもしないでソファに寝転がりながら漫画を読んでいる始末。
しかし、そんな時でも助け舟を出してくれる人間はいるものだ。
「まぁまぁ、もうちょっとフカヒレの言う事も聞いてやろうぜ」
「スバル…スバル〜! やっぱ持つべきものは友達だよ〜!!」
「一から話してみろや。 そうすりゃここにいるうちの一人ぐらいは、信じてくれるかもしれないぜ?」
スバルの寛大な心に胸を打たれたのか、目の幅の涙をドバドバと流したフカヒレだった。
「…妄想話も、お茶請けぐらいにはなりますわね」
「しょうがないわねー。 ま、そこまで言うならちょっとぐらいはつきあってあげるわ」
「あたしは帰ります」
「だったら黙って出て行けやネクラ。 オメーなんか声出す必要ねーんだよ」
「それじゃ(←無視)」
「あー! あいつこのボクを無視していきやがった! おーし、今日こそブッ殺す!」
「…やれやれだ。 話してみろ、鮫氷。 ここにいる全員は、お前の味方だぞ」
乙女さんの発言に数人があからさまに嫌な顔をしたが、それはさておき。
フカヒレはその事の顛末を話したのだった。

310 :フカヒレ救出作戦(4) :2007/01/12(金) 23:07:14 ID:RXp2aBcX0

話は2週間前の日曜日から始まるんだ。
あるイベントでの限定グッズを獲り損ねちまった俺は、そのまま駅まで向かっていったんだけど…
「すみませーん、ちょっとよろしいですか?」
駅前で綺麗なおねーさんに声をかけてもらっちゃったんだ。 もうこれがスッゲー美人でさ!
どうもファッションに関するアンケートに答えてもらいたかったらしくてさ、このシャーク鮫氷様は快く引き受けたってわけよ。
「へぇー、鮫氷さんって結構オシャレに気を使ってるんだー」
「いやぁ、それほどでも…あ、俺のことはシャークって呼んでくれよ」
「アハハ、ヤッダー! えーっと、シャーク君?」
「イヤッホウ! そうそう、それそれ!」
「おっかしーんだ、シャーク君って」
そんな具合で話がはずんでさ、なんとそこで携帯の番号とメアドを交換しちゃったってわけよ!

「そしてこれがその証拠の番号だ! いやー、ちょっと見得張って『T大学の学生です』って言ったのが効いたんだな」
「ふむ、ウソにしては手の込んだことするわねぇ」
「どーせ自分ででまかせの番号を登録したんじゃねーのか?」
「本当だって言ってんだろが!」
「ま、ちょっとは信頼性がなくもないけど」
「だろ? そんじゃ、話を続けるぜ」

で、それから昨日の話だ。
それまで夜中とかにちょっとずつ電話で連絡してたんだけどさ、ついに会う約束までこぎつけたんだよ!
昨日、急に向こうから電話してきたんだ。
それまで、俺の方からしか電話をかけてなかったんだけど、あっちからってのがポイントだよな。
「今度の土曜日の昼に会えない?」
だってよ! もうこれはアレだよな、ちょっと食事して、カラオケでもして、疲れたから…ってなもんだよな!
我が世の春が来たーーーーーっってやつだよ!

「なぁ、お前ってアレだったよな?」
「ん? ああ。 でもそれはそれ、これはこれだよ」

311 :フカヒレ救出作戦(5) :2007/01/12(金) 23:10:40 ID:RXp2aBcX0

その後もフカヒレは次から次へとその女の人のことをべらべらとしゃべりまくった。
ウソにしては出来過ぎていたこともあり、一応は信じるしかなくなってしまった。
フカヒレは話を終えると、そのまま気分よく帰っていったのだった。
「それにしても、フカヒレが幸せそうな顔してたらなんかムカツクぜ」
「まぁまぁ、カニっち。 とりあえずは祝福してあげようよ」
「なんかさー、よっぴー、ちょっと嬉しそうじゃねーか? フカヒレに変につきまとわられてたから」
「そ、そんなことないよう」
「まぁいいや。 どうなるかは神の味噌汁ってとこだな。 お茶ちょーだい」
「神のみぞ知る、だ」
「鮫氷には幸せになってもらいたいな。 佐藤、私にも茶を頼む」
「私にもですわー」
「はいはい、ちょっと待ってください」
カニが間違えてる事にだれも突っ込みもしなかったが、みんなが作業に戻る(お茶の時間にする)中、スバルと姫だけは…
「どうしたんだよ、姫もスバルも」
「いや…ちょっとこの話、おかしくないかなってな」
「フカヒレが手の込んだウソをついてるってことか?」
「そうじゃないわよ。 そういう意味とは違う『おかしい』って言う意味よ。 『怪しい』のほうがいいわね」
途端にスバルは険しい顔つきになった。 姫もこれだけは真剣に考えているようだし…
「ああ。 こいつはひょっとすると、やべぇことになるかもしれねぇぜ」
「やばいって…どういうことだ?」
「そうねぇ…変なところに連れて行かれるとかかしら」
「…ど、どうするんだよ!」
「どうするって言っても、今の段階じゃ何もできないわ」
「そうだな。 まだ何かされたってわけじゃないし…」
「スバル君と対馬君で、土曜日にフカヒレ君の後を尾行してみたら?」
「それがよさそうだな。 レオはどうする?」
「も、もちろん俺も行くぜ!」
フカヒレはあれでも一応友達だ。 心配だし、何かあったら…とにかく、注意しておくとしよう。

「ウフフフ…尾行途中でスバル君と対馬君がホテル街に…そこであわよくば……ウフフフフ…」
何か変なオーラを感じた。

312 :フカヒレ救出作戦(6) :2007/01/12(金) 23:13:39 ID:RXp2aBcX0

そんなこんなで運命の土曜日。
朝の6時から出発するというフカヒレのアホな行動を監視するため、俺とスバルは尾行を開始した。
カニは寝起きが悪いし、うるさくて尾行にならないので連れてきていない。
まずは電車に乗って目的地に向かう。 途中のフカヒレの笑顔がなんとなく気持ち悪い。
周りの人も『なんだコイツは』のような視線を向けていた。
とりあえずはフカヒレに気づかれることもなく、何とか問題の場所まで到着した。
今日は乙女さんが朝早くに稽古で出かけたため、いつものおにぎり弁当(おにぎりのみ)が俺の朝飯となった。
スバルと分け合って食べ、そのまま監視を続けると、11時頃にようやくそれらしき女の人がフカヒレに近づいてきた。
「どうやらあの人らしいな」
「ああ。 お水系と言われれば、それっぽいとも言えるな」
「お、そろそろ移動するぞ」
女性と一緒にフカヒレは移動を開始した。
何か話しては笑っている。『待った?』『全然待ってないッスよ!』なんて会話でもしてるんだろう。
そのまま二人は喫茶店に入ってしまった。 もちろん俺達もその喫茶店に入る。
俺もスバルも簡単な変装をしているから、大きな声を出さなければ気づかれることはあまりないだろう。
俺達はフカヒレが遠くから見える席に陣取って監視することにした。
フカヒレはすっかり鼻の下を伸ばして女の人の話を聞いているようだ。
「どう思う、スバル?」
「ああ…こないだのバイトの客にいたんだけどさ、ひょっとしてキャッチセールスやってる女じゃないかな」
「そんな客がいたのか?」
「『一気に客が取れたから、お金使いたくなったの』とか言ってたな。
 あ、今フカヒレと話してる女じゃないぜ」
「ということは…フカヒレが大金をむしり取られるかもしれないってことか!?
 つーか、高校生にそんな大金あるわけないだろ」
「アイツ、T大学の学生だって女にウソついたんだろ? バカな事するもんだな。
 とにかくヤバイ可能性はあるな。 ただ、まだ確証がねぇ。 本当に危ないと思ったら止めにいこうぜ」
しばらくしてからフカヒレと女の人は立ち上がって喫茶店を出て行った。
俺達もそれに続いて、再び尾行を開始することにした。

313 :フカヒレ救出作戦(7) :2007/01/12(金) 23:16:44 ID:RXp2aBcX0

まったくよう、誰も信じてくれねーんだもんな。
今の姿をみんなにも見せてやりたいぜ。 俺は今こうして美人と一緒にいる!
しかも二人きりで! これがデートと言わずして何と言うか!
あ、またウソだとか言われそうだから…
「ねぇ、写真撮らないッスか?」
「え!? いや…アタシ、写真嫌いなんだ」
「なんだ…じゃ、仕方ないッスね」
くそ、これじゃ証拠を残しておけねーなぁ。 何とかして1枚ぐらいでも…
「それじゃ、そろそろあそこに行こっか」
「ああ、展示会でしょ? でも俺そんなに毛皮とかには興味は…」
「でも、これから必要になってくるよ? 初対面の相手って絶対見た目から気にするもん。
 君を良く見せるためにも、きっと必要になるから」
「そ、そうッスか?」
「そうよ! それに…シャーク君って顔は結構カッコイイんだから、完璧なオシャレすれば…」
ちょっとこの人、顔が赤くなってる……ま、まさか本当に俺のこと…
う、うろたえるんじゃあないッ! シャーク鮫氷はうろたえないッ!
「お、俺…」
「あ、着いた着いた。 ここよ」
なんだ、着いたのか…って、ここ? このビルの中?
とてもじゃないけど、展示会とかそんな大それたものなんてできなさそうなんだけど…
「…ほ、本当にここッスか?」
「そうだよ」
「でもさ、なんか展示会って雰囲気とかじゃないんだけど…」
「まぁまぁ、入ればわかるから」
ぐいぐいと背中を押して俺を中に入れようとする彼女。
なんかこれって何かおかしくないか? …で、でも俺は……
「ほらほら、さっさと入ろう?」
「そ、それじゃ…」

「ちょっとそこらへんでやめてもらおうか」

314 :フカヒレ救出作戦(8) :2007/01/12(金) 23:20:07 ID:RXp2aBcX0

「ス、スバルにレオ!」
やれやれ、どうにか変なところに連れてかれる前に止めれたな。
「そこの綺麗なお姉さん、生憎だがそいつは俺の知り合いでね。ちょっと用事があるんで、こっちによこしてもらうぜ」
「な、何言ってるのよ。 シャーク君はアタシと一緒にいるのよ? ねー、シャーク君」
「あ、ああそうッスね。 スバル、俺は今日はデートなんだぜ? 頼むからさ…友達だろ?」
スバルはニヤッと笑った。
「ああ、だからこそお前を連れて帰るんだ」
「そうだぜ、フカヒレ。 その人は間違いなくキャッチセールスだぞ。 高い物無理矢理買わされるぜ?」
俺の言葉に、フカヒレはかなりの動揺を見せた。
「そ、そんな…ち、違うよね、おねーさん!」
「もちろんじゃないの! さ、その人たちは置いといて、中に入りましょ」
女の人は笑顔で促しているが、その笑顔は明らかに作り笑い。
顔面の筋肉だけで笑っている、なんとも不気味な笑顔だった。
さすがの俺もここは行動をする時だぜ!
「ふざけんな! フカヒレは帰してもらうっつっただろ!」
俺は飛び掛って無理矢理フカヒレを引っ張り、スバルのほうへフカヒレを突き出した。
「いった…何するのよ!」
「うるせぇ! どうせ悪巧みしか考えてねぇんだろうが! たとえこんな奴でも友達だ、見捨ててなんておけるかよ!
 さ、帰るぜフカヒレ」
「レオ…」
それでも女はなかなか退こうとはしなかった。 むしろより強引にでも、フカヒレを中に引き込もうとする。
「シャーク君には、私の頑張っているところを見てもらいたいの!
 それがそんなにいけないことなの!?」
何を言ってるのか、ワケがわからない。 ヤケになっているんだろうか、焦っているんだろうか。
だんだん笑顔も消えかかっているようだった。

315 :フカヒレ救出作戦(9) :2007/01/12(金) 23:23:26 ID:RXp2aBcX0

「ね、シャーク君! こっちに来てよ! ね!?」
「う…」
フカヒレも女の人の変な行動に、さすがに警戒を示すようになってきた。
それにしてもこの人、やたらとしつこい。
多分、給料とかは客を引き込んで買わせない限り、メチャクチャ少ないんだろう。
そりゃ相手も生活がかかってるんだから必死だ。
でも、だからと言って騙して金を稼ごうなんて馬鹿げてる。
しかも、人の心を踏みにじるような事までしやがって…
「なぁ、おねーさん」
スバルがズイと前に踏み出し、女の人の目の前まで接近した。
「俺はな、別にアンタがどうやって金を稼いでるかなんて知る気はねぇ。
 だが、騙す相手がダチとなりゃ話は別だ」
思い切り睨みつけられた女の人は、その威圧感に飲まれたのか、恐怖に怯えるような目になった。
「二度と俺達の前に姿を見せるんじゃねぇ。 でなきゃ…女だろうが容赦しねぇぜ」
「ひっ…」
後ずさりしてビルの中に女の人は逃げ込んだ。 だが、自分が安全な場所まで来たかと思うと、こっちに向き直り、
「バッカじゃないの!? 何がシャークよ! キモいんだよバーカ!」
と、捨て台詞を吐き、そのまま姿を消してしまった。 なんて奴だ、本当にこれじゃフカヒレがかわいそうだぜ。
それはそうと、フカヒレは大丈夫だろうか?
「なぁ、フカヒレ…」
「いいんだよ。 今は何も言わないでくれ…」

帰りの電車の中、元気のないフカヒレが小さな声で話した。
「ありがとうな、レオ、スバル。 俺、もうちょっとで騙されるところだったよ」
「いや、俺達は別に…」
「でもな…俺…俺……」
「…なぁ、スバル。 確か今日は豆花さんの屋台、早いうちからやってたよな」
「ああ、そうだな……いくか?」
「おごってやるよ、フカヒレ」
「…ありがとう……本当に…」
フカヒレが流していた涙は、いつものいじめられたりとかとは全く違う、本当の涙だと俺は思った。

316 :シンイチ :2007/01/12(金) 23:25:31 ID:RXp2aBcX0

悪徳商法はダメ!絶対!
ということで書かせていただきました。
今年もマイペースにSSを書いていこうと思います。

317 :名無しさん@初回限定 :2007/01/12(金) 23:51:17 ID:WSySdVZW0

>>316
乙。フカヒレが「ホントはなんとなくわかってた」方がカッコイイ気もする。

318 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 00:41:49 ID:HXBPRAA40

>>316
フカヒレなら更にオチがありそうだけどGJ

319 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 10:28:38 ID:vWR+2WOtO

>>260

320 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 10:30:53 ID:vWR+2WOtO

>>250

321 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 10:32:22 ID:vWR+2WOtO

>>253

322 :SSD :2007/01/13(土) 10:59:23 ID:IXG9JFQs0

いつ見ても話の持って行き方が自然です。
見習わなくては……
ジョジョネタわらかしていただきました
GJです

323 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 12:33:39 ID:d9strMSq0


うまいなー GJ

324 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 14:29:15 ID:FVMdHnMn0

>>316
久々にいいものが読めた。
GJです

325 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 15:43:42 ID:kNJW740q0

>>316
今ひとつ盛り上がりとかひねりが欲しいような

326 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 18:39:16 ID:ryN9i4Yr0

324 はちさん ◆hachi1HAJI sage New! 2007/01/13(土) 17:08:35 ID:y2znu4fz
               |  いいか?  お前の物は俺の物
               |   俺の物は俺の物だ、よーく覚えとけよな!
               |  _________________
               )/
          / )   __
     _/ /  /      `ヽ
    /_ `ヾ  / ┃  ┃    ',
    {‘ー く  j\/\/^\ :::l
     `ー<I∨ヘ /\_/\ ヽ|
        >、ニ=≠⌒ヽ   .::::7
        弋::__人___ノ  .::::::/
          _,ゝ、 __;;;::∠
          (__ノ   ヽ、_)
君が主で執事が俺で      デニーロ

>>316相変わらず読ませるな〜、登場人物の出し方といい、話の筋、コネタといい。GJ!!!!!
ラストに落ちなしは仕方ないか。フカヒレカワイソス

だが、あえて言おう。重箱の隅をつつける場所があったことを。
まったく読んでいく中で影響はなかったんだけど
シンイチさんは絶対校正を行ってるはずなんだ。そんなシンイチさんでも見落としがある。
だから皆さん、怖がらずにどんどんSSを書いて校正して投下しよう   と読み専の俺が言ってみる。

327 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 20:03:37 ID:CklZKxAR0

>>316
キャッチセールスは契約解除可能なんで、いったん買わされて、
だまされていることを知ったレオたちが解約交渉のためにがんばる的な感じのほうがいいと思った。

328 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 20:33:41 ID:e0uWH87i0

盛り上がらないのは最後フカヒレが動かないからじゃないかな

329 :名無しさん@初回限定 :2007/01/13(土) 22:19:16 ID:bubXQMec0

>>316
というか、実はキャッチセールスじゃなかったという捻り方を、つい、期待してしまっていた
オチがないとちょっとつらいな

330 :名無しさん@初回限定 :2007/01/15(月) 22:48:16 ID:4o6USlZG0

hosyu

331 :名無しさん@初回限定 :2007/01/17(水) 13:13:52 ID:w7KWpUXR0

hosyu

332 :名無しさん@初回限定 :2007/01/17(水) 13:20:16 ID:5z2MtJ1y0

ここも役目を終えつつあるのかなぁ

333 :名無しさん@初回限定 :2007/01/17(水) 13:30:51 ID:5Z1zZNo3O

この時期(新作発売前)はだいたいこんなもんだから安心しる

334 :名無しさん@初回限定 :2007/01/17(水) 14:22:33 ID:w7KWpUXR0

必要とされる容量の増加にともなって、スレを分け、板を分け、サーバーを分けて
来たのが2ちゃんの歴史だが、このぶんだと「みなとSS専用スレ」を立てるまで
のことはなさそうだな

335 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 15:19:39 ID:WPC/loxZ0

あんまり退屈なもんで 発電所に突入する

336 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 16:12:52 ID:JP+9PKqc0

>>335発電所勤務乙
俺はスポーツジムに突入してくるわ

337 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 17:26:59 ID:h5yH3h/m0

>>336
違う、奴はヘドロマンだwwww
ttp://www.youtube.com/watch?v=jEZcjEGW-J8

しかし何でこのスレに居るんだよw
つーか何で俺も知ってるんだwwwテライミフwwww

338 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 17:43:37 ID:WPC/loxZ0

まさか知ってる奴がいるとは… (;´Д`)
暇だったから何気なく書いただけなのにw

339 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 18:11:08 ID:JP+9PKqc0

ブルーハーツの中の人だったのか

340 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 18:12:43 ID:Pj50PcY80

雑談ってレベルじゃねーぞ

341 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 18:17:45 ID:WPC/loxZ0

マジすんません

342 :名無しさん@初回限定 :2007/01/18(木) 18:25:04 ID:JP+9PKqc0

そうだぞ、おまいら、雑談はつよきすスレでやれ

343 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 11:58:21 ID:D8nIEj750

雑談をしている間にも保管庫は更新されている

中の人乙

344 :しっかりしなくちゃ 1/6 :2007/01/19(金) 18:33:25 ID:dj4Vie760

 風も温かく、庭ではどこからか迷い込んだのか、
桜の花びらがふわりふわりと舞っている、そんな春先の事。
 珍しく皆がお昼時に家にいて、久しぶりに姉妹(+イカ、珍獣)揃ってのお昼ご飯。
 お昼だから手の込んだものではないけれど、やっぱり巴姉さんの作る物は美味しい。
「たまにはこうして皆で揃っての昼餉もいいものだなぁ」
 雛乃姉さんは上機嫌だ。
「ごちそうさまー・・・・・・っと、まだ苺があったね。大粒でうまそうだにゃー。
もたもたしてるとタカの分まで食べちゃうからね」
と言いながら瀬芦里姉さんがアタシの分の苺にも手を伸ばして来た。
 ぎりぎりのところで苺を魔の手から救う。
「おおっ、タカにしてはいい反応だね」
「・・・・・・ハァ・・・・・・フンっ。アンタのやることぐらいお見通しだわ。アーンっと」
 息が乱れたのを気付かれない様に整えてから、皿を高々と掲げ、
目線を瀬芦里姉さんに合わせたまま、見せ付けるように苺を口に放り込む。
「全く、自分の苺だけで・・・・・・もぐもぐ・・・・・・って!うぇっ!ぺっぺっ」
「あははは〜、高嶺お姉ちゃんって、苺はヘタごと食べるんだね〜」
「たかねよ!食べ物を粗末にするでない!」
「そうよ高嶺。出された食べ物は責任を持ってすべて食べなさい」
 言いながらも要芽姉様は野菜を巴姉さんの皿に移している。
「うぅぅぅ・・・・・・すみませんでした。って巴姉さん!
苺出すんならちゃんとヘタ取ってから出してよね!食べにくいったらありゃしないわ!」
 と、口にした瞬間に、毎度の事ながら巴姉さんに甘えている自分に腹が立った。
 でもこんなワガママを言うアタシにも、巴姉さんは優しく「ごめんな、高嶺。
今ヘタ取ってくるから、お皿貸して」って言ってくれるんだろうな。
 しかし
「たっ、高嶺!」
 口数の少なかった巴姉さんが箸を置いて真っ直ぐとアタシの目を見据えた。
「な、何よ?」
「いつまでも、私にばかり、頼っていちゃ、ダメだ」
 巴姉さんが、どもらないようにゆっくりと、強くそう言うと、次の瞬間には
目をウルウルさせて居間から出て行ってしまった。 

345 :しっかりしなくちゃ 2/6 :2007/01/19(金) 18:38:50 ID:dj4Vie760

「何よ・・・・・・あれ・・・・・・」
「あ〜あ、高嶺お姉ちゃん、巴お姉ちゃんを怒らせた〜」
「ともねえもついに姉貴に愛想を尽かしたのか」
「ちょっ、ちょっと、何よその言い方!そんなわけないでしょ!」
「でもポエポエが隣に来てから、タカのモエに対するワガママにも
拍手がかかったからね」
「瀬芦里、拍車、よ」
「たかねよ、だれもともえを奪おうなどとは考えておらぬ。
だからあれにももう少し優しくしてやってくれ」
「そっ、そんなんじゃないわよ・・・・・・」
 でもどういうことかしら?
 アタシがワガママで怒らせたとしても、あの反応は少しおかしいような気がする。
 今朝まではいつも通りだったし、でもお昼食べてる時はどこなく沈んだような雰囲気だった。
 何かあったのかしら?
「うまうま!タカの苺ウマウマ」
「って人が考え事してる時に苺を横取りするなー!」
「もそっと静かに出来んのか・・・・・・」
 巴姉さんの食べ残しは勿論、瀬芦里姉さんが「モエが残すって珍しいね」
と言いながら平らげてしまった。
 皆がお昼ご飯を食べ終わった頃になって、巴姉さんが何事もなかったかのように
居間に戻って来た。
 空になった自分の食器を見ると「あは、瀬芦里姉さんは元気だね」と、
どことなくしんみりと言って、食器を集めて台所に消えていった。
 みんながぞろぞろと居間から出て行くところを、すかさず瀬芦里姉さんの手を引っ張って
居間に引き戻した。
「ちょっちょ、なによタカ。わたしはもう眠いから屋根の上で寝たいの。苺ならもうないよ」
「そんなのはどうでもいいわよ。それより瀬芦里姉さん、
巴姉さんの様子が変だったと思わない?」
「んー?モエを怒らせたこと?モエは優しいから、ちゃんと謝れば許してくれるよ」
「そうじゃなくてさ、アタシのワガママに怒ったにしては、反応がおかしくない?
目に涙まで溜めてさ」
「そうかな?目に涙なんか溜めてた?」

346 :しっかりしなくちゃ 3/6 :2007/01/19(金) 18:43:02 ID:dj4Vie760

「鈍いわね。目もウルウルしてたじゃない。何かあったんだと思うわ」
「確かにモエが怒るのは珍しいけど、ウルウルしてたのは同時に感情が高ぶったんじゃない?
タカがモエの事気にしすぎなんだよ。血の繋がった姉妹なんだから、
変な期待は捨てたほうがいいよ」
「だっ、だからそんなんじゃないって!とりあえず、ちょっと協力してよね。
名探偵なんでしょ?」
 アタシの「名探偵」という言葉に刺激されたのか、やる気のなさそうだった
瀬芦里姉さんの目に、急に光が灯った。
「んふっふ〜ん、そう言われたらしょうがないね。名探偵瀬芦里ちゃんがあなたの
お悩み一気に解決ぅ!」
 あらぬ方向に向かってビシッとポーズを決める瀬芦里姉さん。単純な人でよかった。

「そうと決まったらまずは張り込みだよ。探偵の基本だからね」ということで
かれこれ二時間ほど、二人で巴姉さんの部屋の天井裏に潜んでいる。
「何でアタシまで来る必要があるのよ!」という抗議に対して「張り込みは対象を
見てるだけではダメなのよ。観察しなくちゃ。観察しろっていうのは……
見るんじゃあなくて観ること…。聞くんじゃあなく聴くこと。
でないと…………これから死ぬことになるよ……」と返された。頭大丈夫かしら?
 二時間部屋の中にいる巴姉さんの動向を観察したところ
「顔を枕にうずめてじっと動かなかったり、写真見ながらぐずついてるって事は、
どうやらモエには、何か心配事とか、悲しい事があったみたいだね」
「ホラ見なさい、言った通りじゃない」 
「うーむ、悔しいけどタカの言う通りのようだね。
っと、モエが部屋から出て行くみたいだよ」
 見ると、巴姉さんが障子を少し開けて廊下を確認した後、部屋を出て行った。
 距離を置いて後をつけると、巴姉さんは洗面所に入って、間も無く出て来た。
「あれは泣き顔を見られないように顔を洗ってたんだね。」
「どうして分かるのよ?」
「あれ、音聞こえなかった?あの水音はおしっこじゃなかったもん」
 アンタこの距離からそんな音も聞き分け出来るのか。
 巴姉さんはそのまま、玄関に向かい靴を履いているようだ。
 どこかに出かけるのかしら?

347 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 18:45:31 ID:2nccMRyWO

師炎

348 :しっかりしなくちゃ 4/6 :2007/01/19(金) 18:47:14 ID:dj4Vie760

 外は日がだいぶ傾いて薄暗くなっている。さすがに春先とはいえちょっと寒い。
 玄関を出た巴姉さんに気付かれないように、二人で後をつける。
 その矢先、巴姉さんは向かいの犬神家のドアベルを鳴らした。
「ポエポエに何か用なのかな?」
 ウチの玄関の陰に隠れて様子を伺っていると、犬神家の門が開いて
歩笑が顔を覗かせた。
「巴姉さんを見た瞬間に、すごい笑顔になったわね。歩笑」
「ポエポエがモエを家に誘い入れようとしているよ。あれ、でも入っていかないね」
 なぜか入って行かずに、その場で何かを話し始める巴姉さん。
 その話を聞いて驚いた表情をする歩笑。普段からぼそぼそと話す二人だから、
何を言っているのかは聞こえない。
「ねぇ、瀬芦里姉さん」
「しっ!静かにして」
 瀬芦里姉さんには聞こえているようだ。
 少し話した後に、突然巴姉さんがこっちにくるっと振り返って、ダッシュして来た。
 気付かれた!?と思ったが、巴姉さんはアタシ達には気付いていないようで、
アタシ達の横を駆け抜けて玄関に入っていった。
 歩笑はボーゼンとその場に立ち尽くした後、うなだれるように家に戻って行った。
「ははーん、そういうことだったのか・・・・・・」
 瀬芦里姉さんが一人で納得している。
「ちょっとなによ、自分だけ納得してないで教えなさいよ」
「今回の事件はね、こう言うことだったのだよ・・・・・・」
 ・・・・・・
 ・・・

 巴姉さんの部屋の前に立ち、中に声をかける。
「巴姉さん、入るわよ」
「あう!?高嶺?ちょ、ちょっとまって!」
 慌てた様子の巴姉さんの声を無視して、障子戸を開けて中に入ると、
「あぅ、ゆ、夕飯の支度今するから、ご、ごめんね・・・・・・」
と目を真っ赤に腫らした巴姉さんが涙をぬぐいながら答えた。

349 :しっかりしなくちゃ 5/6 :2007/01/19(金) 18:51:37 ID:dj4Vie760

「・・・・・・はぁ、何泣いてんのよ。アホらし。」
「こっ、これは泣いているわけじゃあないから、心配しないで。
めっ、目にごみが入ったんだ」
 心配させまいとしたのか、ごまかそうとする巴姉さん。
「・・・・・・巴姉さんがお昼ごろから妙にしょんぼりしてるから、
どういうことか調べさせてもらったわよ」
「えっ?・・・・・・じゃ、じゃあ、た、高嶺は知ってるの?
私が、もう・・・死ぬかも・・・しれないって・・・・・・」
 言いながらも巴姉さんの声が震えだして、涙をボロボロこぼし始めた。
「・・・・・・あのねー、巴姉さん。健康診断で胃に影が見つかって再検査が必要って
言われたからって、癌で死ぬって決まったわけじゃあないんだから、やめてよね」
「えっ?」
 瀬芦里姉さん曰く、歩笑と巴姉さんの会話は「大学で受けた健康診断の結果が郵送で
家に届いて、再検査が必要らしい。私に何かあった場合は、人形達を頼む」との事だった。
 ポカーンと呆けている巴姉さんに、続けて言う。
「だから!影が見つかったって言っても必ず癌って訳じゃあないって言ってるの!
ただの胃潰瘍かもしれないし、良性のポリープっていう可能性のほうが十分に高いわよ!
それを死ぬもんだと勝手に思い込んで歩笑なんかに打ち明けたりして、
恥ずかしいったらありゃしないわ!」
「そ、そうなの?」
「それくらい常識よ!それになにより、何でまずアタシに心配事を打ち明けてくれなかったのよ!
アタシだって、巴姉さんのこと心配したんだから!」
 自分でも何を言っているかわからないくらい、ジーンとした痺れが体を包んでいる。
 勢いに任せたとはいえ、大声で本音を言っちゃうなんて、恥ずかしくて死にそう。
 ふと巴姉さんがアタシの事を抱きしめてきた
「うぇぇぇ・・・・・・ごめん・・・・・・ごめんな高嶺。ぐすっ、家族には心配かけたくなかったんだ」
「何のための家族よ・・・・・・巴姉さんのバカ」
 気がついたら二人で抱き合って泣いていた。
 巴姉さんの体に異常があると決まったわけじゃないし、何が悲しいのかよく分からないけど、
とりあえず今は泣いて、巴姉さんに甘えておこう。

350 :しっかりしなくちゃ 6/6 :2007/01/19(金) 18:55:51 ID:dj4Vie760

「ねぇ、ねぇねぇ、何でともねえと姉貴は部屋の中で抱き合って泣いてるわけ?」
「んー?愛だよ。ラヴ」
「ふーん?まあ、あれはあれでなかなかどうして・・・・・・」
「いーから、邪魔しちゃ悪いから、今夜の夕飯はクーヤが一人で作ってよ」
「えー・・・・・・まぁ、でも、しょうがないかぁ」
 ・・・

 ゴールデンウィーク直前のある日、再検査を受けた巴姉さんが病院から帰ってきた。
「で、どうだったのよ」
「うん、正式な結果はまた郵送されてくるけど、きゅ、99%軽い胃潰瘍だろうって」
「ほら見なさい。アタシの言った通りだったじゃない。
それをあんなに大騒ぎして・・・・・・まったく」
「あはは・・・・・・ごめん」
 結果はアタシの思った通りだった。
 あの時巴姉さんが「いつまでも頼っていてはダメだ」って言ったのは、いざ巴姉さんが
居なくなってしまった時に、アタシが困るだろうと心配してくれたからだと思う。 
 それに食事バランスも生活習慣もちゃんとしている巴姉さんが胃潰瘍って事は、
巴姉さんはアタシには言わなかったけど、やっぱりストレス性のものかしら。
 アタシにも原因があるのかも・・・・・・・
 アタシもいつまでも巴姉さんに甘えてないで、少しはしっかりしなくちゃね。
「お、お茶でも入れてくるよ」
「あっ、巴姉さん、アタシがやるからいいわよ。座ってて」
「いっ、いいのか?」
「いいから座ってなさいって」
 アタシが立ち上がりかけた巴姉さんの肩を押さえつけて微笑みかけると、
巴姉さんの驚いた顔が、やわらかい微笑にかわった。
「うん、じゃあ、お願いするよ」
「あれ?姉貴がお茶入れるとかって、入れ方知ってるの?」
「それくらい知ってるわ!バカにしてんのかこのイカゲソが!」
「うわーん!」
 ぽかぽかとした陽気のせいか、何となく幸せだなぁって思った。

351 :SSD :2007/01/19(金) 19:00:13 ID:dj4Vie760

たとえ癌だとしても、今は治る確立が昔に比べて高いので、
希望を捨てずに頑張ってください。

つよきす目当てで来てる人、ごめんなさいね
姉しよも面白いのでやってみてください
たまにはともねえ以外も書かなきゃ・・・・・・

>>347
支援ありがとうございました

352 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 19:09:29 ID:HA6CmUqz0


別に面白ければ姉しよでも何でもかまわないんだけどね

353 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 19:09:52 ID:w1IEy3xj0

>>351 GJ!!

姉しよ書きはずいぶんと減ってしまいましたね。これからも頑張ってくださいな

人死にエンドはありだと思ったけど、賛否両論だろーなとか思った俺は見事釣られたんですね
ともねえかわいいよともねえ

354 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 19:36:04 ID:56pLangq0

これがひなのんだったら洒落にならんな

355 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 20:58:12 ID:iaCpZ1K10

がでがでSSはまだかいのぅ

356 :名無しさん@初回限定 :2007/01/19(金) 21:08:13 ID:1aI2R2ad0

せめて体験版でるまで待て

357 :名無しさん@初回限定 :2007/01/20(土) 01:32:21 ID:bmv9wk0O0

>>351
まともな思考をする高嶺には少し違和感があるがw
GJ!!

358 :名無しさん@初回限定 :2007/01/21(日) 03:17:32 ID:Yo8eoueh0

作品はgj!
ついでに「確率」だねとツッコミ
あとがきまで見直せとは言わないが

359 :名無しさん@初回限定 :2007/01/22(月) 18:24:23 ID:j+yEFGfE0

 

360 :つよきすinDMC :2007/01/24(水) 05:54:01 ID:BDUY6a3j0

「とうとう来たぜDMDモード ヴァージ○!!!!」
俺のアドレナリンは最高潮。今なら負ける気がしない!
例え最高難易度と謳われていようとも!!!

SSStylishにキメる自身はある!
徐々に減らしていく敵体力!!
俺の勝利は目前!!!

「またゲームしてるのか?」

不意に耳に入る乙女さんの声。
そこから一気に集中力が奪われ、こちらの体力は順調に削り取られていく。

「おい!! 聞いてるのか!?」

ここでトドメの次元斬。

「あー…………」
「ん? どうかしたのか?」
「いや、なんでもない」

とは言っても、今回ほど絶好調と思えた時なんて無く、
クリア目前からのゲームオーバーは俺のやる気を非情なまでに奪い取っていった。

「む、そこまで落ち込まれるとこちらとしても…………そうだ!」

何かを思いついたのか階段を駆け下りていき、

361 :つよきすinDMC :2007/01/24(水) 05:57:07 ID:BDUY6a3j0

日本刀片手に駆け上ってくる。

「さっきの技を実演して見せてやる!!」

どういった思考回路だとそれが励ましになるのか、と考える間に柄に手をやる乙女さん。

「行くぞ……破っ!!!!!」

歪む空間、刀が鳴く音。
しかし何も変わっている様には見えない。

「…………何も起きないけど?」
「甘いな。それをよく見ておけ」

乙女さんの目線の先にあるもの。
ガラス瓶が置いてある。
いや、あれは俺の宝物!!!!
「ちょっと待って乙女さん!!!!」

ビンを手に取り無事を確認する俺。どうやら何も無かったようだ。

「ふう、脅かさないでよ」
「何を言っている?」
その言葉と共に、部屋に響く鞘の音。それと共に崩れ落ちるビンの中の船。
刈り取られる俺の意識。
「どうだ、凄いだろう」
崩れ落ちる意識の中で、乙女さんの満足そうな声が聞こえた。
まさか出来るなんて思わなかったよ。
そんな人が姉なら、悪魔だって泣き出すだろ?

362 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 05:59:51 ID:BDUY6a3j0

久しぶりになんか書こうと思ってる時に目に付いたDMC3
無理矢理某青いお兄さんと乙女さんを関連付けてみました。

反省も後悔もしています。


でも、乙女さんなら出来そうですよねぇ。

363 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 13:25:48 ID:4G8d+SZZ0

元ネタがわからないので30点

364 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 13:35:15 ID:p8S9HjgW0

DMCはひとを選ぶよな

365 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 13:39:15 ID:AAALcMvS0

>>361みたいにボトルシップを壊された時のレオはいったいどういう反応を示すんだろう?
乙女さんだろうがエリカだろうがフカヒレだろうが対応一緒なのかな

366 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 13:56:46 ID:vFLRukyq0

普通にキレると思う。

367 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 14:36:10 ID:hYSo/d210

キレた上で相手に応じた対応になるでしょう

フカヒレならぶっ飛ばすだろうし
エリカなら説教してたし
乙女さんだと…拗ねて三日くらい口きかないとか

368 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 16:54:11 ID:p0Ob0ZDr0

小説だと乙女さんが引くぐらいキレてたな

369 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 17:02:34 ID:q1zo72+P0

キれると言うか情緒不安定になると言ってたな。
フカヒレは小説で殴り倒されてたっけか

370 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 17:04:02 ID:EqX7cl2F0

原作でも、ボトルシップには触らないって言ってたじゃんか

371 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 17:17:56 ID:mh8qgsyd0

DMCって別の奴思い浮かべたから困る

372 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 18:41:08 ID:hAFAuWMW0

オレは普通に楽しめた。
GJ!!

373 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 19:20:31 ID:RrIWpaCG0

クラウザーさんの出てこないDMCは知らね

374 :名無しさん@初回限定 :2007/01/24(水) 23:47:39 ID:kprVnUtY0

乙女さんはレオが大事にしているボトルシップをわざと壊すような人じゃない
そしてもしうっかりでも壊してしまったらたぶんすごく必死に償おうとする

むしろそういう続きをキボンヌ

375 :名無しさん@初回限定 :2007/01/25(木) 00:19:50 ID:tPnW373u0

うっかり壊してしまったら?


男らしくあやまウボァー

376 :名無しさん@初回限定 :2007/01/25(木) 20:27:19 ID:zCNfYRwh0

俺は地獄のボトルシッパー
昨日はカニを犯したぜ
明日はスバルほってやる
殺せ殺せ殺せ 義姉など殺せ
SATSUGAIせよ SATSUGAIせよ
思い出を血に染めてやれー

オレには母さん父さんいねぇ
それはオレが殺したから
オレには友達恋人いねぇ
それはオレが殺したから
SATSUGAIせよ
SATSUGAIせよ

377 :(Vo.ツチナガーさん) :2007/01/25(木) 21:45:02 ID:zCNfYRwh0

目覚めよフカヒレ
祈の呪文が聞こえる
蟹坊主の泣き声

グロテスク乙女内臓爆破
グロテスク素奈緒内臓とびちり
グロテスクなごみ流血噴射
グロテスクエリカ目ん玉とびちり( Д)゜゜
グロテスク良美精神破壊

全ての者達 我輩に魂を売れ

378 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 01:23:36 ID:WJ2tZ6vf0

投稿しようと思うんだが、こんな時間に支援してくれる人はいるんだろうか
長いのは初なんで連投規制の仕組みがよくわかってない
2分以上間隔を開けていれば、支援なしでも大丈夫なのかな?

379 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 01:34:15 ID:Qp8HDlFP0

ノシ

380 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 01:41:33 ID:kc2uV+PW0

任せろ

381 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 01:43:59 ID:WJ2tZ6vf0


いらっしゃるようなので投稿します
支援を挟んだ場合でも、2分以上あけたほうがいいのかな?
とりあえずよろしくお願いします

382 :ボトルシップ殺人事件 1/15 :2007/01/26(金) 01:45:59 ID:WJ2tZ6vf0

「レオは無事かっ!?」
陸上部のエース伊達スバルはその俊足で窓から部屋に飛び込んだ。
「レオっ! なんて変わり果てた姿に…!」
目も顔色も髪の色まで真っ白になって、口から魂まで出して
部屋の主こと対馬レオは横たわっていた。
「チクショウ、誰がこんな真似を! 俺がそいつぶっ飛ばして…」
「落ち着け、伊達。 原因はわかっている」
そう諌めたのは鉄乙女だった。 そして、少し離れた床を指差す。
「見ろ。 子供には少々刺激が強いかもしれんがな」
はたして、乙女の示す先には、あまりにも凄惨な光景が広がっていた。
「なんてこった…」
伊達は血の雨が降る予感に戦慄し、その恐ろしさに青ざめた。

383 :ボトルシップ殺人事件 2/15 :2007/01/26(金) 01:48:55 ID:WJ2tZ6vf0

ぱしゃっ! ぱしゃっ!
カメラのフラッシュがたかれ、その光が被害者の遺体――ボトルシップの残骸を照らし出す。
ガラスの破片にきらきらと反射するさまはあまりに美しく、悲しかった。
『鑑識』の腕章をつけた蟹沢きぬが部屋の中をうろつきまわり、
被害者の無残な姿をあらゆる角度から撮影する。
鮫氷新一がその脇に立ち、難しい顔で被害者を見下ろす。
「死亡推定時刻は三十分から一時間前。 死亡の原因は転落死だ。
 粉々に砕け散っていることから強く床に叩きつけられたと推測される」
どこから持ってきたのか、くたびれたコートを着込み
手にした黒い手帳を淡々と読み上げる。 そのさまはまさに刑事のようであった。
「多少の衝撃なら中の船が破損するだけで済んだかもしれない。
 しかしこの状況からは、確実に殺そうという執念さえ感じる。
 残忍な手口だ。 一体犯人はこのボトルシップにどれほどの恨みを持っていたのか…」
「ただ単に棚から落っこちただけじゃねーか」
部屋の外から中を呆れ顔でうかがっていた伊達がぼそりとつぶやいた。
「そっ…そうかもしれないが、偽装の可能性もある。
 いずれにしても、我々は必ず犯人を検挙しなければならない!」
そう高らかに宣言する鮫氷の陰で、蟹沢はその身軽さで器用にガラスの破片を避け
写真を撮り続けながら不満げに溜め息を吐いた。
「なんでボクが刑事役じゃねーんだ…」

384 :ボトルシップ殺人事件 3/15 :2007/01/26(金) 01:54:25 ID:WJ2tZ6vf0

対馬の寝室の出入り口には現場保全のために立ち入り禁止をしめす黄色いテープが貼られ
被害者の亡骸の跡(危ないからとの理由で乙女に片付けられた)には、白いチョークで
輪郭を囲われAとかBとかの札が添え置かれてあった。
そして、事件の関係者は皆、一階のリビングに集まっていた。
部屋の隅にはいまだ意識の戻らぬ被害者遺族(レオ)が寝かされている。
入口にはなぜか、張り紙に毛筆で『ボトルシップ殺人事件特別捜査本部』と書かれていた。
「なんで私たちまでいるわけ?」
そう言ったのは見事な金髪をポニーテールにまとめた霧夜エリカだった。
「対馬君が倒れたって聞いたからでしょ、エリー」
答えたのは付き人のごとき少女、佐藤良美である。
「せっかくのデートだったのに、よっぴーが対馬クンを心配して上の空になっちゃうから」
「エ、エリー!」
真っ赤になって抗議する良美を見て笑うエリカ。
わかっててやっているあたり、彼女が姫と呼ばれる所以である。
「で、あたしまで呼ばれた理由を教えてもらえますか」
今度は緑の黒髪の持ち主、椰子なごみである。
「テメーが近所をうろついてたからな。 犯人は現場に戻るってゆーし」
椰子を捕まえたのは天敵、蟹沢であった。
「家の手伝いで配達に来ただけだ。
 そもそも何が起きたのかも知らないのに犯人のわけないだろう」
そうして獣のように唸る蟹沢と、冷ややかに斜に構える椰子とのいつもの喧嘩が始まった。

385 :ボトルシップ殺人事件 4/15 :2007/01/26(金) 01:58:01 ID:WJ2tZ6vf0

「さて、みなさん」
騒がしい一同を見渡して、さらに帽子とパイプ煙草を追加した鮫氷が切り出した。
「フカヒレ刑事(デカ)。いつの間にパーツ増やしたんだよ」
「なにを言っているのかね、ワトスン君。
 それから、私のことは名探偵シャークズと呼んでくれたまえ」
「とんだ迷探偵登場だな…」
「オホン!」
咳払いで誤魔化し、気を取り直して鮫氷が改めて話始めた。
「現場検証や事情聴取を終え、いくらか情報も集まりました。
 被害者遺族(レオ)はまだ目を覚ましませんが…この『ボトルシップ殺人事件』の
 謎を解く鍵は、すでに我々の手の中にあると言えるでしょう」
丁寧な口調に、普段の彼からは想像できない重々しさを感じて、一同は静かになった。
「そして状況から鑑みるに、この事件は内部犯の線が濃厚です。
 つまり! この中に犯人がいると考えていいでしょう」
一同が不安げな顔をする中、これに乙女が異を唱えた。
「まて鮫氷。 ここにいる人間にあんな惨たらしい真似をする者はいないと私は信じている」
正直で情に篤い乙女らしい意見だった。
しかし、これに対して鮫氷は意味ありげな笑みを返した。
「自分としましても非常に残念なことですが…。 そう考えざるを得ない状況なのですよ」
「ならば、誰が犯人だと言うんだ」
「いいでしょう。 教えて差し上げましょう。 犯人は…」
「犯人は…?」

386 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 01:59:15 ID:Og5QcvTV0

支援

387 :ボトルシップ殺人事件 5/15 :2007/01/26(金) 02:00:12 ID:WJ2tZ6vf0

「犯人は……あなただ! 乙女さん!」
いくらかもったいつけて、鮫氷は乙女をびしりと指差した。
周囲は凍りつき、たっぷりと間をおいて……ようやく犯人呼ばわりされた本人から動き出した。
「……………………は?」
いまだ理解が追いつかず、戸惑ったように眉をひそめた。
それを見て、鮫氷はなぜか納得したように大仰にうなずいた。
「あやうく騙されるところでした。 しかし私の目は誤魔化せません。
 まず第一発見者を疑え。 これに従って状況と照らし合わせた結果…
 犯人は乙女さんしかありえない!」
「…どうしてそういう結論に至ったのか、詳しく説明してくれるんだろうな?」
うつむき加減に乙女が言う。
こめかみに青筋が浮かび、握りこぶしを震わせていることに気づき、周りの人間は距離をとった。
しかし得意満面の鮫氷はそれに気づかない。
「もちろんですとも。 いいですか。
 まず、乙女さんがボトルシップを棚から落として壊します。 これは故意でも過失でもいい。
 それから、本当の第一発見者であるレオを、殴打して昏倒させます。 レオが魂を吐き出して
 いたのがその証拠だ。 そして次に現場に現れたスバルに適当なことを言って、自分を
 容疑から遠ざける。 最後に壊れたボトルシップの破片を自ら片付けることで証拠隠滅を図った。
 …違いますか、乙女さん?」
これでどうだと言わんばかりに、
推理ドラマの主人公が犯人をいやらしく追い詰める口調で鮫氷は言った。

388 :ボトルシップ殺人事件 6/15 :2007/01/26(金) 02:03:21 ID:WJ2tZ6vf0

だが。
「違うに……決まっているだろうがっ!!」
ごうと唸り声をあげて、乙女の一撃が鮫氷の腹部に命中し、鮫氷はそのまま壁際まで吹き飛んだ。
怒りの鉄拳制裁である。 鮫氷は、いみじくも彼の言ったように、口から魂を吐き出して昏倒した。
「失礼にもほどがあるぞ。 まったく」
「ほーんと、とんだ時間のムダねー」
「しょっぱなからありえねーだろ、この推理」
「帰っていいですか」
「あ、あははは…」
一様に呆れる面々。 白けた空気が流れる中、いち早く気を取り直した伊達が口を開いた。
「フカヒレの推理はともかくとして
 レオのボトルシップが壊れた原因は、確かめておいたほうがいいんじゃねーか」
真っ先に反応したのはエリカであった。 ただし、違う意味で。
(スバルクンが対馬クンのことを心配している…! これはやはり…!)
「エリー、それはいいから、真面目に考えようよ」
そして、これを窘めたのはやはり良美であった。

389 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 02:04:34 ID:kc2uV+PW0

4

390 :ボトルシップ殺人事件 7/15 :2007/01/26(金) 02:05:56 ID:WJ2tZ6vf0

ようやく、エリカがその明晰な頭脳を使い始めた。
「とは言っても、対馬クンの部屋に出入りするのって
 対馬ファミリーと乙女センパイくらいなものよね」
「そうだね。 ボクらは窓から直接出入りするけど」
「ま、窓からって…それは危ないんじゃ…」
「それはともかく。 その中で、わざと壊そうとするようなヒト、いる?」
エリカの問いかけに、三者三様に首を振った。
「ボクはそんなことしねーよ。 あいつチキンのくせにすげー怒るし」
「無論、私もだ。 可愛い弟分が大切にしている物をわざわざ壊すはずがない」
「俺だってやらねー。 フカヒレもそうだと思うぜ」
その答えに満足し、ならば、とエリカは続けた。
「故意に壊すようなヒトはいないということね。 じゃあ、過失で壊した場合はどうかしら。
 もしそうしてしまったなら、様子がおかしくなるものだと思うケド」
「様子がおかしかったのは…フカヒレ君だけかな?」
自信がないようでいて、どこか断定的な口調で良美が言った。
「やー、さっきのは多分、単にゲームか漫画の影響だと思うぜ」
「と、すれば、人為的なものではないということになるわ。
 人為的なものでないなら、地震などの自然現象…あるいは、心霊現象かもね。
 ポルターガイストってやつ。 うわぁ、私はじめて見れるかも」
「ひひひひ姫! いいいいいきなり何をいい出すんだよ!」
「冗談よ。 ともかく、どんな状況だったかがもう少しわからないとね」

391 :ボトルシップ殺人事件 8/15 :2007/01/26(金) 02:09:29 ID:WJ2tZ6vf0

「ほらよ、これで全部だぜ」
テーブルの上に、さきほど蟹沢が撮った殺人現場の写真が広げられた。
それを囲むようにして一同は写真を眺める。 そこに写ったバラバラ死体の惨たらしさに、
状況が飲み込めていなかった者達が、その写真でようやく事態の深刻さを理解したようであった。
「うわぁ…見るも無惨ね」
「これってもう、直せないのかな?」
「や、すでに乙女さんが処分しちゃったから」
「それにしても、こんなことくらいで気を失うものですか?」
ひとり、少しだけ輪から離れていた椰子が、つまらなそうにつぶやいた。
親友を悪し様に言われたように感じて、伊達は椰子と咎めようとしたが、先に乙女が窘めた。
「そういうな、椰子。 お前にも大切にしている物はあるだろう。
 それがある日突然、目の前で粉々に砕け散っていたら、衝撃を受けるのも無理はない」
「…………」
自分が大切にしている物。 そこにまで思い至って、椰子は自分の軽率さを反省した。
「…ちょっと、現場のほうを、見せてもらってもいいですか」

392 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 02:11:43 ID:Qp8HDlFP0

支援

393 :ボトルシップ殺人事件 9/15 :2007/01/26(金) 02:12:07 ID:WJ2tZ6vf0

「やはり現場を見てこそ、わかることがあるはずです」
立ち入り禁止のテープをくぐって、椰子は対馬の寝室を見渡した。
「へー、ここが対馬クンの部屋なんだー」
「か、勝手に入っていいのかな…?」
急にやる気を出した椰子に続いて、ぞろぞろと部屋に入ってきた。
「なにかわかるか、姫」
「んーそうねー。 あの棚の上にあったものが、この印のついているところに落ちてたのよね。
 だとすると…自然に落ちたにしては、ちょっと距離があるかなー」
考え込むようにして、エリカは前髪をいじる癖が出た。
「これは本格的にポルターガイストだったりするかも…」
「な、なにいいいっ! それじゃあボクは、そんな心霊スポットに入り浸ってたっていうのか!?」
「入り浸っ…!」
蟹沢の問題発言にもっとも反応を示したのは良美だった。
心霊現象よりも空寒いものをうなじに感じて、蟹沢は慌てて取り繕った。
「か、勘違いすんじゃねーぞ。 ボクたち幼馴染だしスバルたちだっているし
 遊んだりダベったりしてるだけで、やましーことはしてねーから!」
かえって怪しまれるような弁解をする蟹沢に、伊達が助け舟を出す。
「それはともかく、本当に心霊現象だってなら、祈ちゃんの領分だ。
 念のため、呼んでおくか? オカルトに限っては役に立ちそうだし」

394 :ボトルシップ殺人事件 10/15 :2007/01/26(金) 02:15:17 ID:WJ2tZ6vf0

「くしゅんっ!」
「祈よ、随分とキュートなくしゃみだな。 風邪か?」
「いいえ土永さん。 くしゃみ一回ですから、良い噂をされているのですわ。
 きっと生徒の誰かが、私を常に頼りになる教師の鑑と讃えているに違いありませんわ〜」

「いいわよ呼ばなくて。 どうせメンドくさがって来ないでしょ」
「そうかな? 面白がって飛んできそうな気がするけど」
「でも祈ちゃん呼ぶと、セットでインコがついてくるぜ」
「お手軽なポテトみたいだな」

「へっくしょい、ぶぇーっくしょーい!」
「まあまあ土永さん。 くしゃみ二回は悪い噂ですわよ」
「我輩はオウムだ! …あれ?」

「で、どうするよ。 呼ぶ?」
「いえ…その必要はないようですよ」
携帯を取り出した伊達を止めたのは、椰子だった。 その目は鋭く窓を睨んでいた。
それにつられるようにして一同もそちらに視線を向ける。
すると、窓がガタガタと揺れ始め、カリカリという不気味な音が部屋に響いた。

395 :ボトルシップ殺人事件 11/15 :2007/01/26(金) 02:18:06 ID:WJ2tZ6vf0

「うおおおっ………ラップ音!?」
恐慌状態に陥った蟹沢を無視して、椰子は臆すことなく窓に近づく。
「カニの言葉を借りるようでシャクだけど、犯人は現場に戻るといいますし」
そう言って椰子が窓を開けると、小さな影が部屋に飛び込んできた。
はたして、それは三毛猫であった。
意外な犯人の正体に態度を豹変させたのは、怯えていた蟹沢ではなく、エリカだった。
「か…かわいい〜!」
首輪をしていないことから野良であろうが、人家に入り込むことから人には慣れているはずである。
しかしそれでも、エリカの突然の反応に驚いた三毛猫は、その小さな体から想像するのは
難しいほどの瞬発力で跳び上がった。 そして――
『あ』
まさに、棚の上のボトルシップが置かれていたその場所に登ったのである。

396 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 02:18:08 ID:zZ1uQLqB0

 

397 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 02:18:24 ID:VghyUbue0

支援

398 :ボトルシップ殺人事件 12/15 :2007/01/26(金) 02:19:08 ID:WJ2tZ6vf0

「まさか野良猫が犯人だったとはな…」
一階のリビングに戻り、疲れたように乙女がそう呻いた。
対馬と鮫氷の両名はいまだ目を覚ましていない。
「ですが本部長。 まだ事件は完全には解決しておりません」
そう進言したのは、問題の三毛猫を抱きかかえたエリカであった。
「誰が本部長だ」
「や、一応、ここは特捜本部だし」
入口の張り紙はまだ片付けられていなかった。
「…まあいい。 それで、完全には解決していないとはどういうことだ?」
「はっ。 それは、この猫ちゃんには、自力で窓を開けて部屋に侵入することは
 できなかったということであります」
乙女が目を光らせ、エリカに先を促す。
「…つまり?」
「何者かが犯人を手引き…ようするに窓を開けっぱなしにしてた疑いがあります」
警察官が上司に報告するようにエリカが続ける。
それにしてもこの連中、ノリノリである。

399 :ボトルシップ殺人事件 13/15 :2007/01/26(金) 02:22:09 ID:WJ2tZ6vf0

「今日は…ちゃんとしまってたはず…」
そこに口を挟んだのは、主人公にしてこの事件の正しい意味での被害者、対馬レオであった。
「レオ! 目を覚ましたか!」
本部長ではなく一人の姉に戻って、乙女が対馬に駆け寄る。
「大丈夫か? どこも痛いところはないか?」
「ありがとう乙女さん。 大丈夫さ。 心が痛むけどね。 ハハハ…」
どこか胡乱げな様子で対馬は答える。
乙女が安心するよりはやく、エリカがそこへ割り込む。
「もう少し詳しく聞かせてくれる?」
「うん。 …昨日の夜は風が冷たかったから、窓はきっちり閉めたんだ。
 そして、今日は一度も窓を開けていない。
 いつも鍵はかけてないけど、勝手に開くようなことはないはずだ」
「つまり、対馬クンの部屋の窓を開けた第三者がいるということね。
 そしてそいつがこの事件の黒幕…真犯人だったのよ!」
雷鳴が轟くような衝撃が部屋中に響き渡る。
「いや、真犯人っつーなら、やっぱその猫なんじゃ…」
「猫に罪はありまっせーん。 それともなに?
 こんなに可愛い猫を責めるっていうの!?」
冷静にツッコミをいれた伊達だったが、無類の猫好きのエリカに詰め寄られては
しどろもどろになってまともに答えることができない。
件の三毛猫はといえば、はじめこそ驚いて逃げたものの、
もともとの人懐こさのためか、それともエリカの猫に好かれやすい体質のためか
すっかり彼女の腕の中でくつろいでいる様子である。

400 :ボトルシップ殺人事件 14/15 :2007/01/26(金) 02:24:56 ID:WJ2tZ6vf0

「それで、誰が窓を開けたんですか」
傍から冷ややかに観察していた椰子が、これでは先に進まないとばかりに話を戻した。
「私は開けた覚えはないが…朝、レオの部屋のカーテンを開けたときに引っ掛けて
 隙間くらいはできていたかもしれん。 まあ、もしそうなら気付いたと思うが」
「鉄先輩、毎朝対馬君を起こしてるんですか」
「レオはだらしないからな。 世話がかかって仕方がない」
良美の真意に、人の好い乙女はまるで気付かず、嬉しそうに溜め息を吐く。
「へー。 ふーん」
「わーっ! ス、スバルはどうだ…!?」
エリカに意味ありげな笑みを向けられ、対馬は慌てて場を取り繕った。
「俺は昨日の夜に帰ってからは、さっき駆けつけるまでは来てないぜ。
 今日は朝から陸上部の練習に行ってたから、アリバイだってある。 カニはどうだ?」
「ボクもさっき呼ばれるまでは来てないぜ。 スバルと違ってアリバイはねーけどよ」
「本当だろうな」
「んだよー。 この純真無垢なボクの言葉を信じないってーのか」
「無垢どころか、世間の垢まみれで薄汚れてるだろうがお前」
「んだゴルァ」
「まあまあ。 カニが嘘ついてたなら、俺らなら見抜けるだろ」
いまにも対馬に殴りかからんばかりの蟹沢を、伊達がなだめた。
「となると…容疑者はあと一人、か」
エリカのその言葉に、一同の視線は壁際で昏倒する少年に集まった。

401 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 02:25:28 ID:kc2uV+PW0

4

402 :ボトルシップ殺人事件 15/15 :2007/01/26(金) 02:26:56 ID:WJ2tZ6vf0

「う、うーん」
丁度そこで、猿顔の少年は目を覚ました。
「あ、あれ? どうしたんだ、みんな。
 そんなにじっと俺の顔を見つめて…照れるじゃない。
 お、目を覚ましたかレオ」
「ああ…ところでフカヒレ。 おまえ今日、俺の部屋にきたか?」
「ん? あーそういや、一度きたな。
 借りてた漫画を返して、続きを借りてったけど。 それがどうかしたか?」
状況をよく理解していない鮫氷は、何気なくそう答えた。
その答えに、対馬は顔を伏せて立ち上がった。
「出入りは窓からだよな。 そのとき、ちゃんと閉めたか確認したか?」
ただならぬ様子に、鮫氷は怯んだ。
「え? え、えーっと、どうだったかな…?
 閉めた…と思うけど、急いでたから、閉め忘れたかも…
 どうしたんだレオ? なんか黒いオーラが見えるぜ」
もはや鮫氷の言葉は対馬の耳に届いていなかった。
肩を震わせ、拳を硬く握り締め、鬼のような気迫を纏ってずんずんと迫ってくるさまは
紛れもなく一騎当千と謳われた鉄の一族に連なるものであった。
その姿に鮫氷が感じた戦慄は、はじめに伊達が予感したものと同じものだった。

「 や は り 貴 様 か ! ! ! 」

衝撃、轟音、沈黙。
こうして、松笠の片隅で起こった珍奇な事件は解決されたのだった。

403 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 02:34:20 ID:zZ1uQLqB0

GJ 文の調子は若干好き嫌いがあるかもしれないがストーリーも、文章表現も非常に丁寧なつくりで、いい仕事だと思う。

ただ、一つだけ注文だが>>388の乙女さんはやぱりお約束の制裁蹴りであって欲しいんだ。

猫をはさんだフカヒレ落ちも見事。

404 :ボトルシップ殺人事件 おまけ :2007/01/26(金) 02:35:33 ID:WJ2tZ6vf0

「んー、意外と退屈しなかったわね。 可愛い三毛猫にも会えたし」
「鉄先輩、どうもお邪魔しました。 対馬君、バイバイ。 また明日、学校でね」
「あたしも失礼します。  すっかり遅くなったから、
 マイマザーも心配してるでしょうし。 それじゃ」
エリカと良美、椰子がまず帰っていった。
「さぁてと。 レオはもう大丈夫そうだし、俺も帰るとするかね」
「ボクも帰るー。 腹減ったよ」
「伊達も蟹沢もすまなかったな。 気をつけて帰れよ」
家路につく者を全員見送った後、乙女は対馬に振り返って朗らかな声で言った。
「では、今日の鍛錬を始めるとするか」
「ええっ!? 乙女さん、今日は勘弁して…」
「だめだ、この根性なし。 ショックが大きかったのはわかるが、いくらなんで気絶はないだろう。
 精神鍛錬のためにも、今日は厳しくいくぞ!」
対馬の悲鳴と乙女の叱咤がやがて遠ざかり、対馬邸には静寂が戻った。
残されたのは、同じ一撃を同じ場所に同じ一族の人間から二度くらって昏倒する鮫氷と
その上に乗っかって毛繕いする三毛猫だけであった。


「…で、これはやっぱり俺が片付けるのか?」
立ち入り禁止テープが貼られ、チョークの跡が残った自室の前で
疲労困憊の対馬はげんなりした様子でつぶやいた。
そんな彼の横を通り過ぎ、窓から外へ出て行くところで、三毛猫は振り返って一声鳴くのであった。

405 :雄三毛猫 :2007/01/26(金) 02:52:39 ID:WJ2tZ6vf0

>>382-404
ボトルシップ殺人事件 お送りしました。
2度ほど連投規制に引っかかった…。 まずそこから勉強し直してきます。

>>386 >>389 >>392 >>396 >>397 >>401 >>403
支援ありがとうございました。


お目汚しですが、あとがきをば。

>>365からの雑談ネタから思いついたので書いてみました。
レオの一人称視点が使えないのと、ミステリーっぽい?ふいんき(ryを出すために
あえて地の文を硬めにしてみました。 その割りに後半悪ノリしてる気がするのはご愛嬌ということでひとつ。
姫&よっぴーとなごみんを無理矢理出演させたので、最初は出番をどうしようかと思ったのですが
書いているうちにそこそこ活躍の場はできたと思います。
その分カニが割を食ってしまったのが失敗でしたけど。
犯人の猫が三毛なのに深い意味はありません。
赤○次郎も執事ゲー三部作最終作のところの頭取も関係ありません。 たぶん。
三毛猫は基本的に雌しか生まれません。 雄はXXYという異常な染色体で生まれるそうです。
三毛猫は家猫かな? 野良でもいるかな? と思って検索したら、そっち関連のばかりでした。
野良三毛猫なんて存在しないとしたら、ごめんなさい。 適当に脳内補完してください。
で、せっかくなので(?)一度も飼ったこともないくせに三毛猫を名乗ることにします。
一応次回作も用意してるんで、こんなんでよかったらご期待ください。

>>403
素早いご感想ありがとうございます。
制裁蹴りを忘れていたのは完全に私のミスです。


最後に。 しまった! 一番好きな近衛が出ていなかった!

406 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 07:10:46 ID:2XSZlLw80

>>405
gj
個人的にはノリノリな姫が


しかしボトルシップ崩壊ネタが多いですね。
レオがあまりにも…………プッ

407 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 12:30:58 ID:29Q+ADQr0

久々のGJだぜー!

408 :365 :2007/01/26(金) 12:52:50 ID:lqV6od840

>>405
ああいうこと書けば誰か書いてくれるかな〜なんてw
大変GJ!ありがとさん

409 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 14:17:10 ID:Hn15NeZ60

三毛猫ネタはハルヒルーツだと疑ってしまう俺。

405GJ

410 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 14:49:10 ID:rNnCCVQI0

「緑の黒髪」に思わずワラタ
GJ

411 :名無しさん@初回限定 :2007/01/26(金) 22:46:22 ID:GLF/pIkO0

三毛猫の雄って0.1%しかいないんだっけ?
>>405 GGJ!

412 :名無しさん@初回限定 :2007/01/28(日) 18:26:02 ID:Hn5ugc/R0

それにしてもこのブロンド、ノリノリである

413 :名無しさん@初回限定 :2007/01/29(月) 00:44:36 ID:ueJde0BX0

>>405
GJ!フルメタネタを上手く使っていて個人的に、そこもGJだった!

414 :名無しさん@初回限定 :2007/01/31(水) 22:51:14 ID:jk52B7BN0

415 :名無しさん@初回限定 :2007/02/02(金) 23:22:53 ID:THM0YAfj0

416 :節分大激戦(1) :2007/02/03(土) 14:03:44 ID:h1m1jy360

節分、それは日本でも有名な伝統行事。
この日、朝から柊家は凄まじい緊張感に包まれていた。
いや、正確にはその前の日からである。
全員が必死になって部屋の片付けを行い、特に割れ物や個人の大切な物は厳重に保管される。
そして夕方、翔を除く全員が集まり、夕食を早めに済ませ『豆まき』の準備に取り掛かった。
翔はどうしても仕事の都合で家に帰ることができないらしい。
遅れて柊家に帆波、ぽえむ、いるかの3人が到着。
空也を含め、合計10人が居間に集合した。 机を取り囲んで全員が座り、それぞれが緊張した表情をしている。
今回の参加者を確認した後、代表して雛乃が立ち上がった。
「うむ、今年は10人であるな。 それではこれより毎年恒例『合戦豆まき』を行う!」
声高らかに雛乃が宣誓を行った。

ここで『合戦豆まき』のルールを簡単に説明しなくてはなるまい。
まず2つのチームに分かれ、豆いくつかとヒイラギの葉1枚を持つ。
チームは紅白で区別されるのだ。
そして、お互いのチームが柊家の敷地内でスタート地点を決める。
開始の合図とともに『合戦豆まき』がスタート。
豆をぶつけられた者はその場でリタイアとなる。 これは敵味方問わずだ。
また、豆をぶつける方法は人間から放たれたもののみとするが、これはパチンコなどの道具の使用については認めるものである。
上着に付けられたヒイラギの葉は目印であり、ぶつけられた者はその場で葉を捨てる義務がある。
また、取っ組み合いで葉を相手に取り外されたりしてもリタイアとなる。
どちらかが全滅するまで行われ、負けたほうは一晩、家の外に追い出されるのだ。
これは『敗者こそが鬼、勝者にこそ福来る』という、意味不明な解釈から発生したもの。
鬼は家から追い出さなくてはいけないため、一晩ずっと外に放り出すのである。
因みに、柊家以外の参加者は勝利した場合、柊家に必ず泊まることになっている。
何にせよ、いきなり寒空の中に放り出されるので、どちらも負けるわけにはいかない。
しかも今回、負けたほうは今日中に何らかの不幸が訪れるという、ぽえむの占い鑑定付きなのだ。
これは今夜の寝床+αを賭けた、まさに仁義無き戦いなのである!

417 :節分大激戦(2) :2007/02/03(土) 14:06:33 ID:h1m1jy360

「さて、それではくじ引きを行う。 今回は『自由選択』のくじを混ぜておいた。
 これを引いた者は最後にどちらのちーむに入るか選択することができるぞ」
運命を決めるくじ引きが始まった。 俺は最後にくじを引いた。
このくじ引きで勝敗が決まると言っても過言ではない。
特にねぇねぇがチームにいるといないとではかなりの違いだ。
あの運動能力は凄まじいものがある。
「さて、全員引いたな。それぞれ分かれるとしよう」
そして、結果はこうなった。

紅組→要芽姉様、ねぇねぇ、姉貴、ねぇや
白組→雛乃姉さん、ともねぇ、お姉ちゃん、ねーたん
自由選択→俺、いるかちゃん

要芽姉様は明らかに不機嫌そうな顔で俺達に聞いてきた。
「それで、いるかと空也、あなた達はどっちに入るの?」
人数は均等でなくてはならないため、俺達は別々のチームに入ることになった。
しかし、ここで俺は考えた。 勝敗ではなく、その後のことである。
もし負けたとしても犬神家があるので今夜の寝床の心配はないだろう。
ただ、紅組に入ってしまった場合、夜中に襲われることは確実だ。
言ってみればこっちは悪の軍団、身の安全は一切保障できない。
ある意味それもいいんだけど、やはり夜は静かに眠りたいもんだ。
特に、今日みたいに恐ろしいほど疲れるのがわかってる日では…
それに引き換え、白組は非常に良心的なメンバーだ。 聖母マリアが見える。
夜は静かにぐっすりと眠れるだろう。
「俺は白組に…」
「じゃあ私は紅組ですね〜。 お姉様、一緒に頑張りましょう!」
いるかちゃんは紅組に入りたそうだったので、すんなり決まった。
ゴメン、いるかちゃん。
もしそっちが負けたら、その時は何されるかわかったもんじゃないよ…
「さて、それでは配置につけい! 10分後に我が吹く笛の音で開始とする!」

418 :節分大激戦(3) :2007/02/03(土) 14:08:41 ID:h1m1jy360

俺達は台所、相手は2階に陣をとった。
その場所ですぐに作戦会議が行われる。
「我らで2つの班に分けるぞ。 一人での行動は危険だからな」
「異議なし」
「私はくーやと一緒がいいな〜」
話し合いの末、俺とお姉ちゃん、姉さんとともねえとねーたんの班に分かれた。
どちらも不安があるが、とりあえずはこれでいいだろう。
「さて作戦であるが、一方が廊下を渡って進軍、もう一方が外から2階へと忍び込んで奇襲する。
 せろりではあるまいし、向こうは屋根から来るとは思わんだろう」
「ちょうど挟み撃ちの体勢になるわけですね」
「あぅ、大丈夫かなぁ…」
「大丈夫だよ、巴さん」
「くーや、いざという時は、お姉ちゃんが守ってあげるからね〜」

「まったく、何でこんな奴が…」
「アン、そんなに怒らないで。 ところで、どういう作戦にするの?」
「こっちは2階だから、ちょっと移動が不便よね」
「前衛と後衛に分かれましょう。 前衛が帆波と高嶺、後衛は私といるかで。
 瀬芦里は遊撃兵よ。 存分に動き回って、力を出し切りなさい」
「オッケー」
「まあ、こんなところかしら。
 いるか、死んでも私を守りなさい。 いいわね」
「は、はい…」

419 :節分大激戦(4) :2007/02/03(土) 14:12:17 ID:h1m1jy360

開始の笛が鳴り響いた。
同時に、お姉ちゃんがあらかじめ家のブレーカーに細工をしていたので、一気に家中が真っ暗になる。
これを利用し、俺達は気づかれないように相手の部屋の真下まで接近していた。
さらに、全身真っ黒の服を着込んで準備完了。
「まずはうまくいったね〜」
「よし、それじゃあ登ろう」
音を立てないように注意して、ゆっくりと2階の窓まで登っていた。
試合中は窓や扉の鍵をかけることは禁止されている(ねぇねぇの部屋は別)ので、侵入そのものは容易い。
途端に、下から声が聞こえてきた。 どうやら雛乃姉さん組が戦闘に入ったのだろう。
あっちが引きつけてくれるおかげで、こっちはかなり動きやすい。
「とりあえずは、予定通りだね〜」
そう言ってゆっくりとドアを開けると、階段手前の廊下で要芽姉様の後姿が見えた。
もうこれは大チャンスだ。 一気に仕掛けて大将(なのかどうかはわからんけど)の首をとってやるぜ!
「要芽姉様、覚悟!」
「何!?後ろだと!?」
俺達はお姉ちゃん開発の新兵器『鬼は外銃』を乱射する。 因みに、弾丸は豆。
この新兵器、実はこっちのチーム全員が装備しているのだ。
ライフルタイプやマシンガンタイプなど、種類も豊富な一品なんだぜ。
反則みたいに見えるが、別にルール違反というわけではない。
お姉ちゃん曰く『何を使おうが勝ち残ればいいんだよ〜』だそうだ。
しかし、さすがは要芽姉様。 バリケード用に立てかけていた机に素早く隠れ、難を逃れた。
「いるか!何とかしなさい!」
「お姉様〜!私はあんな武器、見たことがありません!」
「当たらなければどうということはないでしょう!」
いきなりいるかちゃんが特攻してきた(させられた?)が、俺達の集中砲火の前にあっけなく敗れ去った。
当たり前だ。
「わ、私の出番ってこれだけですか…ガクッ」
よし、これでまずは一人だ。
しかしこのとき、俺達は驚愕の事態に陥る事を、まだ知る由も無かった…

〜秋山いるか・再起不能(リタイア)〜

420 :節分大激戦(5) :2007/02/03(土) 14:17:58 ID:h1m1jy360

「もう、要芽ちゃんは何をやってるのよ!」
階段を下りてしばらしてから戦闘が始まったのよね。 相手は3人、こっちは2人。
どう考えてもこっちが不利。ああ、乙女の大ピンチ…しかも、向こうは銃みたいなのを使ってるし。
アレって反則じゃ…あ、そっか、いいんだった。
「こうなったらワタシが頑張らないと!」
高嶺ちゃんはお世辞にも戦力になるとは言い難いし、ここは踏ん張りどころね。
「高嶺ちゃん、援護よろしくねっ!」
「え? ちょ、ちょっと!」
ワタシはそう言って飛び出した。
「むむ、あっちだ! 迎撃せよ!」
しかしこれをなんとか回避し、こっちも豆を投げて応戦する。
すると、ぽえむちゃんが私の正面で銃を構えていた。
しまった、誘い込まれた!?
「うっ…ぽ、ぽえむちゃんを攻撃するなんて…ワタシには…」
「くすり。 姉さん…甘いね」
ぽえむちゃんのその表情に、一切の迷いはなかった。
しかし、いきなり銃を突きつけてきたけど、ワタシは弾道を予測してなんとかかわした。
眉間を狙っていたから、回避そのものは簡単だったわ。
「あ…しまっ…」
「ここまで近づけば、銃身の長いそっちのほうが不利ね! ごめん、ぽえむちゃん! 後で欲しい物買ってあげるからね!」
ぽえむちゃんはまさか避けられるとは思ってもいなくて、動揺して動きが鈍くなっていた。
その隙に、一気に目の前まで接近する。
素早く銃を取り上げると、ワタシは片方の手でぽえむちゃんに豆をぶつけた。
「ううぅ…ね、姉さん…がくり」
ボーッとしてたら的にされるので、奪った銃で牽制しつつ高嶺ちゃんのところまで身を引いた。
悲しき姉妹対決、といったところかしらね…
「ぽえむちゃん…」
なんて感傷に浸っている暇はないわっ! このまま一気にカタをつけてあげる!

〜犬神ぽえむ・再起不能(リタイア)〜

421 :節分大激戦(6) :2007/02/03(土) 14:21:51 ID:h1m1jy360

「さあ要芽姉様、おとなしく出てきたらどうだ!」
「くっ…まさかこの私が…」
状況は2対1、こちらのほうが圧倒的に有利だ。
「よーし、こうなったらその机を剥ぎ取ってやるぜ」
「うん、そうしよ〜」
そう言って廊下に出た途端、海お姉ちゃんが急な殺気を感じた。
「あっ! くーや、危ない!」
何と後ろから豆が投げつけられてきたのだ!
お姉ちゃんは俺を部屋に突き飛ばしたところで、攻撃をもろに受けてしまった。
「え、えへへ…く、くーや、お姉ちゃんの分も…がくっ」
「お、お姉ちゃん! お姉ちゃん!」
「助かったわ、瀬芦里」
「へっへー。 油断したね、クーヤもうみゃも」
ねぇねぇは天井裏に潜んでいた。 俺達が不用意に出てくるところを待ち構えていたのだ。
「さて空也、覚悟するのはあなたのようね」
「窓から部屋に侵入するなんて、思ってもみなかったよ。 アタシのお株を奪うとはねー」
どうする? 侵入した部屋に逆戻りしたが、まさにここは袋のネズミだ。
しかもこのシチュエーションはおそらく…
「ちょうどいいわ…ねえ瀬芦里、空也を倒す前にいただきましょうか」
「おっ、それいいねー。 先に楽しんじゃおっか。 誰もいないしね」
やっぱりぃぃぃぃ! ヤバイ、ヤバイぞ柊空也!
まさに今の二人は欲情した獣、俺の身の安全は保障されない!
「さあて、それでは…」
「お、俺は今は二人の言いなりにはならない! 必ずお姉ちゃんの敵は取る!」
そう言って俺は、侵入してきた窓から飛び降りた。
あらかじめ、いざという時のためにクッションを下に用意してある。
すぐに追跡されないよう、降りてすぐに身を潜めた。
「うーん、クーヤのやつなかなかやるねぇ…」
「空也よりも、今は高嶺達の応援に行きましょう。 おそらく一人は倒しているはず…」

〜柊海・再起不能(リタイア)〜

422 :節分大激戦(7) :2007/02/03(土) 14:25:11 ID:h1m1jy360

ぽえむがやられてしまい、こちらに残ったのは我とともえのみ。
しかも、今の向こうの話し声からうみまでもがやられてしまった。
くうやは逃げ切ったようだが、こちらに戦力を集中されている以上、どうにもならん。
応戦しながらも、我は今後の策を考えていた。
「うむむ…」
「ひ、雛乃姉さん…」
「雛乃ちゃん、もうあなたたちに勝ち目はないわよ!おとなしく出てきなさい!」
ほなみのやかましい声が響いてくる。
このままでは二人ともやられてしまう。 何とかしなくては…
仕方あるまい、ここは一旦退くしかなさそうだ。
「ともえよ、今から裏口まで行くぞ。 庭に出て身を潜め、期をうかがうのだ」
「わかった」
「…よし、今だ!」
攻撃が一瞬止んだのと同時に、後ろへ一気に後退する。
しかし、追っ手はしぶとかった。
たかねを先頭に、全員がどんどん近づいてくる。 そのとき…
「ともえ、何を!?」
「雛乃姉さんは逃げて。ここは私が食い止めるよ」
ともえが立ち止まり、手にしていた銃を構えた。 我の盾になろうというのか?
「し、しかし…!」
「今のままではここで二人ともやられちゃうよ。 さあ…」
「…すまぬ。 恩に着るぞ、ともえ」
我はすぐに裏口へと向かって行った。 後ろを振り返らずに…
「いくぞ、高嶺!」
「と、巴姉さん!? 一人で何を…」
「うあぁぁぁぁ!」
「きゃぁぁぁぁ!」
(ドガガガガガガ…)

〜柊巴、柊高嶺・両者再起不能(リタイア)〜

423 :節分大激戦(8) :2007/02/03(土) 14:27:48 ID:h1m1jy360

「どうやら逃げたようね」
「あーあ、もう少しだったのになー」
「ま、仕方ないわよ。 次行きましょ、次!」
「待ちなさい。 残りはこっちは3、あっちが2。 優勢だけど、油断はできないわね」
「で、どうすんの要芽姉?」
「とりあえず役割を決めましょう。 それぞれの担当の地区で索敵を開始、10分後にここへ戻ってくること」
「バラバラで行動して、向こうの注意をひきつけるってわけだね」
「もし交戦になった場合は、すぐ仲間のところに行くこと」
「わかったわっ」
「まぁ、帆波が危険になっても、私は助けはしないけどね」
「要芽ちゃんひっどーい!」
「それよりアタシ、おなかすいたよー。 豆食べていい?」

ザザッ…

「…どうだ、くうや?」
「うーん、だいぶ調子が悪いみたい…あ、切れちゃった」
2階から逃げる時、わからないように要芽姉様の服に投げてくっつけておいたんだ。
お姉ちゃんがもしものときのために持たせておいてくれたものだ。
小型で軽量だから、付けられているのもわからないだろう。
「まあよかろう。 敵の動きは十分わかった」
「これからどうしましょう?」
「うむ、作戦参謀のかなめを叩こう。 あれを倒せば、統率の取れない相手に恐れることなどないわ」
「さすが雛乃姉さん」
「えへん」
「要芽姉様を倒したら、あとは一人ずつ攻撃していくんですね」
「うむ。 できればせろりを早めに倒したいところだがな」
「でも、どうやって要芽姉様を攻撃するんですか?」
「考えがある。 それはな…」

424 :節分大激戦(9) :2007/02/03(土) 14:31:15 ID:h1m1jy360

私達はとりあえず、ある程度離れて行動することにした。 瀬芦理は庭を、帆波は2階を、私は1階を。
いきなり攻撃されることの無いよう、移動には細心の注意をはらう。
そして白組のスタート地点である台所まで辿り着いた。
「はっ!?」
いきなりの攻撃がやってきた! それを間一髪のところで回避し、すぐに攻撃態勢をとったが…
「そ、そんな!?」
いない。 空也の姿も、雛乃姉さんの姿も。
殺気は感じられるのに、その姿はどこにも見えない。
暗くて視界があまり効かないのも原因だが、少なくともどこかに隠れているのは確かね。
「どこなの!? 出てきなさい!」
すると、また攻撃がやってきた。 またも見えない攻撃。
ここが危険だと判断して、私は玄関まで移動をした。
「あそこは危険だわ…でも、一体どうやって…今は瀬芦理のところへ!」
考えていると、いきなり扉を開けて空也が現れた!
「今度こそもらったぞ、要芽姉様!」
「空也の分際で!」
何とかこれを回避したが、しかし私は次の瞬間、凍りついてしまった。
手をついたその先にいたゴキブリを見て…
「…!!」
「今だ、雛乃姉さん!」
「うむ!」
天井から突然、姉さんが現れた!
(バババババ!)
「…う、うぅ…まさか…この…私…が……ぐふっ」

「やれやれ、うまくいったね。 これ、作り物なのに」
「それに天井裏を利用するとは思わんかったろうな」
「さて、次はと…」
「!? くうや、危ない!」

〜柊要芽・再起不能(リタイア)〜

425 :節分大激戦(10) :2007/02/03(土) 14:34:33 ID:h1m1jy360

「にゃー!」
「うわぁぁ!」
「せ、せろりか…」
「よくも要芽姉をやってくれたねー…この借りは高くつくよ!」
雛乃姉さんが知らせてくれなかったら危なかった…なんてスピードだ。
「飛び掛ってきたってことは…もう豆が残ってないんだな!? どーせ食っちまったんだろ」
「うっ…ク、クーヤもなかなか鋭いね」
「くそ、こうなったら奥の手でいくか…」
「む、それはなんだ?」
「それは…逃げるんだよォォォォォーー!!」
「待てー!!」
何とか居間までは来れたものの、やはりねぇねぇのほうがスピードは上だ。
雛乃姉さんの背中目がけてスピアタックルを仕掛けてきた。
「そりゃぁー!」
「雛乃姉さん!」
それを寸前のところで俺が受け止めた。 凄まじい衝撃が全身を襲う。
「う…ぐっ…」
「くうや!」
「雛乃姉さん、今のうちに早く!」
「う、うむ!」
雛乃姉さんは銃を構えた。 しかし…
「甘い、甘いよクーヤ!」
すっと身を翻し、銃から発射された豆を俺の体でガードした。
ねぇねぇに盾にされ、俺はまさに蜂の巣状態となってしまった。
「そ、そんな…がく」
「し、しまった!」
「それぐらいでこの柊家最強生物、柊瀬芦理がやられると思ったら大間違いだよーん」

〜柊空也・再起不能(リタイア)〜

426 :節分大激戦(11) :2007/02/03(土) 14:37:18 ID:h1m1jy360

「んっふっふー。 さあて、ひなのんはアタシをどうするつもりなのかにゃー?」
「ぬぬ…」
「まさか倒すなんて言うんじゃないでしょーねー? いくらなんでも無理だよ、無理」
せろりの獣のような速度は、銃で追うことなんて無理がある。
加えて力も強い。 取っ組み合いなら、確実に負けるであろう。
何か…何か手はあるはずだ!
「ほらほら、おとなしくしなって」
「ふっ…しかしまだ手はあるぞ!」
隠し持っていた煙玉を床に叩きつけ、その隙にくうやの部屋目がけて走った。
「く、くそっ! ゲホゲホ…」
何とか部屋まで到着し、つっかえ棒をして開かないようにしておいた。
もちろん、こんなものがせろりを止めることなどできるはずもない。
どたどたと足音が聞こえ、そして扉の前でぴたりと止んだ。
「やってくれたね、ひなのん。 そんなとこに隠れたって無駄だよー」
「来るがいい、せろり!」
我は扉のすぐ横で待機し、せろりが勢い余って飛び出してくるのを狙った。
「じゃ、遠慮なく…そりゃ!」
「今だ! これでもくらえい!」
扉を蹴破ってきたせろりの顔面に、くうやの部屋にあった香水を吹き付けた。
「ふぎゃー!」
顔を押さえ、もんどりうってしまうせろり。 やはり猫には効果抜群であったな。
「これで逆転だぞ! 覚悟!」
ズバババババッ!
「うぐぐっ…柊瀬芦里、一生の不覚…無念…」
「はぁ、はぁ、…な、何とか勝てたか…後はほなみだけだな」

〜柊瀬芦里・再起不能(リタイア)〜

427 :節分大激戦(12) :2007/02/03(土) 14:40:16 ID:h1m1jy360

さて、ほなみはどこだ? 注意深く家の中を探索したのだが、姿はどこにも見えぬ。
どこかに潜んでいることは確かだが。
我はとりあえず銃の中に残った豆が少なくなってきたので、拾って集めることにした。
「少々情けない姿だが…仕方あるまいて」
拾うために身をかがめたとき、いきなり…
パンッ!
「むぅ!?」
続けざまに豆が放たれたので、すぐに机の下に隠れた。
「な、なんだ…?」
よく目を凝らしてみると、なんと庭の木の上でほなみが銃を構えているではないか!
まるで狙撃手だ。
「そ、そういえばぽえむの銃を奪っていたのであったな…」
ぽえむが持っていた銃は銃身の長い狙撃用だったはず。 離れて戦うにはあまりにも危険であるな。
さらに攻撃が来たので、別の部屋に逃げ出すことにした。
これはまずい。 よりによってほなみが銃を持っているとは…
「ほなみを先に倒しておくべきだったな…うぬ!」
今度は降りてきたのか、足音まで聞こえてきた。
「雛乃ちゃん、いくら逃げたって無駄よー! 今の私は獲物を狙う狩人…逃がしはしないわっ!」
おのれ、どうする!? 我はそれほど射撃が得意ではない。
「柊と犬神の長女対決、ワタシに軍配が上がりそうねっ☆」
このままでは確実にやられてしまう。
圧倒的にほなみが有利だ。 やはり策を講じるしかないか…
「こうなったら…」
我は風呂場へ逃げた。
なんとかほなみの攻撃を振り切ることはできた。
洗面所の扉を閉め、そのまま風呂場まで直行する。
「うまくいくかどうかわからんが…もうこれしかほなみを倒す方法はない!」

428 :節分大激戦(13) :2007/02/03(土) 14:45:17 ID:oPp2L9j10

「ひ・な・の・ちゃ〜ん☆」
不意打ちをくらわないように気をつけて、ワタシはそーっと洗面所のドアを開けた。
とりあえず何も仕掛けはないみたいねっ。
「アン、ここにはいないのかしら」
ま、もう後は風呂場しか残ってないんだけどね。
風呂場のドアを開けると、いきなり目の前に体重計を発見。
「…ふぅぅぅん。 どうやらワタシを怒らせたいらしいわね…」
まずはそれをどけて、風呂場に入ってみた。
窓には格子がついているため、ここからの脱出はできない。
雛乃ちゃんの姿は見当たらないが、もう見当はついている。
空になっている浴槽の中、ここしか隠れる場所はないわっ。
「さあて、観念しなさい!」
浴槽にかぶせてある板をはずし、一気に銃を中に向けて乱射した! しかし…
「うそ!? いない!? どこなのよ!?」
するといきなり、どういうわけか雛乃ちゃんが銃を背中につきつけてきた!
「ふう、さすがに洗濯機の中はきつかったぞ」
「ここに隠れてたんじゃなくて…洗濯機の中だったの!?」
「完全に見落としていたのう。 体重計でひっかかると思ったわ」
「ひ、雛乃ちゃん? まさか…ワタシを撃ったりしないわよねっ?」
「ふむぅ…残念、であるな」
雛乃ちゃんは背中に零距離射撃を仕掛け、ワタシの背中には無数の豆による激痛が走ったわ…
「キャァァァァ!…ひ、ひどい…ひどいわ……かふっ」
「ふふ…これにて我が軍の勝利だな、ほなみよ。
 ふふふふ…ふはははははは!」

〜犬神帆波・再起不能(リタイア)〜

こうして、今回の『合戦豆まき』は雛乃率いる白組が勝利をおさめたのであった!

429 :節分大激戦(14) :2007/02/03(土) 14:47:06 ID:oPp2L9j10

「うむうむ、くうやよ、よくやったぞ。 褒美をやるから、後で我の部屋に来い」
「ありがとうございます。でも、今日の最優秀賞はやっぱり雛乃姉さんじゃ…」
「まあ、それも兼ねてだがな」
激戦を制し、なんとか今晩の寝床を確保した俺達。 もうヘトヘトで、すぐにでも寝たい気分だ。
ちなみに、敗北した要芽姉様達は早速家から追い出されてしまった。
「疲れたから眠くなった…」
「そ、それじゃあぽえむちゃんは私の部屋で一緒に寝よう」
「うん、嬉しい…」
その光景を見てお姉ちゃんがこんなことを言っていた。
「巴お姉ちゃんとぽえむさん、絶対レズだよ〜。 今日は凄いかも〜」
いや、いくらなんでもそれは考えすぎじゃなかろうか…多分。
そして俺は雛乃姉さんのところに行った。 なぜかお姉ちゃんも一緒に。
「空也ですけど」
「おお、入るがよい」
部屋に入った俺が見たのは、驚くような光景だった。
なんと雛乃姉さんが『みらくるひなのん』になっているではないか!
「な、なんだ〜!?」
「ふふ、先祖が我に褒美をくださったのだ。 昨日、夢の中で伝えてくれてな。
 勝ったら一晩だけ体を大きくしてやろう、とな」
「そうなんだって〜。 聞いたときはびっくりしたよ〜」
ツッコミ所は沢山あるが、もう今更なので完璧にスルーしておこう。
急に雛乃姉さんは濡れた瞳でこっちを見つめてきた。 海お姉ちゃんもじっと見つめている。
「さて、それでは褒美だ。 そこに服を脱いで横になるがよいぞ」
「くーや。 はやくぅ〜」
「いや、あの俺は疲れてるんで…(そそくさ)」
「照れなくてもよいぞ。 かわいいやつだな、くうやは」
「ひぃぃぃぃぃ! 搾り取られる〜〜〜!! つーかこのオチ、もう使い古されてるじゃねーかー!」
「何をわけのわからんことを言っておる。 よいではないか、よいではないか」
「仲良く一緒に寝ようね〜」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ…」

430 :節分大激戦(オマケ) :2007/02/03(土) 14:49:15 ID:oPp2L9j10

一方、家を追い出された負け組のほうは…
「…と、とりあえずワタシの家に泊まる?」
「そーだね。 仕方ないにゃ〜」
「…どうやらそれしかないらしいわね…忌々しいけど」
「それじゃ鍵を…あ、あら?」
「どしたの?」
「か、鍵をそっちの家で落としちゃった…」
「え〜!?」
「門は完全に閉まってるし、家中の窓や扉も閉めることになってるし…」
「いるか、仕方ないからアナタの所に行くわよ!」
「そ、それが…私も、財布ごと鍵をそちらに落としちゃったみたいで…」
「何!?」
「ひぃぃぃぃ!すみませ〜ん!」
「よ、よく考えたら…この中で財布を持ってる人は…?」
「…」
「携帯とかは?」
「……」
「そんな〜! どうしましょう! どうしましょう〜!」
「寝るところもない、お金もない、連絡手段もない…」
「そ、そういえば今晩は特別冷え込むって言ってたわね…雪もバンバン降るとか…」
ビュォォォォ…
「………」
「うわ〜〜!! 中に入れて〜!」
「寒い〜! 凍える〜!」
「助けて〜!」

「何だか外がうるさいのう。 む? どうしたのだ、くうや。 まだまだこれからであるぞ…」

…翌朝、空也はげっそりした状態で発見され、雛乃の体は元に戻ったものの、お肌はツヤツヤしていたそうな。
巴は朝のジョギングをしようと外に出た時、道路で凍りついた5人を発見したそうな。

431 :シンイチ :2007/02/03(土) 14:53:11 ID:oPp2L9j10

いままで節分ネタを書いたことがなかったので、丁度いいかと思ってやってみました。
今回は初心に帰り『自分が楽しく』という気持ちで書きました。
個人的にはこれで一応満足です。
それにしても、姉しよネタを書く人はだいぶ少なくなりましたねー…

432 :名無しさん@初回限定 :2007/02/03(土) 15:15:37 ID:M3lB7cQt0

>>431

ゲーム説明とゲームの長さでだれる

433 :名無しさん@初回限定 :2007/02/03(土) 18:16:52 ID:ufXh7PV40

>>431
GJ
書く人は減っても読む人はいるさ

434 :名無しさん@初回限定 :2007/02/03(土) 18:47:22 ID:id5x83XN0

ゲーム部分でだれるのは長いからというより
それぞれのバトルシーンが盛り上がりに欠けるからじゃないかと

逆にバトルシーンをもっと長くして
それぞれキチンと起承転結をつけるほうが
ジャンプ漫画のチームバトルっぽくなるけど
だれないんじゃないかな

435 :雄三毛猫 :2007/02/03(土) 21:56:03 ID:SK3HtdvO0

こういう全員登場賑やか系は大好物 GJ!
なんだかスクランのサバゲ編みたいだった
やはりシンイチさんはいいもの書くなぁ
自分の後、一週間も沈黙が続いたので何気に不安になってました

最初の自由選択クジは、瀬芦里を戦力評価しながらわざわざ敵にまわったり
その後も特に伏線になってなかったので、普通にくじ引きして
瀬芦里の敵になったことに戦々恐々としたほうがよかったのでは?と思いましたが

キャラクターの一人ひとりのやられ方に個性が出てたのはさすが
(偽ゴキブリの不意打ちで硬直する姉様や豆食べちゃったねぇねぇ、
 そして特に洗濯機に収まっちゃう雛乃姉さんの図を想像して萌えた)

贅沢を言えば、寒空に凍える氷の弁護士にオチが欲しかったです

436 :きっとたぶんガイシュツ :2007/02/04(日) 00:27:18 ID:3pDOAx7p0

乙「まったく、私は名前のとおり乙女なんだぞ」
素「名前ネタ禁止!!」
乙「…………」
素「…………」
乙「……………………」
素「……………………」
乙「万物悉く切り刻め!」
フカ「ありがとうございますっ!!」

437 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 00:29:59 ID:7t5K86S00

こんな時、どんな顔したらいいかわからないわ

438 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 00:38:22 ID:HvpiswRS0

トトロ、私どんな顔したらいいかわからないの

439 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 00:54:20 ID:kV4mJi6R0

私どんな顔だったかわからないのbyマイケル・ジャクソン

440 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 01:07:09 ID:7uNuPgi+0

私、どこが顔だかわからないの

だっ て顔 がが が  どこ  目  な
わか ら  な  ぃいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ

441 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 01:16:43 ID:kV4mJi6R0

>>431労作乙
バトルものって意外とむずいからなー
ゲームのルールは豆があたったらリタイアなんだろ?
要に盗聴器投げつけたり、セロリに香水ぶっかけたりする余裕があったら
豆くらいぶつけれるような気がしてしょうがないんだが・・・
けちつけてごめん、これからも楽しみにしてるよ

442 :雄三毛猫 :2007/02/04(日) 01:30:59 ID:iur9SdXY0

乙女  名前の通り乙女なんだぞ
きぬ  カニの一時ずらし
エリカ 独逸気質たっぷり
なごみ なごまねーよ
良美  名前の通り良い子だから
祈   大江山って地名
素奈緒 名前ネタ禁止!

レオ  獅子
鮫氷  フカヒレ
スバル …?

全員に名前ネタがあるかと思ったけど、そうでもなさそうですね
ヒロインは全員触れられてたけど

443 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 09:56:53 ID:ddsm0sHr0

無理やりこじつけるなら 伊達男 ってぐらいかな

444 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 11:42:35 ID:3pDOAx7p0

こじつけでいいんなら、さらば〜すばるよ〜、とか?

445 :名無しさん@初回限定 :2007/02/04(日) 12:27:20 ID:ddsm0sHr0

ああ、そっちの方がしっくり来るかもwww

446 :名無しさん@初回限定 :2007/02/05(月) 01:13:36 ID:aBVJ+vu5O

>427

447 :名無しさん@初回限定 :2007/02/05(月) 01:56:28 ID:txrwqUpf0

>>442昔考察したのがまとめページかきせきに保管してもらってるはずなんだが、
探しだせないのでざっともう一度書く

生徒会室が竜宮
竜宮を仕切る者は乙姫→乙女と姫
竜宮を訪れる者は浦島→対馬は浦島伝説とも関係
竜宮の部下たちは魚貝類→カニ・シャークフカヒレ

あと、サトー&ヨッピーはガンダムに元ネタがあったはず
キリヤは戦艦霧島との関係がwikiで指摘されていたような気がする
さらば伊達男スバルよ、はいい読みだと思う

448 :宇宙戦艦トマト :2007/02/06(火) 12:13:45 ID:uZ6tKo7e0

対馬家の食卓

きぬ
「サラダー作るよー
 入れるー野菜はー
 レタスータマネギートーマートー♪」

レオ
「おいきぬ、料理はいいが著作権とか大丈夫か?
 松本○士やら●ASRACやらに(ry」

きぬ
「えー!なんでさ!?
 厳しすぎだろー、そんなら乙女さんなんか存在自体(ry」

レオ
「シャラップ!
 とにかく黙ってれば何もおこらない、いいな?
 喋りすぎは命に関わるぞ。」

きぬ
「ケッ、やな感じだな。
 『お上には逆らうもんでねぇ』ですか。
 これだから日本人は…」

店長
「アメリカもネズミさんがうるさくて困ってマース」

きぬ
「うおぉぉ!!?
 どこから沸いてきやがったアレックス!?」

449 :名無しさん@初回限定 :2007/02/06(火) 15:36:43 ID:DWVeZkwr0

えーと、乙。

450 :雄三毛猫 :2007/02/06(火) 16:05:18 ID:S2v6C2pt0

テンチョーw
ネズミなら猫を名乗るボクが退治してやんよー



ごめん、無理。

451 :名無しさん@初回限定 :2007/02/06(火) 19:41:55 ID:Em2hY79A0

これはイイwww

452 :448(1日の時差で後書き) :2007/02/07(水) 10:05:01 ID:yFzWmS4u0

賞味期限切れの時事問題を絡めて『SS』を書いてみました。

宇宙戦艦トマトの歌は>>444の書き込みにインスパイアされて
書き下ろしたので、実在する●マトとは一切関係ありません。
あと3行目はスペース入れた方が良かったと反省+訂正。

正しくは
 レタスー タマネギー トーマートー♪」     です。

453 :名無しさん@初回限定 :2007/02/07(水) 11:57:34 ID:MAGDSiBU0

マジGJ!
こだわりがあるのねw

454 :名無しさん@初回限定 :2007/02/10(土) 23:42:33 ID:KREilP5U0

455 :名無しさん@初回限定 :2007/02/11(日) 20:22:00 ID:Df3RRpYS0

456 :名無しさん@初回限定 :2007/02/12(月) 16:04:22 ID:tDFqY4b/O

エロパロ板につよきすスレが立っていたな…

まあ、ほとんど投下されていないが

457 :名無しさん@初回限定 :2007/02/13(火) 23:41:28 ID:hzLxfyOY0

458 :野菜王子 :2007/02/14(水) 00:26:59 ID:SbV4mpl40

フカ「よこせ!!」
カニ「やだっ!」
フカ「チョコくれよ!」
ナゴ「ウザい、潰すぞ」
フカ「ひぃっ、すいませんすいません……
  あ、あれ、お姉ちゃん何を…ちょ、チョコはそんなふうに使うものじゃ…アッー」

459 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 00:58:23 ID:On23ewPa0

つよきす!!
現在オープニングバレンタインバージョン中!!

460 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 02:36:53 ID:sM4PzDIb0

繰り返し起動してやっとヒロイン6人分聞いた

乙女さんの食いしん坊ぶりになごんだ

461 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 06:36:08 ID:JLR004gp0

うお・・・祈ちゃん萌える・・・

462 :海産物の憂鬱 :2007/02/14(水) 15:55:54 ID:3rxQdF8D0

きぬ
「チョコやんよ!3倍返しで夜露死苦!」

レオ
「チョコはチョコでもチ●ルチョコじゃねーか! 
 …まぁ手作りよりかマシか。あんがとさん。」

きぬ
「よく意味が分からないんだよ?」

レオ
「無理してカニ味噌働かせんでもよろしい。
 それより3倍返し…楽しみにしておけ」

きぬ
「お、おうよ!(何くれんのかな…)」 わくわく

463 :海産物の憂鬱 :2007/02/14(水) 15:58:45 ID:3rxQdF8D0

(…1ヶ月後、3月14日)


レオ
「ほらよカニ、お返しだ」

きぬ
「チロ●チョコ3つ!!!?」

レオ
「何か文句あんのか。
 約束通りの3倍返しだぞ」

きぬ
「ンマー!なんて頭の悪い!!
 3倍っつったら…」

きぬ
「…そうか」

レオ
「ありがたくいただけ。
 じゃ、俺は良美待たせてるんでこれで」

きぬ
「あ……… う………」

464 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 16:03:36 ID:NGvWIoaO0

ypは全身にチョコぬってプレゼントとかしそうで怖い むしろ 食べたい

465 :海産物の憂鬱 :2007/02/14(水) 16:10:58 ID:3rxQdF8D0

きぬ
「ふ…ふふふ…」

きぬ
「そ、そうだよね…
 相手は彼女持ち…勝負にすら…」

きぬ
「つーか散々悩んだあげく
 『要は気持ちじゃん?』って
 チ●ルぶつけたボクって何なの…」

きぬ
「女の子らしく…
 してればよかったのかなぁ…
 自分をごまかしてでも…」

きぬ
「まさに『後悔先走る』ってやつですか…」

きぬ・新一
「ちくしょー…
 これだからリアルは…」

466 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 16:15:20 ID:ntNn5qXO0

 

467 :海産物の憂鬱 :2007/02/14(水) 16:18:15 ID:3rxQdF8D0

きぬ
「!!!!!」

新一
「よぅ」

きぬ
「フ…フカヒレとハモっちまった…」

新一
「なんて顔してんだよオイ
 それよりゲームでもやって現実忘れようぜ」

きぬ
「…初めてボク死にたいと思った」

468 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 16:22:55 ID:3rxQdF8D0

はい、カニさん鬱ルートです。
バレンタイン関連のイベントで鬱になる美少女っているんだろうか?

しかし区切り間違えてエライ目にあった…
人がいなけりゃ死んでました。ありがとさんです。

469 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 16:33:21 ID:ntNn5qXO0

カニ 。・゚・(ノД`)・゚・。
先走ってどうすんだGJ www

470 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 20:15:22 ID:HOyR34tg0

バレンタインのよっぴーのチョコも気になる。
でもそれ以上に気になるのは、よっぴーがレオに求めたホワイトデーのプレゼント。

471 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 20:21:40 ID:Wq4OJgI00

そりゃレオの白くて熱いs

472 :名無しさん@初回限定 :2007/02/14(水) 23:04:57 ID:kopIq8B80

ypルートだから、もじもじしながら恥かしそうに「レオ君の熱い(ry」
とか言うんだろ  でも始まるとどエロ娘になるから困る

473 :名無しさん@初回限定 :2007/02/15(木) 00:23:41 ID:IJZxIMG90

>>467gj

474 :名無しさん@初回限定 :2007/02/15(木) 21:59:18 ID:R+V2aTiUO

>443

475 :混ぜるな危険・1 :2007/02/17(土) 16:02:18 ID:JPUTnRHo0

「ぐほぁっ!?」「ああっ、くうやー!?」

……わかっていたこととはいえ
海お姉ちゃんのチョコレートはやはり致命的な味で
「どうやったらこんな味にできるんだろう」
全身の感覚を失いながら俺はそんなことを思っていた――――

「ま、よく死ななかったわよね」

「わかっていたからなるべく舌に乗せないようにして食べたんだよ。
 味わって食べたら危なかったかもね」

「わかってんなら食べんな!まったく、学習能力のないイカね」

ブツブツ言いながらも倒れた俺を介抱してくれたのは姉貴だったりする。
ちなみに海お姉ちゃんは半泣き状態で俺にすがりついていたのだが
約束があるとかでシブシブながら学校に行ってしまったそうだ。

「そうもいかないだろ。皆のチョコは食べてるんだしさ」

「まだ……皆じゃ、ないわよ」

そういえば、海お姉ちゃんのチョコを受け取るとき
後ろで姉貴がモジモジしてたっけ。

「ほら、口直し。感謝しなさい」

プイ、と顔をそむけながら姉貴がズイッとチョコを差し出す。

「……じゃあ、口移しで」

「な……!?調子に乗んなこのイカッ!」

476 :混ぜるな危険・2 :2007/02/17(土) 16:04:09 ID:JPUTnRHo0

「しかし不思議だよなぁ」

「何がよ。あーもう、口の周りチョコでベタベタじゃないのよぅ!」

実は口だけじゃなく、二人ともほぼ全身チョコにまみれていたりする。
口移しのチョコを受け取ったあと、そのまま盛り上がって姉貴の部屋に行ったわけで。
今は姉貴のベッドの上、二人で裸の体を拭きあっている最中である。

「ほら、ここもまだついてる」

姉貴の手が体をなぞるくすぐったいような感覚に
思わず俺の姉貴を拭く手が止まってしまう。

「……どしたのよ?」

「あ、悪い。いや、海お姉ちゃんの料理がさ」

俺も再び手を動かしていく。ちょっと思惑をもって。

「海の料理?それが……ちょ、こら、そこは自分で拭くわよ!」

「フツーに考えたら、あんな恐ろしい味になるわけないんだよなぁ。
 材料とかは家にあるものなんだしさー」

「「ん……だから、それ、はっ……!う、海が……不器用だから、でしょ……ん……」

「海お姉ちゃんの場合、味付けが致命的なんだよね。
 確かに手先は器用じゃないけどさ……こんな風には、ね」

「ふ、あっ!?こ、こら!や、ちょ、そんなとこチョコっ!つ、ついてぅ、ぁんっ!」

……夕飯の支度まで、もうちょっと姉貴を拭いていよう。

477 :混ぜるな危険・3 :2007/02/17(土) 16:09:03 ID:JPUTnRHo0

息絶え絶えの姉貴を部屋に残し、さっとシャワーを浴びて台所へ。
が、すでに先客がいた。

「あれ?早かったね、ともねえ?」

「う、うん、ただいま空也。
 最後の授業が休講になっちゃったから。
 買い物も済ませてきたから、今日はゆっくり料理できるよ」

そうだ。
長年我が家の台所を仕切ってきたともねえなら
海お姉ちゃんの味覚について何か知っているかもしれない。

「ともねえ、海お姉ちゃんって食べ物の好き嫌いってないの?」

「好き嫌い?ないんじゃないかな。海は、何でもよく食べてくれるよ」

ともねえはちょっと嬉しそうだ。
まあ、確かに一緒に食卓を囲んでいても特にそういうのは気づかなかったし。

「でも、なんで海の好き嫌いなんて知りたいんだ?」

「あ、いや海お姉ちゃんがどの程度味オンチなのかとか
 どうすれば改善できるかとか調べてみようかなって思って。
 料理を作る気あるのに、できあがるとアレじゃ
 海お姉ちゃんだってつらいだろうしさ」

「そうか……空也は、優しいな。エライエライ」

「……まあ、バッドエンド要素は減らしておきたいしね」

「あう?」

478 :混ぜるな危険・4 :2007/02/17(土) 16:12:39 ID:JPUTnRHo0

「しかし、好き嫌いはないのか……味が全然わからないってわけでもないよね?」

「うん。むしろ、単純な味の違いとかは、海はわりと敏感なほうだよ」

「え、そうなの?」

意外な新事実判明。

「前にお味噌を変えたら海だけ気がついたこととかあったし。
 味の濃さの違いとかも、すぐにわかるみたいだ」

むう。味覚が鋭敏なのに味オンチ?
悩んでいると、ドタドタと階段を駆け降りてくる足音が。

「こらイカッ!あのまま放っておくことないでしょ!
 風邪でもひいたらどう……あ、おかえりなさい巴姉さん」

「うん、ただいま高嶺……あう?」

「どしたのともねえ、鼻ヒクヒクさせて」

「高嶺から、チョコレートの匂いが……な、何か別の匂いも混じってるけど」

「え、あ、そ、そう!?き、気のせいじゃない!?」

しまった、匂いまでは拭きとれなかったか。
しかもそのままHしてたので男女の情交の匂いと混ざってるらしい。
ていうか、シャワーとか浴びろよ姉貴……って、ん?……混ざる?

「あは、そ、そうかな。そんな匂いが高嶺からするわけないよね」

「……そうか、そうだったのか!」

479 :混ぜるな危険・5 :2007/02/17(土) 16:18:10 ID:JPUTnRHo0

「わ、何よ急に大きな声だして。
 一人で納得してないで、ちゃんと説明なさい」

はたと手を打った俺に姉貴が詰め寄る。
よろしい、説明しようではありませんか。

「姉貴、納豆は好き?」

「はぁ?……んー、まあ、好きだけど」

「じゃ、チョコレートは好き?」

「好きだけど、さっきちょっと嫌いになりかけた。アンタのせいで」

「……それはおいといて。じゃ、チョコレートと納豆混ぜたらどう?好きになれそう?」

言われた味を素直に想像したらしく
姉貴の顔色がみるみる悪くなっていき、しまいには切れた。

「……ざけんなこのイカ!そんな食への冒涜みたいなモン好きになれるかっ!」

「ま、普通はそうだよね。
 海お姉ちゃんはそこが普通の人と違うんじゃないかな?
 つまり、普通の人なら混ざってしまうとダメな味覚が
 海お姉ちゃんには平気、むしろ美味しいと感じちゃうとか」

「あ、なるほど……フン……言ってることには一理あるわね」

「すごいな空也。そんなこと、私は全然思いつかなかったよ。
 と、ところで……さっき高嶺のチョコの匂いに混じっていたのは……何の匂いかな?」

「「それはもう忘れて」」

480 :混ぜるな危険・6 :2007/02/17(土) 16:22:17 ID:JPUTnRHo0

確認しようという姉貴の主張で
海お姉ちゃんが帰るまでの間にいろいろ準備をしておくことに。

そして日の暮れかけたころになって
当の海お姉ちゃんが帰ってきた。

「くうやぁ〜、大丈夫だった〜?
 意地悪なツインテールに変な悪戯されてない〜?」

帰ってきてすぐ俺が無事なのを確認すると
ほっとしたのかいつもの口調に戻っている。

「悪戯されたのはアタシのほうよっ!」

「それはいつものことだよ……って、どんな悪戯?」

「あ、う、や、その……た、たいしたことじゃない、けど……
 それより!大変だったんだからね、アンタの作ったチョコのせいで
 このイカもう少しで死にかけたんだから!」

「しぼむ〜。でも、なんでくうやは具合が悪くなっちゃったんだろうね〜?」

恐ろしいことに自分の料理が殺人的という自覚がまるでない。
……いや、自覚があったらそれはそれで怖いが。

「それを確認するために、海にちょっとした実験を受けてもらうわよ」

「実験?」

「そう。お姉ちゃんが料理がうまくなってくれれば俺もうれしいし」
 
「そ、そういうことならお姉ちゃんがんばるよ!」

481 :混ぜるな危険・7 :2007/02/17(土) 16:31:30 ID:JPUTnRHo0

「まずはこの水を飲んでみなさい」

姉貴が渡したのはごく薄い砂糖水。
ちなみに、俺もともねえもまったく甘味を感じることはできなかったのだが……

「ちょっと甘いよ?これお砂糖が入ってる?」

「わ、すごいな海。こんなに薄い味でもわかるんだ」

続いて塩味、酸味、苦味、辛味と次々に色々な味覚をチェックしたが
海お姉ちゃんはすべての味覚に鋭敏だった。それどころか

「ん〜、これはレモン汁とタバスコと砂糖が混ざってるね。少しレモンが多めかな?」

混ざり合ったごく薄い調味料までピタリとわかるのだった。

「スゴイよお姉ちゃん!一流シェフもビックリの味覚だよ!」

「えー?これぐらい普通だよー?」

「なるほど……巴姉さんの証言は間違いではなかったわけね。
 じゃあ続いて空也の仮説を確認してみましょう。
 海、これ舐めてみて」

姉貴が差し出した小皿にはどす黒い粘液。
これこそ、マヨネーズと納豆のネバネバとタバスコと抹茶と醤油と砂糖が混ざり合う
一口舐めただけでお姉ちゃんを思い出しながら気絶しかけたいわば擬似お姉ちゃんソース。
さすがにこれはダメだろ、と思ったのだが

「んー、これ新しいドレッシング?ちょっと甘いけど美味しいよ」

などと、平気な顔でおっしゃるのであった。

482 :混ぜるな危険・8 :2007/02/17(土) 16:36:35 ID:JPUTnRHo0

「ぬうう、予想していたとはいえ、コレを口にして平気どころか
 美味しいとまで言うとはっ!わ、我が妹ながら恐ろしい娘ッ……!」

なぜか怯えだす姉貴。うろたえながら確認するともねえ。

「う、海はこれが何でできてるか、わかるのかな?」

「えー?わかるよ?マヨネーズでしょ、納豆でしょ……」

そして当然のように全問正解する海お姉ちゃん。

「えーと、つまり味を感じる能力は人一倍あるけど
 普通なら耐えられない味の組み合わせでも
 お姉ちゃんには問題にならないってこと?」

「えー?美味しいものに美味しいものを合わせたら
 もっと美味しくなるのが普通じゃないのかな」

「そんな単純な足し算じゃないわよ……
 色だってそうでしょ?綺麗な色も、混ぜすぎたら灰色になる。
 アンタの料理は、欲張って混ぜすぎてたわけ。
 はあ……なんで今まで気づかなかったのかしら」

それは誰も試食に耐えられなかったからじゃないだろうか。

「そうなんだ……くうやに美味しいもの食べさせてあげたいって
 いろいろ美味しいものたくさん混ぜてたのが
 実はよくなかったってことなんだ……
 うう、ごめんねくうや〜、今まで気づいてあげられなくて〜……」

一生懸命が裏目に出てたんだな。そうとわかると、嬉しいような困ったような
ちょっと複雑な気分だった。

483 :混ぜるな危険・9 :2007/02/17(土) 16:41:25 ID:JPUTnRHo0

「ま、味覚はそう簡単に変えられないから
 やっちゃいけない組み合わせを知識として覚えていくしかないわね。
 それを守れば味つけはクリアできるはずよ」

珍しく海お姉ちゃんが姉気の言葉を神妙に聞いている。

「そ、そうだね……うん、がんばるよ。
 えと……あ、ありがと、高嶺お姉ちゃん」

「え、いや、あの……か、勘違いすんな!
 これ以上致命的な料理作って空也をブッ倒れさせても困るから
 仕方なく教えてるだけなんだからね!」

そしてトコトン素直じゃない姉貴。

「く、組み合わせのタブーとかは、私や空也に聞けば
 海は頭はいいんだからすぐに覚えられるよ」

「うん、ありがとう巴お姉ちゃん!
 くうやも、これからよろしくね!」

やれやれ。
これで一つ、バッドエンドの要素は減ったかもしれない。

「組み合わせか〜……今まであんまり考えなかったなー。
 たとえば〜、梅干と生クリームとかは問題ないよね?」

「「「それはダメ」」」

「しぼむ〜」

減らすのには時間がかかるかもしれないが。

484 :混ぜるな危険・10 :2007/02/17(土) 16:45:59 ID:JPUTnRHo0

「あーあ、なーんか今日は疲れたわねー……
 って、なんでアンタまで部屋についてくんのよ」

夕食後。
部屋に戻る姉貴の後ろになんとなくついていく。

「いや、疲れてるだろうと思って。マッサージとかどう?」

「いらない。アンタのマッサージって結局Hになるんだもん」

「まあまあ、そう遠慮しないで」

「遠慮じゃないっつーの!だいたい昼間もさんざん……ちょ、いいってばぁ!」

「いやいや、今日は姉貴を見なおしたからね。
 妹を思う優しい姉に感謝を込めて、こう……」

と、マッサージを続けようとしたところで
コンコンとドアがノックされた。

『高嶺お姉ちゃーん、空也はいるー?』

「う、海!?あ、う、く、空也なら……」

「いるけどー?」

「なっ!?……こ、このスカポンタン!」

『あー、やっぱりここにいたんだー。
 いいなー、お姉ちゃんも混ざりたいなー』

「「混ざるとキケン!!」」

485 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 16:49:46 ID:JPUTnRHo0

おしまいです。お姉ちゃんの料理を新解釈してみました。

バレンタインには間に合いませんでしたっていうか
思いついたのが当日。

486 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 17:06:24 ID:vtDNWrTu0

>>485
GJ!!
面白かった

487 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 17:11:23 ID:Scr78WOF0

昔いたクソコテを彷彿と

488 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 17:42:54 ID:BF1cM+ZI0

>>485
姉貴エロ可愛いよエロ可愛いよ姉貴

GJ!

489 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 17:51:56 ID:qSEU+3Tt0

>>485
GJ!
バッドエンド要素減らしておきたいワラタ

490 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 18:28:58 ID:lGOKZo+F0

>>485
新解釈GJ
やたら姉貴がカワイイw

491 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 19:38:47 ID:qQJz+eez0

>>485 GJ!

    _,..-―-.、                    \<>ヽ、
  ,..:'´.:.:.:.:.-.、|}:`≡=、               ヽ.<>ヽ
. /.:.:.:.:.:.:.:.、:`ヽ、.:rミミ/`7ー-.、__       `、<>ヽ
イ.:.|.:.:l.:.:ヽ、ヽ,坏j:|,ルヘ. /::::::紀:/ /`i         `、<>ヽ
.|l:.l.:.:.:\:.:.`メ゚‐' l:|::l | ∨::風::::/ / ̄ `ー-- 、    `、<>ヽ
八:ヾ..:.:代! ヽ _ リ::}|へ、::::::{. {__     `丶、_`、<>ヽ-、
  ヽト、.:j`:ーr-´-任lノ    `‐┼し'′ `>、____/_ヾニツ /
   jヘヽト、ミ`ヽノL/      `ー-ァ'´::::::::::::::::::::::;::-‐'´.:`ヽ__,仆、
     ヾY ニニhヘ|::|::.  ノ  _,. -‐'ニ二二二_ <. .:.:.:.:.:.:.:.:ト、)ニ彳
       | ニニ}ノ !::|`"´  ,'´          `ヽヽ. :.:.:.:.:.:| ヽ.三ヽ
      ヽ ̄フ |:::|  、 |          ,. ‐' ´ ̄`丶、.:ノ   ヽ三ヽ
.       `、 ∨l/|ーrヘ、ヽ、_        /        `>'´ ̄`ヽ. ヽ
          !  |::::::lー′ ヽ_ム`ヽ、   /         /\    ヾ`゙丶、_
        l  !/j      \:::::\ !          /  /`ヽ.   \:::::::`丶、
         ヽ、_ノ          ト、:::::`Tー--- 、,  /  /     l     ヽ:::::::::....
                    |::|::ヽノ       `ヾ、/    /     ヽ::::::.::.:..
                   |::|:::∧        ヽ、 /       `;:::::.::....
                        |:厂.:.:`、           ヾ´            }::::::....
                       ` ̄ ̄´ヽ.         |            ,'::::::::....
                          \         !         ノ:::::::::::....

                                     >>487

492 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 20:34:04 ID:aEedaxDh0

ちっ、SSの中の空也に嫉妬しちまったぜ

>>485 GJ!!!

493 :名無しさん@初回限定 :2007/02/17(土) 21:58:32 ID:+cNCYDBo0

良作ですな、ちゃんとオチもついてるし

494 :名無しさん@初回限定 :2007/02/18(日) 15:15:22 ID:WscfVnVl0

このSSのくーやは貧乳マニアだったんだね〜(・ε・)

495 :名無しさん@初回限定 :2007/02/19(月) 22:35:53 ID:LgPLbtHC0

 

496 :名無しさん@初回限定 :2007/02/21(水) 10:40:27 ID:FmnKhq0n0

497 :名無しさん@初回限定 :2007/02/22(木) 02:12:44 ID:XbZNYjFi0

 

498 :名無しさん@初回限定 :2007/02/22(木) 15:13:00 ID:bViS0T4x0

やぁ俺の名は鮫氷。皆はシャークって呼んでいる。
バレンタインから一週間、やっとチョコが無くなりそうだ

「シャークさん、受け取ってください♪」
「うーんさすが英雄シャーク、俺の何倍貰ってやがるんだ」
「週末空いてますかシャークさん」

ほんと、14日は休む暇も無かったぜ…
そして今最後のチョコを消費する時が来た。
HP+50 MP+50(ピローン
「シャークさん大丈夫ですかっ」
「あぁ。君から貰ったチョコがあったからね!」
「もう、こんな時に(照」
そして俺は彼女達とボスを倒し
システムアナウンス流れる中ログアウトする
〜バレンタインイベントのチョコは
 明日のメンテナンスにて回収となります〜


「ってな訳でモテモテ人生だったんだぜ!」
「おめー、現実を見ろよな。そうだ、特別にボクのチョコもっかいやんよ♪」
「あqwせdrftgyふじこl」
『……(ツヨクイキロ、そして死ぬなフカヒレ)』

499 :名無しさん@初回限定 :2007/02/22(木) 21:59:16 ID:bViS0T4x0

村田「くっ、僕達の誕生日忘れないかみんなぁ!」
西崎「よーへー、一緒に、ケーキ、たべよ?」
村田「あぁ、ケーキでもプリンでも買ってやるともさ!はははは!」
西崎「くー♪」

レオ「あれ、この村田って誕生日今日だが…誰だ?」
スバル「おい見ろよ。よーへーちゃんアツアツのお帰りだぜ」
フカヒレ「ケッ、あいつも敵かよ。しんじらんねー」
カニ「おめーはつくづく駄目人間だな」

500 :乙女さんとボトルシップ :2007/02/23(金) 15:40:39 ID:cHavZer30

今日は静かだ。カニはバイト、スバルは陸上、フカヒレは…どうせ二次元だな
ベッドの上で転がりつつ漫画を読む。
こんな時いつもなら
「レオ!まったくまた漫画か。読むなとは言わんが(ry」
と有り難い説教を拝聴するところだが、部屋から出てくる気配は無い
遡る事少々…

「くっ、最近の包丁は精度がなってないな」
イヤマナ板ゴト刻マレテルノトハ関係無イト思イマスヨ?
「まぁ経験だよ。一朝一夕にはできないさ」
あれ肩を落として何か考えてる。微妙に嫌な予感
何か決心したような真面目な顔で俺を見つめ
「レオ、ボトルシップを私『絶 対 駄 目 だ』」
・・はっ、つい。しかしアレは神聖不可侵なのは乙女さんも判ってる筈だけど?
「そうじゃない、お前のボトルシップが大事なのは判ってる。
作り方を教えて欲しいんだ」
???もしやついにその趣味に目覚めてくれましたか!?
「手先の訓練にいいんじゃないかと思ってな…どうしたレオ?」
いいんだ孤独な趣味ってかっこよくね?頑張れ俺

そんなこんなで前に時間潰しにとカニに与えたら3分持たずに飽きられた
入門キットを渡したんだが大丈夫かな?
「私が不器用などではない事を見せてやろう」
とか言ってたけど…ちょっと見に行ってみようかな
「むぅーっ!!(ドンッ」
唸り声と…衝撃音?なにかと階段を下りていくと
「レオ、少し出かけるぞ。夕食には戻る!」
飛び出していく乙女さん。道場破りでも来たのかな?まぁいいや。
ならば 二 重 底 開 放 タ イ ム だ !

501 :乙女さんとボトルシップ :2007/02/23(金) 15:47:26 ID:cHavZer30

さすが乙女さん食事時間には遅れずに帰ってきた。
「(もぐもぐ…)む、お前失礼な事考えていただろう」
「いいえ滅相もございません」
「まぁいい。ロードワークついでに見せるものがあるぞ」
はて、何か嬉しそうではあるがなんだろう?
鍛えるのにいい階段見つけたとか、そんなのだろうなぁきっと
そのうち鉄筋肉とかになっちゃうよ…
「心の内が言葉になってるぞ…制裁っ!」
「ぐはぁっ!」

その後海岸に連れて来られポカーンとしている俺に満面の笑みで
「どうだ、すごいだろう!」
乙女さんは自信満々だ。何も言わずにいると
「どうだ、すごいだろう!!!」
なんか声が大きくなってるんですけど。
経験上俺はこれ以上黙ってると主に足が飛んでくるのを知っている
「うん。よくできてるね。一人で作ったの?」
「あぁお姉ちゃん頑張ったぞ。レオに作って見せると約束したからな」
確かに目の前には船がある。ボトルに入ってなくて2人は乗れそうだけど
「ボトルシップを作るんだったよね?」
「あ、あれはほんの少し小さかったからな。大は小を兼ねるとも言うじゃないか。
夏休みにはこれで遊びに行くぞ!」

海岸には乙女丸と書かれた船が悠然としていた。



追記 後日、といってもだいぶ後だけど乙女さんに呼ばれていったら
    少し雑だけどちゃんとボトルシップ完成していた。
    さすが有限実行の人だ……渡したのと違う気がするけど

502 :名無しさん@初回限定 :2007/02/23(金) 16:20:23 ID:jRv8zJnj0

GJ!

>>499
レオ…村田忘れんなよ

>>501
二重底解放ワロタw

503 :名無しさん@初回限定 :2007/02/23(金) 23:17:06 ID:x/6KUV2r0

さすがフカヒレだ
生涯延べ1024人の女にフられる男なだけはある

504 :おとめまる :2007/02/23(金) 23:31:27 ID:cHavZer30

「乙女さん」
「なんだ?」
「疲れた」
「黙れコンジョーナシめ」(最初に戻る)
今日は乙女さんと2人きりで夏休みバカンス、の予定だったんだけど
現状は ←進行方向 俺−紐−船(in乙女)
これは何時ものシゴキではないのでしょうかマイハニー
「あっちの島に着いたらおねえちゃんの手料理を食べさせてやるからな」
「どうせおにぎり一択dグエッ」
思いっきり紐を引っ張られた。勘弁してください
手を抜いたら沈められかねないので全力で泳ぐ事にする
まだ烏賊島まで行けと言われるよりマシと思おう(当初はそのつもりだったらしいが

久々の陸地の感触を確かめていると
「レオ、昼食の魚を取りに行くぞ。なに潜って捕まえるだけだからすぐだ」
ここまで来て自給自足ですか
「安心しろ、御飯はちゃんとあるぞ」
「も、もしやリュックの中身は…」
「うむ、炊飯器だが…握っておいた方が良かったか?」

結局魚取りの殆どは乙女さんの鷲掴みになった
なんだか蛍光色とかトゲトゲとか怪しい魚ばっかりだったけど。
普通に焼いてるから大丈夫なんだろう、きっと
『焼けば大丈夫だろう。後は気合だな』
何か聞きたくない言葉を呟いてるようだが聞かなかったことにしよう
まぁ焼き魚と御飯を一膳も乙かも…
ニギニギニギニギ
って乙女さん何をしてるんですか
「新鮮な魚を具にしたんだ、たくさん食べろよ!」
一生おにぎり人生なのだろうか?ここはcoolに割り切っておくぜ
「ナイスオニギリ」「ナイスオニギリ」
何か違う気もするがもういいや。おにぎり万歳

505 :おとめまる :2007/02/23(金) 23:34:02 ID:cHavZer30

それから2人でイチャついたり、イチャついてみたり、イチャついておいた
もちろんたっぷりとスキンシップ込みだ
人目を気にせず外でベタベタするのもいいもんだな。バカップルもいいかも
そろそろ帰ろうという事になったが、乙女さんが片付けをしてくれるらしい
「お姉ちゃんに任せとけ、レオは先に船の方に行っててくれ」
その優しさに甘えて船の前に立ち…
今が好機、手にするは油性ペン、思い描くはちょっとしたイタズラ
少年の心を忘れない対馬レオ健在(カキカキ
「何をしている?」
即バレかよ!少年の心(と体)は爆発寸前(ガクブル
「こ、これは…」
乙女さんは顔を真っ赤にして言葉を続ける
「こ、これではその夫婦みたいではないか」
「あ」
「何だ気付いてなかったのか。まったくお前は乙女心が判っていないな」
ちょっと残念そうだ。
「でも娶ってくれるって約束したんだしこれはこれで」
「逆だがそれはいい。鉄レオとすべきではないのか?」
そっちなのね。将来を再確認できたんで俺的にはオッケー!
「望むのなら別に私は今すぐでも…」
「え、何かいった?」
「なんでもないっ!」
幸せそうで何より。俺も幸せだけど、2人で幸せが一番だね乙女さん

海岸には対馬乙女丸と書かれた船が悠然としていた。


追記 帰り道は機嫌の良い乙女さんが引っ張ってくれたが
   漁船を抜いていきましたよ?あなたはヒトですよね?

506 :名無しさん@初回限定 :2007/02/23(金) 23:39:03 ID:cHavZer30

2日間勢いでいろいろ書いてみた
豆花派なのに一文字も出てこないのは秘密ネ

あ、村井(村田だっ!)はともかくフカヒレチョコのタイトル付けてねぇや
・・まぁいいかフカヒレだし

507 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 00:31:10 ID:A+/lr8ZL0

続きモノGJ!

細かいけど句点の有無がちょっと気になった

508 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 07:26:30 ID:C9LGZW7L0

>>500-501>>504-505GJ

509 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 13:08:41 ID:+1hDwbwS0

乙女さんなんか無意味に
レオを鉄家に婿入りさせそうだと思っている俺

弟といるのにね

510 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 13:36:01 ID:XeSThoY/0

「だいたいだな、『対馬乙女』より『鉄レオ』のほうが響きがよいだろう?」

そんな理由

511 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 13:44:16 ID:pp0T5wDK0

>>510
「二人とも『対馬レオ』と『鉄乙女』のままでいるという選択肢はないんですね?」

「……制裁!」
「なぜっ!?」

512 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 14:22:53 ID:BjIWwuSo0

「坊主、言ってる事判ってるか?」
「はっ、ヘタレオが行きそびれたらボクが飼ってやるぜ」
「それじゃお前カニのままにじゃねぇか」

513 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 20:22:22 ID:PEXv08VT0

>>507
校正をマナとカニちに頼んだのが間違いだたネ

正直まともに推敲しなかった。今では(ry

514 :豆花が消えた日 :2007/02/24(土) 22:04:01 ID:PEXv08VT0

昼食後に皆でだらだらと教室でだべってた
俺はクッキー後の調理実習計画について、豆花さんに質問タイム
「おーい、豆花さ…」
「ちょいまちー対馬」
裾を引っ張られて浦賀さんに止められた。
「なんでしょ?」
「みてみぃ、トンファー今機嫌悪いで」
「…国交断絶…魚翅抹殺…」
たしかにらしからず、何やら物騒な事をつぶやいている。
「どうしたの?フカヒレにセクハラされた?」
「俺かよっ!普通に挨拶しかしてねぇよ!」
その普通が怪しいんだが…
「いやマジやってねぇ。しかしダークってるなぁ…まるでよっぴーみt」
「鮫氷君ちょっと」
「ヒイィッ!」
フカヒレは佐藤さんに連れられてどっかに行った。よかったなデートか?
「で、何が理由なの浦賀さん」
「それがなー」
なんでも、先日とあるデザートを久しぶりに買おうとしたら、
ファミ○、○ーソン、セブ○、ついでにスーパーにもなかったらしい。
「でも、豆花さんなら自分で作ればいいんじゃない?」
「自作食うだけじゃ、料理の腕は伸びねーぞ坊主」
スバルが料理話に食いついてきた。という事は
「なんだ飯の話か?いやしーなレオは」
食べ物の話には即乗って来て、
しかも人の飯を2時限休みに盗み食いしてたのは、どこの卑しいカニだ。
「それが材料も結構特殊で、近所にはないらしいで?」
「あー、確かに売ってない食材ってのもあるな」
俺の元主夫らしい発言だな親友よ
「しっかし、クラスの数少ない良心がああなっては困るべ」
「あら、私が居る限りまとめてみせるわよ」
混沌クィーンが自覚無しにのたもうた

515 :豆花が消えた日 :2007/02/24(土) 22:09:26 ID:PEXv08VT0

遠巻きにしつつ、皆で声を潜めるでもなく話していると、
豆花さんがすっくと立ち上がり
「豆花が無いネ!去年たくさん見たのに、どこいても無いネ!」
もしや、こ、壊れた?
「この際豆乳花でも良いネ、何で無いネ!」
ピクン!なぜか姫が反応した。乳ならなんでもいいんですか。
ピクン!なぜかカニも反応した。お前読めないだろ。
「お、落ち着いてよ豆花さん」
「私の事じゃないネ、デザートの事ネ」
「でもあんまり有名じゃないなら、それは仕方ないような」
「それがねー、en.wikipedia.orgにもちゃんと載ってるのよ」
こんなところで博識披露姫。多分二度と役に立たないと思うけど。
「この際食べられるだけでいいネ…」
うーん、随分テンパってるなぁ。何とかしてあげたいけど…

「すみませんが、開けてくださいな〜」
ん、外から祈先生の声が。遂に開けるのも面倒になったとか?
廊下には台車にダンボールを乗せた先生と土永さんが居た。
「みなさん体育祭頑張ったので、ご褒美ですわ〜」
「我輩と祈が賭けに勝った、というのは秘密だ。
これは口止め料込みってこった。ありがたく食えよジャリ共ー」
「先生、こんなに一人で買って来たのかよ?」
「買いに行くの面倒でしたので、当然通販にしましたわ」
「でも家から持ってくるのって、大変だったんじゃねー?
言ってくれれば手伝ったのに。ボクの分もレオが」
「学校留め配達にして、台車に乗せるまでは鉄さんに手伝って貰いましたわ」
なんて鬼のような連中なんだ。乙女さんお疲れ様です。
1人1つ取れという事で有り難く頂戴する。
あ、カニが2個取ろうとして土永さんに突付かれてる。自業自得だな。
「こ、これは豆乳花黒蜜掛け!」
「知っているのか姫」
乗るなよスバル

516 :豆花が消えた日 :2007/02/24(土) 22:11:43 ID:PEXv08VT0

「これはちゃんとした材料つかた本格的ネ、最高ネ♪」
「どう違うんだ?教えちくりよ」
「あー、確か豆乳と石膏使うんだっけか?」
「な、なんだってー!?あの石膏像食えるのか?旨いのか?」
大興奮のカニ落ち着け、っていうか食えるのか?旨いのか?
「落ち着け小蟹ちゃん。アレ食ったら腹壊すぞ」
「えぇ、食用石膏こと二水石膏、化学式で言えばCaSO4・2H2Oね。
もっとも彫刻も同じだから、食べられない事も無いと思うわ」
姫、最後に民明なんとかとか言わないでくれよ?
だが石膏だろうがなんだろうが、これはなかなか旨い。
みれば豆花さんも機嫌を直したようで何より。

「くっ、また2−Cか。騒がしい奴らめ」
「アンタも一々煩いわねぇ。ピーナッツプリンやるから黙ってなさいよ」
「あ、あるのか!」
「くー♪(美味しそうに食べてる」

「鉄先輩が運んでいたお菓子らしい物…豆花と書いてあった。
初めて聞くけど、家に帰ったら調べてみよう」

次の授業の準備をしてると、浦賀さんがポツリと呟いた。
「なぁ、トンファーもネット通販探せばよかったんちゃうか?」
「……」
『だからマナは空気読めないて言われるネ』
「なんで全員で言うねん(カフッ」

517 :豆花派 ◆douhuaMbko :2007/02/24(土) 22:16:29 ID:PEXv08VT0

リアルで豆乳花買いに言ったら、どこも無かったので思いついた。
豆花派なのに、なんだか全員(一部無理やり)話なのは秘密ネ

ついでにトリップテスツ。次には忘れそうだけど



乙女「昨日書いたから、今日は台詞無しか…」

518 :名無しさん@初回限定 :2007/02/24(土) 23:40:01 ID:zOVsUjOR0

とーるーふぁなるものをはじめて知った GJ!

519 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 00:06:20 ID:BYMDN7A60

本スレで発売前に「豆花」の発音がわからなくて
皆でいろいろ調べていたときにこの豆(乳)花の話題も出たという
懐かしい話を思い出した

520 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 00:19:01 ID:hteS9SeD0

gj

521 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 03:11:04 ID:nAdF/u4E0

>>517
豆乳花が読めなかった俺はカニを娶るしかない。

522 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 12:28:14 ID:eP0sS/8b0

石膏が出てきた時点でCaSO4・2H2Oが出てきた俺は姫を娶るしかない

523 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 15:34:10 ID:whRmZulb0

じゃオレはマナ娶るしかないな

524 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 16:10:22 ID:I9Wmfw1P0

せっかくだから、オレはスバルを娶るぜ

525 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 22:40:23 ID:D3QrJ/mZ0

なら俺は館長を(ry

526 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 22:50:11 ID:hteS9SeD0

なら俺はつちな

527 :名無しさん@初回限定 :2007/02/25(日) 23:06:50 ID:1KZ3UJOa0

じゃ俺カナちゃんと添い遂げるよ……

528 :名無しさん@初回限定 :2007/02/26(月) 08:30:00 ID:8tmz59S10

俺は乙女さんに娶ってもらうよ

529 :名無しさん@初回限定 :2007/02/26(月) 10:07:46 ID:Xi6JUHQk0

>>528
「いいのか?……まあ花粉症とかあるからな。
 よし、それじゃあ……

  目 、 取 っ て や ろ う 」

530 :名無しさん@初回限定 :2007/02/26(月) 11:48:06 ID:Klg7cZAq0

>>529
「貴様、馬鹿にしているな?
私は名前通り乙女なんだぞ」

ところで輸入食材屋に行ってきたんだが、豆花の素が無かったんだ。
デスソースは6種ぐらいあるくせに('A`)

531 :名無しさん@初回限定 :2007/02/27(火) 09:14:28 ID:au1Xom4n0

輸入食材屋はカニを絶対行かせたくない場所の一つだな。

532 :名無しさん@初回限定 :2007/02/27(火) 10:49:53 ID:R5/sZMtt0

「このシュールストレミングとかいう缶詰強そうだから買ってみようぜ!」

533 :名無しさん@初回限定 :2007/02/27(火) 11:38:47 ID:w/G/zXKI0

「なんか膨らんでるから中身詰まってておトクっぽいしな!」

534 :名無しさん@初回限定 :2007/02/27(火) 11:59:29 ID:dJ9Vno4W0

「ところでよ、なんでオメーこんなに高いんだ!」
「ま、シャークだからね」


「やぱり豆花ないネ…」
「ははは、真名なんて食材ハナから無いんよ…」


「乙女さん?」
「ブツブツ(米不足に備え久々にタイ米握り試すか)」

535 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 01:36:18 ID:Zi4g6PI4O

>>57
「え、え…?」
「ほら、ちょっとムシャクシャしてるって言ったでしょ?」
少しだけ溶けたような表情を見せ、エリカはレオに迫っていく。学生時代からそうだが、レオはこの誘うような目に、なおかつ甘える様な声に、しどろもどろになってしまう。
「え、あ…その…」
「だ、か、ら。しない?」
エリカはスーツもよく映えた。長い手足は勿論だが、ふくよかな胸や女性らしいラインも美しく際立ち、あらゆる男を虜にするのだ。
もっとも現在、レオ以外の男を虜にする必要はない。

「なに…もしかして」
「な、なんでしょう?」
「…飽きちゃった?」
少しだけ悲しそうな顔をして、詰め寄る脚を止めた。レオに対して強気でいるのだが、その癖レオの拒絶を感じるとすぐに落ち込んでしまう。
実はその落ちこむ仕草が、レオをその気にさせてしまうのだが、本人は気付いていない。
「い…いや」
「ホント?」
「あ、ああ。姫の…エリカの体が飽きたなんて、誰が言うもんか」
「じゃあ、抱くのね?」
「こ、ここで?」
「ええ。鍵くらい締めるし、多分人もこないんじゃない?」
「多分って…」
此処までくると、力関係のままレオは押し切られていく。

536 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 01:38:04 ID:Zi4g6PI4O

誤爆。スマソ

537 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 02:36:20 ID:3eWeR5AR0

>>535が何かえろいこと言ってる!

538 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 03:06:29 ID:B/+mDIrw0

これはいい寸止め

539 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 04:54:15 ID:B/+mDIrw0

観念したレオはエリカにそっと手を伸ばし…その時
「そこまでだ!俺の王子様を返してもらおうか?」
「スバル!」
「伊達君!」
伊達スバル。エリカよりも長い時を過ごした幼馴染にして、
今ではレオを巡る好敵手でもある。
「そうはいかないわ。今はもう私のモノ、判ってるでしょ」
「やれやれ、寝取られって言葉を知ってるか?」
「ええ、貴方から奪ったからよく知ってるわ」
空気に緊張が走る。
「今日の勝負は?」
「『レオ』を含めたgoogle検索で、1に近い方が今晩レオ独占でどう?」
「OK、もちろん””で括ってな!」」
「えーと、俺の意見は…」
こうなってはレオの意見が通った事が無いので、鮮やかにスルーされる。

「"レオパレス スバル"だ!」
「"乙女さんはレオを娶る"でどうかしら」
8件VS1件、勝敗は決した。
「ちっ、拘りすぎたか」
「そこまでする…さすが私が認めただけの事はあるわね」
「いいさ。次は必ず、な」
レオにウインクをしスバルは去っていく。
「さぁてレオ…邪魔者は消えたわよ」
舌なめずりするエリカ。蛇に睨まれた蛙状態である。

「そこまで!このフカh「お嬢様シャイニングウィザード!」
猿顔の男は瞬殺された。というか何しに来たんだアイツ。

540 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 04:56:33 ID:B/+mDIrw0

睡眠不足のテンションでやった。反省はしていない

豆乳花を見つけたが、「試験にと〜る〜ふぁ」なんて書かれてた
どうしてくれようか。いやどうもしないけど。

541 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 21:53:24 ID:nwSJa2yz0

_|⌒|○||| 私、早朝に何書いてるネ…(読み返し

542 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 22:41:31 ID:627Xqpjb0

>539
>「"レオパレス スバル"だ!」
>「"乙女さんはレオを娶る"でどうかしら」
>8件VS1件、勝敗は決した。

今確認した!本当にこの通りの件数でした

543 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 23:44:03 ID:wzHDhdoq0

乙女さんは俺の嫁 の検索結果 約 44,300 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
カニは俺の嫁 の検索結果 約 402 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)
姫は俺の嫁 の検索結果 約 797 件中 1 - 10 件目 (0.08 秒)
なごみんは俺の嫁 の検索結果 約 356 件中 1 - 10 件目 (0.39 秒)
よっぴーは俺の嫁 の検索結果 約 279 件中 1 - 10 件目 (0.31 秒)
祈ちゃんは俺の嫁 の検索結果 約 376 件中 1 - 10 件目 (0.32 秒)


素菜緒は俺の嫁 の検索結果 約 62 件中 1 - 10 件目 (0.43 秒)

544 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 23:45:50 ID:1x5I1XG00

素奈緒だぞ

545 :名無しさん@初回限定 :2007/03/01(木) 23:48:37 ID:AueKtU8v0

>>543
素奈緒は俺の嫁 の検索結果 約 491 件中 1 - 10 件目 (0.32 秒)

一番下はよく似た妹さんだな

546 :名無しさん@初回限定 :2007/03/02(金) 01:01:59 ID:ahllYf580

やっぱ黒いから一番少ないんかな、よっぴー

547 :名無しさん@初回限定 :2007/03/02(金) 01:32:24 ID:UMZdCuju0

しかし乙女さんは強いな。

「む……そんなにいるのか。仕方がないな、だがバラバラでは面倒だ。まとめて

  か  か  っ  て  こ  い  ! 」

548 :名無しさん@初回限定 :2007/03/02(金) 03:22:30 ID:hL/Zao790

なごみは俺の嫁 の検索結果 約 1,020 件中 1 - 10 件目 (0.22 秒)

549 :名無しさん@初回限定 :2007/03/02(金) 11:30:47 ID:N4Hm7EOCO

ともねえは俺の嫁 の検索結果 約 237,000 件中 1 - 10 件目 (0.39 秒)

550 :名無しさん@初回限定 :2007/03/02(金) 11:55:29 ID:qupbOPOs0

>>549
それは単語のand検索されてるんだぜ?

551 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 11:07:32 ID:S14VCUDn0

and検索したら逆に激減した件
なんでだろうな・・・

552 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 14:40:09 ID:PyPoxyfF0

おい!お前ら今日は雛乃姉さんの誕生日だぞ、祝え!

553 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 15:09:39 ID:G78dywrt0

「うむ、よくぞ気付いた。飴をやろう」

554 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 15:21:29 ID:njWEwKNy0

でも、それぐらいの年になるとそう素直に喜べn

555 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 15:24:35 ID:PyPoxyfF0

>>553
ははーっ
ありがたき幸せ!!

556 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 15:42:10 ID:G78dywrt0

>>554
要芽「黙れよ」

557 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 15:47:37 ID:ivX5kAYu0

サイレントですわー

558 :名無しさん@初回限定 :2007/03/03(土) 15:56:35 ID:G78dywrt0

祈先生も禁句組なんだぜ、というか禁句筆頭だ

559 :名無しさん@初回限定 :2007/03/04(日) 11:46:07 ID:CVtMGvPiO

小僧、今のうちに祈に謝っておくんだな
我輩はどうなっても知らんぞ

560 :名無しさん@初回限定 :2007/03/07(水) 09:59:59 ID:LVZd5oL+0

ho

561 :名無しさん@初回限定 :2007/03/08(木) 02:44:14 ID:OqVd5leB0

いまさらアニメ見たけど佐藤良美って可愛いね、ゲーム買おうかな?

562 :落ちゅる :2007/03/08(木) 03:15:04 ID:6VA/L7+AO

>>561
アッー!

563 :名無しさん@初回限定 :2007/03/08(木) 11:51:11 ID:46TqnTEA0

「ありがとう561君。ちょっと後で2人きりでお話いいかな?」

「どうしたの562君。ちょっと後で2人きりでお話いいかな?」

564 :名無しさん@初回限定 :2007/03/08(木) 12:27:19 ID:l8DydO3N0

その後。

>>561>>562を見たものはいない。


ただ、竜宮の裏手の、いつの間にかできた土蔵から
ときおりうめくような声が聞こえてくるようになったという。

565 :名無しさん@初回限定 :2007/03/08(木) 13:09:49 ID:rhbiaEthO

>>561
祈ちゃん「アニメはありません」
土永さん「アニメなんてのは最初からなかったし存在もしない。
この意味が分かればとっととゲームを買うんだな、砂利Boy!」
よっぴー「アニメの話をすると・・・コロ・・・すから」

チラシ裏

雛乃「空也、今日は大事な仕事があるのだが良かったら一緒にいかぬか?」
空也「いいよ、ところで大事な仕事ってどんなの?」
雛乃「うむ。なんでもとある国の王子と王女との王位継承の舞台に怨霊が発生してな」
空也「へぇ、それはまた物騒だね」
雛乃「そこで我の力を見込んで要請が来たというわけよ。
今回は大掛かりな仕事であるが観戦ついでに誰かと来てもいい、との事だ」
空也「それでオレと。(・・・観戦?)」
雛乃「さほど危険な仕事ではないそうだが妹達が怖がるやもしれんからな、連れて行くのはお前だけにした」
(目的地到着後・・・)
空也「・・・姉さん。これは・・・」
雛乃「これはまた凄い数の魂たちであるな」
陰陽師「おぅ!よく来た!!お前が鎮魂の歌姫だな!」
空也「ぅわ!(なにこの胡散臭い男!?)」
雛乃「お前、名は?」
陰陽師「我輩は矢部野彦麿!人呼んで【陰陽師】!!ヨロシク頼むぞ、ガッハッハ!」
雛乃&空也「・・・・・・」

566 :名無しさん@初回限定 :2007/03/08(木) 14:17:54 ID:46TqnTEA0

参考リンクがないぜ!

「あら、姉さんは?」
「イカ連れて仕事だって」
「ふーん。うみゃどんな仕事か知ってる?」
「ネットでみたよーhttp://www.youtube.com/watch?v=PumFnlu9EIY
「あぅ・・空也頑張れ・・」

567 :名無しさん@初回限定 :2007/03/08(木) 21:36:42 ID:yXd8g4NOO

>>561 だからマナは空気読めないて言われるネ

568 :名無しさん@初回限定 :2007/03/10(土) 23:21:06 ID:Yo1pVWIQ0

569 :名無しさん@初回限定 :2007/03/11(日) 14:16:02 ID:xZAgF4qP0

647 名前:530 ◆530SPECaOc 投稿日:2007/03/11(日) 13:46:35 ID:AvcKrwbq0
>95-97の続き

君が主で執事が俺で  ◎  by みなとそふと  ◎

※九鬼 揚羽
       _
     '´r==ミ、
    ! |iハxハ}!|
    ノw(!゚ -゚ノiハ
      く」大i>
.     く/_|j〉
      し'ノ

※稲村 圭子

     _
    '´ 、  ヽ
   ji イノ`ヽ))
    `,(!゚ ー゚ノ!
.    /」大i>
     く/_|j〉
.      し'ノ

570 :名無しさん@初回限定 :2007/03/12(月) 03:28:06 ID:EumvzMvKO

なごみんに萌えてはいけい?

571 :名無しさん@初回限定 :2007/03/12(月) 13:12:11 ID:ewOaYdE10

先輩、キモイです

572 :名無しさん@初回限定 :2007/03/13(火) 23:28:30 ID:m+pZuZu40

 

573 :名無しさん@初回限定 :2007/03/15(木) 04:55:18 ID:NyLcPJOD0

 

574 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 04:03:17 ID:qP2ttm4+0

575 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 11:36:39 ID:is1URqk80

正直空sageで何をしたいのか判らん

576 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 12:30:32 ID:YsmH6pqm0

保守なんだよお〜

577 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 16:04:16 ID:ZTObBrid0

>>576
保守するぐらいなら次スレいらねえな

578 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 16:12:28 ID:YsmH6pqm0

>>577お前がいらんと思っても誰かが立てるので自動的に継続するだろうな

579 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 16:52:35 ID:is1URqk80

>>576
どうみても過剰保守です><

580 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 17:05:55 ID:YsmH6pqm0

>>579このスレしか見てないのでこの板の他スレの状況を知らんのだが
2日1レスくらいつけとかないとスレ立て嵐が発生したときにとびかねないだろ

581 :名無しさん@初回限定 :2007/03/16(金) 18:41:59 ID:+faEZOLI0

これだけ過疎なら落ちた方が板のたm(ry

あと週1でレスあればよっぽどでもなきゃ落ちん

582 :名無しさん@初回限定 :2007/03/17(土) 21:39:02 ID:6tGBVXxsO

きゃんでぃそふとの新作発表されたわけだが

・・・タイトルにトラウマを感じるのはさておき、普通の萌え系になるのかな
こりゃあまた一騒動起きそうな予感だ

583 :名無しさん@初回限定 :2007/03/18(日) 02:12:27 ID:N1WjI6kx0

量産型ニューガンダム(インコム装備)ぐらいのクオリティとみた

584 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 11:40:47 ID:RF3TwbIG0

ネモの間違いだろ ジムといわないのは情けな

585 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 20:43:24 ID:uUrLCd6u0

>>584
間とってジェガンで。

これで新作がつまらなくても悲しいし、
面白くてもなんか悔しい。
複雑だ。

586 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 21:08:21 ID:g3T9hNWt0

北斗南が出るのかどうかで決まる

587 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 21:13:38 ID:c0wSA8or0

若m・・川中嶋悟が出るのかどうかで決まる

588 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 22:20:28 ID:et2Ic8hV0

言わないことシリーズ

883 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 15:54:54 ID:khU2sSif0
乙女さんが絶対言わないことシリーズ
乙女「あぁ、そこはな玉座の後ろを調べると隠し階段が見つかるんだぞ」

886 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 16:00:25 ID:/6S2R5Lm0
乙女さんが絶対言わないことシリーズ
乙女「痛い痛いごめんなさいごめんなさいもう許して」

887 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 16:01:10 ID:drUVUpdn0
乙女「ここで↑X↓BLYRAでキャラがでるんだぞ」

890 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 16:06:39 ID:IKRDW9m10
乙女さんが絶対言わないことシリーズ
乙女「ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとりやまあきらぺぺぺぺぺ」

894 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 16:09:47 ID:cxIyUzZn0
カニがもしかしたら言うかもしれないシリーズ
カニ「うーさい、ぺっぺっぺーだ」

896 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 16:15:07 ID:FCwZD7Xh0
カニがもしかしたら言うかもしれないシリーズ
カニ「fuck you…ぶち殺すぞ堀江・・・」

897 :名無しさん@ピンキー :2006/02/19(日) 16:15:59 ID:cxIyUzZn0
姫が絶対言わないことシリーズ
姫「あ、リンゴでも剥こっか?」

589 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 22:29:37 ID:g3T9hNWt0

特設ページからコピペして何がしたい?

590 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 22:48:32 ID:et2Ic8hV0

353 名前:名無しさん@ピンキー :05/10/08 02:46
┌――――─―――─――──――────―─――─――─―――
|…おじさん、やっぱりよっぴー飼うのって難しいの?
└─――――――v───――─―──――──―――─―─――─―
                |んなことねぇよ。とにかく毎日かわいがって
                 |寂しい思いをさせなければ一途に懐いてくれるよ。
                └─――――――───――─―v──―――

                                     ノ⌒⌒ヽ
                                    __i二二二i
                                    (´曲` )
                                  /⌒<  > ⌒\
          ∧_∧                    / __  __ \
         (  ´Д)    ________    (___E^|___ノ
         γ   ⌒\  |よっぴー1匹\500 |     /⌒\  /⌒\
        / ハ  \ \  ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    /  イ     ヽ  |
       /     //\ ヽ、   |__     __  |  /ー-'""`ーヽ  |
       |    /   ヽ、ノ   '´,  `ヽ  '´,  `ヽ
      γ      / /    《ミi(从从)) 《ミi(从从)) .  )    __(  \__
       i 、,   / /   .. E|<メ(リ゚ ヮ゚ノ)><メ(リ゚ ヮ゚ノ)>|||ヨ        ゙-'`ー--'
       ゝ`ー-''" <   .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        (_(___つ .|                . |

591 :名無しさん@初回限定 :2007/03/19(月) 22:54:35 ID:Bcx2z6so0

春だねぇ

592 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 00:33:51 ID:QJioRqW10

ほんとだねぇ。風はまだ冷たいけど、いろんなん湧いてるねぇ。

593 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 04:45:23 ID:x97KXu1w0

わいタリホー さめタリホー

594 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 12:02:58 ID:nmIMhQjqO

秋か冬くらいに君ある派とスウィート派で対立して荒れるんだろうなぁ・・・
君ある派「タカヒロ作品だからこのスレでいいだろ!あんな駄作のSSより需要あるぞ!!」
スウィート「あくまでここはきゃんでぃそふとスレだ!あと駄作いうな!この凸助野郎!!」

まるで某アニメスレの原作派とアニメ派(と見せかけた釣り師)のような不毛な罵り合いみたいに

595 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 12:20:41 ID:bvVAnZre0

その前に「スウィート派」なんて派閥が生まれるほどの出来栄えになるか
激しく疑問だがね、あの記事を見る限り

まぁホームページでもうすぐ記事できるから見てみるといいさ

やってみない事には分からないが第一印象はオワットル
しかも喫茶店経営のSLGとか作業までしないといけないらしい

596 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 13:15:06 ID:eV2zXV/V0

みなとそふとの方は別にスレ立てろって>>1に書いてあるし

597 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 13:20:55 ID:Utuob5uU0

スレが立ったら移動しろ、って話だろ
まぁ受け入れ反対派が立てちゃうんだろうけど

598 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 19:45:34 ID:Iy5QgwK90

>しかも喫茶店経営のSLGとか作業までしないといけないらしい
このケチのつけ方はどうなの
「宇宙戦艦を倒すSTGとか連打までしないといけないらしい」
「魔王を倒すRPGとか冒険までしないといけないらしい」
とか言うつもり? 素直にSLG嫌いって言えばいいのに…。

599 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 19:57:35 ID:i83YT7/g0

求められているのがADVなのに
余計なSLGつけたら嫌がられるとは思う
たとえばつよきすに何かSLGが混ざってたらジャマでしょ

ただ、ADV部分がトホホならそれもありかもしれない
共倒れになりそうだけどね

600 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 20:24:12 ID:bvVAnZre0

ナイス解説です>>599
いやまさかこうして説明してあげないと分からないとは……

春休みだからか

601 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 20:47:38 ID:Iy5QgwK90

誰もつよきすSLGなんて望んでないw

タカヒロがいないのはどうしようもないんだから
今までと同じ路線で行っても多かれ少なかれ不満は出る、
だったら新ジャンルへの挑戦大いに結構と思ったんだけど。
でもそこまでADVしか求めてないとは夢にも思わんかった。
俺は面白けりゃなんでもいいんで。

スレ違いなんで止める。

602 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 21:06:30 ID:VbDo/waM0

SLGをググルかどうかで迷うエロゲ初心者の私

603 :名無しさん@初回限定 :2007/03/20(火) 21:32:28 ID:Xu/NB0L70

よーしてめぇら
スーパーきゃんでぃそふと大戦公開しても
DLすんじゃねぇぞコノヤロウ

604 :このスレの1 :2007/03/21(水) 00:58:55 ID:+IfiZbN90

>>596
俺自身の見解は>>597のとおりだよ
どっちかというと、いくつもスレを見るのがめんどうなので
このスレで全部扱って欲しいと思ってるんだが
同居反対派が別スレを立てるなら、あえて一本化を主張してもしょうがないので
移動を促してるだけ

605 :名無しさん@初回限定 :2007/03/21(水) 01:39:16 ID:U+SOFaVp0

いいか春厨房ども
スレの議論は埋め代わりにやんだよ
それまでは黙って職人を見届けな

606 :名無しさん@初回限定 :2007/03/21(水) 08:24:33 ID:4SwqkW0V0

いねぇよw

607 :名無しさん@初回限定 :2007/03/22(木) 15:06:39 ID:aPFGHTGcO

>>602 誰か教えてやれよ
え?俺?面倒だからやだ〜

608 :名無しさん@初回限定 :2007/03/22(木) 15:11:58 ID:KLO1+FOX0

しっぽり
ラヴ
ゲーム

609 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 09:07:51 ID:Pa3YyaTd0

斎藤君
ラヴ
ゲーム

610 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 09:39:21 ID:zwAb+S0i0

鮫氷
ラッキー
ゲーム

などではなく

Sato
Lewd
Girl

あれ、自宅呼ばれたんで行ってくる

611 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 18:14:14 ID:GLByTJz70

新生きゃんでぃキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ttp://www.candysoft.jp/

612 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 18:30:42 ID:Kj9DmL9m0

…さよならバイバイ。
笑顔でいてね。

613 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 19:16:24 ID:l7sipfj80

一つの終りは新たな始まりであり
そしてまたすぐに終わっては消えという
うつろいやすい世の運命を見るかのような

そんな感じ

614 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 19:33:46 ID:EtvpcJ7mO

これは・・・明らかに対立するだろな
世界観が合わなすぎる

タカヒロ作品SSスレに改名した方が得策かもしれないね

615 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 19:41:37 ID:F24KyZEG0

まぁそんなこといっても純粋みなと信者が発生した場合は飴と港で別れる訳だが

616 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 19:44:28 ID:gkB6cTAV0

ここタカヒロSSスレに変えて、飴作品スレを別にたててもらうってのはどうだろう。
そしたら、港SAスレができても問題なし

617 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 19:45:46 ID:EtvpcJ7mO

それだと飴SSスレ内でいづれ姉しよ&つよきす組とすうぃと!組が対立するのも目に見えてるしなぁ・・・

いよいよ本当に難しくなってきたな、住み分けが・・・

618 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 20:04:53 ID:nq1Mq4f/0

>すうぃと!組

そんなものができるとは思えない……

619 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 20:11:09 ID:gkB6cTAV0

読専の俺はここの常連コテがどう動くかなんだ、結局のところ

620 :名無しさん@初回限定 :2007/03/23(金) 21:53:03 ID:NcSxBpWM0

もう常連コテなんていn(ry

621 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 00:45:22 ID:tgQdIrbB0

またクソコテが女王様ヅラして登場して「私は〜しようと思います」とか見解を垂れ流し始めたらウザいな

622 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 00:51:56 ID:SnVHY7tQ0

>>621余計なことをいうお前がうざい。てかいい加減忘れろよww

623 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 00:59:59 ID:tgQdIrbB0

サーセンwwww
素直に詫びりゃ許してやるが、人を荒らし扱いした儲とあのバカが気に入らんもんでwww

624 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 01:13:19 ID:eFs8VLEx0

>>623はいはい、悔しかったね
うせろ

625 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 01:17:12 ID:tgQdIrbB0

儲が急に出てくるねえ
ああ、あのクソコテ得意の手か

626 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 11:16:14 ID:SnVHY7tQ0

>>625いつまでも固執してるアンチはみっともないよ、気に入らないとか誰も聞いちゃいないし。
自分を否定するやつは全部儲認定されるフィルタは捨てた方が良いとおもんだけどなぁ

それにしても最近の投下が少ない、ホントに職人はここを去ったのだろうか

627 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 11:44:53 ID:JHKVvbtk0

>>625
まさに荒らしそのものだな

628 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 11:51:13 ID:IJ+PO8T+0

いい加減スルーを会得しようよ

629 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 13:16:05 ID:XwqGvsB70

キャラが作りこまれすぎててパロディにしづらい部分は否めない

630 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 14:59:38 ID:YrtCy8UK0

>>626
がんばって書いてるよー
もともと遅筆な上にリアルで忙しいもんでなかなか筆が進まないけど
すでに50kB超えてるのに完成の目処が立たないってどうなのよ
ショートショートじゃなくなっちゃう

>>629
キャラが作りこまれているほうが、作者の妄想全開のシラける作品じゃなく
オリジナルの世界観を大事にしたものが生まれやすくなって良いと思うが、どうか

631 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 15:29:22 ID:od3oEXzZ0

ラストを思いつく

適当にエピソードも考える

本編の時系列を思い出そうとする

無双OROCHI買ってみる←俺イマココ

632 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 21:05:50 ID:eFs8VLEx0

SSネタを妄想する

股間に手が伸びる

オナニー←今ココ

633 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 22:54:30 ID:UNoRe2FFO

SSのネタ思いつく

書き出す

嫁に見られる

軽蔑の眼で見られる←今ここ

634 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 23:01:54 ID:2u2BM9Js0

告白してフラれる

泣きながら帰宅

鍵を紛失

漫画喫茶で2ch←今ココ

635 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 23:27:20 ID:idWrhOud0

まあ実際こんなもんだな
この程度のレベルのネタレスが続くか、俺みたいに水をさすだけの奴が出るか

636 :名無しさん@初回限定 :2007/03/24(土) 23:40:00 ID:FWHvEucT0

>>635
激しくどうでもいいが、IDがID

637 :名無しさん@初回限定 :2007/03/25(日) 00:24:32 ID:gCkTgBrJ0

>>636
お前はIDがフォワードだな

638 :名無しさん@初回限定 :2007/03/25(日) 10:40:33 ID:QCqvNQx20

>>633kwsk

639 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 00:12:25 ID:ApVSY2vi0

なんだかだいぶ話が脱線したようだが、ともかく職人さんが今も頑張って出筆してくれてるわけだし
今は今後の住み分けをどうするか考えたほうがいいだろ。

とりあえず900あたりから純正飴派とタカヒロ派でスレタイ変えるか新スレ立てるか多数決とれば早いと思うんだが
ま、どっちも仲良く行ってくれればそれに越した事は無いんだがな…

640 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 00:21:23 ID:ZZdzLRqd0

問題は住み分けるほど住人がいるかどうか何だよね……

641 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 01:59:31 ID:nagTvbDU0

久々に見に着たけど作品減ったねー・・・
寂しい限りだ・・・

642 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 05:02:50 ID:kBR2WNYGO

すうぃと!によってさらに減るのが予想される・・・

これは素直にタカヒロ作品SSスレを作った方がいいかもね
すうぃと!が荒れる元になるのは憶測で考えなくとも明白だろうし

643 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 16:22:17 ID:kBifX1AD0

久しぶりに来た。
すうぃと、か・・・
HPの変更もあって、なんか、キャンディソフトのあの雰囲気が無くなっちゃったのも寂しい。
寂しいなぁ・・・・・・・・

644 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 19:38:04 ID:TUGfmZgH0

前から思ってたんだが、議論は保管庫の掲示板借りたらよくね?

645 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 20:19:06 ID:DxzswbZz0

誰も見ないがな

646 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 20:19:13 ID:AkjXljv00

ちょうど良い保守だ>議論

647 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 21:50:28 ID:fuDhwKvr0

タカヒロ作品スレに一票

648 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 22:36:20 ID:DxzswbZz0

どうせみなとそふとスレが立つに1票

649 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 23:08:23 ID:TUGfmZgH0

みなとスレがたっても、タカヒロ作品スレにしておけば、ここでgdgdのSS書いてくれるコテも多いはず

よって、みなとそふとSSAAスレが立つ、ここをタカヒロ作品スレに変えるに1票

650 :633 :2007/03/26(月) 23:29:02 ID:3fiYQplDO

ふふふ…嫁に逃げられた…
実家にも居ないってよ…

>638
SS書いてたら、分からない所が
有ったからつよきす起動して、
問題は解決出来たんだが、なんとなくHシーンが見たくなってだな…
んで嫁が帰宅して…はい、ゲームオーバー

隠れちゃねらーもバレた…

651 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 23:31:43 ID:AkjXljv00

>追いかけない       BADEND
 追いかける
 ベッドで誠意を見せる  TRUEEND

652 :633 :2007/03/26(月) 23:36:34 ID:3fiYQplDO

>651
どこに居るかも判らないんだよね…
じゃあ…BADEndだね

653 :名無しさん@初回限定 :2007/03/26(月) 23:51:19 ID:AkjXljv00

「レオは私を探して夜が明けたぞ」
「レオ君は雨の中追いかけてくれたよ」
「空也は追いかけてくれたにゃー」

654 :633 :2007/03/27(火) 00:04:23 ID:RSeB2cPjO

昨日、今日って、仕事先にも無理言って休み貰って必死で探したさ……
でも見つからないんだよ…限界なんだよ、もう…

655 :名無しさん@初回限定 :2007/03/27(火) 00:06:48 ID:Qwjg5uwU0

よく判らないが

独身ルームへ出戻りおめでとう

656 :633 :2007/03/27(火) 00:15:47 ID:RSeB2cPjO

あ、いつの間にか日付が変わってる…
なら、>>654は、一昨日、昨日の事だな…

因みに、嫁が消えたのは一昨日の朝ね…

657 :名無しさん@初回限定 :2007/03/27(火) 00:37:27 ID:tq3905Hf0

釣りじゃなければ書いたSS投下してくれ、途中でもいいから

話はそれからだ。そしたら嫁探し協力する

658 :633 :2007/03/27(火) 01:11:14 ID:RSeB2cPjO

>>657
スマン見直ししてたら遅くなった
とある、未来の日に@

「レオ…今までありがとうね」
「何言ってんだよ、これからもだろ」
………非常にまずい、なんとかこの状態を切り抜けねば…
「本番始まりますー役者の皆さんスタンバイして下さい」
よし、行け、早くスタンバイしろ、近衛!
「その…レオ…?…もう、スタンバイ前だから…キスして?」
なっ…なんだとぉ!?キス?!あぁ、もう、なんでこうなんだよっ…

話は30分ほど前に遡る


「佐藤さん、って進路どうするの?」
いつもの竜宮、いつものメンバー
2年も終わりかけの2月、この言葉がキッカケで、俺はとんでもない目にあう
「え?私は…キリヤカンパニーに就職かな?」
「そっか、カニは?」
「んー?まだ、決めてねぇや。
プログラマーとか、やってみたいんだけどねーつか、楽できりゃそれでいいんだけど」
どこまでもカニだった
「あらあらぁ、もしかして、対馬君、進路決めれてないのー?」
姫がにじり寄ってくる
「嬉しそうに聞かないでくれよ、姫……まぁ、そうなんだけど…」
「坊主は進路決めなくても、大丈夫だぜ?俺が面倒みてやる」
「スバル…それは、嬉しいがその手の冗談は止めてくれ」
「ったく、つれないねぇ…」
「この二人…やっぱり…」

659 :633 :2007/03/27(火) 01:14:00 ID:RSeB2cPjO

とある、未来の日にAの1/2


「エリーそれ、夏からずっと言ってるよー?」
そう、ここまでは、普通だったんだ…
「なら、私が、迷える子羊に手をお貸ししますわー」
「祈先生?」
「手を貸すってどんな風に?
ま、まさか……ハァハァ」
フカヒレ…
「フカヒレさん、気持悪いですわー
本題ですが、私の術で未来を見せて上げます………一度きりですよ?」

未来が…見れる?

660 :633 :2007/03/27(火) 01:18:14 ID:RSeB2cPjO

とりあえず、現時点ではここまでだ

後、嫁が電話に出てくれた…明日、話し合う
向こうの要望は何でも飲むつもりだ
だからもう、ここには来れないかもしれない…
中途半端なSSだけど…ネ申がくるまでの時間潰しにでもしてくれ

661 :名無しさん@初回限定 :2007/03/27(火) 01:22:54 ID:tq3905Hf0

とりあえず、わかれることになったら よつばと とか つよきす とか読ませて無害だってことを(ry

662 :633 :2007/03/27(火) 01:29:18 ID:RSeB2cPjO

>>661
いや、アイツはオタク文化そのものが駄目なんだよね…
隠れてオタクするのも色々大変だったから、いい機会だよ…

幼馴染みの頃から合わせると25年間の付き合いだし、
俺がオタクから、縁を切ると言えば分かってくれるはず………だと、思う

663 :名無しさん@初回限定 :2007/03/27(火) 03:56:21 ID:YyQ0cYOa0

>>662
たぶん嫁と仲直りにした瞬間にIsolation流れるよ。
久々に熱血モードになるかフカヒレみたいにゲームの世界に
いくかお姉ちゃんに頼るか色々と選択カードはあるけどどれが一番いいか良く考えろ。

そんな俺は25才童貞・・・orz
>>662が超うらやましい。ゲーム世界では超ヤリチンの俺。

664 :名無しさん@初回限定 :2007/03/27(火) 10:24:32 ID:5APydXKF0

>>662
いいか、お前が25年彼女を好きなように
25年オタ文化とも過ごしてきたんだ。
全てを譲るというのは大きな穴が開くぞ
譲れるものは譲っても、妥協点を探せ

模型を捨ててから夫の様子がおかしい を参照

665 :名無しさん@初回限定 :2007/03/28(水) 22:33:35 ID:sVs8k52P0

夫を捨ててから、鉄道模型の様子がおかしい  も参照

666 :633 :2007/03/29(木) 01:42:11 ID:CABYimMoO

嫁と話して来た
結果だけ書くとエロゲは駄目だが、オタク続けるのは、いいらしい
この3日間もう一人俺等には幼馴染みが居るんだが…その家に泊まっていたらしい。
そして、その幼馴染みに説得されたんだと…
物心ついた頃から、一緒だったがいつも助けてもらってる…感謝の極みだ

ただ、エロゲはどうしても、許せないらしかったから、全てアンインストした

仕事中も嫁の事ばっかり考えててミスばっかしだった
いかに自分が、普段嫁に支えられているか、実感した3日間だった


長々と自分語りすまんかった
今さっき書き上がったSSを投下する、色々有ったから、少々展開が早いのだが…気にしないで、ネ申が降臨するまでの時間潰しにしてくれ

667 :とある未来の日に@ :2007/03/29(木) 01:44:31 ID:CABYimMoO

「レオ…今までありがとうね」
「何言ってんだよ、これからもだろ」
………非常にまずい、なんとかこの状態を切り抜けねば…
「本番始まりますー役者の皆さんスタンバイして下さい」
よし、行け、早くスタンバイしろ、近衛!
「その…レオ…?…もう、スタンバイ前だから…キスして?」
なっ…なんだとぉ!?キス?!あぁ、もう、なんでこうなんだよっ…

話は30分ほど前に遡る


「佐藤さん、って進路どうするの?」
いつもの竜宮、いつものメンバー
2年も終わりかけの2月、この言葉がキッカケで、俺はとんでもない目にあう
「え?私は…キリヤカンパニーに就職かな?」
「そっか、カニは?」
「んー?まだ、決めてねぇや。
プログラマーとか、やってみたいんだけどねーつか、楽できりゃどれでもいいんだけど」
どこまでもカニだった
「あらあらぁ、もしかして、対馬君、進路決めれてないのー?」
姫がにじり寄ってくる
「嬉しそうに聞かないでくれよ、姫……まぁ、そうなんだけど…」
「坊主は進路決めなくても、大丈夫だぜ?俺が面倒みてやる」
「スバル…それは、嬉しいがその手の冗談は止めてくれ」
「ったく、つれないねぇ…」
「この二人…やっぱり…」
「エリーそれ、夏からずっと言ってるよぅ?」
姫が何時ものようにふざけ、佐藤さんが何時ものようにツッコミを入れる
そう、ここまでは、普通だったんだ…

668 :とある未来の日にA :2007/03/29(木) 01:47:07 ID:CABYimMoO

「なら、私が、迷える子羊に手をお貸ししますわー」
「祈先生?」
「手を貸すってどんな風に?
ま、まさか……ハァハァ」
フカヒレ…
「フカヒレさん、気持悪いですわー」
あっけなく玉砕する、学習能力が無さすぎる…
「本題ですが、私の術で未来を見せて上げます………一度きりですよ?疲れますから…」
未来が…見れる?
「それ、本当なの?祈先生」
まず、一番始めにツッコミを入れたのは、姫だった
「本当ですわー…私を信じないのなら、ご勝手ですけど…」
「はいはいはーい、信じます、信じます!是非、俺の未来を見せて下さい!」
フカヒレが真っ先に飛び出す
「浮浪者になる未来は…見ない方が宜しいでしょう?」
笑顔で毒舌だなぁ……
「ふ……ふふふ……幸せになる奴なんか居なくなっちまえ、ウワーン」
泣き叫びながらフカヒレは消え去った
「でも、祈先生にしては、珍しく生徒思いじゃないですか?」
「珍しくは、余計ですわー対馬さん…と、いうのも…2-Aの担任が、ねちねちと言うものですから…」
「あ、なるほど、分かりやすいです」
やっぱり祈先生でした
「と,言うわけで今から2-Cの皆さんに一人ずつ未来を見せますわ…霧夜さん、いらっしゃいな」
祈先生が姫を手招きする

669 :とある未来の日にB :2007/03/29(木) 01:49:13 ID:CABYimMoO

「私は別にいいですよ?先生」
「私がサービスする、と言ってるのですよー?慎ましく受け入れなさいなー」
イスに座りながら祈先生が言う
「はいはい、分かりました、見させて貰いましょう?キリヤカンパニーを乗っ取った未来を」
そういいながら、反対側のイスに腰かける
「そうですか、では、この水晶玉をご覧下さいな」
姫が水晶玉を見た瞬間、二人とも机に顔を突っ伏して眠りだした
「うわ、なんだ!?」
「始まったんじゃ、ねーの?」






祈先生に未来が見れると言われても、半信半疑だった
だけど私は今確実に未来を見てる…何故か、私と…対馬君の未来を…
私の目の前で、数年後の私と対馬君が仲良さげに話してる
私の姿は数年後の私達には、見えてないらしい
そして向こうの声は私には、聞こえない
「これ、どういう事ですか?祈先生」
すぐ隣に居た先生に問いかける
「どういうもこういうも、対馬さんと霧夜さんがお付き合いをしていて、霧夜さんがキリヤカンパニーを乗っ取ったって、事でしょう?」
「冗談にしては、笑えないですね…」
声が少し強ばる、何を焦ってるのだろう、私は…
「今、私が見せてるのは、可能性の一つですわー」

670 :とある未来の日にC :2007/03/29(木) 01:51:35 ID:CABYimMoO

「はっ…ありえないですね…よっぴーならともかく、私が?対馬君と?付き合う?冗談もほどほどにして下さいよ!」
何故か、声が荒くなる
「本当に、対馬さんを意識してませんかー?貴女も気付かない内に対馬さんを見てたり、探したりしていませんか?」
何故か私は言葉が出なかった
「では、そろそろ戻りますよー霧夜さん…自分の未来は人に話してはいけませんよ?」
「わっ……分かりました」




姫と祈先生がむっくりと起き上がる
「終わったみたいだぜ?坊主」
「そーみたいだな」
姫がこっちをじっと見ていたがあえて気にしない事にした
「私が…?…あり得ない…あんなのを…」
何か聞こえるが嫌な予感がするので気にしない




その後カニ、佐藤さん、何故か椰子、乙女さんと続いたが
皆何故か終わった後、俺を見て何か呟いてる
何か怖いので気にしない
「では、次…対馬さんですわよー…」
「あっ…はい」
慌ててイスに腰かける
「では、この水晶玉を見てくださいな」
水晶玉を見た瞬間…視界が薄れていき……俺は意識を手放した

671 :とある未来の日にD :2007/03/29(木) 01:56:17 ID:CABYimMoO

目の前に未来の俺がいた…一緒に居るツインテールはまさか……近衛?
親しげっていうレベルじゃない位仲良さげに話す未来の俺達
クソッ…何を話してるのか聞こえねぇじゃねぇか…
「何を話しているか聞きたいですか、対馬さん」
「聞きたいです」
聞きたいあまりに余り考えず答える
「なら、あの対馬さんの中に入りましょう」
………え?
「いきますよ?対馬さん?」
既に後ろでは呪文が唱えられていた
避ける事も受ける事も叶わず…そのまま飛ばされ…
俺は、未来の俺に憑依した
近衛の顔がドアップで視界を覆う
まずい…
「レオ…今までありがとうね」
「何言ってんだよ、これからもだろ」
………非常にまずい、なんとかこの状態を切り抜けねば…
「本番始まりますー役者の皆さんスタンバイして下さい」
よし、行け、早くスタンバイしろ、近衛!
「その…レオ…?…もう、スタンバイ前だから…キスして?」
なっ…なんだとぉ!?キス?!あぁ、もう、なんでこうなんだよっ…
近衛は目を閉じ、既に準備万端だった
これは、近衛じゃない…そうだ違う奴だ
そう言い聞かせながら、近衛にフレンチキスをする
「えっ…?」
近衛が驚いた顔をする…ヤバいのか?!

672 :とある未来の日にE :2007/03/29(木) 01:59:00 ID:CABYimMoO

「んふふっ、何か学生時代のキスみたいだったわよ、元気貰ったわ………じゃあ、行ってくるね」
顔を真っ赤に染め、近衛が走りさる
なんとか、ごまかしきれたようだ…と一息ついてると後ろから引っ張られる感覚がする
そのまま意識だけ引っこ抜かれる
「どうでしたー?対馬さん」
「いや、えらく疲れましたよ…というか…何故に近衛なんですか?」
「この術…実は…その人の未来の中で、一番その人がなりかった未来なのです」
祈先生の話は更に続く
「今、対馬さんは彼女と喧嘩してますのよね?でも、本当は仲直りしたい、そして、その先へ行きたい………そう、思ってるのです」
「でも…俺は………」
「男なら、テンションに身を任せてもいいのではないか、私はそう思いますわ…」
俺の中でふつふつと何かが沸き起こる
…迷いは無くなった
「……では、戻りますわよー」





現世に戻った対馬さんはまっすぐに竜宮を出ていきましたわ
「祈よぉ、どうして…あの小僧にはぁ本当の事を言ったんだぁ?」
「土永さん…あの子、私と同じような事を言ってますでしょう?
あの子は、まだ取り返しがつきましたから……
私みたいな人生を生きて欲しくなかったのですわ〜」
「全く…罪なぁ男だぜぇ、アイツは…結局生徒会の女子全員のハートを盗んで行っちまいやがったぁ…」

673 :とある未来の日にF :2007/03/29(木) 02:02:49 ID:CABYimMoO

現世に戻った俺は、祈先生に礼をすると、皆を無視してまっすぐに竜宮を飛び出した
体育館裏を通り、雪の積もったグラウンドを抜け、校門にでる
…いた、近衛だ!
「…近衛!」
大声で近衛を呼ぶ
「………対馬…?」
走って来たから息切れして何も言葉が出ない
「なに…なんなのよ!早く言わないと、帰るわよ!」
クソッ、思考がまとまらない、何か言わないと…何か…
「好きだっ!?」
え…?いや、違っ…ちょ…え…?
校門前だから、かなりの人が見てる…近衛も赤くなってる
「ななな…何を言ってるのよ、アンタはー!こんな所で!」
終わった…仲直りしたかっただけなのに…
近衛が真っ直ぐこっちへやってくる
「わ、私にこんなに恥かかせたんだから…責任とりなさいよ」
真っ赤になりながら俺に手をさしのべてくれる
「OK…」
その手を取り、近衛を抱きしめる
「あぁっ…ちょっと何するのよ!?
あ…べ、別に嫌じゃないわよ?どうしてもって対馬が言うなら…」
こうして、俺は史上最大の喧嘩にピリオドを付けた

674 :とある未来の日にG :2007/03/29(木) 02:03:46 ID:CABYimMoO

「レオ…今までありがとうね」
俺には最愛の彼女がいる
「何言ってんだよ、これからもだろ、素奈緒」
その彼女が、今日ついに、主役を演じる
素奈緒は学園を卒業後、劇団に入り、俺は同じ劇団で大道具をしていた
「本番始まりますー役者の皆さんスタンバイして下さい」
ついに、スタンバイの声がかかる
「その…レオ…?…もう、スタンバイ前だから…キスして?」
かすかに震える声で素奈緒が呟く
そういえば、7年前にこれを見たときは素奈緒の声が震えてるのなんて気付かなかったなと思い、子供だった自分に苦笑いする
あの時は近衛じゃないとか、思いながらやったっけか?
そう思い出しながら、素奈緒にフレンチキスをする
「えっ…?」
素奈緒が驚いた顔をする…そのまんまだ
「んふふっ、何か学生時代のキスみたいだったわよ、元気貰ったわ………じゃあ、行ってくるね」
顔を真っ赤に染め、素奈緒が走る
それを呼び止め
「素奈緒、この公演が終わったら結婚しよう!?」
「うんっ!」
飛び抜けに明るいOKの声は客席にまで届いて客を驚かせたとか…

End

675 :633 :2007/03/29(木) 02:07:45 ID:CABYimMoO

書き上げて思った…未来編短いよ…orz
酷評は期待してる、というか…ダメダメだ、自分…

では、名無しに戻ります

676 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 04:47:41 ID:UnU+8QAN0

GJ

677 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 09:33:02 ID:KrUR3P+j0

GJ 嫁を大事にな



しっかしきゃんでぃも完全に路線変えちゃってー。
今まで作った信者囲う気0だな。商売っ気出した方がいいと思うぞ〜?

678 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 09:45:58 ID:txIHnVaD0

キャンディソフト「タカヒロ色を継げないので諦めた」

679 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 09:49:50 ID:VEopOsTE0

商売っ気はみにきすの値段設定とかでだして
フルボッコにされてもうやめたんじゃない

680 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 13:28:00 ID:5HcJbn6u0

>結果だけ書くとエロゲは駄目だが、オタク続けるのは、いいらしい

大いなる矛盾を感じるのだが
ようするにばれなきゃOK?

681 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 13:41:56 ID:z/RxRouh0

オタ>アニメとかフィギュアとか趣味の範囲で
エロゲ>二次元でも他の女みてんじゃねぇ

682 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 19:45:53 ID:sT6cxWS60

おk。じゃあ、キミキスとかアイマスとかやってやれw
後は、コンシューマ版を待つべし

683 :633 ◆KDwBS5JHKk :2007/03/29(木) 20:18:00 ID:CABYimMoO

>680〜682
いや…俺の書き方が悪かったかな?
アニメとか、漫画とか、2chとかはおkだが
ギャルゲー、エロゲ、フィギュアを愛でる、電波ソングを嫁の前で聞く、オタク語を話すなどを禁止されたよ
きみあるが出来ない…orz

684 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 20:20:21 ID:mVmjGFa60

うぜーからもう消えろかまってちゃんが

685 :おバカにOROCHI :2007/03/29(木) 20:52:10 ID:prqwDTts0

ある日の事、先日買って来た某アクションゲームを俺とカニでしていたときのことだ。
カニがゲーム画面を指差して、こう言った。
「なぁ、このホンダって奴、変な名前の武器持ってるわりに、やたら強くね?」
確かに、蜻蛉斬り、なんて名前のやりは珍しいかもしれないが、変ってことは無いだろう。
そう思って俺は反論する。
「あの槍はな、穂先にトンボが止まっただけで真っ二つになったって逸話から名前がついたんだ。
 それだけ切れ味抜群ってことだ。変な名前どころか、かっこいいと思わないか?」
「へぇ、だからあんな名前なんか。すげぇ!」
うんうん、いくらカニでもちゃんと説明すれば分かってくれるようだ。
などと納得していると、カニはさらに言葉を続ける。





「そっかぁ、尻切れトンボって、そんな意味があったんだな!」

…………はぁ?

686 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 20:55:21 ID:prqwDTts0

いやまぁ、某ゲームってのは無双OROCHIのことなんですがね。
やってるとまぁ、なんとなくねたが降って沸いたわけで・・・・

687 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 21:35:29 ID:F6hHtUZN0

クソは便所でしろよ

688 :名無しさん@初回限定 :2007/03/29(木) 22:04:04 ID:U7O555WP0

>>683
2chでスレ違いの他人の身の上話など、犬の糞以下だからいい加減弁えろ。

689 :名無しさん@初回限定 :2007/03/30(金) 01:12:41 ID:TEiO92vIO

>>683
ただそんな嫁いたらオレは別れるなwwwだいたいヲタ語ってなんだよwww

690 :名無しさん@初回限定 :2007/03/30(金) 01:26:16 ID:Fkoph7wv0

>>683まあ、悪いが社会人として当然だな
日本の有権者100人にアンケートをとったら、嫁さんの肩をもつ人が85人
おまいの肩をもつ人が5人
わからない・無回答などが10人という結果になりそうだ

691 :名無しさん@初回限定 :2007/03/30(金) 06:19:21 ID:Oj0yibs10

だが同じフカヒレとして擁護する

692 :名無しさん@初回限定 :2007/03/30(金) 08:46:16 ID:Hp1nGSBg0

フカヒレ◆KDwBS5JHKk

693 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 08:24:35 ID:cy4bd46HO

ほs

694 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 09:23:32 ID:yAFRnRcY0

マナ・豆花・スバルとのショートストーリー
そしてスクリーンセーバーなどの詰め合わせ

ぷ ち き す 近日発表

695 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 14:55:29 ID:HtojVGb80

http://www.candysoft.jp/ohp/tuyokiss2/tuyokiss_2.htm

つよきす2ktkr!

これで妄想が広がるぜ!!

696 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 15:22:39 ID:MgJbBpN30

よっしゃ

職人の皆さん頑張ってください

697 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 15:46:42 ID:Qfqo1feX0

つよきす2のページ ちゃんと下まで見てみろ

698 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 15:57:05 ID:MgJbBpN30

SS書くのにはネタだろうが嘘だろうが関係nothing

699 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 16:35:36 ID:uuU3SozQ0

>>697が何を言いたいのかサッパリわからんのだが

700 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 16:37:02 ID:Qfqo1feX0

http://www.candysoft.jp/ohp/tuyokiss2/tuyokiss_2.htm

ここを一番下まで見てみろってことだ

701 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 16:38:09 ID:uuU3SozQ0

だから何?

702 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 19:03:33 ID:yAFRnRcY0

>>700
お前空気読めてないってよく言われるだろ

703 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 19:51:21 ID:DWwdrE3X0

だからマナは(ry

704 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 20:31:35 ID:MgJbBpN30

見てない奴がいると思った振りをすることによる構ってちゃんに構ったつもりで終わらせたつもりだったこの流れを断ち切るのは長文でないとだめだ

SSまだー?

705 :名無しさん@初回限定 :2007/04/01(日) 22:05:53 ID:y3x9ReuJ0

http://megalodon.jp/?url=http://www.candysoft.jp/ohp/tuyokiss2/tuyokiss_2.htm&date=20070401220408
保存と。

706 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 02:18:34 ID:5QO9k9KK0

それじゃない、keepoutのトップ絵がほしいんだよ。そっちは消えると思って保存してるよぉ

707 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 02:26:16 ID:hNSt9EF60

ttp://www.candysoft.jp/ohp/tuyokiss2/tuyokiss2.jpg

これか まだ残ってるな

708 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 11:23:07 ID:5QO9k9KK0

トン、非常にすれ違いゴメンよ。セレブSSまだー?

709 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 11:23:49 ID:wGy1Osm30

偉大な先人はこういった

「言いだしっぺがまず作れ」と

710 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 17:19:17 ID:+PHblp05O

瀬麗武「オレを出すと鉄乙女の人気も危うくなのからな」
乙女さん「お前もう少し年下として態度を・・・」
瀬麗武「なんだ?その年下とやらに負けたお前が何か言える立場か?」
乙女さん「ぐ・・・」
フカヒレ「あの乙女さんが悔しがっている・・・ここは漢・鮫氷の見せ所!」
「こういう場面で慰めるのが好感度アップの近道なのだー!!」
瀬麗武「さっきから後ろで大声張り上げるな!フリ○ク突っ込むぞ貴様!!」
フカヒレ「アーッ!」

祈ちゃん「・・・いじめはありません」

711 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 17:46:55 ID:3a+TdbA1O

ていうかさ、レオは瀬麗武に手を出せるか?館長の姪だぞ?
やっぱりウソなんだーー!
うわーーーーーーーーーーーーん!!

712 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 19:03:00 ID:AdMrlaAW0

つかセレブが乙女さんより強いとか有り得ないだろ…
乙女さんは常識的な範囲での強さが通じない相手だ

713 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 19:39:52 ID:+PHblp05O

瀬麗武って館長より強い幾蔵(館長の兄)の実娘だよ?
乙女さんより強くても何の問題もないかと

それより鉄一族でもないのに強いともねえと瀬芦里ねぇねぇの方が(ry

714 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 19:57:05 ID:wGy1Osm30

乙女さん・・鉄一家は(たぶん)常時誰かがいる

セレブ・・現在1年航海のようにつきっきりではない

715 :名無しさん@初回限定 :2007/04/02(月) 20:36:45 ID:pbi6KXrc0

ともねえは指輪というドーピングがあるだろ

716 :名無しさん@初回限定 :2007/04/06(金) 00:59:44 ID:KbET/C1m0

717 :名無しさん@初回限定 :2007/04/06(金) 10:08:26 ID:azgADsBoO

保守がてらにチラシ裏

瀬麗武「ととさま、対馬レオをこのオレ・・・私に下さいませんでしょうか?」
幾蔵「ふむ、なかなかストレートな告白だ。よし、気に入った。厨房裏で思う存分ファックしてこい!」
瀬麗武「サー!」
レオ「いや・・・二人で勝手に決めないでくれ。てか瀬麗武、その手はなんだ・・・」
瀬麗武「性欲を持て余す・・・!」
レオ「アーッ!」

718 :名無しさん@初回限定 :2007/04/08(日) 18:37:54 ID:5bRbCQHz0

719 :名無しさん@初回限定 :2007/04/09(月) 22:11:24 ID:XqErDT4g0

_               ./ヽ        _, -‐了二_`ヽノ》
 ー-,-─ ─-   __/   ヽ     , - ´  ´ 《/´  ̄ ̄`ヽ-、
       弋‐- `ヽ、      `ヽ-‐┐  ´ : :: :/; ;  ,-、イ ヽ,、 `ヽ /》
  ,-、     `ヽ   ,〉      / !  : :, - ´,リ;;;j; ; / 丿   《\_,/ ヽ》
  丶 ヽ   __  \/      〈   \´   "/iトl、j /; ;リ ♯ 《 .ヽヽ  》
ヽ  | .|  / .|   ヽ _,,..、    |  .,-─'   ./ノiヾシ ヾ;;トl、; ; リ; ;《ノヽ ヽ `ヽ
..|  / |  / /    ヾ  〉`ヽ、|\/      ./ノ i、" '  ヾ=ア; ;,‐、ソ `!: :ヽ  | この無礼者!
..ヽ丿 | / 丿    ヾ /《 /_、_,   , -‐'" ,ゝ.ヽ " .`ノ/.,ソ   !: :ヽ/;;;ヽ
 `   '" / ,-─,  |/;;;;》;;;;《勹 丶 '"  _,./´ ,ヘ≦二,彳イ     亅/;;;;;;;;;;;;ヽ
      (/ ./"  .|;;;;/《 ̄ 》 `ー--一イ´ー一'´乂!-一'´ ヽ     /;;;;;;;;;;;;;;;/
       /    上´ 》 《  ∧ /´,   /`'"ο/´ `ヽ   〆;;;;;;;;;;;;;;;/ 
      /     /`ヽ、   ∧/ ヽ,// / ο  /、    |   |;;;;;;;;;;;;;./| 
     / ,_   /;;;;;;/`ヽ、      /-,      | ,入   | ,丿;;;;;;,/i  | 
    / /一つ /;;;;/, - ´ `ヽ、  ∠__    .イ .ヽ_, ァ;;;;;;;;;;;'"   |: :i  |  
 _亅 ∈三 /;;;;∠ノ´      ソ  _,,,..-''"__,∠_,;;;;;;;;;;;;;''''''" ヽ    .|: :i  |  
 ̄  |ミミ  /;;;;;/        丿;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彳''"""   ヽ  ヽ   |: :i  / 
   |'"  /;;;;;/        丿`|\|ヾ ,-ー-|、   ,__,ゝ  ハ   |: :i /
   |  /;;;;;ノ        丿\ | `r'ニ-ヲ´   ̄ ̄        ム |: : /
   ハ/;;;;;丿       丿   `  ⊂´-r, - ´`一一----一ー'" /: : /
--ー'";;;;;;;/        丿        "´  `ヽ、        /: : /

720 :名無しさん@初回限定 :2007/04/09(月) 22:12:28 ID:XqErDT4g0

ギリギリだな
なんかコメント入れたら”本文が長すぎる”って出る

721 :名無しさん@初回限定 :2007/04/09(月) 22:57:48 ID:jc6/7EMN0

>>720
GJ!!!

722 :名無しさん@初回限定 :2007/04/10(火) 00:08:54 ID:k3/VXU4/0

甜菜なら甜菜と書かないと

723 :名無しさん@初回限定 :2007/04/10(火) 00:23:42 ID:ozwyBFZS0

コピペじゃん

724 :恐るべき横須賀海軍カレー :2007/04/10(火) 22:39:50 ID:SYWzdxP50

わぁい
久々に管理人さんに倉庫に入れてもらえた〜♪

725 :名無しさん@初回限定 :2007/04/11(水) 00:04:52 ID:XM+kGAt/0

乙であります

726 :名無しさん@初回限定 :2007/04/14(土) 00:29:27 ID:htUnmP030

対鍵盤キター

727 :保管庫の中の人 :2007/04/14(土) 00:40:26 ID:0USuQFIo0

体験版回避組としてはできればこのスレでは
その話題は避けてほしいなあと思ったり。

>>724
過去にスルーしてしまったことありましたか?
2,3行のよっぽどの小物でない限り拾ってたつもりでしたが…

728 :恐るべき横須賀海軍カレー :2007/04/14(土) 02:02:39 ID:ofMmGiBB0

んー、ちびきゃら瀬麗武がねー
まあ体験版回避なら
きみあるAA作りにくいね
瀬麗武の画像取ってるから
大き目のでも作ってよ、地道に

729 :名無しさん@初回限定 :2007/04/14(土) 22:14:18 ID:msb6aqqJ0

>>727
管理人の名乗り上げて、スレの流れを自分好みにしたいです!と言われると、いい根性してますねwとなってしまうが。

730 :名無しさん@初回限定 :2007/04/14(土) 22:32:59 ID:htUnmP030

たしかに
前半は七氏で買いとかないと無駄な反感買ってしまう恐れが

731 :名無しさん@初回限定 :2007/04/14(土) 23:07:36 ID:+KjgJXzn0

それくらい許してやれよぅジャリ坊ども

732 :名無しさん@初回限定 :2007/04/14(土) 23:26:06 ID:pPox+rH10

>>727の発言はそれはそれでええやん
ただ、このスレは一人の意思で運営されているのではないので、
単純に別の意思を持つ人間がいれば、別の流れにもなる
それだけのこと

まあ、体験版に関する雑談はメーカースレ、もしくは作品スレでやるのが妥当だろ
このスレはそれによって触発されたSSAAが投下される場所であって、
そのこと自体を>>727が制限したがってるわけでもなかろう

733 :保管庫の中の人 :2007/04/15(日) 00:48:06 ID:UegcvzJR0

軽率な発言でした。申し訳ありません。

>>727は「空気コテがなんか言ってる」程度に思っていただければ。
というかそれくらいのつもりで書き込みましたので…

734 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 01:08:49 ID:XSJrHGYU0

保管庫をやってるなら迂闊なレスは控えるべきだな

735 :ナイト記念日1 :2007/04/15(日) 01:13:08 ID:npKta4Oz0

「よし、今日はこれまで!」
乙女さんの声が道場に響いた。
「皆、悪いが明日は休みだ。それから対馬、残れ。」

ここは霧夜カンパニー所有の道場。
会社付きのSPが日々武術訓練に励む場所だ。
大学を卒業してエリカと共にこの会社に入ってからもう3年になる。
その間週5日、俺も訓練を受けていた。

皆が道場から出て行くなか乙女さんのもとへ向かう。
「どうしたの?乙女さん。」
「明日は姫も来る日だったな?」
「そうだけど。」
仕事で忙しくなったとはいえエリカも週に一度訓練を受けていた。
彼女の野望に向かって努力する姿勢は相変わらずで、
着実にそれが実現に近づいていることがそばにいる俺にもはっきりと感じられた。
「そうか。」
乙女さんは一瞬思案をめぐらせた。
「明日は二人だけでここに来い。いいな。」
それだけ言うとさっさと道場から出て行ってしまった。
「え?ちょっと乙女さん!」
声をかけたところでもう乙女さんの姿はない。
一体何をやろうというんだ?
俺には疑問だけが残された。

736 :ナイト記念日2 :2007/04/15(日) 01:17:47 ID:npKta4Oz0

翌日。
俺はエリカと並んで道場に正座して乙女さんを待っていた。
二人の間に会話は無い。
ただ、静かな時間。
昨日の疑問は残ったままだった。

しばらくして乙女さんが入ってきた。
俺たちの目の前に立つ。
「今日は二人の組み手を見せてもらう。」
「・・・。」
二人だけ呼んだ理由はこれか?
「はい。」
聞きたいことはあったがここは道場。
師に無駄な質問は許されない。
ちらりととなりのエリカを盗み見ると、いつも通り凛とした表情で前を見つめていた。

向き合って構える。
気は向かないが仕方が無い。
諦めて集中することにした。
相手はエリカだ。
以前は全く歯が立たなかった。
一瞬でも気を抜けばやられる。

737 :ナイト記念日3 :2007/04/15(日) 01:20:48 ID:npKta4Oz0

「はじめ!」
「ハッ!」
私は合図と同時に一気にレオとの間を詰めた。
手数を多めに出しながら自分の間合いに持っていく。
レオはそつなく攻撃を流しているけど、それも作戦のうち。
ようやくレオが出してきた右を払って、来た!
絶対によけられない必勝の間合い!
ごめんね、レオ。
喰らえ!お嬢様ハイキック!!
あ〜あ。レオももう少し強くなってると思ったのにな。
私は渾身の一撃を叩き込んだ・・・はずだった。
よけられた・・・?
次の瞬間、レオは無防備な私の懐に飛び込んでいた。
馬鹿な・・・。
今まであれをよけられたのは乙女さんと橘館長だけ・・・。
やられる!
一瞬の後に来るであろう強烈な一撃に備えて体が強張る。

俺にはできない・・・。
勝負を決めるべき場面。
俺は軽くエリカに体を当てただけで、間合いを開けた。
エリカと目が合う。
その瞳が怒りに燃えていた。

「そこまで!」
乙女さんが止める。
「今日はこれだけだ。上がっていいぞ。」
必要なことだけ言うと、今日もさっさと出て行ってしまった。
いつからそんな性格になったんだ?あの人は。

738 :ナイト記念日4 :2007/04/15(日) 01:23:54 ID:npKta4Oz0

「バカレオ・・・。」
呟きながらエリカが俺の横を通り過ぎる。
「エリカ・・・」
「さっさと着替えて帰るわよ!」
振り返る事も無く怒鳴られた。

俺は道場の入り口でエリカを待った。
空は赤くなっていた。
最近、エリカが車で移動するときは大体俺が運転している。
というかそれが今の主な仕事だ。
我ながら少し情けない。
なんて声を掛けようか・・・。
そんなことで悩んでいるうちに彼女がやってきてしまった。
明らかに機嫌が悪い。
めちゃくちゃ悪い。
「じゃ、じゃあ帰ろうか。」
あれだけ悩んだというのにいざ口から出たのはこんな台詞だった。
我ながら少し情けない。
「待ちなさい。」
ずいっと近寄られる。

739 :ナイト記念日5 :2007/04/15(日) 01:26:49 ID:npKta4Oz0

バチーン!
見えなかった・・・。
左頬に超強烈な一発。
3秒程してようやく痛みを感じた。
これは口内が切れてるかもしれない。
「ほんっとに腹立つ!レオの分際で私に手加減!?なめてんじゃないってのよ!!」
「ご、ごめん!!あれは・・・」
バチーン!!
2発目。
意識が飛びそうになる。
さらに振りかざされる右手。
恩赦は望めそうに無い。
バチーン!!!
一瞬意識が飛んだ気がしたが、なんとか持ちこたえた。
殺される前に言い訳、否説得しなければ!
「エリカ聞いて!あれは・・・」
「あーすっきりした。ほら、帰るわよレオ。」
「え?」
「だから帰ろうって言ってんの。レオが運転するんでしょう?」
「あ、ああ。そうだね。」
とりあえず命は助かったらしい。
にしても一体なんなんだ???

740 :ナイト記念日6 :2007/04/15(日) 01:29:52 ID:npKta4Oz0


よろよろと黒塗りの車に近づき、後部座席のドアを開けてエリカを乗り込ませた。
俺も運転席に座り、目を閉じる。
「10秒待って・・・。」
「そんなに効いたの?」
「うん。」
「しょうがないわねぇ。」
さっきとは一変して楽しそうなエリカ。
「よし、行こうか。」
「お願いね。運転手さん♪」
キーを捻る。彼女好みの下品ではない心地よい低音が響いた。

2年前から俺たちは本社ビルからそれ程遠くない場所に部屋を借りている。
まぁつまりは、同棲。
炊事、洗濯に掃除。
家事は俺が一手に引き受けている。
大都会の夜景を独占してしまえそうな高層マンションなのだが、二人で住むには広すぎる。
休日が家事で終わることも少なくない・・・。
非の打ち所が無い模範的な主夫だ、と自分では思う。

741 :ナイト記念日7 :2007/04/15(日) 01:32:35 ID:npKta4Oz0


幹線道路からビル街へと車を入れた。
昼と夜の狭間。
少し寂しいような気持ちと、これから始まる夜の時間への期待が混ざり合う時間帯。
街の明かりも点きだしている。
「ねぇ、レオ。」
「何?」
「今日はすごく悔しくて腹立たしかったわ。」
「ごめん、謝るよ。でも俺には出来なかった。」
「まあそれはもういいわ。でね・・・」
目の前の信号が赤に変わった。
同時に訪れる沈黙。
エリカはいつもより丁寧に、そして心なしかやさしく言葉を続けた。
「私は今すごくすっごく気分がいいの。なんでか分かる?」
全然分からない。
バックミラー越しに降参の視線を送る。
少しはにかんだような笑顔を返された。
「だってこれからはレオが私を守ってくれるんでしょう?」
「!」
そうか、今まではエリカの方が俺より強かったもんな。
信号が変わり、車列がゆっくりと動き出す。
「今日はお祝いよ。レオが私の騎士になった日を。あのサンテミリオン、開けるわよ!」
「そんないいワインに合わせられるようなもの家にあったかな。」
「いいのよ。レオが作ってくれたものならなんでも。」
「もう少しとって置くのかと思ってた。」
「ちょうど飲み頃よ。それに今日ほど美味しく飲める日は当分来ないわ。」
エリカは心底うれしそうだった。
「・・・そっか。」

742 :ナイト記念日8 :2007/04/15(日) 01:36:41 ID:npKta4Oz0


急に車が停まった。
「どうしたの?」
レオは答えない。
ただじっと前を見詰めている。
しばらくして後ろを振り返りながらようやく口を開いた。
「少しドライブに付き合わない?」
「ん?別にいいけど・・・」
「よし、決まり。」
レオは車をUターンさせると、いつもより強めにアクセルを踏み込んだ。
なんか気合入ってるし・・・。
「どこに連れてってくれるのかしら♪」
「ん〜。海の方なんてどうかな?」
「言っちゃってるし!」
「あ、ごめん。」
「いいけどね、別に。それより道分かるんでしょうね?」
「お任せください、姫。」
「姫って・・・久しぶりに聞いたわよ。レオなんか緊張してない?」
「いやぁ別に・・・」
「絶対おかしい!」
「そうかな。」
「変なことしたらただじゃおかないわよ!」
「わ、分かってるよ。」

743 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 01:38:00 ID:0qbghe0t0

744 :ナイト記念日9 :2007/04/15(日) 01:39:57 ID:npKta4Oz0


1時間後、私たちは海沿いの公園にいた。
もうすっかり日は落ちている。
遠くに見える街の明かりがきれい。
上から見下ろすほうが好きだけど、こういうのも悪くはないわね。
生きている街の音が微かに聞こえてくる。
私はそれに世界を感じる。
大勢の人間が住み、各々の欲望を満たすために生きる世界。
近い将来、そこに私の名を、存在を深く深く刻み付けてやる。
そんな想いが胸に浮かぶけれど、今は静かに繰り返される波の音に包まれ、私の心は穏やかだった。
でもコイツは、レオは何なの?
少し歩こう、とか言って連れ出しといて十分も無言ってどういうことよ。
抗議しようと口を開きかけたとき、急にレオが立ち止まり、私の方に向き直った。

745 :ナイト記念日10 :2007/04/15(日) 01:44:01 ID:npKta4Oz0


「今度は何?なんだか今日は全てが急ね。」
「エリカ、結婚しよう。」
「・・・え?ええ??」
私の世界から音が消えた。聞こえるのは私とレオの声だけ。
「何か一つでも、エリカの役に立つものを持てたら言おうと思ってた。
 まだまだ乙女さんには敵わないし、側近としても使い物にならないのは分かってる。
 でも、全力でエリカを守るから!だから・・・」
頭の中が真っ白になる。
きっと顔は真っ赤だろう。
確かに一緒に住んでるし、好きだけど、結婚なんてまだまだ先のことだと思ってた。
でも実際言われてみると相当にうれしいもので・・・。
勿論答えは決まってる!
「いいわよ。ずっと私の傍にいなさい。」
こんな時でも命令口調になってしまう自分にちょっと腹が立った。
小さくガッツポーズするレオ。
「よかった・・・。それじゃ、これ。」
上着のポケットから白いハンカチを取り出した。
掌の上で開くとそこにはシンプルなシルバーのリング。
私の手をとり、そっとはめてくれた。そしてその上にやさしくキス。
全く、いつの間にこんなこと覚えたのよ!
こっちがはずかしくなるじゃない!
「それにしてもシンプルな指輪ね。」
「うん。ありのままのエリカを愛したいって思ったから。気に入らなかった?」
「嫌いじゃないわよ♪」
気に入らない訳が無い。レオがくれたんだから!レオがくれた婚約指輪なんだから!!

746 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 01:51:23 ID:0qbghe0t0

747 :ナイト記念日 :2007/04/15(日) 02:04:03 ID:iB0CQVLDO

規制に引っかかりました。
携帯から最後の一個のっけます。

748 :ナイト記念日11(終) :2007/04/15(日) 02:08:13 ID:iB0CQVLDO

隙を突いて私は駆け出した。
10m程離れた所で立ち止まり、振り返る。
「返してって言っても、もう返してあげないからね!!」
どうして素直にうれしいって、ありがとうって言えないんだろう。
さっきは少しだけうまくいったのにな。
まぁしょうがないか。性分だものね。
またレオに背を向けて歩き出す。指輪を大事に抱えるようにして。
小走りに追いかけてくるレオ。
やっぱり私たちはこうでなくっちゃ!
レオが追いついて隣に並んだ。
私はその腕を取る。
高校生だった、あの頃のように。

749 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 02:10:50 ID:jeFoIPzP0


最近投下ないからうれしいけどちょっと姫じゃないな

750 :inner sketch :2007/04/15(日) 02:16:14 ID:iB0CQVLDO

「ナイト記念日」
長々と失礼しました。
エロゲやったのもSS書いたのも初めてなので戸惑ってばかりでした。
管理人様。もし保管庫に入れて頂けるなら、3の15行目の「乙女さん」を「乙女先輩」に替えて頂けませんでしょうか?
見落としてました。
これからもアイディアが浮かんだら書いてみようと思うので沢山アドバイス(ダメだし)を頂ければと思います。

751 :inner sketch :2007/04/15(日) 04:27:56 ID:iB0CQVLDO

>>749
ありがとうございます。
確かにはしゃぎ過ぎました。
やっぱりキャラの性格とレオとの関係は各々のエンディング時を参考にすべきなのでしょうか。

752 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 10:18:18 ID:Ns24nswS0

そうだね、プロテインだね

753 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 16:00:26 ID:C/44ZijZO

GJ

754 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 17:48:10 ID:ZeaX/JWo0

GJ
乙女さんには伏線はないのか…。

755 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 17:58:28 ID:3XhbbqSj0

>>752
GJ。

756 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 18:35:59 ID:VDD4E7eJ0

>>750
乙女さんがなぜ試合を組んだのか、とか
レオはいつのまに指輪を用意したのか、とか
こなれていない部分が多々あると思う
キャラの行動の理由や流れをよく考えて

757 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 21:19:06 ID:E3pm4xlP0

>>750
GJ
キャラの性格とかは人それぞれ好みが違うんだから好きなようにやっていいんじゃない?
妄想なんだし。
誰にでも好かれるものなんてそんなに書けないでしょ。
確かに皆の言うとおり改善点はあるけど俺は楽しめました。次回に期待します。

758 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 21:51:00 ID:JCXaHzI90

GJ

明らかに機嫌が悪い。
めちゃくちゃ悪い。

典型的だけど、うまいなぁとおもた。
一文一行だから読みやすい。詰めてもいいとこは、詰めてもいいとは思うが

続きの構想があるなら是非

759 :名無しさん@初回限定 :2007/04/15(日) 23:24:20 ID:k4sNUZXY0

タカヒロ氏のHP、落ちた?

760 :名無しさん@初回限定 :2007/04/16(月) 06:53:27 ID:L9NZR+bB0

俺んとこのPCだと

Your requested host is not found.

ってでる。

761 :inner sketch :2007/04/16(月) 19:18:11 ID:DfrnsJq+O

皆さんありがとうございます。
書き終わった時はそれに満足して細かいとこ抜けちゃってました。
乙女さんの伏線回収も兼ねてもう一つ書こうと思います。

762 :名無しさん@初回限定 :2007/04/16(月) 21:53:38 ID:BqCqwkqZ0

>761
書き上げて即うpでなく、
1日おいて読み直すのを忘れないように。
結構誤字脱字だの違和感を感じたりだのおおいから。

楽しませてもらうから、この調子でがんばってくれ。

763 :名無しさん@初回限定 :2007/04/19(木) 03:16:33 ID:aGyaQw320

柏原芳恵とセックスしたいな。
競泳水着姿の柏原芳恵とセックスしたいな。
秘書スーツ姿の柏原芳恵とセックスしたいな。
バニースーツ姿の柏原芳恵とセックスしたいな。
ブルマー姿の今の柏原芳恵とセックスしたいな。
ミニスカポリス姿の柏原芳恵とセックスしたいな。
ハイレグレオタード姿の柏原芳恵とセックスしたいな。
スクール水着姿の今の柏原芳恵とセックスしたいな。
メイドさんのコスプレした柏原芳恵とセックスしたいな。
アイマスのコスプレをした柏原芳恵とセックスしたいな。
長門有希のコスプレをした柏原芳恵とセックスしたいな。
水銀燈のコスプレをした今の柏原芳恵とセックスしたいな。
真宮寺さくらのコスプレをした柏原芳恵とセックスしたいな。
御剣冥夜のコスプレをした今の柏原芳恵とセックスしたいな。
朝比奈みくるのコスプレをした今の柏原芳恵とセックスしたいな。
真紅さまのコスプレをした今の柏原芳恵とアナルセックスしたいな。。
不知火舞のコスプレをした柏原芳恵が俺の乳首を弄りながらフェラしてくれたらいいな。
Fateのライダーのコスプレをした今の柏原芳恵にディープキスをされながら手コキしてもらえたらいいな。
2ならコギャル姿の柏原芳恵が俺のアナルを舐め、乳首を刺激しながらローション付きで手コキしてもらえる。
ペルソナ3の桐条美鶴のコスプレをし、ペニバンを装着した柏原芳恵にアナルを調教してもらいたいです。
姫騎士アンジェリカの可愛いクリスのコスプレをした柏原芳恵と立ちバックでセックスできたらいいな。
戦国ブレード暴れん坊巫女のこよりのコスプレをした危険日の柏原芳恵が種付けセックスさせてくれたらいいな。
遠坂凛のコスプレをした柏原芳恵が触手プレイさせてくれないかな…

柏原芳恵と結婚してしてもらえて、四六時中、淫らなセックスで御奉仕してもらえたら最高!
そして俺の精子で柏原芳恵が妊娠確実!芳恵のオマ○コは俺に売約済み!が俺の夢。

764 :名無しさん@初回限定 :2007/04/19(木) 23:12:56 ID:9P9jmApv0

>>761 GJいい感じだけどディープキスもしくは強い抱きしめがないのが物足りないw
手えつなぐだけかよー
そんなんでいいのか? いいのか?

765 :名無しさん@初回限定 :2007/04/21(土) 19:03:54 ID:dKQIaB680

あれ・・・保管庫って見れないのって俺だけか?

766 :名無しさん@初回限定 :2007/04/21(土) 19:12:16 ID:VEkZxR3W0

俺には見える

俺の恥ずかしい投稿も見えた

767 :名無しさん@初回限定 :2007/04/23(月) 21:07:26 ID:cVD194QBO

いきなり過疎るな、ここ… 投下したい気持ちがムラムラしてるが、携帯からだときつい?

768 :名無しさん@初回限定 :2007/04/23(月) 21:10:22 ID:SjOcXovm0

携帯タイピング次第
あとメモ帳書き→じっくり推敲→コピペがやっぱり失敗しづらい

769 :名無しさん@初回限定 :2007/04/23(月) 21:27:43 ID:cVD194QBO

うー… とりあえず下書きして、自分で納得できたら投下してみるわ

770 :名無しさん@初回限定 :2007/04/23(月) 22:25:19 ID:IW5iAIMD0

投下の旅行記

楽しみにしてるよ〜
1日一回は来てるので感想はゆるりと待て

771 :replacement1 :2007/04/23(月) 22:32:25 ID:i5JheW+D0

「もしもし、乙女さん。
 よかった。帰ってたんだ。
 ・・・。
 ああ、終わった。うまくいったよ。
 ・・・。
 乙女さんの情報のおかげさ。感謝してる。明日からはいつも通り接してやってくれ。
 ・・・。
 ああ、それじゃ、また。」

俺は電話を切ると、そのまま着信履歴を呼び出した。
その一番上に表示された電話番号を見つめる。

掛け替えの無い誰か、とでも言うのだろうか。
お互いが心から望む関係。
変わらない平穏を与えてくれる、そんな誰かが欲しかった。

幼い頃から父親は酒におぼれ、母親に優しくされた記憶も無い。
親父の悪評は近所じゃ知られていたから、当然、皆俺を避けた。
俺の方から輪に加わることもなかった。
社会から憎まれているような気分だった。
その時俺は彼女に出会い、惹かれた。

彼女は子供だった。
自分がしたいことをする。生きたいように生きる。
そして心の最も基本的な部分に絶対的なやさしさを持っていた。
そんな彼女が俺は好きだった。

772 :replacement2 :2007/04/23(月) 22:36:27 ID:i5JheW+D0


「大人になるってのはね。欲しいものの代わりをうまく見つけていけるようになるってことなの。」
高校生だった俺に、一晩だけの関係を持った女が言った。
俺は心の中で反発した。
それはあんたの理屈さ。
俺に押し付けるんじゃねえ。

俺は彼女の掛け替えの無い人間になろうとした。
でも彼女が見ていたのは俺ではなかった。
ずっと、そうだった。
あいつが、レオが東京に行っちまってからも、ずっと・・・。

ある日、突然彼女に呼び出された。
親と大喧嘩したらしい。
いつもの明るさは無く、ひどく落ち込んでいて、もう帰る場所が無いと言って泣いた。
お前は、俺のところに帰ってくればいいんだ。
そう言って俺は彼女を抱きしめた。
すすり泣きは止まなかった。

その夜、俺は彼女を抱いた。

次の朝、俺の腕の中で眠る彼女が夢の中で囁いたのは俺の名前ではなかった。
あの女が言ったことは本当だったのか?
お前も大人になっちまったのか?
俺の心は言いようの無い悔しさで溢れた。
彼女の寝顔を見つめた。
俺じゃ駄目なのか?
もう一度抱けば俺だけを見てくれるか?
心の奥のほうから湧き出てくる問い。
答えは与えられそうになかった。

773 :replacement3 :2007/04/23(月) 22:40:35 ID:i5JheW+D0


これまでに感じたことの無い程の無力感の中で、俺に唯一出来ることは認めることだけだった。
今は代わりでいいさ。
いつかお前が心から望む存在になってやる。
きっと、なれるはずだ・・・。
そして手に入れる。俺がずっと求めていたものを。
俺は自分に言い聞かせた。

あれからもう4年。
俺たちは多くの時間を共に過ごしてきた。
でも二人の関係をはっきりと定義するようなことは徹底的に避けた。
それは暗黙の了解であり、お互いを守るためのルールだった。
たまにふと昔が懐かしく思える時がある。
あの頃、『未来』は俺たちが知る言葉の中で最も曖昧で、根拠の無い希望だった。
何があろうときっと未来が救ってくれる。そんな気がしていた。
目の前には数え切れないほどの道があるように思えた。
その時をただ生きていればよかった。
気づけば二人とも、既にそれが許されない歳になっていた。
道も数えるほどになった。
今日俺は彼女を、その分岐点の一つに連れて行かなければならない。

発信ボタンを押す。
最近彼女は2回目の呼び出し音で電話に出るようになった。
今回もそうだった。
その事実は俺を幾分、勇気付けた。

774 :名無しさん@初回限定 :2007/04/23(月) 22:42:55 ID:IW5iAIMD0


           l≡l   .l≡l
           |:::└┬┘:::|
           |:::┌┴┐:::|
 / ̄ ̄\   ノ,,..,,丶 /,,..,,\    / ̄ ̄\
 |  支援 > / ・ω・ V ・ω・ ヽ < パピポ |
 \__/  |:::::::::::::::::||:::::::::::::::::|.  \__/
           |:::::::::::::::::||:::::::::::::::::|
         `'ー---‐´`ー---‐´

775 :replacement4 :2007/04/23(月) 22:43:59 ID:i5JheW+D0

「俺だ。今から会えるか?
 ・・・。
 大事な話だ。
 ・・・。
 ああ、1時間後に駅前で。俺は車で行くから。
 ・・・。
 そうだな。それじゃあ後で、子蟹ちゃん。」

俺はダッシュボードに携帯を置いて、シガレットケースからタバコを一本抜き出した。
陸上をやめてから吸うようになった。
海辺で寄り添う二人をぼんやりと見やりながら火をつけた。

レオが姫と結婚するつもりなのは本人から聞いていた。
指輪を買ってあることも。

おめでとう、レオ。
お前に幸せになって欲しいって気持ちは嘘なんかじゃないぜ。
でも俺だっていい加減幸せになっていいだろ?

俺はどうしようもないガキさ。
最初の煙は右手の手首に吹きかける。
あの女が教えてくれた幸運のおまじない。
数時間だけの関係で特別な感情も無かったが、今だけは彼女の幸せを願わずにはいられなかった。

大丈夫、きっとうまくいくさ。

俺はゆっくりとアクセルを踏み込んだ。

776 :inner sketch :2007/04/23(月) 22:47:47 ID:i5JheW+D0

>>771-775
前回の「ナイト記念日」の伏線回収でスバルの話を書いてみました。
2度3度読み返して頂けたらと思います。

777 :名無しさん@初回限定 :2007/04/23(月) 22:49:36 ID:XVQTyK310

>>776
GJ!
777ゲト

778 :名無しさん@初回限定 :2007/04/24(火) 00:54:05 ID:D8SkHQYl0

>>776
>伏線回収
むしろわからなくなったよ?

779 :名無しさん@初回限定 :2007/04/24(火) 01:32:50 ID:+Ob6k/EIO

>>776
GJ!
これはGJだ…。

780 :名無しさん@初回限定 :2007/04/24(火) 07:59:55 ID:iiIorzBf0

>>774
支援じゃNEEEEw

781 :名無しさん@初回限定 :2007/04/24(火) 11:57:04 ID:VwAwAmWL0

>>776
伏線回収と言われてもスバルの伏線がなかった気が。
冒頭の乙女さんとのやりとりも意味がよくわからないし
この部分を削って独立したものとして練り直すほうがいいと思う。
あと、ちょっとヲチが物足りない。

782 :名無しさん@初回限定 :2007/04/25(水) 01:10:57 ID:B3dZ8fBD0

男に貞操観念はいらねーのかなぁ…

783 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 00:14:22 ID:RTyo7UIp0

>782
ここで雑談するのもあれだが・・・
日本じゃ童貞?キモーイ、許されるのは(ry だが、欧米じゃ結構とりだたされてるよ。

40童貞男の映画の所為で。みてないから内容は知らんが。

784 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 03:09:15 ID:EiJSE8N00

>>776 GJ
「あの女」と「彼女=カニ」を別々の存在だということを
きちんと分かるように書いたほうがいい
「あの女」に関する描写を増やして存在感を示さなければ
スバルが「幸運のおまじない」にこだわる理由がない

785 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 03:53:38 ID:VNlQ2Z9n0

>>783
「取り沙汰」なんだぜ・・

786 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 08:14:59 ID:akCMl4ll0

ゆとりにあふれたレスだ

787 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 19:38:58 ID:kCYF1w9nO

今SSの下書きしてるんだが…
豆花→真名 の呼び方って 「真名」「マナ」どっちだっけ?

788 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 19:44:55 ID:4V/4UVLH0

つよきす、再度やることを勧める

789 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 20:07:03 ID:xLu5M9WX0

・だカらマナは空気読めナイ言われるネ

・だカら真名は空気読めナイ言われるネ

考えるんじゃねえ、感じるんだ。

790 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 20:10:38 ID:kCYF1w9nO

レスd
……前者か!?
今やれる環境にないのだよ……

791 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 20:42:52 ID:44BzvGCv0

つファンブック

792 :名無しさん@初回限定 :2007/04/26(木) 22:11:55 ID:QeTkxd0e0

>>787
ttp://www.candysoft.jp/ohp/01_products/tuyokiss/tuyotuu/tuyotuu11.html

793 :名無しさん@初回限定 :2007/04/27(金) 17:47:41 ID:nq7lg4570

>>776
遅レスだが一人称SSGJ
最初の かけがえのない が普段見慣れていないせいか
スタートにうまく乗れなかった。もっと本を読もう…

みなとSSまだー?

794 :名無しさん@初回限定 :2007/04/27(金) 23:07:19 ID:9KQOWkJoO

>>792 サンクス

795 :愛と憎悪と魔法と(1) :2007/04/29(日) 22:42:09 ID:HCbdZZRw0

沢山の人が私の横をすれ違う。 火照った体を覚ますための、日課の夜の散歩。
でも、さすがに同じコースを歩くのも飽きてきちゃったから、今日は別のコースを通ってみることにした。
「はぁ…」
対馬君はナオちゃんと付き合うようになっちゃったし、伊達君もカニっちとなんとなくいい感じ。
西崎さんだって、村田君と…私だけ、なんだか置いてけぼりされてるのかなー。
エリーにそれとなく相談してみたけど、

「下々のことなんてどうだっていいわよ。 それより、私はよっぴーがいればいいもーん」

と、いつもと変わらない状態だった。
本当に私、幸せになれるのかな…できることなら、違う自分になってみたいな……
そんなことを考えていると、いつの間にか松笠公園まで来ていた。
昼間はいつも、ここに来るととても癒される感じがする。
たまに夜にも来るけど、痴漢の騒ぎとかも聞かないから安心する。
でも、今日は何か違う雰囲気だなぁ。
なんとなく冷気のようなものが、公園全体を覆っているようだった。
だけどどうしてだろう、それでも今の私には恐怖がない。
むしろその不思議な雰囲気に、自分の足が意志と関係なく動いているようだった。
そして海の見える場所まで来ると…
「ギャギャーッ!」
「うおぉぉぉ!」
突然、凄まじい叫び声が聞こえてきた。
そっちに目を向けてみると、草むらのほうで化け物同士が戦っている。
「あ…ああ……」
足がすくんで動けない。 どうしよう、気づかれたら殺されちゃう。
逃げないといけないのはわかっていても、体が言うことを聞いてくれない。
「ギギ…?」
鳥のような化け物が、私に気がついてしまった。 そして…
「グゥゥ…ゴアァァァ!」
「ひぃ…っ!」
私のほうに飛び掛ってきた!

796 :愛と憎悪と魔法と(2) :2007/04/29(日) 22:45:20 ID:HCbdZZRw0

ドキャッ!

「ああ……ハッ!」
「ぬぅ…うぐっ……」
襲い掛かってきた鳥の化け物の手が、私をかばった虫の化け物の体に深々と突き刺さっていた。
どうして私のために…
「ううぅ…うおぉぉぉぉ!」
刺さった相手の腕を掴み、もう片方の手で虫のほうは渾身の一撃を叩き込んだ。
鳥の顔に拳がめり込み、そのまますごい勢いで海まで飛ばされていった。
そして、海に落ちた直後…

ドォォォォォン!

爆発が起きて、その衝撃で海面から水柱ができあがった。
とりあえず、私は助かったみたいだけど…
「ケガは…ないか……ぐふっ」
虫のほうも、力尽きてしまったのか、その場で倒れてしまった。
「あ、あの…大丈夫ですか…?」
どうやら危険な人じゃないみたいだけど、やっぱりその見た目は怖い。
虫の人は弱々しい声で、私に話しかけた。
「…もう…私は……ダメだ……後は…君………が…」
それ以上言葉を話さなくなり、ぐったりとしてから、その人は霧のように消えてしまった。
なんだったんだろう、これって夢なのかな? 試しに自分のほっぺたを引っ張ってみた。
「痛い…やっぱり夢じゃないんだ」
このこと、警察を呼んで話したほうがいいのかな? でも、こんな現実離れしたこと、信用してくれるかな…
「あれ?」
自分の足元を見てみると、指輪が落ちていた。
ちょっと不思議なデザインの、今まで見たこともないような指輪だった。
「これ…」
私は何かに引き寄せられるかのように、その指輪を拾ってそのまま帰った…

797 :愛と憎悪と魔法と(3) :2007/04/29(日) 22:48:46 ID:HCbdZZRw0

次の日。
私は何も考えずにその指輪をはめて登校した。 特に理由もなく、ただ何となく。
教室に着いて、いつも通りエリーと会話をしていると、すぐにエリーはそれに気づいてくれた。
「あら? よっぴーってば、指輪なんかしてるの?」
「え、マジ? ボクにも見せてよ」
それを聞いて、カニっちも私のところへやってくる。
「う、うん。 昨日外で売ってる人がいて、何となく買ってみたんだけど…」
「うーん、ボクとしてはイマイチかな。 なんか不気味なカンジがするぜ」
「そうかしら? 私はいいと思うわよ」
「マジかよ…」
エリーに言われてもあんまり説得力ないよ…そうだ、対馬君にも聞いてみよう。
「ど、どうかな? 対馬君」
「俺に聞くのかよ? そうだなぁ…やっぱカニの言うとおり、イマイチかな」
「レオもそう思うだろ? やっぱ姫のセンスがおかしいぜ」
そうなんだ…予想はしていたけど、あんまり評判は良くないなぁ。
「おい、対馬。 2-Aの近衛さんが、おめぇを呼んでるだ」
「ん? ああ、わかった」
「ほほえましいねぇ。 俺はレオをとられて寂しいよ」
「いいかげんにその冗談は頼むからやめてくれ」
「そーだぜ。 大体、スバルにはボクというプリチーな妖精がついてんだろーがよ」
ナオちゃんがドアの教室の入り口の前で手を振っている。
対馬君はそれを見て、とても恥ずかしそうだ。

……笑ってるけど。

「ちくしょう、どいつもこいつも幸せそうにしやがって。よっぴー、こんな寂しい俺を慰めて」
「…邪魔しないでよ」
「ひいっ!?」
なんだろう、前まではこんなことなかったのに…今は…憎い。
憎い? 私が? 誰を? …どうしたんだろう、こんなこと考えるなんて。

798 :愛と憎悪と魔法と(4) :2007/04/29(日) 22:51:51 ID:HCbdZZRw0

放課後、私は生徒会室に行く前に、祈先生に頼まれて集めたプリントを職員室に持っていった。
祈先生は相変わらず、椅子に座って飴を舐めて待っていた。
「はい、先生。 持ってきましたよ」
「ありがとうございます、佐藤さん。 あら?」
先生も私の指輪に気がついたようだ。
「佐藤さん、随分と変わったものをしていますわね」
「え? あ、これですか? すみません、何だか気に入っちゃったから…明日からは外してきます」
「別にそんなことを咎めようなどと思いませんわ。 佐藤さんも年頃ですしね。 ただ…」
先生は私の手をとると、指輪をじっと見つめだした。
いつもの先生からは想像もできない、すごく真剣な目つきだ。
「…佐藤さん、もう行ってもよろしいですわよ」
先生は手を離すと、またいつものように飴を舐めだした。
「それじゃ、失礼します」
「ええ…それと、今日は私は生徒会室には行きませんので」
「はい、わかりました」
めずらしいな、祈先生が生徒会室に行くか行かないかを伝えるなんて。
とにかく今日も仕事があるし、早くあっちに行かないと。
そう思った私は、生徒会室へ駆け足で向かった。

「祈よ、どうかしたのかー?」
「…土永さん、もしかしたらとんでもないことになるかもしれませんわよ」
「とんでもないことだとー? 一体それはどういうことだー?」
「まだ確証はありませんが…これは調べる必要がありそうですわ」
「そうかー。 ま、我輩を頼る時はいつでも言えよー」
「そうですか。 では早速、月白先生にこのことを伝えてくださいませんか?」
「おーう、我輩はあの女、少々苦手なんだがなー。 まぁいいだろうー」

799 :愛と憎悪と魔法と(5) :2007/04/29(日) 22:54:41 ID:HCbdZZRw0

遅くなっちゃった。 対馬君…まだいるかなぁ?
「ごめん、遅くなっちゃって」
部屋の中にはエリーが一人だけでパソコンをいじくっていた。
「よっぴー、おそーい。 おかげでみんな帰っちゃたわよ」
「え…そうなんだ」
エリーは手を左右にひらいて、やれやれといったポーズを見せた。
「カニっちはスバルクンと一緒に帰ったし、まぁフカヒレクンはいつものようにとぼとぼ帰っていったけど…
 対馬クンなんか、ラブラブなところを見せ付けてまぁ…なごみんなんか、知らないうちに帰ったし」
そうか…ということはナオちゃんと一緒に……
どうしてなんだろう? 私はこんなに優しいのに。 私ならもっと対馬君を幸せにしてあげれるのに。
対馬君はなぜ私に振り向いてくれないの? ああ、そうか…そうだよね……
振り向いてくれないなら…
「バカップルはんたーいってカンジ…あれ、よっぴー? どうしたの?」
「う…ううん、なんでもないよ。 さ、早く仕事終わらせようよ」
「ふーん…」
そういうと、エリーは私の目の前に近づいて、じろじろと顔を見た。
何だか初めて出会った、好奇心をそそられる何かを見つけたような目で…
「どうしたの?」
「いや、なんかいつものよっぴーとどこか違うかなーって」
「そう? 私はいつも通りだよ?」
うん、そうだよ。 私は佐藤良美。 エリーの友達。
そして私は対馬君を…って、何考えてるんだろ、私。
どうかしちゃったのかな?
「それじゃ、さっさと終わらせますか!」
「うん、頑張ろう!」
結局、私とエリーは夕暮れまで仕事をして、その後レストランで夕食を食べてから、帰ったのだった。

「何かしら。 いつものよっぴー…しかもダークよっぴーでもない、嫌な感じがしたわ…」

800 :愛と憎悪と魔法と(6) :2007/04/29(日) 22:58:37 ID:HCbdZZRw0

エリーと食事をしてから帰る途中、今日も私は松笠公園に足を運んだ。 というより、自然と足が動いていた。
もうすっかり暗くなって、また昨日と同じ不気味な空気が流れているみたい。
人もいないし、こんなところで一人でいる私って、ちょっと変かな?

ガサッ

「誰!?」
草むらから音がしたかと思うと、今度は突然、大きな何かが私の上を跳び越していった。
間違いない、昨日見たのと似ている鳥の化け物。 化け物はそのままゆっくりと地面に足をつけた。
それから私のほうを睨みつけ、ジリジリと近づいてきた。
「やっぱり…いたんだ……」
何故か私は落ち着いていた。 昨日とは違って、自分でも恐ろしいぐらい冷静だ。

『自分の望む姿を…頭の中に…思い浮かべるのだ……そして叫べ…纏身と……』

突然、頭の中に声が響いた。 ふと気がつくと、指輪が光っていた。
この指輪が話しかけてるんだろうか? それよりも…
「さすがにあの虫の人になるのは嫌だよね」
そんなことを考えて、つい笑ってしまった。 命の危険だというのに、なんて不謹慎なんだろう。
ちょっと怖いけど、とにかく今はこの化け物をなんとかするのが一番だよね。
それじゃえーっと…うーん……あ、そうだ。
「この前エリーが私に着せたあの衣装…確かこんな感じだったよね」
イメージ、イメージ…うん、できた。

「纏…身!」

「ギュワッ!?」
指輪から光が溢れ、私の体を包んでいく。 そしてその光が、私の体を作り変えていくようだった。
恐怖はない、どちらかといえば気持ちがいい。 光が晴れると、そこにはいつもと違う私になっていた。
「え、えーっと…ま、魔法少女マジカル良美! これでいいのかなぁ…」

801 :愛と憎悪と魔法と(7) :2007/04/29(日) 23:02:15 ID:HCbdZZRw0

前にエリーが悪ふざけで持ってきた魔女っ娘衣装をイメージしたら、こんな姿になっちゃった。
えっと、とりあえず周りには誰もいないよね? 名乗ってみたけど…すっごく恥ずかしいよう。
でも良く考えたら…これからどうすればいいんだろ?
「ギャース!」
「わわっ…」
ダメ! やっぱり怖いよう!
「こ、こないでー!」
お腹の底から声を出すと、その声が化け物に向かって衝撃波となって襲い掛かった!
「グギャァァ! グゥゥ…」
い、今のって…私の叫びであそこまで吹き飛ばされたんだよね?
すごい…今の私って、すごい!?
「そ、それじゃこの手に持ってる杖を使えば…えいっ!」
杖を相手に向かって振ると、今度は杖の先から電撃が走った。
感電した化け物は、がくりとその場に膝をついて、もう立ち上がれないみたい。
「や、やった! 今のうちに逃げないと…」
あれ? 私が逃げたらこの化け物、どうするんだろう?
誰もとどめを刺す事なんてできないし、このまま回復したら…
他の人が襲われる。 エリーも、カニっちも、伊達君も、対馬君も…

対馬君?

対馬君があの化け物に殺される?

「……そんなことさせない……」
私の中で何かが変わった。 杖を自分の前で回し、頭の中で思い浮かんだ呪文のようなものを口ずさむ。
「カオス・デストロイ・ヘル……(以下略)」
呪文の詠唱を終えると、杖を相手に向けた。
「粉微塵になっちゃえ、オーヴァー・デス……!」
「グギョワァァァァァ!!」
大きな火の玉を受けた化け物は、その場に自分の姿が消えるまで、もがき苦しみ続けた。

802 :愛と憎悪と魔法と(8 :2007/04/29(日) 23:05:44 ID:HCbdZZRw0

化け物が消えて、すっかり静かになった。
私の姿は元に戻り、もう指輪も光っていない。
今でも自分があんな力を手に入れたことに、私自身が驚きを隠せないでいた。
でも、良く考えたら…
「これって、誰も私に逆らう事なんてできないよね」
どう考えても、今の私は鉄先輩より強い。
多分館長よりも強い。

私は強い。
私の前なら誰だって平伏す。
でも対馬君だけは別。
対馬君は私だけのもの。
私は対馬君だけのもの。

「ああ、そうだ」
そういえば対馬君はナオちゃんと付き合ってたんだっけ。
返してもらわないと。
だって…

「レオ君は私といるほうがいいんだから…」

待っててね、レオ君。
今日はちょっと疲れちゃったけど、明日には必ず迎えに行くからね。
ナオちゃんよりもずっと、ずーっと幸せにしてあげるから。
私のすべてを、私の世界をレオ君にあげるから。
だから、待っててね。

803 :愛と憎悪と魔法と(9) :2007/04/29(日) 23:08:53 ID:HCbdZZRw0

ガサガサ…

「帰ったようですわ」
「大江山先生に呼ばれて何かと思えば…まったく、OKじゃないわね」
私と大江山先生は、彼女が担任のクラスの佐藤さんという生徒の様子を、気づかれないように監視していた。
それにしても驚いたわ。 まさかあの指輪が、あの娘の手に渡っていたなんて。
「やはりアレは、私が昔に読んだ古文書に書いてあった通りのもの…
 以前に月白先生に見せてもらったものと似ているから、もしやと思いましたが…」
ちょっと前に、童貞のかわいい少年を紹介してもらった時(その時は確か3Pだった)、ちょっとした気まぐれで見せたことがあった。
まぁ、大江山先生は占いとか呪術とかに興味があるようだし、私も面白半分だったから。
性格が性格だからか、それほど驚いたりするようなこともなかったし。
「それにしてもあの娘、かなりヤバイわね」
「そのようですわ。 まさか佐藤さんにあのような内面が存在していたとは…
 それに対馬さんは、私も目をつけていましたのに(ちょっと前までは)」
「確かにアレもヤバイけど、もっと他のことよ。 OK?」
「と、言いますと?」
「あの指輪…『エゴの指輪』は装着者に対する精神的負担が他のものとは段違いなのよ。
 よほど強い精神の持ち主でなくては、例え纏身をしていなくても、次第に蝕まれていくの」
よりによって一番厄介なものを持っているとはね。
あの指輪は欲しいけど、一筋縄ではいかないことは確かだわ。
「なるほど。 どのような経緯で佐藤さんが指輪を手に入れたかはわかりませんが、このまま放ってはおけませんわね」
「ええ。 いくらなんでも、あの娘がもっているのは危険極まりないわ」
「何とかなりそうですか?」
「…私一人ではキツイかもしれないわね。 あの力、あまりにも強すぎるわ。
  気乗りしないけど、応援を呼びましょうか……」
「あらあら、お知り合いがいるのですか?」
「ええ。 かなりの甘ちゃんだけどね」
そう、もう一人の指輪の持ち主、トモちゃんを……

804 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:09:49 ID:LN1/ve8W0


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805 :愛と憎悪と魔法と(10) :2007/04/29(日) 23:12:10 ID:HCbdZZRw0

「起きて。 起きて空也」
「んん? う〜ん、今何時…って、外は真っ暗じゃないか」
こんな真夜中に、ともねえはどうしたんだろう? 俺、まだ眠いよ…
「ごめん、空也。 でも、これをちょっと見てもらいたくて…」
ともねえはそういうと、自分の携帯を俺に見せた。 どうやらメールらしい。
そのメールの差出人は透子さんだった。

『ちょっと急ぎの大事な用事があるの。 すぐに海岸まで来てもらえるかしら?
 電話では話しにくいことなので、お願いね。 OK?』

「透子さん? 透子さんがこんな夜中に何の用事なんだ?」
「わからない。 でも、どうしたらいいかなって…」
確かに、あの人なら罠を仕掛けてともねえを倒そうとすることだって十分考えられる。
とはいえ、最近はあの人もおとなしいけどなぁ。
「うーん、とりあえず行ってみようよ。 俺もついて行くし」
「本当? だったら今から出かけよう」
俺とともねえはみんなを起こさないように注意して、家を抜け出した。
バイクを飛ばして、海岸まで一気に突っ走る。 それからすぐに、海を眺めている透子さんを見つけることができた。
「お久しぶり、お二人さん」
バイクから降りて近寄った俺達に気づいた透子さんは、こっちよりに先に挨拶をした。
「ど、どうもお久しぶりです。 それで…何の用なんですか?」
ともねえはいつでも纏身ができるように警戒しながら質問した。 透子さんはやれやれとした表情で話した。
「そんなに身構えなくてもいいじゃない。 実はね、最後の指輪が見つかったの」
「ほ、本当ですか?」
「ただ、ちょっと厄介な事になったの。 その娘は女子高生、一見どこにでもいそうな女の子よ」
「じょ、女子高生!? なんでまたそんな娘に…」
「経緯は私にもわからないわ。 問題なのは、その娘が精神汚染のような状態になってるの。
 ヘタをすると、人格崩壊もありえるんじゃないかしら」
そう言うと、透子さんは胸元から写真を取り出し、俺に渡した。
写真から透子さんの甘い香りが…って、そんな場合じゃないだろ!

806 :愛と憎悪と魔法と(11) :2007/04/29(日) 23:14:32 ID:HCbdZZRw0

「これが…うーん、優しそうな娘だけどなぁ」
「私はその娘が纏身したところを見たけど…トモちゃんの……その…」
なぜかはわからないが、とても話しにくそうだ。
「なんだっけ……マジカル…とも…ねえ……だったかしら、あの姿にそっくりなのよ」
「いいっ!?」
マジカルともねえ…以前にともねえが試した『超纏身』によって誕生した魔法少女だ。
あのでかい体もすっかり小さくなり、その可愛らしい姿と魔法で悪い子をいい子にする…
そのはずだったんだけど、魔法で洗脳しているんじゃないかと考えたともねえはそれっきり、その姿になるのをやめた。
というより、あの姿は一度きりで、二度となれないんだけど…
「あの痛々しい姿はともかくとして、私としてはその娘の指輪を取りあげたいの。
 これは私の同僚の頼みでもあるんだけど、私一人じゃ荷が重そうだから…協力してくれないかしら?」
「あぅ…そういうことならいいですけど……あぅぅ…」
ともねえは『痛々しい』という言葉にかなりのショックを受けたようだった。
「でも、どうやって指輪を取りあげるの? 確か指輪って、死なないと取り外せないんだろ?」
「そうだね。 死なせるわけにはいかないし…」
「あら、私は別に構わないわよ?」
「ど、どういうことですか!?」
透子さんの今の言葉に、ともねえは語気を荒げた。
「トモちゃん、やっぱりアナタは甘すぎるわね。 この娘、どうやらある一人の男の子を自分の物にしようと考えてるみたいよ。
 確か…『対馬レオ』とかいう子だったかしら。 それこそ『どんな障害も排除する』という構えでね。
 そんな娘が全力で私達にかかってくるのよ? それも、いつ火の粉が他の人にふりかかるかもわからない状態なのよ。
 一人の命でみんなが助かるなら、安いものじゃなくて? OK?」
「そ、そんなこと!」
透子さんはどうやら帰ろうとしてか、俺達から離れるように歩き始めた。
「ま、一応伝えたわよ。 早ければ明日にでも動きがありそうだわ。 今日は力を使いすぎて疲れてるだろうからね」
そのまま暗闇の中へと姿を消していった。 海岸に残っているのは、俺とともねえの二人だけ。
「ど、どうするんだよ、ともねえ」
「……この娘を助けないと」
「じゃ、決まりかな?」
「うん。 頑張ろうね、空也」

807 :愛と憎悪と魔法と(12) :2007/04/29(日) 23:17:52 ID:HCbdZZRw0

昨日は眠れなかった。 いつも以上に体が疼いて仕方がなくて、一睡もせずに自分の体を慰めていた。
でも、なぜか私の体は元気そのもの。
これが自分の指じゃなくてレオ君なら…どんなに気持ちがいいだろうかなぁ。
「あ…」
レオ君だ。 でも、その横にはナオちゃんがいる。
「またシャツ出っ放しよ」
「わりぃわりぃ。 へへ…」
「な、何よ」
「いやぁ、今日もお前は可愛いなってな」
あんなにレオ君と楽しそうにしてる…許せないなぁ。
レオ君を幸せにしてあげられるのは私だけなのに。
「そ、そんなお世辞…」
「素直じゃないなぁ」
「それ! 名前ネタNG!」
「おはよう。 レ…対馬君、ナオちゃん」
「あ、おはよう佐藤さん」
「おはよう」
「今日は早いんだね。 カニっちは?」
「こいつがさっさと起きろってうるさくてさぁ」
「もう、アンタがだらしないからでしょ!」
そうなんだ…ナオちゃんったら、毎朝レオ君を起こしに行ってるんだね。
「カニは昨日、俺のゲームのデータ消しやがったから置いてきた。 あいつ、人の部屋に無断で…」
それからの声は私には聞こえなかった。 耳がほとんど受け付けなかった。
聞いたふりして相槌をする程度。
やっぱり私、レオ君がほしい。
どうにも抑えられない。
でも、今は我慢。
こんな大勢がいる前でなんて、さすがにダメだよ。
そう、必ず今日…

808 :愛と憎悪と魔法と(13) :2007/04/29(日) 23:21:06 ID:HCbdZZRw0

「もうすっかり日が暮れてしまったな」
今日はレオは近衛と夕食を食べるそうだから一人で夕食か、少し寂しいな。
いや、いかんいかん。 姉である私が、そのような弱気な状態にあっては、レオに示しがつかんからな。
「うん…? 何だ?」
家の近くまで来ると、家の前に見知らぬバイクと、これまた見知らぬ人が二人いるのを見つけた。
ひょっとして、レオの客人だろうか?
「あの、この家の者に用でしょうか? ……っ!?」
男性の方はそれほど大したことはなさそうだが、この女性の方は…!
何やら内なる力を秘めている、そんな気がする。
「あ、すみません。 この家の人ですか?」
「ええ、そうですが」
「対馬レオ君は、今どちらに?」
む、やはりレオに用のある者か…悪人ではなさそうだが、油断は禁物だな。
「レオにどういった用事でしょうか? 用件なら、姉であるこの私が連絡いたしますが」
「あぅ、できれば…その…本人に…」
「失礼ですが…レオとはどういったご関係でしょうか?」
「その、関係とかそういうわけじゃ…あうぅ……」
ええい、はっきりしない人だな。 できるかと思ったが、どうやら見掛け倒しらしい。
「ともねえ、今は…」
「う、うん、そうだね。 すみません、また出直してきます」
「あ、ちょっと…」
二人はバイクに乗り、そのままどこかへと去っていった。
一体どういう人なのかわからないが、とりあえずレオの耳に入れておいてやるか。
「電話は…いかん、そういえばこの前、私が壊してしまったんだな」
まったく、ちょっとボタンを押しただけで壊れるとは、軟弱な電話だ。
仕方がないな…夕食が終わったら鍛錬のついでに、ちょっとレオを探しに外を回ってみるか。

809 :支援 :2007/04/29(日) 23:23:05 ID:LN1/ve8W0

./V\
( ・−・ ) ・・・・・・。
(つ旦と)
と_)_)

810 :愛と憎悪と魔法と(14) :2007/04/29(日) 23:25:27 ID:HCbdZZRw0

「アリガトゴザイマシター。 マタ来テクダサイネー」
オアシスで夕食のカレーを食べた俺達は、そのまま公園まで行くことにした。
体が熱いおかげもあってか、海の風が気持ちいい。
「うーん、それにしてもおいしかったわね〜」
「いつ食べてもオアシスのカレーはうまいからなぁ」
「そ、そんじゃさ…こ、今度アタシがカレー作ってあげよっか?」
「そんなこと言って、レトルトで済ませましたーとか言うんじゃないだろうな?」
「もう、そんなわけないじゃない!」
そんな他愛もない話を続ける。 それだけだけど、それでも十分楽しい。
近衛と一緒に過ごせる時間が、俺にはとても楽しいんだ。
「ううっ…」
「どうした?」
「うん、ちょっと寒くなってきたかなって…」
「そういえば…なんだ、この霧?」
いつのまにか、俺達がいる公園の広場には霧が立ち込めていた。
まるでこの広場と外を隔離するかのような雰囲気すら感じられる。
すると突然、茂みから音がして、誰かが現れた。
「あ…さ、佐藤さん?」
「こんばんは、ナオちゃん。 それに…レオ君」
ん? 何だか様子が変じゃないか? 俺のことをレオ君って呼ぶなんて…
「ど、どうしたんだよ佐藤さん。 何だか様子が変だぞ?」
「いやだなぁ、レオ君。 別に私は変じゃないよ」
「で、でも…」
「ナオちゃん……レオ君はね…私のものなんだよ。 だから返してもらおうと思ったの」
「な、何を言ってるのよ! 対馬は…その…ア、アタシの…えっと……」
何だかドス黒いオーラを放っている佐藤さんに、近衛がかみついた。
「うるさいなぁ、ナオちゃんは…」
佐藤さんはゆっくりと自分の手を上にあげると、途端に、その手から不思議な色の光が発生した。
ファンタジー映画とかで良く見そうな光だった。

「纏身…」

811 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:26:51 ID:i0VKMO7F0

 

812 :愛と憎悪と魔法と(15) :2007/04/29(日) 23:28:12 ID:HCbdZZRw0

「うわあっ!」
「な、なんなのよこれ〜!?」
光の中から現れたのは、いかにもフカヒレが好きそうな魔女っ娘の格好をした佐藤さんだった。
「えーっと…佐藤さん?」
「うふふ。 この格好、変かな?」
いや、変とか言うレベルではないほど痛々しいのですが…しかし、そんな姿の佐藤さんの目には全く光がない。
その外見からは想像もできないほど、狂気のようなものが感じられる。
「そうかもしれないけどね…こういうこともできるんだよ」
佐藤さんがゆっくりと手を前に出すと、近衛の体が少しだけ浮き上がった。
「キャァッ! ちょっと、何するのよ!」
近衛はもがいたが、どうすることもできなかった。
「言ったよね、ナオちゃん。 レオ君は私のものだって。 だから…ナオちゃんが邪魔なの。
 大丈夫だよ、死なない程度にするから…」
「や、やめろ佐藤さん!」
「ほぅら…バァン」
一気に近衛の体が弾き飛ばされた。 このままじゃ公衆トイレの壁に叩きつけられちまう!
「あくっ! あ…あなたは……」
「誰…?」
突然誰かが現れて、近衛の体が激突する寸前でキャッチしてくれた。
「本当にこうも早く行動に移すなんてね…」
今の佐藤さんのことを少なからず理解しているらしいその人は、どちらかと言えばヒーローというよりも悪役に近い。
しかし、近衛を助けてくれたのは確かだし、とりあえずは何とかしてくれそうだ。
「あ、あの…」
「ごめんなさい、ちょっと気絶していてね。 OK? 当て身」
「はうっ」
その言葉の後すぐ、近衛は急にガクリとした。
「ちょ、ちょっと!」
「安心しなさい。 気を失わせただけだから。 さてと…」
そして白い魔人は、今度は佐藤さんのほうに向き直った。
「その力、アナタには過ぎた力よ」
「邪魔するんですね…あの化け物じゃないけど、消えてもらおうかな」

813 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:29:51 ID:YpVsBB+50

4

814 :愛と憎悪と魔法と(16) :2007/04/29(日) 23:30:41 ID:HCbdZZRw0

「ハッ…! これは…」
「ともねえ、どうしたの?」
「うん、透子さんの気配を感じる…あっちのほうから」
俺達は『オアシス』という名前のカレー屋で夕食を食べていた。
そこで今後の行動を考えていたんだけど、どうやらもうその必要はないらしい。
ともねえが感じた方向は、この町でも一番目立つ公園。 透子さんは多分、もう纏身して戦っているんだろう。
「行こう、ともねえ!」
「うん…だけどもう一つの気配、何だか怖い…」
よく見ると、ともねえの体が小刻みに震えていた。
ということは、相手はかなり恐ろしいやつだってことか…?
「と、とにかく急ごう、空也」
「よし! すいませーん、お勘定お願いしまーす」
「はいはーい! 海軍カレー中辛2つで1400円でーす!」
「それじゃ、2000円」
「2000円のお預かり、残り500円のお釣りでーす!」
「…計算間違ってるけど?」

「ムッ…!?」
鍛錬のため軽くジョギングをしていたのだが…何だ、この妖気は。
どうやら松笠公園のほうから感じるようだが。
ふと、帰宅した時に家の前で会ったあの二人のことが思い出される。
まさかとは思うが、レオにもしものことがあっては、レオの両親や近衛に会わせる顔がない。
「行ってみるか…」
少し心配になり、私は公園のほうへと足を向けた。

815 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:32:32 ID:1aplw7YL0

 

816 :愛と憎悪と魔法と(17) :2007/04/29(日) 23:33:46 ID:HCbdZZRw0

俺達は気配のするほうに向かってバイクを飛ばした。
到着したその場所は、霧の結界に覆われているような状態だった。
でも、普通の人はそれに気づくこともない。 帰り道の途中でも、ジョギングのコースでも。
結界に囲まれたその場所が、そこにあることすら気づかないようだ。
だけど、そこにいた先着はその気配に気づいているようだ。
それは俺達が夕方に出会った、凛とした女の子だった。
「あ、あなた方は…」
「もしかして…君、この気配がわかるの?」
「いえ、なんとなくですが…とても嫌な予感がします。 もしかして、レオに何か関係が…」
ちょっと考え込んでいるようだったが、もう一刻の猶予もない。
「ともねえ! もう始まってるかもしれない! 中に入ろう!」
「待ってください。 私もお供します」
彼女は決意に満ちた目で俺たちを見つめて言った。
「き、危険だよ…あぅ…」
「大丈夫です、日ごろから鍛えてありますから」
その自信がどこからくるのかよくわからないが…相手は普通の人間じゃ太刀打ちできないようなやつだぞ?
「どうしよう、ともねえ」
「駄目と言っても行きますよ」
「わ、わかった。 君も、弟が大事なんだね」
「な、なぜ弟と?」
「だって、私の姉さん達や妹達と同じ目をしているんだもの。 え、えっと、名前は…」
「鉄です。 鉄乙女」
「うん、それじゃ行こう、鉄さん! それと、今から目にすることは、誰にも言っちゃだめだよ」
「わかりました」
ともねえは霧の結界の前に立つと、いつもの構えをとった。
ついつい、俺はごくりとツバを飲み込んでいた。
「はぁぁぁぁ…纏身!」
ともねえの体は光に包まれ、あっという間にジガの姿へと変わった。
「こ、これは…!? そうか、これこそ私が感じていた内なる力…」
「行こう。 多分ジガのパワーなら、こんな結界だって壊せると思うから」

817 :愛と憎悪と魔法と(18) :2007/04/29(日) 23:36:35 ID:HCbdZZRw0

近衛を助けてくれた白い魔人はもうボロボロだった。
魔女っ娘に姿を変えた佐藤さんに近づくこともできず、ただ玩具のように振り回されているだけ。
力の差は歴然としていた。 どれだけ凄いパワーを持っていても、当たらなければ意味はない。
突っ込んでいっても見えない壁に遮られているかのように進めず、衝撃波や電撃でたちまち攻撃されてしまう。
「クッ…まさかここまでとは…OKじゃないわね……」
「あれ? おかしいなぁ…私を倒すんじゃなかったんですか?」
ニヤリと悪魔のような笑みを浮かべる佐藤さん。 もうそこには、あの優しい佐藤さんはいなかった。
「そこまでだ、佐藤!」
い、今の声は…乙女さん!?
声のするほうを見ると、そこには乙女さんと、白い魔人に似た黒い魔人、そして俺と同じぐらいの歳の男がいた。
「…遅いわよ、二人とも」
「透子さん…ごめん。 二人とも、透子さんと他の人を頼むよ」
「うん、わかった。 みんな、危険だから離れるんだ」
空也と呼ばれた男に促されて、俺達は佐藤さんと黒い魔人から距離をとった。
その二人の間の空気が歪んで見える。
「むぅ…」
「乙女さん、加勢しないの?」
「…悔しいが、今の私では力不足らしい。 世の中にはまだまだ上が存在するんだな。
 せめて、地獄蝶々があれば…」
熊や虎でも倒せそうな乙女さんですら、戦う前から勝敗がわかっているなんて…
今にも激しいバトルが展開しそうなその時、突然黒い魔人が普通の女性の姿になった。
いや、これは戻ったというほうが正しいのか。
「トモちゃん、何やってるの! アナタ、本気でその娘を止めるつもり!?」
「大丈夫ですよ、透子さん。 私、大丈夫ですから」
こっちを向いてニコリと笑った後、すぐに佐藤さんの方に向き直った。
「もう一度、あの時の私に…私は傷つけたくないんだ…」
女の人は目を閉じて、指輪をはめた手をゆっくりとかざした。
「…まさか、またアレになるっていうの!? 無理なんじゃ…」
「ともねえはあの娘を助けたいんだ。 人を守るという気持ちがあれば、そんなことは乗り越えられるって、ともねえは言ってたよ」
「す、凄い気だ! これは、今の佐藤と…いや、それ以上か!?」

818 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:38:08 ID:YpVsBB+50

5

819 :愛と憎悪と魔法と(19) :2007/04/29(日) 23:40:25 ID:HCbdZZRw0

「超・纏・身!」
ともねえと呼ばれていた女の人の体がものすごい光を放った。
「むぅ…こ、これは!」
光が晴れたその先にいたものは、杖を頭の上でクルクルと回してからキメポーズをとった。
「魔法少女マジカルともねえ! みんなのピンチに即参上! あう!」
「やった…やっぱりともねえは凄いぜ!」
さっきの背の高い、ちょっとキツめの外見はどこへやら。 今俺達が目にしてるのは可愛い魔法少女だった。
「…や、やっぱり痛いわね…それにしても、不可能を可能にしちゃうなんて…トモちゃんは凄いわね」
「用は心なんだよ、透子さん。 それこそがともねえの最大の武器なんだ」
白い魔人はやれやれという感じだった。
「佐藤さん、だったよね? だめだよ、仲良くしなくちゃ。 その魔法は、みんなを幸せにするためにあるんだよ?」
「うるさいなぁ…消えちゃえ!」
電撃が彼女を襲ったが、目の前で突然消えてしまった。
「!? そんな…」
「みんな、みんな仲良く! ミルク・クッキー・チョコプリン……(以下略)」
杖を頭の上でクルクルと回し、呪文を唱えだした。 つーか、呪文長いよ。
しかしまぁ、律儀な事に佐藤さんもそれをずっと聞いていた。
手を出しちゃいけない気がするのかな?
「黒き心に愛の浄化を! いい子になーれ! パープル・ストライク! あう!」
かざした杖の先から暖かい光線が放出され、佐藤さんの体全体を包み込んだ。
「う…ううぅ…!」
佐藤さんは抵抗していたが、次第に力が抜けていくような感じになっていった。
「今だよ、対馬君! 佐藤さんに、君の気持ちを正直に伝えるんだ!」
「え…お、俺!?」
突然のご指名に、俺はちょっとパニックになってしまった。
「レオ、佐藤のためにも言うんだ。 すっぱりと諦めれば、佐藤も元に戻るかもしれんのだぞ」
「乙女さん…うん!」
佐藤さんを止めるのは俺しかいない…俺がやらなくちゃいけないんだ!
そう考えた俺は、佐藤さんの前に飛び出した。

820 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:40:56 ID:e/rCup/b0

あとどんだけあるんだ

821 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:44:15 ID:eq4hiy1+0

次でボケて!

822 :愛と憎悪と魔法と(20) :2007/04/29(日) 23:44:22 ID:HCbdZZRw0

いい子になぁれ いい子になぁれ いい子になぁれ いい子になぁれ いい子になぁれ…

頭にひびく…ダメ、立っていられない…
こ、こんなことって…これじゃレオ君を私のものにできない…そんなの…
「そんなの…嫌……」
「佐藤さん!」
「レオ…君…?」
レオ君が私に向かって叫んだ。
「私、どうしてもレオ君を手に入れないと…幸せになれない…」
「佐藤さん、俺のこと好きだってのは、嬉しいよ。 でも、俺には近衛がいるんだ!
 これは近衛のことが心の底から好きなんだ! 愛してるんだ!」
「私だって…レオ君のこと…」
「…ゴメン、佐藤さんの気持ちは良くわかる。 だけど……」
「レオ君…」
「君にはもっと他に幸せになれる方法があるはずなんだ! 頼むから…あの優しい佐藤さんに戻ってくれ!」
そんな…私…どうすれば……
「う…対馬…」
「近衛! 大丈夫か!?」
ナオちゃんがうなされている。
「逃げて…対馬…」
「逃げるもんか! お前を置いてなんてできるもんか!」
…そっか、そうなんだ…私、間違ってたんだ。
どこかでこうなったらいいなって思い続けて、レオ君は気づいてくれなくて…
そのままズルズルいっちゃって、知らないうちにレオ君がナオちゃんと付き合って…
どんどん嫉妬しちゃって、あの変な指輪を手に入れちゃったらそれが一層強くなって…
ナオちゃんに酷い事して、それでレオ君が傷ついちゃった…わかってたのに…
そうだよね、レオ君傷つけたら…意味無いよ。 頭の中のどこかで、いけないことだってわかってたのに…
謝らなくちゃ、二人に…そして、私はまた別の道で幸せにならなくちゃいけないんだ。
「対馬君、ナオちゃん、ごめんね…」
その時、私の心から黒い霧のようなものが晴れていったような気がした…

823 :愛と憎悪と魔法と(21) :2007/04/29(日) 23:45:41 ID:HCbdZZRw0

…今日は近衛と遊園地にデートの日だ。
あの後、佐藤さんは元の姿にもどり、乙女さんは姫を呼んで一緒に家まで送ってあげた。
姫の話だと、あれから丸一日目を覚まさなかったそうだ。
もちろんそのことについて姫から質問されそうになったが、そこは乙女さんが姫にきつく言いつけたおかげで事なきを得た。
佐藤さんはどうやら指輪を手に入れた後の事は記憶にないようで、またいつもの通りの優しい佐藤さんが戻ってきた。
むしろ今までよりもずっと優しくなったようで、ちょっと敬遠気味だった椰子も、佐藤さんとの付き合い方が少し変わったようだった。
指輪はというと…

「透子さん、どうしよう…」
「どうしようって言ったって…バラバラになったものね。 こんなもの、いらないわよ」
「じゃあ、すぐそこが海だし、ばらまいちゃおうぜ。 こんな危険な物、ほったらかしたらヤバイからな」

と、破片を海へと捨てていた。
それから『今日のことは他言無用。 もししゃべったらどうなるか…OK?』と脅された。
つーか、こんなこと言ったところで誰も相手にしないだろう。
あ、カニとフカヒレなら信じるかもしれないか。
ところで、あの人達はどうしてるんだろうか…
「何ボケっとしてんのよ、対馬」
「あ、いや…その…近衛は可愛いなって思ってた」
「な、何よ…そ、そんなこと…えっと…」
「ははは、さあ行こうぜ。 次は観覧車にでも乗るか?」
「う、うん! 行きましょ行きましょ!」
近衛は俺の手を引っ張って、乗り場へと向かった。
佐藤さんも元に戻ったし、俺のこともすっかり諦めたようだった。
近衛も無事だし、これで全部丸く納まった。
そして、俺は近衛のことを、これからもっと大切にするように、何があっても守るように心に誓うのだった。

824 :邪魔 :2007/04/29(日) 23:46:57 ID:LN1/ve8W0

   【解読中】
        _,,..,,,,_   _,,..,,,,_ なにこれ?
     _,,..,,,_/ ・ω・ヽ/・ω・ ヽ,..,,,,_
    ./ ・ωヽ,..,,,,_  l ,,..,,,,_/ω・ ヽ  ながいよコレ
   |   /   ・ヽ /・   ヽ    l
    `'ー--l      ll      l---‐´
       `'ー---‐´`ー---‐´
  なんとかするぽ    適当でいいんじゃない?

825 :愛と憎悪と魔法と(オマケ) :2007/04/29(日) 23:49:03 ID:HCbdZZRw0

「えっと、こうだったかしら…ま、魔法少女マジカル透子! なんて…」
「あ……」
「く、空也君!?」
「いや、その……あ、あはははは…それじゃ俺はこれで……」
(ガシッ)
「このことは誰にも内緒…いいわね、OK?」
「は、はは……」
「OK!?」
「…イ、イエッサー!」
(言ったら間違いなく殺されそうだ…)

826 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:51:20 ID:eq4hiy1+0

おまけはGJ

827 :シンイチ :2007/04/29(日) 23:53:00 ID:HCbdZZRw0

長々と付き合っていただいてありがとうございました。
久々ということもあり、リハビリがてら…と思ってたらいつの間にかこんな長く。
これから長編を投下する時は予告とかしたほうがよさそうですね。
マジカル良美は初めて見た時に「SS書くしかない!」と思ったので…
最後に、支援してくださった方、ありがとうございました。

828 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:55:09 ID:YpVsBB+50

>>827
GJ
長い場合は○/○表記だと助かる

クーヤママンは死んだのか

829 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:57:40 ID:77oqAPXo0

>>827
長編乙

長編だけど、要するに
「よっぴーがひょんなことから纏身指輪を手に入れて悪いことしようとしたけど
マジカルともねえに止められて事なきを得ました」
というだけのことで。

もっと短くまとめるか中身を濃くするほうが。

830 :名無しさん@初回限定 :2007/04/29(日) 23:58:40 ID:/W1yaaCa0

もっと短くまとめるといいと思うよ。

831 :名無しさん@初回限定 :2007/04/30(月) 00:49:01 ID:FSaaLbBY0

ID:LN1/ve8W0
おまえ…過去ログ読み直して来い。支援のマナーくらい知っておいてくれ

長編は問題ないけど、今回は先を読みたいと思わせるような展開ではなかったな
あと、ところどころ違和感が残るところがあった。
レオのypへの返事が「俺に聞くのかよ、〜」 とか PS2やったらそうでもないのかもしれんけど
ypの 姫がパソコンいじくる との表現とか  カニやフカヒレならいじくるはおkだと思うけど姫にいじくるは(本編で用いられてたらすみません)
後者は完全に主観的なものなので、てか違和感自体が完全に主観的なものだと思うので参考にしていただければ幸いです。

とベテランに恐れ多くも申し上げてみる。
クロスは好きなので、GW中時間があったら1篇くらいまた作って欲しいです

できたら、きみあr   いやなんでもありません。

マジカル良美kwsk

つよきすやりたくなってきた

832 :名無しさん@初回限定 :2007/04/30(月) 00:58:42 ID:QvgwN3Ol0

俺は好きな作品だったぜ
GJ!

833 :名無しさん@初回限定 :2007/04/30(月) 02:15:04 ID:cf6HJKw90

>>827
GJ
別に違和感も無かったし長くても良かったよ

834 :名無しさん@初回限定 :2007/04/30(月) 03:01:07 ID:/luq+M7h0

ご意見番サマの>831の顔色伺わないと、書き手も俺ら名無しも大変だー。

835 :名無しさん@初回限定 :2007/04/30(月) 08:03:13 ID:orNUTeMt0

まあ>>831の感想自体が冗長かつ支離滅裂で、日本語もヘタだしな・・・
とりあえず、もうとっと短くまとめることを考えたほうがいいと思うよ、どっちもw

836 :名無しさん@初回限定 :2007/04/30(月) 08:39:06 ID:Qb3qaW5t0

面白い、もっと読みたい、というレスはもちろん大事。書き手にとってこれ以上嬉しいレスは無い。
しかし、これは作者の意欲は上がるんだが、現状に満足してしまい、
筆力が向上しなくなるというマイナス面も持っている。
だから、人に嫌われようとも、本音をズバズバと書ける>>831のような存在も貴重。

感想者と批評人。
作者の成長に、この二つはどちらも外せない重要な要素なので、どちらも共存して仲良くやっていこうぜ。

偉そうに長文すまん。

837 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 13:42:33 ID:FfjDI96g0

長編が嫌われている様子を見て戦々恐々としているのがここにひとり…。

838 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 18:15:25 ID:qGs/N6nL0

なぁに大丈夫だ

面白ければな

839 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 19:04:51 ID:tPWxLb1X0

>>837
めげずに頑張れ。俺は待っているぞ

自分も書こうとしているのに中々書けない…まるで某国の軍の装備計画並に滅茶苦茶だ…

840 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 21:41:56 ID:iz9nt3Xz0

28 :名無したちの午後 :2007/05/01(火) 20:43:03 ID:WnrrogPH0
             ヾ 、
           , -‐‐` `' ̄ ̄`ヽ、
        , - '        、.  ヽ
       ,. '        、  ヽ.  ヽ
      , ' , ' ,.'    i   ヽ  ヽ.  \
   -‐ニ=' ,' ,'     | '、 、 .|   |   .ヾ、
     / l i      川'、 ト i   l,-、 ヽ、`
     // .| l   i _,.川|ヘヾ',|   l<.ヽ iヾ
    〃i ', ',_', . l' ./,|=イ'Tア | i  |イ},}、.| `
.    / .l i', iヘ',`',、 | .| ' ヾヘソ | l  レ' il |
      ||',', ', l:ミ:ヘ、、l.   ̄   | |  | / l|
.      l ヾ、N;;;;ノ, `     |.|  .l/|l l
         | `ヘ. ` _....    |,'  .|l l    海馬ランドから来たよ
         | i  ヽ、    /,'i ,'|l_
         l l|  li| ` -イ__,..l | ,' T ',
         N | |l  ,.「Y  .| ||,' _,.ノ`ー 、_
         ,. -',||-‐//_人  ,|l彡':::::::::::;: ‐'`‐、、

841 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 21:43:08 ID:iz9nt3Xz0

        / i  ヽ//(._.ノ\_レ'::::::::::::/ / ̄ヾ、
.       / l,. - ',‐'',フo,| レ'::::::::::::::::::i /     } }
       l /:::::::/ ̄ /|_」::::::::::::::、::::|/     l./
      /::::::::::::|,. - ':::::::::::::::::::::::::::::;::|i        ll
     ,':::::::::::::::/O<::::::::::::::::::::::::::::::}:|l       |
     ';:::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;':|',     ヽ,-リ
.      、:::::::::|:::::::';::::::::::::::::::::::::::::::ノ::::| i   ヽ{.0}l
      |Y:::::|:::::::::::、:::::::::::::::::::::;:::':::::::| |    | | |
      |.|:::::|::::::::::::::::::ー--‐ ':::::::::::::::L|  /  | | |
      |.|::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/| l  | | |
       | |:::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ .| /  | | |
        | .|::::|::O::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  |/   .| | |

842 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 22:17:42 ID:N4yLJq0B0

>>839
俺も俺も。中々書けないよな。
すげー面白そうなネタを閃いたと思ったのに、次の日になると、ゴミのようなネタに思えて削除してしまう。
去年の末からこの状態がずっと続いてるよ。早くSSを投下してみたい。

843 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 22:23:39 ID:kYQXNFzi0

姫を一度徹底的にデレさせてみようか

844 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 22:29:21 ID:L2vtb8Bt0

姫「対馬く〜ん♪(ぎゅっ」
カニ「うお、姫が壊れたぜ」
ココナッツ「キモイです」
よっぴー「エリー・・・?」
乙女さん「えーと、公衆の前ではほどほどにな」
せんせ「あらあら〜」
近衛「今度はなんなのよ!?」
スバル「レオ、もう片方の腕は俺が」
フカフィレ「ちきしょう、おれだって・・」
レオ「これは何のイベントだ、いやワナか?ここはクールに流されず・・」

845 :名無しさん@初回限定 :2007/05/01(火) 23:08:39 ID:Zj7DGAUw0

姫・・・すげえ言われようだww

846 :名無しさん@初回限定 :2007/05/02(水) 05:49:41 ID:0EYCLgyV0

                 ,.. -、 
      ___ ,. -‐‐,‐ ‐‐-、_,./-、 `ヽ、
    ,,.. l/ ̄フ'  ̄ `. 、'、:::::| 、 、 i
  r‐ 7 /     ,   ヾ、、 ヽ;:::、 .i | |
  | ,'-/  ,'   , i  、ヽヾ、ヽ ';:::ヽ| l l
 //l ,  ,'. , i i. ', i 、'、| |川  };;;;;.> |
/::::(i i{ i  l i {  l .',lヾ、i.川 l ', .ト;:ヽ i |
ヽ::::ヽ|>',  ', | ト、!'、、|、>,彡=フ.l | ',;:::ヽ|
 \::::Yヽ, |、+=ミ゛ ` ' ,イYゞ} l|'/ ';::::\
   `‐‐,'r'、',ヾYゞ}`   ゛ ̄  ソ i iヽ::::ヽ
    >':∧ゝ'、゛"″ 、     ,'l || | .ト::::::;ゝ
   /::∧',  ̄l'、   ,.. -、.  /.l |l | .| ヽ:::ヽ
  /::/ ',', .| > 、 ヽ二.' / N│ l│ ヽ;::::ゝ    私のポジションはペニスなの?
.,-/:::;'`ヽ,',  | 〃w>. -'   ト、 |  l |     __
.i/::::」` ‐ .i  |-、__ノ !   ./ `|   .|,. -‐ ' ̄ /) 
.>---‐‐‐.|  |‐~/,!  ヽ_, -'    /|  |  ̄ ̄iヾ、 ̄l
ヽ      ,'  |. //.|  /‐ヽ    /i |i i ト、   !  ヽ<
 i_,. ‐' ̄/ i| // | /`x ',.i  / | .|.| l │ `ヽく    `ヽ、
 ヽ   ,/ i.|//  >' _.X_ `!/ |.│| | │  /       ヽ
. /ゝ‐'/.i l.|‐-- =ニ O__ニ=--、| |、l | | |`ヽ<       /
. ヽ `‐l i| l.l|          `Y |.ll ll.V" ヽ、   __!_
  ゝ_|l | | `           ヽ〃ヘヾi     >': __」
 ,'___'_ |l      、       |,'') /|.!ヽ、_ / _, -ヘ./
  ` ‐-| ',       ',      /,「 | |!   >' /   ヽ
    l  ',       `       「  !     ヾヘ     ヽ
    l  ',            / ,ノ        ヽ    ヽ
    l  /               ! |-‐‐- 、_      ,.ゝ'    ヽ
   ,.-l  >、_      _,.-<.Y"__   `ヽ、/     ノ

847 :名無しさん@初回限定 :2007/05/02(水) 09:26:08 ID:lvWEbnK90

>844
姫「え〜〜熱くなってくれなきゃヤダー〜」
レオ「・・・・姫、酒臭い」

848 :名無しさん@初回限定 :2007/05/02(水) 21:09:39 ID:eqm0LDI50

クソつまんねぇから引っ張んなくていいよ

849 :名無しさん@初回限定 :2007/05/02(水) 21:28:22 ID:r2jnPcwE0

じゃあ悪いのは844という事で

850 :名無しさん@初回限定 :2007/05/02(水) 23:13:07 ID:LLbgBKBB0

いや、デレデレな姫は悪くない。

851 :名無しさん@初回限定 :2007/05/02(水) 23:17:33 ID:mEoVQLuh0

では、へべれけな姫は

852 :名無しさん@初回限定 :2007/05/03(木) 13:24:21 ID:Jrk6hbQX0

未成年の飲酒(・A・)イクナイ!

853 :名無しさん@初回限定 :2007/05/03(木) 19:37:37 ID:EDSx+owD0

>>852
エロゲの大前提その1

登場人物は全て

854 :名無しさん@初回限定 :2007/05/03(木) 19:50:48 ID:9nwsGKXp0

年齢不詳だけど18歳以上

855 :名無しさん@初回限定 :2007/05/03(木) 20:21:38 ID:LiVe8M930

だが乙女さんは十代。

856 :名無しさん@初回限定 :2007/05/04(金) 19:22:32 ID:dOiatRIb0

硝子の

857 :名無しさん@初回限定 :2007/05/04(金) 20:01:50 ID:52fK4hg50

鮫氷

858 :名無しさん@初回限定 :2007/05/05(土) 19:11:47 ID:YopRIqbMO

のちんこ

859 :名無しさん@初回限定 :2007/05/11(金) 05:14:54 ID:wxaP0fhh0

グロテスク硝子の魔羅(シンボル)粉砕
グロテスク尻穴キュウリ詰め

860 :名無しさん@初回限定 :2007/05/13(日) 02:38:08 ID:HpeeZtqI0

魔法少女に変身したともねぇ。
クロウたちを可愛らしく倒し、鎌倉にも平和が再び訪れようとしていた・・・
しかし!
そんなともねぇと空也の前に現れたのはレイジングハートを構えた姉様の姿だった!

次回、もう一人!? 魔砲美女リリカルかなめ!

861 :名無しさん@初回限定 :2007/05/13(日) 04:59:55 ID:MPCW/QlLO

>>860
そういえば
リリカルなのはと要芽姉様は中の人が同じなんだよな

何もかもが懐かしい・・・

862 :名無しさん@初回限定 :2007/05/14(月) 18:50:00 ID:0wAQEydM0

名前:
E-mail: igekkoui@yahoo.co.jp
内容:
だれか姉しよ1+2はディスクなしで
データおくってもらえればできるか教えてくれないか?
できれば本スレの場所も。

てかもしおくってもらえるなら起動確認後金はらうから
メールよろ
@yahoo.co.jo

863 :名無しさん@初回限定 :2007/05/14(月) 18:53:55 ID:mTZYPKyA0

igekkoui の検索結果 1 件中 日本語 のページ 1 - 1 件目 (0.27 秒)

テイルズウィーバー売り買い掲示板

864 :名無しさん@初回限定 :2007/05/14(月) 23:53:52 ID:pB8WWKp10

>>861
沖田艦長ww

865 :名無しさん@初回限定 :2007/05/16(水) 22:54:34 ID:tICnqCId0

フハハハハwいいネタを思いついたぞw
待ってろよなごみん!貴様のレオは俺が貰い受けたハハハw

全然書けない…頭の中でイメージは出来ても文章化が…畜生…

866 :名無しさん@初回限定 :2007/05/16(水) 23:30:40 ID:L5zlXAXr0

>>865
がんばってみろよ、応援している

867 :名無しさん@初回限定 :2007/05/16(水) 23:31:50 ID:L5zlXAXr0

ただし、文章糞だったら叩くから覚悟して妄想を筆におろせ

868 :名無しさん@初回限定 :2007/05/17(木) 23:39:26 ID:gB3B4uPP0

童貞卒業みたいですね
筆におろせ

869 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 00:55:24 ID:pEv3kd470

某漫画であったな。 叩かれて引っ込む様なら才能なんか元からなかったんだよ。 なんて台詞が。
最初は酷い出来でも、次から教訓にして頑張ればいいんだよ。

870 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 21:53:11 ID:ghX1GfSo0

新参者なのだが、
つよきすで面白いと思うSSがあれば
紹介してもらえないだろうか。

871 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 21:55:14 ID:ghX1GfSo0

ああ。ちなみに、SS&AA保管庫の中身は
まだ確認していないのだが。

872 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 22:02:43 ID:pEv3kd470

あー 出来が酷いのもあるけど、とりあえず保管庫を全部読んでみることをお勧めする。
マメに更新されてるし、結構量あるからな。 話はそれからだ。

873 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 22:16:23 ID:+jS/rvpW0

人が面白いと思うものはそれぞれであることをわかってくれたまえ

874 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 22:18:50 ID:VnEZf5EY0

>出来が酷いのもあるけど
ゴメンネ。

875 :名無しさん@初回限定 :2007/05/18(金) 23:59:58 ID:8q1wltL80

これは面白いと紹介した物が、された側にはさして面白くなかった場合、
自分がどっちの立場でも微妙なもんだろ?

876 :名無しさん@初回限定 :2007/05/20(日) 10:24:09 ID:s1WKQmVP0

あだると雛のんとネコ耳カナちゃんが最強です。

877 :871 :2007/05/20(日) 11:41:39 ID:M2CuF/RF0

>>872-875
d。今読み始めてるわ。

878 :名無しさん@初回限定 :2007/05/24(木) 21:01:53 ID:kaSpbMnf0

俺はある日の対馬夫人とかがお気に入りだな。
なごみママとかカニママとか、結婚後を舞台にしたSSは
かゆいところに手が届く感じがして大好きだ。

つよきすに限らず凄いハマった作品は
なんかキャラの一生をずっと見続けていたい気分になってくる。

879 :名無しさん@初回限定 :2007/05/25(金) 21:14:30 ID:LI829GOV0

君が主で執事が俺では微妙な空気が漂ってる・・
単独スレは立たない予感が

880 :名無しさん@初回限定 :2007/05/25(金) 23:18:47 ID:67/KFRKL0

現状ルールは立つまで、君ある許容だから
読み手としてはいつでもOKなわけだが
姉しよ好きには好評みたいだし、昔の職人さんも戻ってきてくれると嬉しい
明日届くんだ、評判はいまいちだけど、揚羽様のCGみたらwktkせずにはいられない

揚羽様SSお待ちしております

881 :名無しさん@初回限定 :2007/05/26(土) 12:40:30 ID:HuFunW+Z0

軽めのきみあるSS投下

882 :復活の日・1 :2007/05/26(土) 12:42:38 ID:HuFunW+Z0

「なぁ、ミューたん?」

「何かしら、姉さん」

「冷蔵に入れておいた、私のマンゴープリン食べただろう?」

「知らないわ。どうせまた地方妖怪ハンコの仕業でしょう」

「ええい、それはもう聞きあきた!
 昨日のプルーンヨーグルトの仕返しをこんな形でとは……!」

「……やっぱりあれは姉さんの仕業だったのね」

今日は稲村屋でのバイトもお休みで
我が愛しき主のミューさんは自宅待機だったのだが
今は俺とベニ、そして夢っちがいつものことと見守る中
森羅様と、見ているだけで心温まるコミュニケーションの真っ最中。

「……はて、なんのことかな?
 それに、今問題になっているのは私のマンゴープリンのことだろう。
 まったく、ちょっと可愛い男ができたからといって
 妹のくせに調子に乗りすぎだなミューたんは。なあ、そう思わないかレン?」

対処に困るので、ちら、とミューさんに目線を送る。

「レ、レンは関係ないでしょう!」

「いや、ある。私のミューがこのところ反抗的なのは
 たぶんにレンとのただならぬ関係が……」

「とにかく!私はマンゴープリンなんか食べていないわ。
 まったく、そんなに大事なものなら金庫にでもいれておけばいいでしょう」

883 :復活の日・2 :2007/05/26(土) 12:46:51 ID:HuFunW+Z0

金庫にプリンを入れておくのもどうかとは思うが。
もっと大事なものならいざ知らず……ん?

「む。だが我が家に金庫など……」

「森羅様、地下室に小さいのが一つありますよ」

ベニ公がそっと耳うちするが、ミューさんにはしっかり聞こえたらしい。

「家に何があるのかぐらい家長なら把握していてもらいたいわ」

「ふむ、一理あるな。後で大佐に聞いておくか」

「でもミューさん、あの金庫、誰かが勝手にパスワードをイジっちゃって
 開けられないんですけど」

「なんだ、それでは使えないではないか」

「いいわ、それぐらい私が解析すれば何とでも……」

……んんん?金庫?……パスワード?

「あ」

思わずポンと手を叩いた音に、皆の視線が俺に集中する。

「?何かしら、レン」

「ええと、おそらくパスワードは……これです」

ミューさんに、以前書きとめたメモを差し出す。
あの日。俺がアイツに認められたあの日に記したメモを。

884 :復活の日・3 :2007/05/26(土) 12:49:23 ID:HuFunW+Z0

「?なんでレンがパスワードを?」

理由を説明するのはちょっとややこしい。

「まあ、とにかく地下室に行ってみましょう」

「待て、私のマンゴープリンはどうなったのだ?」

「え、マンゴープリン?」

中庭から戻ってきたナトセさんが
会話を聞きつけて気まずそうな顔をしていた。

「どしたのナトセ?」

「……あ、あの……
 夢が『冷蔵庫にマンゴープリンを入れておいたから食べていいよ』って。
 だ、だから森羅様のとは知らずに……」

「え、ナ、ナトセさん、私が言ったのはマンダリン……」

「おーまーえーかー!」

「ご、ごめんなさいごめんなさいっ……!」

「これはおしおきですねぇ、森羅様」

「うひゃう!」とか悲鳴をあげ始めたナトセさんを後に
俺とミューさんは地下室に向かう。

その後、俺が悲鳴をあげることになるとは
このときはまったく思いもせずに。

885 :名無しさん@初回限定 :2007/05/26(土) 12:52:17 ID:HuFunW+Z0

おしまいです。
レンが金庫のことを思いだすきっかけ部分を書いてみました。

886 :名無しさん@初回限定 :2007/05/26(土) 15:26:57 ID:+8+7jLG60

>>885
早いね。自然な感じで軽やかにGJ

887 :名無しさん@初回限定 :2007/05/26(土) 18:22:54 ID:tGX91rNt0

GJ

今回は補完できるとこ大きいから、職人にはがんばってほしい

888 :名無しさん@初回限定 :2007/05/26(土) 21:58:15 ID:7vJe7sAe0

>>885
更新されてるので一応覗いてみたが
もう投下があるとは思わなかった。
あっさりしてるけどGJ。

889 :名無しさん@初回限定 :2007/05/26(土) 22:44:26 ID:JB2CUO2U0

安いなおまいらw

890 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 01:05:08 ID:F+bmLx/e0

安いとか言うなw
君あるSS投下の呼び水となるようなレスをしようという意志を感じないのかね君は

891 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 01:21:33 ID:HyMV7Oi30

あんな糞いらねぇよボケ

892 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 03:13:20 ID:gMPKuTZHO

なんつーか
ありとあらゆるスレでネガキャン荒らしをしてるのな、お前

893 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 03:34:47 ID:wF9r+vGg0

>>885
おおよそGJだが金庫があるのは物置だ

894 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 04:49:33 ID:aoJM5dbm0

>>893
さっきやったばかりだが、デニのチップ置いてあるのは地下室であってるぞ。
地下室=物置なんじゃ?

895 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 08:30:24 ID:hI/k8Jqg0

>>890
すまんw
意志を確かに感じたぜ。
>>891のように糞とまでは思わんw

896 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 15:22:12 ID:xhQk+vL30

ミューたん2本目投下。

897 :似合いません・1 :2007/05/27(日) 15:24:18 ID:xhQk+vL30

「ヤー!!ヤー!!」

「あ痛っ!」

「私とっ!美鳩以外にはっ!必要以上にベタベタしないようにとっ!
 あ・れ・ほ・ど!言ったのにっ!」

「そうですそうですー、レンちゃんは私のものなんですから
 他の女の子に目を向けるのも許され……」

「私『たち』の!というかメイン私!」

……俺とナトセさんのちょっとした事故から起きてしまった
過剰なスキンシップを運悪くミューさんに見とがめられてしまい
今はこうしてキビシイおしおきを受けている。
何故か鳩ねえも同席。とめるどころかミューさんに同調気味。

こんな女性ばかりのお屋敷で、執事として働いている以上
多少の触れ合いが起きるのはやむを得ないと思うのだが……
なんて考えていたら、顔に出てしまったらしい。

「……その顔は、納得できていないようね」

「いえ、そのようなことは」

「どうやら、今一度、自分が誰のものなのか
 そのカラダに覚えこませる必要があるわね。
 美鳩、例のものを」

「はいー♪」

……何か絶望的にイヤなヨカン。

898 :似合いません・2 :2007/05/27(日) 15:26:39 ID:xhQk+vL30

「……半ズボンすか」「半ズボンよ」「半ズボンですー」

鳩ねえがとりだしたのは、ピシッとアイロンのかかった半ズボン。
執事の制服にデザインがあわせてある。
まあ、半ズボン姿でセクハラまがい……いやもろセクハラされるのは
もうわりと慣れてはいるが、ここまでしますか。

「こんなときのために、わざわざ作らせたかいがあったわ。
 レン、今日は一日、これをはいて仕事をなさい」

「い!?ずっとですか!?
 あの、俺には遊撃としての仕事もあってですね?」

「大丈夫よ、大佐には了解を得ているから」

何考えてんだあのオッサン。

「さあ、さっさとはきかえなさい」

しょうがない、この場を取り繕うためにも
今だけは半ズボンはいておくか。
後で見ていないところで着替えなおせばいいだろう。

ヌギヌギ。ハキハキ。

「これでよろしいでしょうか」

「レンちゃん……似合ってます……ハァハァ」

「思った通り……いえ、予想以上の破壊力……!やるわね、レン!……ハァハァ」

何やら評価が上がった。イヤな上がり方だが。

899 :似合いません・3 :2007/05/27(日) 15:35:18 ID:xhQk+vL30

「それでは、失礼して遊撃につきます」

さっさと退出して、誰かに見られる前に着替えちまおう。

「もう少し愛でていたい気もするけど……よろしい。デニーロ?
 この不埒者が途中で着替えたりしないよう、見張っていなさい」

「よぉーし、まかせとけ」

ぐあ、お見通し!?

「すいません、やはり今日は専属でつかせていただきたく」

ていうか部屋から出たくねえ!

「それも魅力的だけど、今回は罰を与えるほうを優先するわ。
 それに、私は今日はこれからショッピングに出かける予定だけど?」

「……遊撃に……つかせていただき……ます」

部屋を出る。後は……トコトコとついてくるコイツを懐柔するしかねえ。

「なあ、デニーロ。俺達、トモダチだよな?
 だったら、ちょっと見逃して着替えさせてくれよ」

「トモダチでもそうはいかねえよ。主の罰だ、甘んじて受けな」

「罰ったってよぉ……どう思うよこのカッコ?」

「キモイな」

ミもフタもないトモダチだった。

900 :似合いません・4 :2007/05/27(日) 15:39:34 ID:xhQk+vL30

その後。

「アーッハッハッハッハッハ!」

ベニに笑われ。

「お前……けっこうカワイイな」

森羅様にイジられ。

「ワ、ワイルドなはずのレン兄ぃが……」

ハルに落胆され。

「ほえ。新しい個性だねー……ちょっとうらやましいかな」

夢になぜかうらやましがられ。

「ご、ごめんね………で、でも似合ってるよ?」

罰を受ける原因の一旦だったナトセさんには
うれしくないフォローを入れられ。

散々恥ずかしい思いをしながらも
執事としての仕事はキッチリこなす。
そうこうするうちに、お目当ての人物に遭遇。

「ほう、頑張っているなレン」

そう。ダンディでスペシャルなこの漢なら……!

「大佐!大佐的にはこのスタイルの執事は問題なんじゃないんすか!?」

901 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 15:42:21 ID:cgXj4NRo0

支援。

902 :似合いません・5 :2007/05/27(日) 15:43:31 ID:xhQk+vL30

「うむ。未有様からご相談を受けたときは
 あまりに見苦しいようであれば着替えさせます、と申し上げたのだが
 ……それほどでもないようだな」

え、ありなのかよコレ!?
やめさせてくれると思ってたのに!

「むしろ、動きやすそうだし、これから暑くなることもある。
 正式に夏服として考慮しても……」

……ヤブヘビだっただろうか。

「いや、正式採用とかありえないから」

「そうか?ナトセやハルは充分似合いそうだぞ。
 お前ですらそれぐらい似合っているのだからな」

似合ってるとか言われても全然うれしくねえ。
が、ハルはともかくナトセさんの半ズボンか……
あのスラリとした脚が剥き出しに……

「……いいかも」

は、しまったついポロリと本音がっ!

「ふむ。ではさっそく試作品を手配するとしよう」

「ちょ、待てって!」

だが、一人納得してスタスタと大佐は行ってしまう。
ヤブヘビどころではなかった。
まあ……ナトセさんの半ズボン姿はちょっと見てみたいが。

903 :似合いません・6 :2007/05/27(日) 15:46:36 ID:xhQk+vL30

そして、数日後。

「未有様」

俺と居間でくつろいでいたミューさんに
背後から大声がかけられる。大佐だ。

「何かしら大さ……ヒィーッ!?」

振り向いた俺達の前に下だけ半ズボンの大佐がっ!?

「正式に執事用の夏服として、半ズボンを採用しようかと思いまして。
 試しに私のスペシャルな半ズボンスタイルを専門家であらせられる未有様に……」

試作ってナトセさんとかにしとけよ!自分で試すなよ!

「来ないで!寄るな!フーッ!(←威嚇)」

「いや、お近くでよく見ていただかなければ。
 今では私も半ズボン。何故ならば、私もスペシャルな存在だからです」

ズンズンと迫り来る半ズボンムキムキヒゲオヤジ。

「見せないで!汚される!私の半ズボンを愛する心が汚されるぅー!」

脱兎の如く走り去るミューさん。
この後、しばらくミューさんは半ズボンの話をしなかった。
オッサンがいる限り久遠寺家で半ズボンが正式採用されることはないだろう。

「おかしいな?おいレン、もう少し丈は短いほうがいいのか?」

たぶん、永遠に。

904 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 15:49:08 ID:xhQk+vL30

おしまいです。
半ズボン大佐をタップリ妄想してください。

905 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 15:50:29 ID:rAUA7a7D0

>>904
乙華麗

906 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 15:53:23 ID:cgXj4NRo0

想像しただけで笑いすぎてノドが痛くなりました。
自分もさっさと一通りクリアして、SSを書き始めないとなぁ。

907 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 15:59:08 ID:85F81dL10

>>904
>今では私も半ズボン。何故ならば、私もスペシャルな存在だからです

ヴェルタースオリジナルGJ!w

908 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 16:02:04 ID:EKk1wXPp0

これはドラマCDかなんか?

ttp://adult.agesage.jp/contentsPage.html?mcd=wSuwW5RetH3gnOqx

909 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 19:24:16 ID:zQD2gtL00

>>904
GJだが

せっかく半ズボン姿のナトセさんを妄想したのにっ

910 :名無しさん@初回限定 :2007/05/27(日) 21:44:22 ID:VYO0H1RR0

>>904
>半ズボン大佐

本編のモザイクがけなみにキケンっぽいなw
GJ!

911 :名無しさん@初回限定 :2007/05/28(月) 10:56:02 ID:UyR7RZDrO

半ズボン執事GJ!

頭の中で構えポーズしている半ズボン大佐の立ち絵が
ズンズン近づいてくるイメージが出てきて噴いた

ある意味君あるがパッとネタを思いつきやすいかもしれない
大佐や小十郎とか

912 :名無しさん@初回限定 :2007/05/30(水) 17:02:21 ID:WFAsY8yJ0

ベニ短いの投下。

913 :ドライビング ミス ベニス・1 :2007/05/30(水) 17:05:18 ID:WFAsY8yJ0

「はい取りつけ完了。これでいかなる事態にも対応できる……」

「ひゃっほー!そーら乗りこめー!」

「あ、ちょっとコラ、ちゃんと説明をさせなさい!」

もう一人、使用人で車を運転できる者がいるほうが便利だからと
大佐の勧めで俺が自動車の運転免許をとって1週間。
手配済みだったのだろう、さっそく納車された1BOXカーに
ミューさんが今自作のカーナビをとりつけてくれたところだった。

「ほら、乗れよベニ。さっそく買い出しにいこうぜ」

「あいよっ!」

うれしそうにナビに乗りこむベニ。
最初は歩きでいいのにもったいない、とか言っていたんだけどな。

基本的には久遠寺家の所有なので
もっぱら買い出しなどに使われるわけだが
大佐の許可を得れば誰でも私用で使ってもいいことになっている。

とはいえ、免許があるのは現時点では森羅様と大佐と俺だけ。
森羅様は自分の黒塗り高級外車があるわけだし
そうなるとこっちの車をプライベートで使うのはほとんど俺なわけで
そんなとき隣に乗っているだろうベニも
実際に車を選ぶあたりからは楽しみでしょうがなかったようだ。

「それじゃ、まずは中華街までね。その後は元ノ町まで行って……」

ベニがうれしそうにコースを口にする。
ま、俺も楽しみだったんだからお似合いってことか。

914 :ドライビング ミス ベニス・2 :2007/05/30(水) 17:07:45 ID:WFAsY8yJ0

「おいレン。私が一つ、運転の極意を教えてやろう。
 いいか、車の扱いは女性の扱いと同じだ。この車を、隣にいるベニを扱うつもりでいけ」

「や、やだ大佐ったら、からかわないでくだ」「なるほど……おらよっとぉ!」

バルン!バルルルルルル!

「うわ、荒っぽすぎ!何よ、そんな感覚でアタシに接してるわけ?」

「お前はこれぐらいでちょうどいいだろ」

「にゃにぃ〜!?」

「なるほど……ベニは実は荒々しいのが良かったのか。
 今度添い寝させるときは……フフフ」

「し、森羅様まで……」

いかん、このままじゃからかわれっぱなしで出かけられない。
強引にでも走りだしちまうか。

「それじゃ、ひとっぱしり行ってきまーす!」

ブオゥン!キュキュキュキュ!

「ちょ……!だーかーらー、もっと大事に扱えー!」

「ちっと荒っぽいみたいだけど、大事にはするって!
 ……車も、お前も、な」

「!もう……しょうがない、ついてってやるわよ!
 そーら行けー!」

915 :名無しさん@初回限定 :2007/05/30(水) 17:09:48 ID:WFAsY8yJ0

おしまい
ベニ可愛いよベニ

916 :名無しさん@初回限定 :2007/05/30(水) 17:24:40 ID:80f6RwWl0

普通J!

917 :名無しさん@初回限定 :2007/05/30(水) 18:53:30 ID:ZnSCwSy20

>>915
うむ、ベニはいい女だ

918 :名無しさん@初回限定 :2007/05/30(水) 21:56:48 ID:Bd44U51x0

ベニは次の人気投票では躍進しそうな気がする
ベニ可愛いよベニ

919 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 13:14:56 ID:gj2iLGAg0

人いないけど投下

920 : :2007/06/02(土) 13:18:00 ID:gj2iLGAg0

久遠寺三姉妹のティータイム。

「大佐、その後レンの様子はどうだ?」

「はい、よくやっていると思います」

「……まだ毎晩、大佐に勝負を挑んでいるようだが」

「はい。メキメキと腕を上げてまいりました。
 執事としても、私の教えをどんどん吸収しております」

「そうね。私の専属としても、特に不満はないわ」

「だがなぁ……もうちょっと面白いヤツだと思ってたんだが」

「今は私を目標に頑張っているので、あまり余裕がないのでしょう。
 勝負を挑んできた後などは、なかなか乙なことなど言いますぞ?」

「ふーん。なんだか、レンくんずいぶん可愛がられてるなあ。
 今は階級だったら少佐ぐらいカナ?」

「いやいや、とてもそこまでは。
 せいぜい少尉といったところです」

「くす……それでも士官にするあたり、かなり見こんでいるわね」

「はい。鍛えがいのあるヤツです。
 何といいましょうか、よき後継者を得たように思います」

「ほほう。今のセリフ、レンが聞いたらどんな顔をするかな」

「これは失言でした。どうか今の言葉はこの場限りということで」

921 : :2007/06/02(土) 13:23:48 ID:gj2iLGAg0

「なんだか、レンくんと大佐を見てると
 上司と部下っていうより親子みたいだよねー」

「夢お嬢様はご冗談がうまい」

「そうか?私もそんな風に感じていたが」

「森羅お嬢様まで。どうも今日は余計なことをしゃべりすぎましたかな」

「いえ、口にこそしないけれど、レンは大佐に父親を重ねているわ。
 自分の、理想の父親像をね」

「そうだな。実父の暴力に耐え兼ねて家を飛び出てきた、ということだが
 そう言いながらレンは父親の愛に飢えているのだろう」

「そうね……父親を慕っていたからこそ、その暴力がつらかった。
 それがいたたまれなくなって家を出た、というところなのでしょう。
 そして、厳しくも自分を導いてくれる大佐に出会った。
 レンの心の隙間に、大佐はスッポリはまってしまったのよ」

「大佐はどうなの?やっぱり、レンくんを息子みたいに思ってる?」

「はて。妻も子もない私に
 アレを息子と思うような気持ちがあるとも思えません。
 レンがどう思っているかはわかりませんが
 私には父親としての面はないでしょう」

「だが、大佐は私達の親がわりでもあるだろう。
 少なくとも、私たちはそう思っているぞ」

「ありがたいお言葉……
 さて、お茶のおかわりでもお持ちしましょう」

922 : :2007/06/02(土) 13:27:01 ID:gj2iLGAg0

「よっしゃ、今夜も頼むぜ大佐!」

夜。一通りの仕事を終え、いつものように大佐に挑む。
が、大佐は腕を組んだまま構えようとしない。
なんだ、新しい戦法か?

「なあレン。今日はちょっと話をしたいんだがな」

「話なら稽古のあといつもしてるじゃないか」

「今夜はちょっと長くなりそうなんでな」

まあ大佐の話はいつだって長いが
それでも俺には勉強になることが多い。

「わかった。じゃあ今日の訓練は酒のほうってことで」

「うむ。とっておきを出してやろう」

部屋に戻り、大佐とさしつさされつで杯を傾けあうこと数杯。
不意に大佐が杯を持つ手を止めた。

「レンよ。お前、この家を出てみんか?」

「……は?」

「ここに来て、お前もなかなか成長した」

「ああ、大佐のおかげだよ。だからもっと俺を鍛えて……!」

「まあ聞け。確かに成長しているが、まだまだ経験が足りない。
 ここらで、見聞を広めてみるのもいいのではないか?」

923 : :2007/06/02(土) 13:30:31 ID:gj2iLGAg0

「見……聞……?」

「そうだ。ずっと私の傍で修行をしても成長はしていくだろう。
 だが、己でいろいろ体験することも重要なのだ。
 まあいきなり私のように世界中を旅する、というのも何だが
 せめて日本各地を回ってみるぐらいはしてみてもいいだろう」

なるほど。
考えてみれば、俺は故郷以外はこの七浜ぐらいしか知らない。

「武者修行、か……」

「まあそんなところだな。どうだ、行く気はあるか?」

行ってはみたい。みたいが……

「けど、まだここで働き始めて日が浅いのに、そんな身勝手は……」

「それは、私からお嬢様がたに口添えしてやろう」

「鳩ねえを残していくのも……」

「それも、修行と思え。いい加減、姉から一度離れてみろ」

「……わかった。よろしく頼むよ」

「うむ、後のことはまかせておけ。
 まずは……お前、父親とケリをつけてこい。
 今のお前なら、できるはずだ」

「!……ああ。わかってる。
 そこから、スタートだよな」

924 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 13:32:55 ID:KA1KK4/G0

4

925 : :2007/06/02(土) 13:34:17 ID:gj2iLGAg0

そして、旅立ちの朝。

「アンタ、いると便利だからさっさと戻ってきなさい」

「レンくん……体に気をつけてね……」

「うう……レン兄ぃ、さびしいです……」

「拾われた恩を感じているなら、かならず戻ってくるんだぞ」

「私の専属はとかないわよ。だから、早く戻っていらっしゃい」

「私も、レンくんみたいに修行の旅に出てみようかなぁ」

「うううぅぅx〜……レンちゃんが……レンちゃんが……」

「鳩ねえ……かならず帰ってくるから……
 だから、待っててくれ。一回り大きくなって戻ってくる」

名残惜しいが、そろそろ時間だ。
皆に向けた背中を、それまで黙っていた大佐が、ドン、と叩いた。

「レン。どこに出しても恥ずかしくない程度には、私が鍛えた。
 後は、お前次第だ。気がすむまで、世間を見てこい。
 そして……かならず、帰ってくるのだぞ」

ふり返らずに。涙を見せずに。力強く、俺は答える。

「ああ……わかってる。
 じゃ、行ってくるよ……父さん」

「!……うむ……行くがいい、息子よ……」

926 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 13:37:40 ID:gj2iLGAg0

おしまいです。

「可愛い子には旅をさせろ」

もしきみある2を作るなら
いったんリセットかけられるように
こんな感じで大佐EDの延長で作るといいのじゃないかと妄想。

ナトセEDとかぶる感じがするのは気にしない。

927 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 13:43:19 ID:cbKnYpUz0

普通J!

928 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 14:12:35 ID:xH/tpuKl0

>>926
ちょっとホロリ GJ

じっさい、続編作るならそんなイメージかもしれぬ
レンのいない間か戻ってくる前後に新キャラ配置もできるし

姉しよでもそんな感じだったけどね

929 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 15:58:07 ID:eAsSPpGR0

>>926
GJ これはむしろ2の頭に来る妄想だな
で、レンは帰ってきたらまた専属選びなおすわけだ

しかしマジ人いねーなw

930 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 16:06:50 ID:Cnh3ulqY0

GJ

旅先で揚羽様と出会うSS書いてー

・・・父さん」は、言葉に出さない方が良かったとおも
人がいない状態で否定的な感想は止めておいたほうがいいのかもしれないが
これくらいならいいだろ、これくらいしか俺にとって違和感なかったし、

931 :名無しさん@初回限定 :2007/06/02(土) 20:31:26 ID:iC1Mze9Q0

>>926
それをベースにすれば姉しよ×つよきす×きみある作れそうだな

932 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 11:48:48 ID:gBVQQ9WL0

投下します

933 :俺が主で執事は誰だ・1 :2007/06/03(日) 11:51:42 ID:gBVQQ9WL0

「よ、っと……ここでフタをして蒸らす、と」

森羅様ご所望のお茶を台所でいれていると

「いってくれれば私がやってあげたのに」

鳩ねえがやってきてティーポットの様子を見ている。

「や、俺も森羅様の専属だから
 お好みのお茶ぐらいはいれてさしあげられるようにならないとね」

「レンちゃん、お茶をいれるのも上達しましたね〜」

「今日みたいにベニ公が休みのときとか、俺がやるしかないからね」

「レンちゃんの成長がうれしくもありさびしくもあり……
 そんな心情を歌います。『弟よ』。聞いてくださいね」

お、ツイてるな。今日は止めるベニ公もいないから
たっぷり鳩ねえの歌声に酔いしれることが……
あ、イカン、お茶いれている最中だったじゃないか。

「弟よ〜♪私の胸の中で今〜♪ちーいさなー寝息を〜♪」

が、止めるまもなく鳩ねえは歌いだしてしまう。
とたんに眼前の世界が真っ白に。今日は飛ばしてるなぁ。

「美鳩ー、何を……な、なんなのこの声!?
 く、あ、あ、お、っ……は、半ズボ……ッ!」

あ、ミューさんが、と気づいたときには
すでに意識は宇宙の彼方に飛んでいた。

934 :俺が主で執事は誰だ・2 :2007/06/03(日) 11:55:54 ID:gBVQQ9WL0

「…………は!?」

台所の床で目が覚める。
いかん、またトリップしていたようだ。

「…………う?」

目の前の俺も目覚めたようだし、早く森羅様に……

目の前の俺?

「う……あら、私も目が覚めたのね。
 それにしても、美鳩の歌があんな精神攻撃兵器だったとは……」

目の前の俺が女言葉でしゃべり、そして押し黙る。
俺も自分の体を見下ろして事態を把握した。
どうもまた、幽体離脱後入る体を間違えちまったらしい。

「……どういうこと?」

さすがはミューさん、落ち着いている。

「実は……(事情説明中)……」

「なるほど……美鳩もまだまだ謎が多いわね。
 それで、どうやったら元に戻れるのかしら?」

「それはですね……」

説明しようとした矢先

「こらー、レンー!お茶遅いぞー!」

935 :俺が主で執事は誰だ・3 :2007/06/03(日) 12:05:45 ID:gBVQQ9WL0

しまった、森羅様にお茶をいれているところだった。

「まったく、何をやってるんだ?
 遅いぞ、レンー。一緒に飲もうって言ったのに……」

待ちかねたのか、台所までやってきてしまう森羅様。

「ん……なんだ、ミューも一緒か。
 何してたんだ、二人で?
 まさか、また私の従者にチョッカイ出してたんじゃないだろうな?」

「違うのよ、姉さん」

「主チョップ!」

「あ痛!?な、何をするの姉さん!?」

「主チョップ主チョップ主チョップ!」

ズビシズビシと音を立てて森羅様のチョップが俺の体にきまる。
俺に痛みはないが見ていると複雑な気分だ。

「い、痛い痛い痛い!痛いわ姉さん!」

「だーれがお前の姉さん、だ!」

だよなあ。中身がミューさんでも外見は俺なんだもの。
黙って見ていると収拾がつかないのでそろそろ止めるか。

「森羅様、もうそれぐらいで」

「?……今……何と?」

936 :俺が主で執事は誰だ・4 :2007/06/03(日) 12:11:04 ID:gBVQQ9WL0

「ですから、もうそれぐらいで。お茶ならすぐにおいれします」

「お前が?私に?茶を……いれてくれるのか?」

「?ええ、森羅様の専属ですから」

「…………専属妹キターーー!!」

は、しまった。俺もミューさんの体に入っているんだっけ。

「やっと私のものになる決心がついたんだな(だきしめっ)!」

あー……こういう場合、どう反応するべきなんだろーか。
相手森羅様なので何となく抵抗できないし。

「さあ行こう今行こうすぐ行こう!私の部屋で……じっくりと……ハァハァ」

「こらー!少しは抵抗しなさーい!」

ミューさんからしたら自分の体がアレコレされるわけで
止めたくなるのもわかるけど……

「僕の分際で邪魔をするな!主キック!」

「痛い!だからやめてよ姉さん!」

「だから誰がお前の……ははぁん?嫉いているのか、レン?
 しかし……お前に『姉さん』と呼ばせるプレイか……
 ククク、それも悪くない、悪くないなぁ!
 ……まあ、それは夜にしよう。今はミューたんだ!」

ネジ、ゆるんでるなぁ。

937 :俺が主で執事は誰だ・5 :2007/06/03(日) 12:16:13 ID:gBVQQ9WL0

1時間後。
ようやっと開放されて、台所にいたミューさんの元に戻る。

「……いつも……あんなこと……されてるんです、か……?」

「あら、早かったわね。これぐらい、姉さんの陵辱としては軽いほうだわ」

俺と……するときより……激しかった気が……

「とにかく、早く元に戻らなくては。
 どうすればいいの?あなた、経験あるんでしょ?」

「はい。もう一度鳩ねえの歌で幽体離脱してですね。
 体に戻るとき意識を集中すれば、何とか」

「なるほど……美鳩は今買い出しに出ているはずだけど
 戻ってくるのを待ってもいられないわね」

「ケータイで呼び戻しましょう」

「そうね。えっと……この場合、そちらのボディで呼び戻すべきね」

「わかりました。じゃちょっとミューさんのふりしてかけてみます」

ピポ。プルルル……チャッ。

「んーと……もしもし、美鳩?」

『あらぁ?レンちゃん、ミューちゃんの真似なんかしてどうしたんですか?』

何故か中身が俺とわかる鳩ねえ。
流石だぜ。

938 :俺が主で執事は誰だ・6 :2007/06/03(日) 12:19:43 ID:gBVQQ9WL0

戻ってきた鳩ねえに事情を説明。

「……と、そういうことなので、美鳩。早くもう一度歌ってちょうだい」

「それじゃ、早速。新曲『弟海峡姉景色』です!」

鳩ねえが歌いだそうとしたその時。

「ただいまー!美鳩ー、お腹がすいたんだけど……あれ?」

あー。今度はナトセさんかー。

「ちょ……!ナトセ、来てはダメ!美鳩、歌……んぎぃ!?」

「うわ、うわ、うわわわわわ!?」

「どうしたのナトセさ……うひゃう!?」

あー。夢お嬢様まで来ちゃったかー。

「たっだいまー!お土産買って……ぐあ!?ま、またハト……っ!」

ヤベエ、ベニ公まで帰ってきやがった。

「なんだ騒がしい。私のいないところで楽しそうに……ぐぅっ!?」

そうですね。この際森羅様もいたほうがいいですよね(←もうヤケ)。

「ああああ〜♪弟海峡〜♪」

感動に皆がのたうちまわる。俺の意識も遠くなる。
やっぱり鳩ねえは……すげえ、ぜ……(ガク)

939 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 12:23:05 ID:gBVQQ9WL0

終り。ヲチが今一つだったのは今後の課題。

940 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 12:34:38 ID:0XajulAS0

超乙

いつもミューさんがどんなことされてんのかそこんとこkwsk

941 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 12:54:08 ID:+Pezy4dX0

主チョップワロタ
gj

942 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 15:03:44 ID:mmtslGRY0

普通J!

943 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 15:22:13 ID:qSH1Zp/B0

ネジゆるんだ森羅様ってお笑いキャラだなw GJ!

944 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 20:03:52 ID:MJ+sUQWH0

序盤、鳩姉の喋り方に違和感
中盤以降は引き込まれて、最後の(←もうヤケ)で笑った
GJ

945 :名無しさん@初回限定 :2007/06/03(日) 21:44:41 ID:wzyMgUzL0

>>939
GJ
どんな風に6人入れ替わるのか想像すると楽しいw

946 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 02:28:49 ID:cxdP8WaR0

>>939 GJ

500kB行かなさそうだがそろそろ次スレだな。980くらいで立てる?
それはそうとこのスレって、きみある本スレもみなと本スレもテンプレに
入ってないのな。発売後のわりに人の集まりが微妙なのはそのせいか?

947 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 08:19:52 ID:NWiyQI5+0

そもそも入れてもらえるかどうか
こっちでは、一応コンセンサスは取れてるけど
スレタイ変更考えた方がよくね?次スレ立てるのはその後のほうが

948 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 10:12:12 ID:R9MlORsm0

『タカヒロ作品SSAAスレ』とかだと何か違和感感じるんだよな・・・

949 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 10:43:22 ID:Rz21SB0F0

スレタイ案

【きゃんでぃ】タカヒロ作品SSAAスレ【みなと】

でどうだろう。

950 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 19:53:51 ID:J061fz6t0

賛成一票

951 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 20:10:39 ID:5a/CJMMz0

反対一票

952 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 20:30:16 ID:NWiyQI5+0

なんか理由書いとけ、微意味に消費するなよ

すうぃと!SSAAも勿論ここだろう。人気があるない関わらず。もともと飴SSAAスレなわけだし
だからタカヒロ作品は  反対

本スレへの説明文も考えないといけないと思うけど、きみあるSS投下増えてるから早急に次スレ立てたいところですね

  【きゃんでぃ】飴港作品統合SSAAスレ【みなと】   を提案したいけど どうでしょう?
何で統合してんだよとか突かれると困るからなぁ
あと今更なんですが【】は検索に引っかかるようにするためにあるんですよね?

953 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 20:30:54 ID:cxdP8WaR0

きゃんでぃそふと・みなとそふと作品SSAAスレ○

でどうだろう。
タカヒロの名前出さないと新規の人は「なぜこの二つのメーカーが?」
ってなっちゃうんだろうか。
>>949でもいいんだけど、発売前からすうぃと!を切り捨てるように
取れなくもないのが多少気になるところ。

954 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 20:33:36 ID:cxdP8WaR0

おう被った。似たような感じだけど俺は>>952でもOKだお

955 :949 :2007/06/04(月) 21:28:40 ID:AH1Ys/4H0

>>953に賛成
よく考えたら「すうぃと!」のSSが来る可能性だって……ある……からね?

956 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 22:41:26 ID:U6OowFD10

すうぃ…と…?

957 :名無しさん@初回限定 :2007/06/04(月) 23:53:35 ID:SHlWwLTP0

>939
なんとなく昔のあかほり作品を思い出した

GJ

958 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 00:05:41 ID:HGDe6bU/0

俺も、一緒にするのはんたーい。
理由 きゃんでぃ作品は付いて回るから、:すうぃとまで来るので


みなとでSSAAスレ作ればいーでそ。

959 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 00:11:28 ID:GCwsHjdQ0

いいからさっさとみなと用のスレ立てろハゲ

960 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 00:19:07 ID:zuE9Mb6B0

っていうか、タカヒロのSSAAスレにすればよくね?

961 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 00:27:01 ID:wkFrncJG0

>>960
そうだね。別スレ立てるんなら>>949みたいな感じでいい
ここは「すうぃと!」やその後の「キャンデイソフト」のSSAAスレにして

962 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 02:02:37 ID:UfRkmArt0

なんとういう話の進め方・・・

963 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 02:20:27 ID:F00xASxB0

みなとSSAAで作れば良いじゃん
見るスレが1つ増えるだけだろ…
「すうぃと!」以降は、物が出てからこのスレで扱うべきか考えれば良いじゃないか

964 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 06:28:59 ID:DypghtXA0

まだ何も決まってないうちからきみあるSS投下する奴もいるしな
既成事実にしちまえばいいとでも思ってんだか

965 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 07:32:35 ID:Q70loJPa0

>>964
少しは今までの経緯とか>>1を嫁

966 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 10:10:09 ID:BdeWlNVl0

一緒にするべきじゃない理由ってのが「一緒にすると荒れる」だけど
「荒れる」んじゃなくて>>964みたいなのが「荒らす」だけだよね

967 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 11:16:22 ID:VckpMWqQ0

姉しよSSAAスレだったときにつよきす作品が来ても
別に荒れた記憶はないので一緒でもかまわないとおもうけど

968 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 11:57:23 ID:UfRkmArt0

みなとSSAAたてた
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1181011611/

個人的には保管庫の中の人に、早めに保管の名乗りをあげてほしい

969 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 12:04:34 ID:VckpMWqQ0

これこそまさに既成事実化だね……

970 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 12:09:34 ID:UfRkmArt0

言い訳は帰ってからする

971 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 12:48:09 ID:XNKpQ1jcO

>>968
中の人は一早く保管すると言ってたと思うが

972 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 14:46:12 ID:DypghtXA0

やったもん勝ちだなこりゃ。

973 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 15:14:26 ID:WyGNm/ln0

話し合いしてきた意味がまるでねえな

もうこのスレいらないよ
きみある以外での投降なんか1ヶ月以上前なんだし
何かSS書きたいなら総合のSSスレあるんだし

http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1170517418/


まあどうせDQNが需要ないのに勝手に立てて必死に保守するんだろうけどな

974 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 15:36:39 ID:VckpMWqQ0

……もう、埋めようか

>>970
別にもうどうでもいいよ

975 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 17:11:36 ID:LhZd/bbE0

何かスレが最低な結末を迎えてるなぁ

976 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 17:30:53 ID:q6B/rCLH0

これはエリカによる鮮血の結末ENDSS投下フラグ

977 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 17:50:20 ID:YDCNtGRp0

お嬢様デッド・エンド!

978 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 17:52:43 ID:XNKpQ1jcO

まあ選択肢のひとつとしてあり得た形で既に立ってしまったわけだから、
なんとか前向きに考えようじゃまいか。
だれもこのまま廃れることは望んでないはずだ。

979 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 18:00:11 ID:LhZd/bbE0

選択肢ってのは選ぶもんだろ
バカが勝手にやったことまで俺の選択にしないでくれ

もうこのまま消滅でいいよ

980 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 18:59:22 ID:++P02i9q0

マジでこのまま埋めて終了か?

981 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 19:55:54 ID:66nRDyht0

>>980
ぶっちゃけ
日付変わったら>>968が別人のふりして
テンプレに「みなと作品は出ていけ」みたいなこと入れた新スレ立てるだけだろ

982 :968 ◆GdzWHRfgXY :2007/06/05(火) 20:34:17 ID:UfRkmArt0

物凄い嫌われっぷりワロタ
俺にも言い分あるけど、どーせ難癖付けられるだけだろうからいいや
誰一人として結果に対して建設的な対応しないんだな978くらいか

良い(?)提案があったんだが、俺が言っても誰も聞いてくれそうにないから
頑張って良い方向にいってくれ。とりあえず状況は変わった(変えた)。

983 :963 :2007/06/05(火) 20:41:18 ID:pFzZm0l+0

自分にとって良い考えでも、他人から見たらそうでもないor思いたくないって事は有るわけで…
状況が現状のようになったなら、この流れで行くしかない
>>973の言うとおり、きみある以外は総合SSスレでいいじゃん

984 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 20:49:48 ID:QPPFRxFQ0

ってかきゃんでぃそふとSSAAスレの次スレが無いじゃん

985 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 20:51:20 ID:66nRDyht0

バカが開き直って15スレ目まできたこのスレも終了、と

どうせ日付変わったら新スレ立てるんだろうがな

986 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 20:52:59 ID:XNKpQ1jcO

>>982
鳥までつけて捨て台詞残すだけなら消えろ
言いたいことあるなら言え

987 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 20:59:28 ID:i+OSrnIG0

>>984
きゃんでぃそふと作品用の次スレはありません。
SS投下は

「SS投稿スレッド@エロネギ板 #12」
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1170517418/

へどうぞ。

988 :968 ◆GdzWHRfgXY :2007/06/05(火) 21:10:45 ID:UfRkmArt0

トリは981みたいなことを言われたくないため
じゃあ最後に良い(?←983一行目を思って)提案とやらを言ってみる。

みなとSAスレの3にはさ、つよきす・姉しよの誘導としてここのアドレスを書いたんだよね
でこのまま、ここが終わったとすると、誘導できない状況ができる。
そして、あっちで、つよきす、姉しよを受け入れてもらう。理由付けは、まぁ、いろいろできる。
ここで受け入れるつもりだったなら、あっちでも可能なわけで。むしろ、あっちの方が理由付けが豊富かも

いろんな意見、批判、非難があるだろうが
みなとSAスレ立てた事は反省してない。ここの住民だといわずに立ててSS書いて実行することもできた。
ここでのみなと容認派だったけど、容認反対派は口だけで何もしないから立てた。(論拠省略

俺を嫌うのは構わないけど、SSAA投下しづらい雰囲気にするのはやめてほしい。
あっちの4,5はなぜ、あっちに書くのか。

989 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 21:19:28 ID:n8Zvmpa20

>>988
どう見てもみなと追い出しのために立てたとしか思えないんですけど
そもそもあっちのスレ立てた時点で
このスレ終了なんて話出てなかったわけだし
指摘されなかったらコッチの新スレ立てる気だったんじゃないの

990 :968 ◆GdzWHRfgXY :2007/06/05(火) 21:35:30 ID:UfRkmArt0

「そうだったよ」「いや、ちがうよ」返答どっちがいい?どっちでもいいよね

住民のみなと移行案を強引にやってる感じだけど、
それに対してのコメントがほしいところ(強引さに対してじゃないよ)

みなと追い出しが目的なら、港SAスレ立てるとき一緒に新スレ立ててるさ
スレ終了は確かにでてなかったが
流れが終了みたいな流れだったので、港移行案提案てか実行の説明の手間がハブけたっていえば正しい。

あと10くらいだけど、反対がいれば誰か新スレ立てるだろ。意味ある残り10でありますように、ノシ

991 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 21:43:11 ID:1yjVc0590

要するに、これ以上姉しよとか影が薄くなるのはゴメンだってだけだろ

992 :保管庫の中の人 :2007/06/05(火) 21:49:52 ID:bDt6XjPj0

帰宅!

悪いけどこのままgdgdで終わらすつもりはないので、
埋まったら有志は↓で続きやってくれないか
ttp://8706.teacup.com/anesiyo/bbs
あんまり議論には向いてないけど、新スレでやりたくないのは同意なので

993 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 21:52:44 ID:vDz6DVOA0

みなとスレできゃんでぃネタを容認させるんだったらなぜスレタイをそうしなかったのかと
あれじゃ、分けてくれって言ってるようなもんじゃん

考えはわかったけど、お前やってることがてんで滅茶苦茶だよ

994 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 21:56:29 ID:dJ2FXIrn0

>>992
おかー。そして埋めー。

995 :保管庫の中の人 :2007/06/05(火) 21:59:33 ID:bDt6XjPj0

>>994
わざわざ埋めんなwwww

まあ個人的には>>993と同じ感想だなあ。

996 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 22:00:57 ID:dJ2FXIrn0

とりあえず誘導

【きみある】みなとそふとSSAAスレ【君が主で】

http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1181011611/

997 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 22:02:40 ID:dJ2FXIrn0

みなと、きゃんでぃの作品の住み分けについての議論は
保管庫BBSにて

ttp://8706.teacup.com/anesiyo/bbs

998 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 22:03:38 ID:dJ2FXIrn0

さしあたり姉しよ、つよきすのSSについては

「SS投稿スレッド@エロネギ板 #12」
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/erog/1170517418/

へどうぞ。

999 :968 ◆GdzWHRfgXY :2007/06/05(火) 22:07:06 ID:UfRkmArt0

言ってることは無茶苦茶なのは認めるけど、やってることはそう問題のある行為ではないと考えています。
実際みなとSA住人=飴SA住人となっていくでしょうが
新規の方もいるでしょうから、みなとSA住人⊃飴住人なわけで、みなとSAをつくるなら、ここは関係ないものとして始めるのが筋かと
保管庫の中の人も、ここのスレの保管者であったわけで、
あちらのスレでは承諾はとれてないので、早めに保管に名乗り出てほしいと書きました。

1000 :名無しさん@初回限定 :2007/06/05(火) 22:10:22 ID:dJ2FXIrn0

         ,rー-r'`ヾ´ ̄ ̄``ー-、
         /   ∧ }ソ /ヽ  ヽ、ヽ\
       /  リ /ミト、i|/r'ヽjト、 }  |! }、
       /   t/`゙"`ヽ'´"゙'l| i! |  l  i|
       / i| {レ,'     _i| |、i|   } l
      { |! || {'´ ̄`  ´   リ リ|   |} |
      |l {| i | | -    -  !| ソr  lr、 i|
      || |;i ハト ! ̄`    ̄ ̄|ハ  ノ|)ノ !|
      |ん  ソ|  ,       }   |´  |
      |r´ヾ-| ヽ、 `       /  r'l|  |!   とりあえず 次スレはありません
         |! /``´`ヽ、/レ'゙"イ |  {
         } ( ( の) ))  |  ト、l|  |
            |ノ  `//-- '   /  | ヽ|  l|、
         リ kニ" 'ヽ     /  ィ|\r-、 |}
         { ト- /``ヽ、 k'  〉レ´   `ヽ
        _,に` /     \rリ/ノ       |
      ,イ´ `´ {       | / {、     !
     / li    L_     レ   |     |
     /   ヽ、    / `l    }|   }     /
    {   ``ー- '--ー|    |  /     /
    ヽ          }    |、/     /

1001 :1001 :Over 1000 Thread

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