VFBが本日やっと届いた紅茶奴隷ですorz
殿子寝間着かわいいよ殿子(`・ω・´)ゞ
それはともかく、かにしのVFB祝発売!ということで久々に投下。
朝の弱い某サブキャラがすみすみと仲良くなるまでのお話です。
みさきち√第九話〜第十話のころを想定しています。
とりあえず今回は前編ということで。
それではどうぞ。
「Cherry Girls 前編」
……この時間は、彼女だけのもの。
読書灯だけがベッドを照らす中で、もぞもぞと動くパジャマ姿の影。
密やかな声が漏れる。
「……んっ……あ」
指が中心を求めて動く。
誰かを想いながら、彼女の手と指は的確に自ら快楽を貪る。
「あっ……ん…………ッ!」
ひときわ高い声が部屋に響いた後。
全身の力が抜けてベッドにだらり、と横たわった彼女はじっと手を見る。
指先を光に照らすと、半透明の液体がわずかに糸を引いた。
恐る恐る――だが結局はいつものように、おずおずと伸ばした舌がそれを舐めとる。
少しだけ、塩辛かった。
同時に襲ってくる、自己嫌悪と虚脱感。