エロゲー全般のSS投稿スレです。あなたの作品をお待ちしています。
エロエロ、ギャグ、シリアス、マターリ萌え話から鬼畜陵辱まで、ジャンルは問いません。
そこの「SS書いたけど内容がエロエロだからなぁ」とお悩みのSS書きの人!
名無しさんなら安心して発表できますよ!!
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1.テキストエディタ等でSSを書く。
2.書いたSSを30行程度で何分割かしてひとつずつsageで書き込む。
名前の欄にタイトルを入れておくとスマート。
なお、一回の投稿の最大行数は32行、最大バイト数2048バイトです
3.SSの書き込みが終わったら、名前の欄に作者名を書きタイトルを記入して、
自分がアップしたところをリダイレクトする。>>1-3みたいな感じ。
4.基本的にsage進行でお願いします。また、長文uzeeeeeeと言われる
恐れがあるため、ageる場合はなるべく長文を回した後お願いします。
5.スレッド容量が470KBを超えた時点で、
ただちに書き込みを中止し、次スレに移行して下さい。
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過去スレ >>2-4辺り
何とか日曜日には間に合ったぜ……
もうひたすらアレでナニですがどぞー。
夏めろ納涼SS「よわよわお姫様:後編」
「……お兄ちゃんのお○んちん、欲しい?」
蘭はゆっくりとつぐみに歩み寄って、その顔を覗き込む。
「……どうなのかな?」
つぐみは泣き濡れた瞳で蘭を見上げて、一瞬迷うように俺を見たあと――こくり、と頷いた。
「……おいっ……つぐみっ……!」
「深町くんは黙ってて」
蘭がぴしゃりと俺を制する。
「あたしはつぐみちゃんに聞いてるんだからね。でも……ふーん、やっぱりそうなんだ」
蘭はもう平静な顔に戻っていた。でも、かえってそれが俺には怖い。
さっきまでの優しい口調はそのままに、また底冷えするような空気を感じさせる。
「つぐみちゃんは、お兄ちゃんが大好きなのね――いいよ。望みを叶えてあげる」
両手両足と口のテープをはがした後で、蘭はこっちに来なさい、とつぐみを立たせる。
「ふふ――どう?お兄ちゃん、あたしの中でこんなになっちゃったのよ」
後ろから急かすようにベッドのそばに連れてきた蘭は、つぐみに俺のどろどろになったペニスを示す。
既に皮はたるんでいたが、あちこちのフチが切れて血の滲んだそれは、外見上は回復不可能なまでにぼろぼろに見えた。
皮だけでなくまだ小さな泡がこびりついた亀頭も精液と血と蘭の愛液にまみれている。
「先っちょ、切れちゃってる……すごい……いたそう」
つぐみは恐る恐る俺に近づくと、はあ、と息をつく。
蘭が背中や肩を押すたびに怖いのかびくびくしていたが、それでも俺のペニスから眼を離そうとはしない。
「つぐみちゃんは、お兄ちゃんのココが痛そうな時、どうしてあげたいの?」
「……え?えっと……かわいそうだから……優しくしてあげたいかも」
「……そう。じゃあ、そうしてあげたら?」
そう静かに告げた蘭の声は、またトーンが違っているような気がした。
つぐみも何か思うところがあったのか、こわごわながら振り返って蘭に確認する。
「……いいの?」
つぐみのその顔には、恐怖よりむしろ憐憫があったように俺には思えたけれど。
蘭はそれには答えず、無言でつぐみの頭を俺のそこに押しやった。
それで腹をくくったのか、つぐみは何処かほっとしたように囁く。
「お兄ちゃん……優しく、ご奉仕してあげるからね」
俺は、今度はつぐみに戦慄を感じる。
あれだけ泣いた後のくせに、つぐみの目には間違いなく欲情が宿っていた。
幼いくせに煽情的な笑みを浮かべてから、つぐみは俺に背中をむけてまたがってしまう。
「……何、言ってんだよ……っ!」
殆ど千切れかけて、血が滲んでいるそれを、両手でそっと挟み込んだ。
「……ふん、妬けちゃうわね。ホント、深町くんも妹もムカつくんだから……」
蘭の呟きももはや無視して、つぐみは目を半ば閉じたまま俺の陰茎に舌を近づけていく。
後頭部が肩の向こうに消え、俺からは背中しか見えなくなる。
ぴちゃっ。
暖かい舌の先端がテグスと包皮の接合部に触れた。
「っ……うんっ」
傷に唾液が染みる。ゆっくりゆっくりと柔らかい肉が蠢きながら俺をつつき、亀頭の形を傷を確認していく。
その感触はあくまでも優しい。舌が皮膚を撫でるごとにつぐみは唾液をまぶし、音を立てて血や精液を舐め取っていく。
「ちゅぷ、ぴちゅ、ちゅぷんっ……」
「……ううっ、くっ……!つぐみぃっ……!」
ひととおり舌先で亀頭全体を撫で回したあと、今度は俺のペニスを幹までじっくりと舐めしゃぶる。
「んくっ……ぴちゃっ……ちゅる……」
それはもはやフェラチオと言うより、むしろ赤ん坊が母親の乳に吸い付くときのようで。
自分の所有権を主張するかのように、口腔にペニスをぴったりと密着させたまま、ひと時も離そうとしない。
傷を労わるように舌を押し付け、血と精液と愛液を最後まで舐め取り、こそぎ、こすり上げていく。
その一瞬ごとに、俺の陰茎は血を送り込まれびくり、びくりと脈動する。
また再び、内部の膨脹とともに俺の包皮は張り詰めつつあった。
しかし既に切れている部分も多いため、先ほどより締め付けられる感覚は少ない。
むしろ傷口が広がる感覚のほうが問題だったが、つぐみが滲む血を飽きずに舐めとる度に痛みは少しずつ麻痺していく。
鈍い快感が段々、それに取って代わっていく。
吸血鬼になったつぐみに血を吸われているような、そんな錯覚すら覚えた。
そんなふうに目の前のペニスに夢中になっているつぐみのお尻は、俺の目の前でぴこぴこ揺れている。
パンツから透けて見える秘裂から、いつのまにかまた雫が滴っているのに俺は気づいた。
まだなかにはローターが入っていたはずではないか――と思ったとき、その端っこがぢゅる、と縦筋を割って現れるのが見えた。
お尻が揺れるせいで、中から出てきてしまったらしい。
でも、このままだと俺の胸か顔に落ちてこないかな?
今のところパンツが歯止めにはなっているけど、なんか危なっかしい。
両手が縛られているのであまり動きは自由にならないけど、なんとかして手で取ってやったほうがいいかな、と思ったとき。
「ふふ――」
俺の表情に気づいた蘭がつぐみに近づくと、その下半身をいきなり下からわし掴んだ。
指先がパンツの中心にぐり、と食い込む。
「うむぅっ!むぐううううっ!」
俺のペニスに吸い付いたまま、つぐみはいやいやをした。
「ふふ――ローター、電池切れちゃったね――でも、まだ外からでも形がわかる……凄い」
パンツの上から蘭の指先がつぐみの秘裂と下腹部をぐりぐりこねくり回す。
パンツは愛液なのか汗なのかあるいは漏らした尿なのか、もはや何ともつかぬほど濡れてびしょびしょになっていた。
俺の目の前で、ひくひくする中身が透ける。蘭は隙間から指を差し込んでかたちを確認すると、感嘆の声をあげた。
「ほんとにちっちゃいんだあ――こんな中に、お兄ちゃんずぼずぼペニス出し入れしちゃったのね――」
「んんっ……ふぅっ……んんっ」
つぐみは聞きたくないというふうにひたすらいやいやをする。
それでもペニスだけは離そうとしないあたりが不思議だ。
吸い付いたままのつぐみの目はどこかうっとりしたように朧に霞んでいる。
そんなつぐみの仕草と蘭の少しずつ熱を帯びていく嬲りの台詞に、俺はまた興奮してきてしまう。
自分と妹がなじられているのに、それすら快感に変わっていく。
「……ふうん、また、元気になっちゃうんだ……やっぱりね。なんかムカつくー」
どんどん大きくなる俺のペニスを見て、つまらなそうに蘭は呟くと――にこり、と笑って、再び爆弾を投下する。
「もういいわ……つぐみちゃん。あなたのちっちゃいマ○コに、深町くんの変態ち○ぽ入れてあげなさい」
――それは、ほとんど無邪気とすらいっていい笑顔で。
「私は、つぐみちゃんの後ろをもらうから」
「……え?」
当惑する俺たちを尻目に、部屋の隅から何か持ち出してきた蘭は、腰にそれを巻きつける。
ようやく口を離したつぐみは、それが何かを認識すると、ひっ、と声を呑んだ。
それは巨大なペニスバンドだった。しかも、それは人を模ったものではない。
歪にネジくれて、節くれだったその形は。
「ふふ……ベヒモスのを模りして作ったのよ。勃たせてやったら興奮しちゃって大変だったけど」
やっぱり牡は去勢したほうががいいのかも、と蘭は俺を悪戯っぽい目つきで見ながら笑う。
「深町くんも、あんまりおいたするようなら去勢しちゃえばいいのかしら?」
その笑顔が俺をまた凍らせる。一旦元気になった俺のものがまた縮み上がりそうになった。
ペニスバンドの大きさを測っていたらしいつぐみの顔が、どんどん青くなっていく。
「そ――そんなのを、お尻に?」
「そうよ。これをつぐみちゃんのお尻に、ずぼずぼ突き刺してあげるの」
「い――いやぁああっ!だめぇ、そんなの入らないよぉっ!」
「いいからいいから、ね?」
そう言って、蘭はつぐみのパンツを一気に引き下ろす。
「いやあああっ!駄目ぇっ!」
「……うるさいわね」
ふたたびテープを持ち出すと、蘭はつぐみの目の前でちらつかせる。
「どうせ外には聞こえないけど、あんまり騒ぐとまた口に貼るわよ。息が苦しくて嫌でしょ?」
「……ふっ、うぐぅ……ううっ……」
べそをかきそうになりながら、つぐみは頷くしかない。
「何よ……どうせこっちのバージンもお兄ちゃんがもう奪っちゃったんでしょ?今更いいじゃない、こんな便所穴」
しかしつぐみは声を出さずにぶんぶんぶん、と首を振った。
「……え?まだしてないの?」
黙ったまま頷くつぐみの前で一瞬止まった後、じろり、と蘭が俺を見た。
「……本当に?」
慌てて俺も頷く。……確かに本当だ。
そっちはまだ触れてもいなかった。大体、蘭とだってまだアナルは試していないのだ。
「……そう」
一瞬、蘭が素に帰ったように見えた。
「んー、もう……仕方ないわね。初めてがベヒモスじゃ流石にかわいそうだし、そっちは深町くんにあげるわ」
そう呟く蘭は、その時だけはいつもの穏かな委員長に見えた。
「んー、でも、今の深町くんのペニス、つぐみちゃんのお尻にちゃんと入るかしら?入れる前にへたれちゃわない?」
そう言われても答えようがないけど。
そもそも誰のせいだよ誰の、と思ったけど当然口にはできず。
「んー、でも、どうしよっかなー……」
蘭は指を顎に当ててちょっと思案していたが。ややあってぽん、と手を叩いた。
「決めた。まずつぐみちゃんが、お兄ちゃんのを自分でお尻に入れてあげなさい。その後で私が前に入れたげるから」
そういって、蘭はつぐみを俺の上にどん、と押し倒した。
「あうっ……」
怯えた目で蘭を見るつぐみ。俺も、ただ一緒に見上げるしかない。
「……やってよ」
そんな俺たちに、静かに蘭が言葉を叩きつける。
「……やらないと、許さないんだから。二人の人生、めちゃくちゃにしちゃうんだからっ……!」
先ほどまでのような大きな叫びではない、あくまで搾り出すような、その言葉。
だけどその言葉は痛くて重くて、そして何よりも哀しくて。
「私を……仲間外れにしないでよぉ……」
下を向いて、顔をくしゃくしゃにして俺にぶつける声は、壁に飲み込まれそうなほど小さかった。
「深町くん……私をちゃんと見てくれなきゃ、やだよぉ……」
いつしかベッドの横に座り込んで泣く彼女は――とても小さく、幼く見えた。
「……お兄ちゃん……いいよ」
つぐみが俺を振り返って囁く。
「お前……」
「だって……蘭さん……かわいそうだもん」
あたしは、お兄ちゃんのものだから――と、つぐみは呟く。
「ただの、お便所でいいから」
俺を見て微笑む。
「お尻も、使っていいよ……お兄ちゃんと、蘭さんのお便所にして……」
そして、自分で後ろに手をやると、小さなお尻を、俺に向けて広げてみせた。
ひくりひくりと、中心ですぼまりが蠢いている。
ごくり、と俺は唾を飲んで、頷くと同時に顔を尻に埋める。
「あんっ……やっ……くすぐったいよぅ」
せめて濡らして、多少なりともほぐしておいた方がいいだろう、と俺は舌をすぼまりに這わせていく。
ぴちゃぴちゃと舐める俺の音に合わせて、再びつぐみは俺の陰茎を飲み込み、顔を上下させてしごく。
「ぷはっ……」
ややあってほとんど同時に口を離すと、つぐみの正面に立った蘭がその先を無言で促した。
「…………」
つぐみも無言で頷くと、ゆっくり、ゆっくりペニスの上に腰を落としていく。
「……持っててあげる」
蘭が俺のペニスをつかみ、つぐみのすぼまりの中心に亀頭を合わせた。
ぬるりとした感触があった、一瞬後。
つぐみが一気に腰を落としてきた。
「んんくぅっ!」
ごりっ!ごりごりごりっ!
ガチガチに硬くなった俺のペニスがつぐみの菊門を蹂躙していく。
「ひぎぃっ!いたいっ!――痛いよぅ……っ」
つぐみの背中から汗がわっ、と噴出す。ぎちぎちに身体が緊張しているようだ。
さすがにまずいな、と思った俺はつぐみに声をかける。
「力……抜けよ。かえって痛いぞ」
と言ってから気づいた。蘭がいつの間にか、つぐみの頭を優しく撫でている。
「……大丈夫よ……大丈夫。つぐみちゃん、力を抜いてお兄ちゃんに任せるの」
「ふああ……蘭、さん……?ああっ……お兄ちゃんがっ……つぐみのしっぽになってるのぉっ……」
蘭が撫でてやる後とに、つぐみは落ち着いていった。
それにしたがって、俺のペニスも段々奥に飲み込まれていく。
文字通り抜き差しならぬ感触ながら、終わりの無いどこまでも続く穴。
ローターの感触までは流石に解らないが、ペニスの裏側が皮一枚で膣とつながっている、という事実そのものが俺を興奮させる。
「……はあっ……はあっ……大きい……大きいよう……」
「……何とか、入ったみたいね。ふふ……じゃあ、次はあたしの番」
頃合と見たか、蘭はすっ、と体を起こすと、ひざ立ちでつぐみににじり寄る。
俺の足をまたいで、俺の上に座り込んだつぐみの秘裂にディルドーを腰ごと近づけていく。
しかしつぐみは少々戸惑っているようだ。……そういえば。
「え?……でも、ローターがまだ」
「――いいのよ」
そのまま蘭は、ローターが入ったままの膣内に、ディルドーをずぶりと突き刺した。
「あふああああああっ!」
ぎりぎりぎりっ。ごりっ。ずりっ。
凸凹のローターをさらに膣奥、子宮の入り口まで押し込む勢いでディルドーが侵入していく。
「……ふふ、どう?お兄ちゃん以外のものが、二つも中に入ってるのよ……?」
牡犬のそれをかたどった歪で節くれだった異物がつぐみを犯す。
泣き叫ぶつぐみは、蘭の言葉など殆ど耳に入っていないようだ。
「あふぁっ!ぎうっ!ひぃっ!いい、痛いっ!いたいいいっ!裂けちゃうっ!」
「んっ……我慢……しなさいよ」
蘭はそう言いつつも、そこからはある程度慎重に、ゆっくりと腰を押し出していった。
ずぶ……と、やがてそれは三分の二程度進入したところでかろうじて止まる。
それ以上は入らないようだ。
しかし、つぐみは恐怖と痛みで依然として悶え泣いていた。
「いやああっ……つぐみ……つぐみ、壊れちゃうよぉ……」
パンパンに膨れ上がった下腹部。
肛門も膣口もギリギリと拡張され、今にも縁が切れてしまいそうだが、まだ幼い分柔軟なのが幸いしたのか、
なんとか今のところは流血もなく受け入れているようだ。
とは言え、いつもより異物を二つも多く受け入れているのだ。しかも、膣を埋めるディルドーは俺のよりさらに歪で大きい。
苦しくないわけはなかった。
「ああ……あふっ……ふうっ」
肩で息をしながら、つぐみは必死でこの状態に慣れようとしているようだ。
そんなつぐみの頬に蘭はちゅ、とそっとキスをしてから、今度は俺を急かす。
「つぐみちゃん、頑張ったね……ふふ、深町くんもぼさっとしてないで動いてあげないと」
「……でもっ……こんな状態、さすがに……」
反論する俺。今はともかく、この状態で動いたらホントにつぐみは滅茶苦茶になってしまうのではないか。
しかし、つぐみはけなげにも蘭の言葉に頷く。
「つぐみは……だいじょうぶだからっ……蘭さんもお兄ちゃんも……もっと気持ちよくなってっ……」
ぐすぐす泣きながら、蘭と俺を交互に見て叫ぶ。
「つぐみを……二人の……お便所にしてえ……いっぱい出してっ!」
つぐみの涙を、蘭は舐めとる。
「……可愛いよ、つぐみちゃん……」
濡れた瞳でそう告げるとともに、腰をつぐみの幼い膣に打ち付けだした。
ぱあんっ。ぱあんっ。一突きごとにつぐみが哭く。
「ぎぃっ!あぐっ!あふっ!いぃっ!」
「つぐみちゃんっ……御免ね……御免ね……ああっ……びくんびくん響くよぅ……」
そういいながらも、陶酔した蘭は腰を打ち付けるのをやめようとしない。
蘭もまた、泣きながら鶫を犯していた。
「ああっ……つぐみちゃん……犬のち○こ、気持ちいい……?気持ちいいよね……私も……すごい……すっごいの……」
そして俺もまた、ペニスの裏側で皮一枚を挟んで膣を蹂躙するディルドーの感触を感じて、より一層興奮する。
アナルの奥深くまでペニスを打ち込んでいく。
俺の包皮が、亀頭の傷がどうなっているのかなど、もはや頭の隅にもない。
とっくのむかしに糸が千切れたのか、それとも皮が千切れたのか。
すでに抵抗はなく、ただ焼け付くような熱さだけがある。
ぎちぎちと肉棒を引き戻し、また打ち込むたびに奔る電気のような刺激があるだけだ。
すべりが良くなったのがつぐみの腸が分泌する液のせいなのか、あるいは俺の先走りや血のせいなのか、それすらもわからない。
「ふぅぐぅっ――ああああっ――!」
凹凸のあるローターを中で玉突きするように、蘭のディルドーはつぐみの中で暴れまわる。
もはやつぐみの瞳からは焦点が失われ、ただ痛みとも快感とも知れない衝動に身を委ねるのみ。
俺も蘭もただ、その先の快楽を求めて腰を叩きつける。つぐみを犯しながら相手に犯されている。
俺はつぐみを通して蘭を、蘭はつぐみを通して俺を蹂躙する。
「ああっ!つぐみ、つぐみ、つぐみぃっ!」
「お兄ちゃん……蘭さんっ……つぐみもうっ……もうっ……あふぁっ……しんじゃう……しんじゃうぅ……」
「つぐみちゃん……深町くん……いいよ……いいよ……みんなで……みんなでぇっ!」
俺は喘ぐ蘭の顔に、何処か解放されたような、あるいは慈母のような……そんな笑みを見たような気がした。
そして、そう感じた瞬間に俺の意識ははじけ飛んで。
つぐみの狭く深い穴の中に、文字通り搾り取られるように精を放った。
どくどくどくどくどくんっ!ぶしゅぅっ!
叩き込まれる白濁につぐみもまた、一際大きな声をあげて絶頂する。
「あふあああああああああっ!あああああっ……おしり……おしりぃっ!いっぱいぃっ……」
「あはああっ!……びくびく言ってる……つぐみちゃんが私にも伝わってくるよお……」
つぐみの脈動に併せてびくん、びくん、びくんっ、と蘭の身体もまた痙攣する。
蘭がひときわ大きく仰け反った瞬間、ペニスバンドと恥骨の間から何かが溢れた。
ぴしゃ。ぴしゃ……びしゃあああああああっ。
「あっ……ああああっ……でちゃうっ!……あはあ……おもらししちゃうぅ……」
口の端から涎をたらして、絶頂した蘭がそのまま失禁する姿を、俺とつぐみは脱力したまま見ていた。
そして、つぐみの身体と俺の下半身を濡らすだけ濡らして放尿を終えた後。
蘭はそのまま、糸の切れた人形のように、俺たちの上に倒れこんできた。
俺は、それを見届けてからやっとのことで――意識を手放した。
気を失っていたのは数分程度だったらしい。
俺が目を開けると、つぐみはもう横にいて。
俺の身体の上では、蘭がぐすぐすと泣きじゃくっていた。
「……深町くん……つぐみちゃん……ごめんね……ごめんね……うえええええ……」
俺は、何を言うこともできなくて。
つぐみと目を合わせると、どちらからとも無く、頷く。
そっと、縛られた腕のままで、蘭の頭を包んでやった。
「……深町、くん……?」
そのまま抱きしめると、つぐみも一緒に後ろから蘭に腕を回す。
「……いいの?こんな……私で……いいの?」
俺もつぐみも何も言わず。
ただ、蘭をぎゅぅっと抱きしめた。
誰が悪いんだろう?
俺を独占しようとする蘭か。
俺から離れられないつぐみか。
どちらも好きでたまらない俺か。
多分、俺が全部悪いんだろう。
でも、どうすれば良かったんだろう?
そして何より、これからどうすれば良いんだろう。
悲観はいくらでもできるけど。
俺はできるだけ、二人とも大切にしたかった。
――だから敢えて俺は、先のことは少しだけ楽観的に考えてみようと思う。
例えばいつかまた、夏の海にでも行って。
綺麗な空を、この三人で仲良く眺める姿を想い浮かべてみる。
そんな都合のいい話なんてあるもんかと、馬鹿な俺ですら思うけど。
だけど、今ぐらいは夢を見てもいいんじゃないか?
そう思いながら、俺は目を閉じた。
蘭を真ん中にして、俺とつぐみで、彼女を両側から抱いて。
そのまま、眠りに落ちた。
――それは夏の終わりの出来事。
次の夏を待ちわびる、最初の一日。
「よわよわお姫様」end.
後編>>441-452
前後編>>426-436>>441-452でよろ。
……貼るだけで疲れた(´・ω・`)
蘭様は実を言うと、今まで五人中あまり好きな方ではなかったのですが。
書き終えたらかなーり好きになっておりました。不思議なものですね。
いずれにせよ、楽しんだりアレな気分になったりして頂ければ幸いです。
紅茶奴隷でした。