朝起きたら、妹に その14

665 : ◆HqwJ0Jg70U :2008/07/07(月) 04:55:14 ID:NOINCDUQ0

気がつけば、まだ繋がったの妹に肩の傷を舐められていた。
妹の鋭い犬歯は、簡単に俺の皮膚を貫く。その上、下もザラザラしていて治療というよりは傷口の肉をこそげとられている感覚に近い。
痛みで意識が覚醒し、妹の身体を抱きしめたままだという事に気付いた俺は、強張った筋肉をほぐすようにしながら腕を解いた。
妹はつまらなそうに鼻を鳴らしたが、すぐ何かを思いついたようにこちらを見た。
「それにしても、お兄様は素敵です。汗も血も肉も精液も全部。まだ味わっていないけれど、きっと骨も脳味噌も心臓も、全部全部素敵なんでしょうね」
その台詞と恍惚とした目に先ほどの痛みが思い起こされ、俺の本能は強く反応した。
当然それは、繋がったままの妹にも察知されるわけで。
「そして何より、その痛みに敏感で貪欲な所がとても素敵」
怪しげな目に魅入られたまま、俺はまた狂ってゆく……



「……何と言うか、日活浪漫ポルノを携帯小説に書き起こしたような文章ですね。流石はお兄様、温故知新に長けていらっしゃる」
言葉の意味は良くわからんが、とにかく凄い貶し文句である。つーか、俺は日活ロマンポルノなんて見たこと無ぇよ。
どちらかと言えばロマンポルノよりは蟷螂の交尾を思い浮かべたのだが、エロシーンとしてはより駄目駄目なので黙っておく。
つーか、これ需要無さ杉だろJK。
「まあ、駄目な奴は何やっても駄目という事が判っただけでも収穫では?」
妹の呆れたような声が妙に悔しかった梅雨の日の一幕。

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